今朝も桜橋~水神大橋間の隅田川を一巡。どこやら秋の気配は見え始めているのだが、お天道様が姿を現すと暑い。とくに風が無いので、余計に蒸す。
今朝のウェブニュースは最も興味本位なものを取り上げてみよう。
【民主代表選】菅陣営「これは戦争。小沢をつぶす)―― 「この官邸は近代的で美しい。ここの主人になるには、かなりの競争があるでしょう」(サパテロ・スペイン首相)/「今も競争しています。あははっ」(菅直人首相)/1日夜、日本・スペイン首脳会談でも民主党代表選が話題になった。前幹事長の小沢一郎との決戦に突入した菅の興奮はまだ冷めていなかった。/同日夕、都内で開かれた菅と小沢の共同会見は、いきなり「ネガティブキャンペーン」の場となった。/「小沢さんの国会での首相としての行動も、率直に言って想像がつきにくい。予算委員会に長い間、座っているなんて、なかなか想像できないものですから」/菅は、衆院本会議で長く座っていることが少ない小沢に強烈な皮肉を放った。/内心ムッとしたに違いない小沢だが(私も20年異常前に閣僚を経験し、長時間予算委に座って、いろいろ答弁してまいりました」と、笑顔で切り返す。/参院選に大敗したばかりの菅が自身の政策を押し出してもインパクトに欠ける。小沢の「政治とカネ」の問題や政治行動への批判を通じ、「脱小沢」路線を掲げた方が、世論や党員・サポーター、そして議員に訴えやすい。/「脱小沢」路線の是非が最大の争点かと記者から問われた小沢は「間違いだ。マスコミの諸君も、政策論争の観点でとらえてほしい」と反論したが、代表選は「親小沢」「反小沢」で推移しそうだ。/菅は1日夜、都内の中華料理店で、自身を支持する野田グループにあいさつし「明治維新に西郷隆盛の力は必要だったが、西南戦争があって本格的な明治政府ができた」と語った。/菅陣営幹部は解説する。 「代表選は西南戦争なんだ。小沢をつぶす」/明治10年の西南戦争では維新の功労者の西郷が敗れた。官軍と「菅軍」をもじり、政権交代の立役者の小沢を重ね合わせたのだ。/だが、野田グループ議員の間では、山口県出身の菅にちなんで「長州征伐になったらいけないよなあ…」とのヒソヒソ話も出た。/小沢は1日夜、国会近くの居酒屋で、選対政策班長の中塚一宏らと、2日の日本記者クラブ主催の菅との討論会について協議した。/「オレは政局の人間と思われてるが、政策の話は大好きなんだ。どんな質問が効果的かな」/政策班の1人が「首相が菅のままだったら、離党しようかと思います」と思い詰めたように語ると、小沢は「フフフッ」と笑った。/小沢の戦闘意欲も増している。この日、民主党議員らが意識したのは2人が発表した政策などではない。双方の総決起集会の数だった。/午前11時、衆院第2議員会館の会議室で開かれた小沢の総決起集会には125人が出席した。廊下で出番を待つ小沢に、参院議員会長の輿石(こしいし)東(あずま)が駆け寄り、がっちり握手した。/菅の総決起集会は午後5時から。直前まで選対事務総長の鉢呂吉雄らは電話をかけまくった。「あまり少ないと大変」(鉢呂)だからだ。/出席は114人。鉢呂は「(出席しなかった)閣僚たちには公務もある。国民の支持率は7、8割もある」と声を張り上げた。/双方の集会に現れた議員は少なくとも3人いた。偵察なのか、迷いなのか…。/両陣営の間では、熾烈(しれつ)な情報戦も始まった。/「菅陣営はしょせん風頼み。こっちが勝つぞ」「某幹部が1人300万円配っているらしい」 「小沢の集会に出た若手にも『菅と書く』と確約したやつがいる」/対立は修復不可能だ。 =敬称略 (産経ニュース、2010.9.2 00:24)
民主党の代表戦は、思ったとおり小沢氏出馬で落着したらしい。まあ、これで政策論争を鮮明にしてくれれば、どちらにしても小沢氏優勢は明らかだ。ウェブニュースでは、どうやら勝敗の行方を追う記事ばかり。今朝のウェブニュースから。
