ウェブニュースより
創価学会の池田大作名誉会長が死去、95歳 公明党を結成 ―― 宗教法人創価学会名誉会長で、同会の戦後の飛躍的な拡大を指導した池田大作(いけだ・だいさく)氏が11月15日夜、老衰のため死去した。95歳だった。創価学会が18日発表した。葬儀は近親者で行った。お別れの会を行うが、日取りなどは未定。
東京都生まれ。1947年8月、創価学会の戸田城聖第2代会長に出会い、19歳で入会した。54年には青年部参謀室長に就任。学会の政治進出の本格化に伴い、選挙運動を組織、指導するようになった。
60年に32歳で第3代会長に就任。池田氏の指導下で学会は64年、公明党を結成した。
70年代以降は海外布教と世界平和を目指す国際交流に力を注ぎ、中国の周恩来首相、旧ソ連のゴルバチョフ大統領(いずれも当時)ら各国の指導者や識者と意見交換するなど国内外で組織を拡大した。
学会ホームページによると、現在の日本国内の会員数は827万世帯。海外では世界192カ国・地域に280万人の会員がいる。
75年に創価学会インタナショナル(SGI)会長、79年に創価学会名誉会長に就任。教育・文化面では67年に創価学園、71年に創価大を開設した。著書に「人間革命」「仏法と宇宙を語る」など。海外要人との対談集も多数。
83年に国連平和賞を受賞したほか、モスクワ大学やボローニャ大学といった海外の大学から名誉博士号などの称号も贈られた。公の場に姿を見せることが少なくなった後も平和運動に力を入れ、近年はロシアに侵攻されたウクライナの平和回復や核拡散防止に関する提言を発表した。
75年2月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。 【日本經濟新聞 2023年11月18日 14:50 (2023年11月18日 17:05更新)】
貴景勝3度目の綱とりも中日を迎えずに終焉か 2敗目喫し厳しい結果に「原因は必ずある」 ―― <大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター
3度目の綱とりも中日を迎えずに終焉(しゅうえん)か。大関貴景勝(27=常盤山)が豪ノ山に寄り切られて2敗目を喫した。先場所優勝も11勝で今場所の横綱昇進には高いハードルが課せられている。全勝力士が消えて優勝の可能性は残されているが、悲願に向けては厳しい戦いが続く。大関豊昇龍は阿炎を送り出して1敗を死守した。
◇ ◇ ◇
悲願の綱とりを狙う大関に厳しい結果が突きつけられた。「負けたので。それだけでした」と貴景勝は淡々と振り返る。埼玉栄高の後輩で、同じ関西出身の豪ノ山に強烈な恩返しを食らった。
同じ突き押し相撲の相手に様子を見にいったような立ち合いだった。押し込むが攻めきれず、体勢を入れ替えられて寄り切られた。「負けた理由は必ずあるんで。まあ負けたんで、原因は必ずあると思う」。先場所の初対戦では完勝している。油断ではないが、隙を完全に突かれた。
全勝力士が早々と消え、2場所連続優勝の可能性は消えていない。しかし、先場所の優勝も11勝で、優勝決定戦で熱海富士相手の立ち合い変化で議論を生んだこともあり、綱とりには高いハードルが課される。2敗はまさにデッドライン。「初日からやってきたものがある。明日また、集中してやるだけです」と言ったが追い詰められた現実は揺るがない。
貴景勝にとって、横綱はまさに力士になってからの夢だ。「力士として頂点を目指さない人はいない。入門して番付を少しずつ上げて。でも、この世界では無理かなと怖さがほとんどだった」。身長175センチ。見上げるような相手ばかりの世界で命をかけて戦う。
可能性が失われたわけではない。場所前も「先場所と今場所は違う。すべて消し去ること。新しい自分に向き合いたい」と決意表明した。今場所も同じ。痛い2つの黒星は自分の中から消して、残り8日間の土俵に全集中する。 [日刊スポーツ 2023年11月18日19時29分]
ウェブニュースより
