瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昨日、西宮のYK氏から、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾の少女」の絵葉書が届いた。曰く、
今日は神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイツ美術館展に行って来ました。/このフェルメール「真珠の耳飾の少女」が目玉です。/先日は電話で失礼しました。/ブログ集完成を待っています。/今日も一日暑い日でした。/朝夕と気温の差が激しいのでお体には充分ご注意下さい。/先ずは美術館行きご報告まで。草々
今年に入ってずっと、足が柔になってしまい、二、三百歩もあるくと、へばりこんでしまう状態で、1月に入ってすぐにあった東京国立博物館140周年 特別展「北京故宮博物院200選」にも行かずじまいだったし、7月に都美術館で開かれた「マウリッツハイツ美術展」にも行けなかった。そこで、インターネットを通して神戸市立博物館で開かれているという「マウリッツハイツ美術館展」をひと回りしてみた。
神戸市立博物館では、平成24年9月29日(土曜)から平成25年1月6日(日曜)まで、開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」を開催します。
― レンブラント、ルーベンス、そしてフェルメール 巨匠たちの競演!―
オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジルの総督をつとめたナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604~79)の邸宅を使い、1822年に開館しました。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界的に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵しています。
同館が改修工事にはいるため、フェルメールの傑作として知られ、美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントによる感動的な再晩年の「自画像」、オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣を食べる娘」など約50点の出品が実現しました。
フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や、フランドル絵画の巨匠ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)の作品も見逃すことができません。厳選された至宝の数々を通して、魅力あふれるオランダ・フランドル絵画の世界に触れていただく絶好の機会です。
レンブラント・ファン・レイン「自画像」(1669年、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)
17世紀ヨーロッパを代表するオランダの巨匠、レンブラント。重厚かつ精緻な筆致とダイナミックな明暗を得意とし、「光と闇の画家」「魂の画家」などと呼ばれています。若くして成功したのち、私生活での不運や経済的困窮を経験しながら、生涯を通じて内面を伝える自画像を数多く残しました。1669年の「自画像」はレンブラントが描いた最後の自画像とされ、老いてもなお、断固たる眼差しをこちらに向けています。
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)
静寂の闇を背景に、異国風の衣装をまとった少女が、ぬれた口元をわずかに開き、肩ごしに親密なまなざしを向けています。世界的なフェルメール・ブームのシンボル的存在「真珠の耳飾りの少女」。絵画史上最も愛されてきた作品の1つといっても過言ではありません。ターバンには、ラピズラズリを砕いて作った貴重な顔料ウルトラマリンが用いられ、フェルメール・ブルーと呼ばれる青色の強い印象から「青いターバンの少女」とも呼ばれています。モデルの要望や身なりを忠実に写す肖像画ではなく、画家が構想を取り入れて自由に描いた小型の人物画「tronie〔トローニー、特定の人物を描いたものではない、不特定の人物の半身あるいは頭部像〕」だと考えられています。
今日は神戸市立博物館で開催中のマウリッツハイツ美術館展に行って来ました。/このフェルメール「真珠の耳飾の少女」が目玉です。/先日は電話で失礼しました。/ブログ集完成を待っています。/今日も一日暑い日でした。/朝夕と気温の差が激しいのでお体には充分ご注意下さい。/先ずは美術館行きご報告まで。草々
今年に入ってずっと、足が柔になってしまい、二、三百歩もあるくと、へばりこんでしまう状態で、1月に入ってすぐにあった東京国立博物館140周年 特別展「北京故宮博物院200選」にも行かずじまいだったし、7月に都美術館で開かれた「マウリッツハイツ美術展」にも行けなかった。そこで、インターネットを通して神戸市立博物館で開かれているという「マウリッツハイツ美術館展」をひと回りしてみた。