各社の世論調査をもとに、国民の意思に反するとして明らかに小沢排除の論理を組み立てている新聞やテレビには辟易するところである。最近の政治ニュースでは、揚げ足取りや批判合戦が報じられるのみで、一体何が決まって、我々の生活の何に関わって来るのかが全く伝わってこない。そういった中でアンケートを行うのなら、いっそ自分たちのスタンスを主張し、どういった結果を求めて調査したのかをはっきりとすべきである。爺も統計学を齧ったことは有るので、統計学の手法を疑うものではない。しかし、司法のプロである検察が起訴できないというものを来る日も来る日もまるで悪の権化のように報道された続けた結果での世論調査なんて何処に信憑性があるのだろう。
小沢氏のことだから、丸め込まれて、出馬を翻すこともあるまいが、あくまでも代表戦で堂々と政策論争をやってもらいたい。
今日のウェブニュースから。
◇首相、告示2日前で譲歩…鳩山氏と会談
首相が告示2日前というぎりぎりのタイミングで譲歩したのは、首相と小沢氏の全面対決に突入すれば、代表選後に党分裂につながるとの危機感が極限まで高まり、分裂回避が最優先と最終的に判断したためだ。首相周辺は「代表選をやめてくれと言う声は相当、首相の耳に入っている」と首相の判断に影響を与えたことを認めた。/党分裂への懸念は民主党の政権交代を後押しした党外からも強まっていた。官邸関係者は「首相は連合からも、(民主党の有力後援者の)稲盛和夫日航会長からも政治的空白を作らないよう言われている」と明かした。「首相対小沢氏」の構図が、支援者も含めた、「首相対党内外」に変化したことが首相を譲歩させた。「脱小沢」から「トロイカ」への変化は、鳩山氏との会談前からにじんでいた。首相は官邸で記者団に対し、小沢氏側が批判している仙谷由人官房長官や枝野幸男幹事長交代について「適材適所で挙党態勢を作ることを常に考えていきたい」との表現にとどめた。/小沢氏は30日後後、鳩山氏、輿石東参院議員会長と衆院議員会館で会談。小沢氏は「首相の言う挙党態勢の具体的な中身がわからない限り会うわけにはいかない」と指摘。首相を支持するグループも動向を見極めるため、当初予定していた30日のグループ横断の選対本部設置を延期するなど、首相の動向を見極めるムードが高まった。
◇31日に菅・小沢会談…分裂回避へ
こうした中、鳩山氏は局面打開に向け、30日結う、東京都内のすし店で、小沢氏の有力後援者で菅政権に影響力を持つ稲盛会長と会談した。稲盛氏は「党分裂を心配している。激突を回避し、代表選はしない方がいい」と懸念を表明。鳩山氏も「同じ意見だ」と同意し、29日に続く首相との再会談に臨んだ。/一方、前原誠司国土交通相は30日、東京都内のホテルで開かれた前原グループの会合で「自分たちが突出して発言するのはやめ、31日の首相と小沢氏の会談を見守ろう」と事態を静観するよう求めた。前原氏は首相と小沢氏の会談に、調整役として稲盛氏が立ち会う可能性があるとの見方を示した。稲盛氏が最終局面で動いたことも、対立回避への機運を高める要因となった。/首相と鳩山氏は約1時間10分会談し、その後、そろって記者会見。鳩山氏は「経済的にも円高などで対策が急がれている。挙党態勢を築くことが大変重要だ」と述べ、「トロイカ体制」の再構築の必要性を指摘した。/首相は「トロイカ体制と、輿石会長を加えた中でやっていくという原点を大事に考えて進めていくことに同意した」と述べ、「脱小沢」路線を修正する考えを表明した。鳩山氏は会談後、小沢氏に首相の考えを説明し、小沢氏は31日二種章との会談に応じる意向を鳩山氏に伝えた。/焦点の小沢氏の要職起用について首相は記者団に「鳩山氏から具体的な話は全くない。要求に応じた、応じなかったということは全くない」と強調。鳩山氏も「ポストや取引のような話をするつもりはない」と述べた。/ただ、首相は周辺に「人事権とカネをよこせと言われても無理だ。そこは妥協できない」と漏らしている。/「脱小沢」路線の修正で「反小沢」の急先鋒(せんぽう)、前原氏や野田佳彦財務相らのグループには不満がくすぶる。官房長官や党幹事長など重要ポストの扱いが焦点になるが、首相の対応次第では前原氏らが反発を強める可能性があり、政権運営にも影響しそうだ。 (毎日jp、2010年8月31日 2時32分)