109年ぶり偉業へ一山本が無傷6連勝「押し切れなかった」反省も十両、幕内2場所連続Vへ前進 ―― <大相撲九州場所>◇6日目◇17日◇福岡国際センター
西前頭14枚目で3場所ぶり返り入幕の一山本(30=放駒)が、109年ぶりの快挙に前進した。
錦富士をはたき込みで破り、関脇琴ノ若とともに、平幕では唯一の無敗。幕内での連勝としては、昨年5月の夏場所初日からなどの5連勝を抜き、自己最長の6連勝で優勝争いの先頭を守った。先場所は十両優勝。十両、幕内と2場所連続優勝となれば、1914年(大3)の両国以来となる、大記録も期待される展開となった。 序盤戦5日間の布石が生きた。一山本は立ち合いからグイグイと押し込んだ。左四つの錦富士の差し手を警戒し、右はおっつけながら押し込み、さらに突っ張った。それでも耐えた相手に盛り返されたが、ここで今場所初の引き技。勢いに乗じて前に出てきた相手をはたき込み、前のめりに土俵をはわせた。前日までの5日間、苦しくても押し続け、前に出る相撲に徹していた。だからこそ、相手が迷いなく前に出てきたところで、引き技が決まった。
取組後は反省しきりだった。「前に出ようと思ったけど押し切れなかった。立ち合いはよかったけど押し切れていない」。もともとは引き技も駆使して勝つタイプ。だが7月の名古屋場所で、取組中に左膝を痛めた。同場所を途中休場(その後再出場)。相撲界で言われる「引く相撲はけがをする」の言葉通りだった。
同場所後に一念発起。夏巡業を休場した8月は、都内の部屋で朝稽古に加え、1日おきに午後7時から1時間余り、四股、すり足、てっぽうを1人で黙々とこなした。シャイな性格で陰の努力は話してこなかったが、観念したようにこの日の朝稽古後に打ち明け「先場所から前に出られるようになった」と、効果を口にした。しかも昨年から部屋を出て独り暮らしを始め、1度帰宅後、若い衆に迷惑をかけない時間にこっそりと基礎運動を続けていた。
先月で30代に突入し、独り暮らしの食生活は、筑前煮が得意料理になり、疲労回復にも効果があるとされるブロッコリーを頻繁に食べるようになった。「意外とトイレ掃除も好き」と笑う。安定した北海道・福島町役場の公務員から、脱サラして角界入りした異色のキャリアの持ち主。109年ぶり十両&幕内2場所連続優勝の可能性を「ない、ない(笑い)」と謙遜し、日に日に増える歓声も「出身地が真逆(北海道)だから気のせい」と、冗談交じりに照れ隠しする。無欲の中堅は、快挙へ1歩ずつ前進していく。 [日刊スポーツ 2023年11月17日20時49分]
市川猿之助被告に有罪判決 両親の自殺ほう助「短絡的」 ―― 両親に向精神薬を服用させたとして自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優、市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)の判決公判が17日、東京地裁であった。安永健次裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
安永裁判官は判決理由で「自殺をほう助する選択は短絡的」と指摘。向精神薬を水に溶かして服用させた手段は「苦痛のない方法として選んだとしても、生命侵害への寄与の程度は高く、刑事責任は軽視することができない」と強調した。
判決によると、猿之助被告は自身のハラスメント疑惑などに関する週刊誌の掲載予定記事を読んだことをきっかけに自殺を考え、両親との話し合いの末、一緒に自殺することを決意した。地裁は「自身の立場などを踏まえ思考が狭くなっていたことを前提としても、経緯や動機に酌むべき事情は多くない」と指摘した。
その上で猿之助被告が両親に自殺の意思を伝えたことを含めて後悔していると述べたことなどを挙げ、執行猶予を付けるのが相当と判断した。
判決などによると、猿之助被告は東京都目黒区の自宅で5月17日、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(当時76)と母親(同75)にハンマーを用いてすり潰した多量の向精神薬を水に溶かし、味を付けるなどして服用させ、自殺を手助けした。