神戸市立博物館では、平成24年9月29日(土曜)から平成25年1月6日(日曜)まで、開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」を開催します。
― レンブラント、ルーベンス、そしてフェルメール 巨匠たちの競演!―
オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジルの総督をつとめたナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604~79)の邸宅を使い、1822年に開館しました。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界的に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵しています。
同館が改修工事にはいるため、フェルメールの傑作として知られ、美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントによる感動的な再晩年の「自画像」、オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣を食べる娘」など約50点の出品が実現しました。
フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や、フランドル絵画の巨匠ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)の作品も見逃すことができません。厳選された至宝の数々を通して、魅力あふれるオランダ・フランドル絵画の世界に触れていただく絶好の機会です。
レンブラント・ファン・レイン「自画像」(1669年、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)
17世紀ヨーロッパを代表するオランダの巨匠、レンブラント。重厚かつ精緻な筆致とダイナミックな明暗を得意とし、「光と闇の画家」「魂の画家」などと呼ばれています。若くして成功したのち、私生活での不運や経済的困窮を経験しながら、生涯を通じて内面を伝える自画像を数多く残しました。1669年の「自画像」はレンブラントが描いた最後の自画像とされ、老いてもなお、断固たる眼差しをこちらに向けています。
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)
静寂の闇を背景に、異国風の衣装をまとった少女が、ぬれた口元をわずかに開き、肩ごしに親密なまなざしを向けています。世界的なフェルメール・ブームのシンボル的存在「真珠の耳飾りの少女」。絵画史上最も愛されてきた作品の1つといっても過言ではありません。ターバンには、ラピズラズリを砕いて作った貴重な顔料ウルトラマリンが用いられ、フェルメール・ブルーと呼ばれる青色の強い印象から「青いターバンの少女」とも呼ばれています。モデルの要望や身なりを忠実に写す肖像画ではなく、画家が構想を取り入れて自由に描いた小型の人物画「tronie〔トローニー、特定の人物を描いたものではない、不特定の人物の半身あるいは頭部像〕」だと考えられています。
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つぶやき その1
日高先生
こんばんは。最近ことわざに勝手な新訳をつけて楽しんでいます。
先生に「おもしろい」と感じて頂けたら幸いです。
・湯水のように使う・やたらめったら使うという意味ではありません。
日本は幸運なことに、水の豊かな国ですが、天からの恵みである事を忘れずに、
感謝しながら大切に使いたいものです。人は水なしでは生きられないのですから。
しかし必要以上にケチケチすることはありません。
・島国根性・日本は小さな島国であるがゆえ、工夫と努力をひたすら重ね、
互いに思いやる心がなければ生きてこられなかった民族で、その心意気をさします。
・寝耳に水・このまま自然を冒涜し続けると寝耳に水どころではなく、
睡眠時に津波のような、また悲しい天災が起きるかもしれません。
戦争したり、軍備に予算をさいている場合ではありません。
人類が一丸となり真剣に地球という星を守らなければ絶滅は近いでしょう。
私達の英知が試される時がまさに来ました。
・とうだいもとくらし・東大という立派な大学を卒業した人でさえ、
もとのような貧しい暮らしに戻ってしまう事があります。
・猫にこんばんは・夜、猫ちゃんに出会ったときにでさえ、こんばんはと
挨拶出来るような心のゆとりを持ちましょう。
・急がばまわれ・人生にはいくつかの巨大で分厚い壁が立ちはだかることがあります。
乗り越えようとしてもツルツル滑ったり、撃ち抜こうとしても弾が跳ね返されたり、、、