昨日日曜日のウェブニュースより
クローズアップ2010:(普天間)民主党代表選争点に 「小沢氏勝てばやり直し?」――
◇政府内に懸念の声
民主党の小沢一郎前幹事長の党代表選出馬が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題にも影響を与えそうだ。沖縄県名護市辺野古に移設するとする日米共同声明を継承する菅直人首相に対し、小沢氏は辺野古移設に慎重で、代表選でも普天間は争点になるとみられる。菅政権は代替施設の工法などの決定を11月の知事選後まで先送りし、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事の再選を経て連携に期待を抱くが、小沢氏が知事選で「第3の候補」擁立に動くとの見方も浮上。普天間問題の行方は混とんとしてきた。
「民主党の基本的な考えが分かりにくく、県民の怒りがどこまで通じているかも分からない。代表選で何が争点になるかは、私としては見守るしかない」/仲井真知事は27日の記者会見で、民主党代表選への感想を問われ、困惑した表情を浮かべた。県幹部は「小沢さんが当選すれば政府の対応が変わる可能性もある。誰も先が見通せなくなった」と知事の思いを代弁する。/菅政権は沖縄との協議機関を設置し、共同声明を実施したい考え。だが協議機関は、沖縄側にとって県内移設を受け入れたと見られ反対派を勢いづかせかねず、政府は知事選が終わるまで待つ方針。知事は「県内移設反対」を明言しておらず、政府は知事との関係維持を最優先に慎重に対応する構えだ。/28日は外務省で日米の外務・防衛当局の専門家協議を開き、代替施設の滑走路2本をV字形に配置する案と1本にする案を併記する報告書の31日公表に向けた最終調整をした。/これに対し小沢氏は、かつて「きれいな海を埋め立てるのはダメだ」と発言し、辺野古移設に否定的な考えを示しており、共同声明見直しも視野に入れているとみられている。代表選で「小沢氏支持」を明言する川内博史衆院議員《鹿児島1区》は6月11日、東京都内で小沢氏に対し「普天間は国外移設」との持論を説明。川内氏の説明によると、その際、小沢氏は「普天間問題は代表選の争点になるよな」「まず米国にしっかり話すべきだよな」と語ったという。/防衛省幹部は「代表選で小沢氏が勝って首相になったら普天間はどうなるのか。またやり直しか」と嘆く。
◇知事選、「第三極」の動き焦点
11月の知事選は、自民、公明両党が支援する現職の仲井真氏と、社民、共産両党などの支援を受けて「県内移設反対」を掲げる伊波洋一・宜野湾市長との「一騎打ち」と見られてきた。だが、小沢氏の代表選出馬で、同氏と親交がある儀間光男・浦添市長を中心とする「第三極」と呼ばれるグループの動きが焦点となってきて、「三つどもえ」の可能性も出てきた。儀間氏は「指導力ある人が求められている。荒療治でも小沢さんが必要かもしれない」と話す。/「第三極」は「辺野古移設反対」を掲げる一方、一時的な県内移設は容認する立場。菅政権は「政府の方針が『県内移設』だから知事選で民主候補擁立は困難」との方針で、参院選でも「不戦敗」を喫した。これに対し小沢氏は「民主党の影響が及ばない知事になれば、普天間問題は4年間平行線という危機感がある」(小沢氏支持の若手議員)という。/伊波市長は27日、「小沢さんが辺野古移設以外への転換を打ち出して勝てば、転換が始まる。そうでなければ知事選で転換を図りたい」と語った。/民主党県連は知事選への対応を代表選後に決定する方針だ。日米共同声明から3カ月、知事選の投開票まで3カ月。普天間問題の霧は深まるばかりだ。
◇米、早期安定望む