猿之助被告は10月の初公判で「間違いはありません」と述べ、起訴内容を認めていた。検察側は両親にもともと自殺の意思はなく、被告が両親の自殺に寄与した度合いは極めて大きいとして懲役3年を求刑。弁護側は両親も自殺の意思を明確に示していたと主張し、執行猶予付き判決を求めていた。
事件は5月18日午前10時ごろ、自宅を訪れたマネジャーが猿之助被告と両親を発見し発覚した。両親は2階リビングで布団をかけられて倒れていた。被告も自室のクローゼット内で意識がもうろうとした状態で、自室からは被告が書いたとみられる遺書のような書き置きが見つかった。
「言い表せない罪感じる」 猿之助被告がコメント
市川猿之助被告は17日の判決をうけ「常に自分を見守ってくれた父と母を巻き込んだこと、歌舞伎界など多くの人に治癒しがたい傷を負わせてしまったことに言い表せない罪を感じている」とのコメントを松竹のホームページを通じて発表した。「生かされた自分にこれから何が出来るかを考えていく」とも記した。
猿之助被告はこの日、ネクタイをして黒っぽいスーツ姿で入廷。執行猶予付きの有罪判決を身じろぎせずに聞き、一礼して退廷した。
コメントでは、週刊誌報道をきっかけに「猿之助という名前だけでなく、歌舞伎界という大きな伝統と文化に対し深い傷を与えてしまうことなどの現実の大きさから、生きることを諦める気持ちになった」と説明。両親から「あなただけ行かせるわけにはいかない」と声をかけられたことも「自然に受け止めてしまった」と振り返った。
松竹も17日にコメントを発表。被告の今後について「現時点ではまったく白紙の状態。本人と時間をかけて話し合い、社会全体に与えた影響や責任からも目をそらさず、進むべき道を共に模索していきたい」とした。 【日本經濟新聞 2023年11月17日 15:06 (2023年11月17日 19:24更新)】
ウェブニュースより
貴景勝は連敗阻止、全勝は豊昇龍、琴ノ若、熱海富士、一山本の4人 ―― <大相撲九州場所>◇5日目◇16日◇福岡国際センター
成績次第で横綱昇進の可能性がある大関貴景勝(27=常盤山)が、大関経験者の高安(33=田子ノ浦)に勝ち連敗を阻止した。前日4日目は明生(28=立浪)を引いて墓穴を掘り寄りきりで敗れていたが、この日は立ち合いで右に動き、いなして高安の体を泳がせ、そのまま体ごとぶつけるように押し出した。6日目は翔猿(31=追手風)と対戦する。
他の大関陣は、初日から4連勝の豊昇龍(24=立浪)は、豪ノ山(25=武隈)を押し出して5連勝。前日、今場所初黒星を喫した霧島(27=陸奥)は、明生をはたき込みで破り4勝1敗。2日ぶりに大関安泰の一日となった。
初日から4連勝で年間最多勝争いでトップを走る関脇大栄翔(30=追手風)は、同じ関脇琴ノ若(25=佐渡ケ嶽)との全勝対決に臨み、肩透かしで敗れた。勝った琴ノ若は自身、幕内では初の初日から5連勝となった。もう1人の関脇の若元春(29=荒汐)は、宇良(31=木瀬)を寄り倒し、3勝2敗と白星を先行させた。
残る三役の2人は小結同士の対戦となり、北勝富士(31=八角)が阿炎(29=錣山)を押し出した。
先場所、貴景勝に優勝決定戦で敗れた西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)は、ここまで4連勝。この日は琴恵光(31=佐渡ケ嶽)を右四つ、左上手十分の体勢から寄り切って無傷の5連勝とした。4人の新入幕の中で、美ノ海(30=木瀬)が宝富士(36=伊勢ケ浜)に勝って、序盤を終え4勝1敗と健闘している。
5日目を終え全勝は豊昇龍、琴ノ若、熱海富士、一山本(30=放駒)の4人となった。 [日刊スポーツ 2023年11月16日18時24分]
ウクライナ、黒海の主導権をロシアから奪還=ゼレンスキー氏 ―― [キーウ 16日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ウクライナは水上無人機(ドローン)を活用したことで黒海の主導権をロシアから奪還し、ロシアの海軍艦隊と軍艦を撤退させたと述べた。同時に、トルコなどの黒海沿岸国の支援に謝意を表明した。
