今朝も桜橋~水神大橋間の隅田川を一巡。どこやら秋の気配は見え始めているのだが、お天道様が姿を現すと暑い。とくに風が無いので、余計に蒸す。
今朝のウェブニュースは最も興味本位なものを取り上げてみよう。
【民主代表選】菅陣営「これは戦争。小沢をつぶす)―― 「この官邸は近代的で美しい。ここの主人になるには、かなりの競争があるでしょう」(サパテロ・スペイン首相)/「今も競争しています。あははっ」(菅直人首相)/1日夜、日本・スペイン首脳会談でも民主党代表選が話題になった。前幹事長の小沢一郎との決戦に突入した菅の興奮はまだ冷めていなかった。/同日夕、都内で開かれた菅と小沢の共同会見は、いきなり「ネガティブキャンペーン」の場となった。/「小沢さんの国会での首相としての行動も、率直に言って想像がつきにくい。予算委員会に長い間、座っているなんて、なかなか想像できないものですから」/菅は、衆院本会議で長く座っていることが少ない小沢に強烈な皮肉を放った。/内心ムッとしたに違いない小沢だが(私も20年異常前に閣僚を経験し、長時間予算委に座って、いろいろ答弁してまいりました」と、笑顔で切り返す。/参院選に大敗したばかりの菅が自身の政策を押し出してもインパクトに欠ける。小沢の「政治とカネ」の問題や政治行動への批判を通じ、「脱小沢」路線を掲げた方が、世論や党員・サポーター、そして議員に訴えやすい。/「脱小沢」路線の是非が最大の争点かと記者から問われた小沢は「間違いだ。マスコミの諸君も、政策論争の観点でとらえてほしい」と反論したが、代表選は「親小沢」「反小沢」で推移しそうだ。/菅は1日夜、都内の中華料理店で、自身を支持する野田グループにあいさつし「明治維新に西郷隆盛の力は必要だったが、西南戦争があって本格的な明治政府ができた」と語った。/菅陣営幹部は解説する。 「代表選は西南戦争なんだ。小沢をつぶす」/明治10年の西南戦争では維新の功労者の西郷が敗れた。官軍と「菅軍」をもじり、政権交代の立役者の小沢を重ね合わせたのだ。/だが、野田グループ議員の間では、山口県出身の菅にちなんで「長州征伐になったらいけないよなあ…」とのヒソヒソ話も出た。/小沢は1日夜、国会近くの居酒屋で、選対政策班長の中塚一宏らと、2日の日本記者クラブ主催の菅との討論会について協議した。/「オレは政局の人間と思われてるが、政策の話は大好きなんだ。どんな質問が効果的かな」/政策班の1人が「首相が菅のままだったら、離党しようかと思います」と思い詰めたように語ると、小沢は「フフフッ」と笑った。/小沢の戦闘意欲も増している。この日、民主党議員らが意識したのは2人が発表した政策などではない。双方の総決起集会の数だった。/午前11時、衆院第2議員会館の会議室で開かれた小沢の総決起集会には125人が出席した。廊下で出番を待つ小沢に、参院議員会長の輿石(こしいし)東(あずま)が駆け寄り、がっちり握手した。/菅の総決起集会は午後5時から。直前まで選対事務総長の鉢呂吉雄らは電話をかけまくった。「あまり少ないと大変」(鉢呂)だからだ。/出席は114人。鉢呂は「(出席しなかった)閣僚たちには公務もある。国民の支持率は7、8割もある」と声を張り上げた。/双方の集会に現れた議員は少なくとも3人いた。偵察なのか、迷いなのか…。/両陣営の間では、熾烈(しれつ)な情報戦も始まった。/「菅陣営はしょせん風頼み。こっちが勝つぞ」「某幹部が1人300万円配っているらしい」 「小沢の集会に出た若手にも『菅と書く』と確約したやつがいる」/対立は修復不可能だ。 =敬称略 (産経ニュース、2010.9.2 00:24)
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