オバマ米政権は過去1年間で、日本の国内事情に配慮する柔軟路線に転換してきた。鳩山前政権でぎくしゃくした日米関係が、菅政権発足で同盟関係深化に向け仕切り直しになったばかりだけに、日本政治の早期安定化を望んでいるというのが米政府の本音だ。/先月の下院軍事委員会の公聴会。キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は「次々と首相や閣僚が代われば関係を確立するのは極めて困難だ。政府の関係は組織だけではなく個人の関係でもあり、日本政治の継続性を望んでいる」と答弁した。内政干渉と受け取られかねない、米政府高官としては極めて異例の発言だった。/日米同盟をアジア政策の礎石と位置づけるオバマ政権は、菅政権が、発足直後から日米同盟を重視する姿勢を強調していることを高く評価。時間をかけながらも、普天間移設を実現する素地が整いつつあるとの認識が広がっている。/それだけに、小沢氏の代表選出馬は想定外で、当惑しているというのが実態だ。小沢氏については、昨年末に民主党国会議員約140人を連れて訪中したことや、キャンベル氏の訪米の誘いを受け入れなかったとの印象が強い一方、現実主義者との評価もあり、必ずしも米国での見方は定まっていない。/有力シンクタンク、外交問題評議会(CFR)のシーラ・スミス上級研究員は「同盟関係を強化する余地があるにもかかわらず、日本の政治状況でその機会が失われるような事態にならないか懸念している」と語る。 (毎日jp、毎日新聞 2010年8月29日 東京朝刊)
今朝は、言問橋を渡り、東武業平駅に出る。東武橋を渡り、北十間川の南道を京成橋まで東進。押上商店街から桜橋通りを西進、桜橋を渡って帰宅した。どうやら今日も一日猛暑になりそう。
8月も後2日。スカイツリーのすぐ傍に下弦の月が残っていた。
民主党の菅総理周辺はどうやらブレまくっている。一方小沢氏周辺は泰然としたもの、一旦決めた事柄にブレがない。今後、政策論争に入るだろうが、どうも菅総理側に勝ち目は無いように思える。世論調査では、菅支持が73%で小沢支持は僅か17%というが、この信憑性にも疑問がある。政策論争に入れば、世論調査の数値なんてすぐに変わってしまうものだ。Speech is silvern,silence is goldem. を実感する。
今朝のウェブニュースより。
【民主党代表選】全面激突回避で、仙谷官房長官の更迭論が急浮上 ―― 民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)の対応をめぐり、菅直人首相は29日夜、首相公邸で鳩山由紀夫前首相と25日に続き再会談した。代表選で小沢一郎前幹事長と一騎打ちとなる公算が大きくなり、党内に「党分裂」への懸念が高まる中、首相は全面対決回避に向け、土壇場の調整を求めたとみられる。「脱小沢路線」を主導してきた仙谷由人官房長官の更迭論も急浮上しており、首相と小沢氏の直接会談が実現するかどうかが焦点となる。/会談で鳩山氏は、小沢氏の処遇を含め、「挙党一致」態勢の構築を重ねて要請するとともに小沢氏との直接会談による事態打開を求めた。併せて仙谷氏の更迭を求めたとみられる。/首相は鳩山氏に小沢氏との会談の調整を要請した。首相と小沢氏は31日二種つば会見を予定しており、会談が実現するならば30日よるとなる公算が大きい。/会談後、鳩山氏は記者団に「挙党態勢でまとまったか」と問われ、「挙党態勢は挙党態勢だ」と答えた。側近には「言いたいことはすべて言った」と伝えた。/鳩山氏は29日午後、都内のホテルで仙谷氏とも会談。仙谷氏は会談後、記者団に「深刻な事態にならないように私も努力したい。(無投票の可能性は)十二分にある」と述べた。/仙谷氏が所属する前原グループ(凌雲会)にも仙谷氏更迭を条件に小沢氏の出馬回避を模索する動きが出ている。仙谷氏本人も周辺に「オレの首を差し出して収まるならば、いつでも辞めてやる」と漏らしているが、仙谷氏の更迭は政権の命取りになりかねないため慎重論も根強い。/一方、小沢氏サイドでは枝野幸男幹事長の更迭を求める声も強い。これに対して仙谷氏は、参院選大敗を念頭に「幹事長に小沢氏が就くのはダメだが、向こう(親小沢派)に渡してもいい」との考えを周囲に漏らしたとされる。