ゼレンスキー大統領は「世界で初めて水上ドローンの編隊が投入された。投入されたのは黒海で、投入したのはウクライナだ」とし、その結果「ウクライナは黒海の主導権をロシアから奪還することができた」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。
その上で、ロシアは2022年2月のウクライナ全面侵攻開始当初から黒海沿いの港湾を封鎖し、ウクライナからの穀物輸出を阻害してきたが、ウクライナは力の均衡を変えることができたとし、黒海に面するトルコ、ブルガリア、ルーマニア、モルドバの支援に謝意を表明。「黒海沿岸の国々の協力とパートナーの支援で、世界の食料市場の安定を取り戻せることが示された」とした。 【ロイター編集 2023年11月17日午前 12:06 GMT+910時間前更新】
ウェブニュースより
綱とり貴景勝が序盤で痛い黒星「まあ、負けるときは、そういうことだと思う」攻めきれず悔やむ ―― <大相撲九州場所>◇4日目◇15日◇福岡国際センター
3度目の綱とりに挑む大関貴景勝(27=常盤山)が序盤で痛い星を落とした。初日から3連敗の西前頭2枚目・明生を攻め込みながら、土俵際で逆転されて寄り切られた。先場所優勝も11勝で、熱海富士との優勝決定戦での立ち合い変化もあり、横綱昇進には高いハードルが設定されていた。悲願へ早くも負けられない状況に追い込まれた。
霧島も高安に突き落とされ、大関陣では豊昇龍だけが無傷の4連勝を飾った。
◇ ◇ ◇
3度目の綱とりは早くも土俵際に詰められた。取組後の支度部屋、囲み取材の輪が解けた後も貴景勝はしばらく座り込んで動けなかった。4日目に喫した1敗の重みは、だれよりもずっしりと感じていた。
「いつも通りでした」というが、初日から3連敗の平幕明生にしてやられた。立ち合いから攻め込むが、攻めきれない。土俵際で残され、体勢を入れ替えられると最後はあっさり寄り切られた。「まあ、負けるときは、そういうことだと思う」。攻めきれなかった相撲を悔やんだ。
先場所は優勝も11勝4敗に終わった。さらに優勝決定戦で熱海富士を相手に立ち合い変化が議論を生み、綱とりへのハードルが上がった。貴景勝もそれは理解した上で大目標に挑む。場所前には「自分が一生懸命相撲をとることで勝っていきたい。その先に最後の番付(=横綱)があると思う。毎回、(綱とりのチャンスは)最後だと思っている」と話していた。
可能性ある限り戦い続けるしかない。残り全勝は必須。「しっかり準備してやるだけなんで。また明日も相撲があるし、毎日やることは変わらない。変わらず一生懸命やるだけです」。
今場所も横綱照ノ富士は休場。3場所連続の休場で「横綱待望論」は強い。その期待にこたえたい思いは当然、ある。場所前の取材で「1回目の綱とりはあせりが大きかった。2度目はチャンスがもうないと思うくらい。今回は今回でしっかり、新しい気持ちで臨みたい」と言った。立ちはだかる分厚いハードル。それを乗り越えてこそ、角界の頂点に立つ価値がある。 [日刊スポーツ 2023年11月15日19時34分]
像を公開=イスラエル軍 ―― [エルサレム 15日 ロイター] - イスラエル軍報道官のダニエル・ハガリ少将は15日、パレスチナ自治区ガザ最大のシファ病院でイスラム組織ハマスの武器と戦闘装備品を発見したと発表した。
同時に病院内の建物から回収したとする自動小銃、手榴弾、弾薬、防弾ジョッキなどの一部を映した映像を公開を公表した。
ハガリ少将は武器などがシファ病院内で発見されたことについて、ランティシ小児科病院と同様に「病院が国際法に真っ向から対立して、テロの軍事目的に利用されてきたことを証明している」と述べた。
イスラエル軍は13日、ガザ北部でランティシ小児科病院の地下部分がイスラム組織ハマスの武器貯蔵庫だったことを示す動画や写真を公開していた。 もっと見る