でも希望を握りしめトコトコてくてく壁に沿って歩んでいくと永遠に続くかと思われていた壁が
ふと途切れることがあります。
・猿も木から落ちる・まさにその通りです。慢心したり傲慢な態度をとったり、欲張ったりすると
神様に叱られます。(バチが当たります)謙虚な心を忘れずに精進したいものです。
・「のれんに腕押し」「糠に釘」だ、、、と弱気になる事が多々あったとしても、あきらめずに
努力を重ねていけば、必ず一筋の光が見えてくるはずです。
・瓢箪から駒・例えどんな事が起きようとも希望さえ捨てずにみんなで協力しあえば、
本当に瓢箪から駒が出る事があるはずです。
・スネに傷の一つや二つ・失敗、間違い、勘違いをしない人間なんて存在しません。
スネに傷が千や二千あったとしても、あまりくよくよせずに、自分に負けることなく、
勇気を持ち続けたいものです。(注)勇気と無謀は違います。
・犬猿の仲・頭が良く、忠実で走るのが大好きなワンチャンの上に利口で器用なお猿さんが
乗っているという最高コンビという意味です。
・月とスッポン・あの強情なすっぽんでさえ「ああ今日は満月かぁキレイだなぁ」と月を
眺める事があります。お月様を愛でる気持ちを大切にしたいものです。
・豚に真珠・外見は大切かもしれません。お世辞にも見た目が美しいといえない人であっても、
心の美しさを追い求める姿勢のある人は、自然に高価な真珠が似合うようになってくるはずです。
・テンサイハワスレタコロニヤッテクル・天才は忘れた頃にやってくる。
・言うは易し行うは難し・レンホウさんをはじめ、野田君達、がんばりましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました(*^_^*) Kより
こんばんは。最近ことわざに勝手な新訳をつけて楽しんでいます。
先生に「おもしろい」と感じて頂けたら幸いです。
・湯水のように使う・やたらめったら使うという意味ではありません。
日本は幸運なことに、水の豊かな国ですが、天からの恵みである事を忘れずに、
感謝しながら大切に使いたいものです。人は水なしでは生きられないのですから。
しかし必要以上にケチケチすることはありません。
・島国根性・日本は小さな島国であるがゆえ、工夫と努力をひたすら重ね、
互いに思いやる心がなければ生きてこられなかった民族で、その心意気をさします。
・寝耳に水・このまま自然を冒涜し続けると寝耳に水どころではなく、
睡眠時に津波のような、また悲しい天災が起きるかもしれません。
戦争したり、軍備に予算をさいている場合ではありません。
人類が一丸となり真剣に地球という星を守らなければ絶滅は近いでしょう。
私達の英知が試される時がまさに来ました。
・とうだいもとくらし・東大という立派な大学を卒業した人でさえ、
もとのような貧しい暮らしに戻ってしまう事があります。
・猫にこんばんは・夜、猫ちゃんに出会ったときにでさえ、こんばんはと
挨拶出来るような心のゆとりを持ちましょう。
・急がばまわれ・人生にはいくつかの巨大で分厚い壁が立ちはだかることがあります。
乗り越えようとしてもツルツル滑ったり、撃ち抜こうとしても弾が跳ね返されたり、、、
でも希望を握りしめトコトコてくてく壁に沿って歩んでいくと永遠に続くかと思われていた壁が
ふと途切れることがあります。
・猿も木から落ちる・まさにその通りです。慢心したり傲慢な態度をとったり、欲張ったりすると
神様に叱られます。(バチが当たります)謙虚な心を忘れずに精進したいものです。
・「のれんに腕押し」「糠に釘」だ、、、と弱気になる事が多々あったとしても、あきらめずに
努力を重ねていけば、必ず一筋の光が見えてくるはずです。
・瓢箪から駒・例えどんな事が起きようとも希望さえ捨てずにみんなで協力しあえば、
本当に瓢箪から駒が出る事があるはずです。
・スネに傷の一つや二つ・失敗、間違い、勘違いをしない人間なんて存在しません。
スネに傷が千や二千あったとしても、あまりくよくよせずに、自分に負けることなく、
勇気を持ち続けたいものです。(注)勇気と無謀は違います。
・犬猿の仲・頭が良く、忠実で走るのが大好きなワンチャンの上に利口で器用なお猿さんが
乗っているという最高コンビという意味です。
・月とスッポン・あの強情なすっぽんでさえ「ああ今日は満月かぁキレイだなぁ」と月を
眺める事があります。お月様を愛でる気持ちを大切にしたいものです。
・豚に真珠・外見は大切かもしれません。お世辞にも見た目が美しいといえない人であっても、
心の美しさを追い求める姿勢のある人は、自然に高価な真珠が似合うようになってくるはずです。
・テンサイハワスレタコロニヤッテクル・天才は忘れた頃にやってくる。
・言うは易し行うは難し・レンホウさんをはじめ、野田君達、がんばりましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました(*^_^*) Kより
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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