首相との会談に先立ち、鳩山氏は29日午後、都内のホテルで鳩山グループ幹部と対応を協議。鳩山氏は「首相は党内の厳しい情勢を把握しているのか。誰でも代表選に立候補する権限はある。まずは首相と小沢氏が話し合うことだ」と語った。グループ幹部は「党分裂を避けるため、首相が小沢氏に頭を下げるべきだ」と要請し、鳩山氏は首相に伝えたとみられる。/鳩山氏は25日の会談でも小沢氏の要職での起用を求めたが、首相は拒否した。鳩山氏は周辺に「子供扱いされた」と首相への不信感を漏らしたという。/鳩山氏に近い中山義活前首相補佐官は29日、「民主党には新進党のトラウマがある。両巨頭がぶつかれば『ひょっとしたら』とみんな思っている」と語り、党分裂の可能性を危惧(きぐ)した。 (産経ニュース、2010.8.30 01:29)
桜橋~白鬚橋の隅田川を一巡。今朝も早くから強い陽射しが照りつけている。だが橋の上に出ると、風が心地よく秋の気配を感じる。今日も残暑厳しい一日になりそうだ。白鬚橋の上でワンさんと遇う ―― 挨拶代わりの会話。
白鬚橋を渡ると、橋場でテラスに降りて、水上バスステーション間際まで南下、遊歩道に上がると公園内を北上して帰宅。テラスから見るスカイツリーは、第一展望台から上が7・80mは伸びただろうか?
有力新聞は殆んどが、ダーティ小沢を煽る中で、今朝のウェブニュースではスポーツ紙ながらSponichi Annex の記事はまともな記事に感じた。
菅首相より小沢新首相 … サイト調査で圧倒8割 ―― 民主党の小沢一郎前幹事長は、党代表選(9月1日告示、14日投開票)への出馬表明から一夜明けた27日、連合や医師会など支援組織回りをスタートさせた。再選を目指す菅直人首相も都内の町工場を訪れるなど“景気回復”への前向き姿勢をアピールし、両陣営の票固めへの動きは激化。スポニチは公式サイト「スポニチ・アネックス」で緊急アンケートを実施したところ、有権者からの支持では意外にも? 小沢氏が圧倒的な強さをみせている。/スポニチは26日の小沢氏の出馬表明を受け、同日午後4時からアンケートを実施。最終集計では一方的な結果が出た。/1676人から回答があり、「菅首相と小沢氏のどちらが民主党代表(首相)としてふさわしいと思うか?」の問いに対しては、約80%に当たる1336人が小沢氏。「小沢氏が立候補を表明したことについてどう思うか?」の問いでは約82%の1371人が「出馬した方が良い」とした。/テレビなどは、小沢氏の「政治とカネ」問題を再び繰り返し伝えるなど“反小沢”報道も目立つが、有権者の反応はやや違っていた。ジャーナリストの江川紹子氏は「メディアは小沢氏のダーティーなイメージを作り上げている。そんなイメージ先行報道に辟易(へきえき)した有権者が、積極的に意思を示した結果では。知りたいのはこれからの日本をどうしたいのかという具体的な内容。政策論争を深めるような報道をしてほしい」と指摘する。/また、政治評論家の浅川博忠氏は「消費税発言など菅氏の軽さぶりに有権者が見切りをつけた。その分、安定感と強い指導力がある小沢氏への期待感につながったのでは」と分析。景気低迷や財政難を打開するためには、小沢氏の剛腕ぶりも「必要」と考えている人は少なくないようだ。また、菅氏支持の中には「首相が短期間で何人も代わる状況はよくない」と考える人もいる。浅川氏は「小沢陣営は党内支持を着実に広げており、今のところやや有利な状況」とした。/小沢氏は27日、党最大の支援組織である連合のほか日本医師会、全国郵便局長会など有力支持団体を訪問。協力を求めるとともに各団体に通じた党員・サポーター票を獲得するため積極的な動きをみせた。連合の古賀伸明会長との会談では、自らの政治資金について「テレビ討論や記者会見の場が設けられ、いい機会だ。自分の言葉できちんと説明したい」と述べ、世論の理解を得られることに自信をみせた。/一方、菅首相は31日二種つば表明会見を行う。この日は再選への自信を示すように、官邸で記者団に「元気が出る」と笑顔をみせた。都内の町工場を訪れるなど、テレビカメラを通して経済対策に取り組む姿勢を猛アピール。夜食は党本部近くのラーメン店でとり、“庶民宰相”を演出した。
<地方幹部は“拒否感”3割>共同通信社は、民主党代表選が菅首相と小沢氏の一騎打ちとなったことを受け、26、27の両日、47都道府県連の幹事長ら幹部を対象に緊急アンケートを実施した。新代表にふさわしい人に菅首相を挙げたのは青森、長野、宮崎など12都県、小沢氏は岩手、愛知、熊本など5県だった。小沢氏出馬について「問題がある」としたのは約3割の14都県。21府県が「どちらとも言えない」で、「問題はない」は10道県に留まった。地方組織に、政治資金問題を抱える小沢氏の出馬への拒否感があることがうかがえる結果となった。 [Sponichi Annex. 2010年08月28日]
新聞も、テレビも小沢氏出馬で持ちきり。まあ、たっぷりと政策論争をやって欲しい。清廉潔白もよいが、これだけでは政治は進歩しない。菅首相と小沢氏の言い分では最早勝負がついているようにも思える。今朝のウェブニュースから。
小沢一郎氏の政治塾での講演で、小沢氏の民主党代表選への出馬の意向について何らかの意思表示があるやもということであったが、まだハッキリしないらしい。今朝のウェブニュースより。
民主・小沢氏「米国人は好きだが単細胞」 ―― 「米国はなんでそんなに単純なのか。米国人は好きだが単細胞なところがある」。民主党の小沢一郎前幹事長は25日午前の自らが主宰する「小沢一郎政治塾」での講演で、自身の米国観についてこう語った。/発言は映画「戦場にかける橋」に登場する規律正しい英国軍人と対比する文脈で出た。/小沢氏はオバマ大統領についても「黒人大統領なんかあり得ないと思っていた米国で黒人大統領が誕生した。黒人が出たら必ず暗殺されるとのうわさもあるが、変化を強調したオバマを彼らは選んだ」と発言した。/同時に「米国人を利口とは思っていない」としたうえで「そういった意味の民主主義や、危機にあたっての国民の選択がきちんと実行されることについては非常に高く評価している」との認識も示した。/英国については、同映画で英国人捕虜が規律正しく隊列を組んで使役の現場に入ってきた場面を引き合いに、「祖国のために戦う軍隊も、自分たちの意思でつくりあげたものだから、守らないといけないというのが彼らの意識だ」と評価。「私は英国人は好きではない」としつつも「国は、自分たち自身の社会であり国でありルールであるという民主主義が徹底している」と語った。/一方で、昭和初期の旧日本軍にも言及し「捕虜になったとたんに軍事機密も全部話すなど、全く秩序のない烏合(うごう)の衆になってしまった。帝国陸海軍の規律が、天皇陛下の名を借りて、抑え付けられた結果だ」と指摘した。 (日本経済新聞、2010/8/25 13:12)
朝食後、テレビで、小沢一郎氏が民主党代表選に出馬するとの放映が入った。ウェブニュースより。
明治通りを突っ切り、隅田川沿いに北上。水神大橋の上にご来光。今にも雨雲に隠されようとしている。その水神大橋を渡り、東白鬚公園を抜けると墨堤通りを南下して、帰宅した。
朝食後、「蟷螂車轍に当たる」の出典「荘子外篇・天地篇第十二」の諺に当たる部分を繙(ひもと)く。
帰宅すると郵便受けから新聞を取り出し、開くと一面に「炎暑延々」の大活字。
以下の記事はウェブニュースのasahi.com(新聞と同じ記事)から借用した。
■涼呼ぶ商品、大盛況 /昨年は冷夏に泣いたエアコン商戦だが、今年は盛況。7月の販売台数が前年比1.5倍だったシャープは、残暑が続く8月は同1.8倍を見込む。三菱電機も売り上げがピークだった7月第4週は前年の3倍。「エコポイントの恩恵がたくさん享受できることもあり、高価格の大型器が売れた」という。/扇風機も好調で、東芝ホームアプライアンスの7月の出荷量は前年の約1.5倍だった。/冷蔵庫も売れた。パナソニックの7月と8月2週目までの量販店での販売台数は前年同期比46%増。「暑いと冷え方が悪くなったと感じる人が多いので、冷蔵庫も売れる」のだという。/「暑ければ暑いほど売れる」ビールも絶好調。アサヒビールは、主力のスーパードライを零下2度に冷やして飲む新しい飲み方が人気を集めた。連日行列が出来ている東京・銀座の専用バーは、営業期間を当初より1カ月延ばして9月末までにした。/勢いは、飲んでも車に乗れる「ノンアルコールビール」にも波及。お盆を前に一気に需要が伸び、サントリーの「オールフリー」は販売一時休止に追い込まれた。高速道路のサービスエリアでも販売され、帰省客らにも人気だったキリンビールの「フリー」は、年間販売目標を年初計画より2割増やした。/意外な得をしたのが神戸製鋼所。ビールや清涼飲料水向けのアルミ缶を生産するが、飲料人気のあおりで一時は生産が追いつかないほどになった。/ 売り上げの低迷が続くコンビニ業界は「猛暑特需」で、主要10社の7月の既存店売上高が、14カ月ぶりに前年同月を上回った。主力の飲料のほか、ざるそばや冷やし中華、おにぎりも好調だった。/ 夏といえば、アイスキャンディー。井村屋製菓(本社・津市)は「あずきバー」の7月の売り上げが前年同月比3割増で、年間で初の2億本突破が視野に入ってきた。一方で、売れすぎで困っているのが、年間売り上げが約2億4500万本と日本一の「ガリガリ君」。製造元の赤城乳業(埼玉県深谷市)によると、7月の売り上げは同65%増。工場をフル稼働しても、注文に追いつかない状態が続いている、という。/猛暑でエアコンの使用が増えたことなどから、電力10社の7月の家庭向けの電力販売量は過去最高を更新。猛暑だった04年以来、6年ぶりだ。8月に入っても残暑から電力消費は伸び続けており、1日あたりの使用電力量は四国で過去最高を更新した。
■動物もバテバテ/しかし、暑さで恩恵を受ける人ばかりではない。/果物は、春の受粉期の低温と今の猛暑で全般的に実りが悪く、品薄状態が続く。青果卸売業大手の東京青果によると、大田市場の8月の梨の入荷量は2割減、果物全体でも1割減っている。/茨城県のJA常総光り下妻地区センターでは、関東各地の市場担当者5、6人が毎日選果場を訪れ、発注通り確実に出荷されるか確認するようになった。センターの上野博樹さん(47)は「毎日、温度計とにらめっこ。早く秋が来てほしい」と気をもむ。/動物たちはへとへとだ。中央酪農会議によると、乳牛がばててしまい、8月上旬の牛乳の生産量は関東地方で前年の95%、東北地方は93.6%に落ちているという。牛舎に扇風機を入れたり、水を散布したりしているが追いつかない。「分娩(ぶんべん)にも影響が出ているし、残暑が続くとまずい」/ペットもばてる。埼玉県熊谷市の「アニマルクリニックかずね」にはこの夏、週に3件ほど熱中症の「患者」が来る。上林一根院長は「留守番させる時も、窓を開けたりクーラーをかけたりしてあげてほしい」。/涼を求める人はプールに殺到。東京サマーランド(東京都あきる野市)に今年オープンしたプールのスライダー「タワーズロック」には、連日行列ができ、待ち時間は2時間半から3時間にもなる。7月1日から8月19日までに訪れた人は38万人。冷夏の昨年と比べると25%も増えた。/としまえん(東京都練馬区)のプールにも人の波が押し寄せた。8月だけで前年比で10%増の16万3千人が訪れている。熱中症対策で、5~10分おきに園内放送で注意を呼びかけている。 (asahi.com 2010年8月23日3時0分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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