ハマス側はイスラエルが証拠をねつ造していると非難。「ガザの医療部門を破壊する大量虐殺的な犯罪を正当化しようとしている」とした。 【ロイター編集 2023年11月16日午前 5:40 GMT+94時間前更新】
ウェブニュースより
友風4年ぶり幕内白星 大けがした時と同じ九州場所2日目「ずっとぬぐえないものと戦っていく」 ―― <大相撲九州場所>◇2日目◇13日◇福岡国際センター
右膝の大けがで序二段まで番付を落としてから、23場所ぶり返り入幕の友風(28=二所ノ関)が、4年ぶりに幕内白星を挙げた。左四つに組み止めたい宝富士を、終始突き放して押し出した。幕内経験者が序二段まで番付を落とした後に再入幕するのは、照ノ富士、宇良に続いて3人目。幕内力士として白星を挙げたのは、19年秋場所千秋楽(千代大龍戦)以来となった。引き揚げる際には、出迎えた二所ノ関部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)から「おかえりなさい」と、声を掛けられた。
取組後は「いい相撲を取れたと思います」と、胸を張って答えた。続けて「(宝富士とは)何度か対戦したこともありますし、左を差されたら、どれだけ強いか体が覚えていたので徹底しました」と、左四つに組ませなかったことを勝因に挙げた。
白星を挙げると大歓声に包まれたが「昨日(初日)から拍手や歓声をたくさんいただいて。昨日は頭が真っ白だったんですが、帰ってから(映像で)見返したら(応援のタオルで)友風の名前がたくさん見えて、負けたということよりも、こみ上げるものがありました。今日は、昨日の反省を生かせましたし、しっかりと幕内の土俵でいい相撲を取れたということは切り替えられたということ」と、剣翔に敗れた初日の雪辱も果たし、一段と喜びがこみ上げた様子だった。
大けがからのリハビリ生活など、復活までの道のりを振り返り「周りの人の気持ち。本当に感謝しかないですね」と、かみしめるように話した。この日はくしくも、4年前に大けがをしたのと同じ九州場所2日目。「去年も幕下で九州場所に戻りましたけど、やはり、ずっとぬぐえないものと戦っていくことになると思うので、それをしっかりと受け入れて、自分の相撲を取りたいと思います。拍手と歓声をたくさんもらえる、友風らしい相撲を取りたいと思います」と、胸を張って話した。 [日刊スポーツ 2023年11月13日20時19分]
財務副大臣クビの神田憲次議員は「多忙」で税金滞納でも…政治資金で“金満”料亭三昧 ―― 税理士でありながら納税を怠っていた自民党の神田憲次財務副大臣が辞任した。事実上の「更迭」で、野党だけでなく自民党内からも「更迭すべきだ」との声が上がっていた。
神田氏は自身が代表取締役を務める会社の土地・建物が2013~22年に計4回、固定資産税の滞納により差し押さえられていた問題について、臨時国会の審議で「国民におわびを申し上げたい」と繰り返し陳謝。一方、税目や滞納額などについては「精査中」を連発し、進退に関しては「私が判断することは控えたい」と地位に恋々としていた。
■議員ボーナスで納税?
なぜ、税金滞納を繰り返したのか──。10日の衆院内閣委員会では立憲民主党の本庄知史議員が「金欠で税金を払えなかったのでは」と神田氏に問いただした。
すると神田氏は「金欠かという点については、そのようなことはございません」と否定。しかし、「差し押さえが解除された時期が13年12月、14年6月、そして今年1月。すべて国会議員の夏冬ボーナスと重なっている。偶然にしてはあまりにもドンピシャだが、ボーナスから捻出したのでは」(本庄氏)との指摘には、「どういう資金経緯があったかも精査している」とお茶を濁した。
税金が原資のボーナスを税金未納の穴埋めに使った可能性があるというのも、おかしな話。神田氏の関連政治団体の政治資金収支報告書を精査すると、浮かび上がるのは「金欠」とは真逆の姿だ。政治資金で料亭通いの金満生活である。
神田氏の資金管理団体「神友会」は19~21年の3年間で、政治活動費のうち会合費として約278万円を計上。支出先の店は地元・愛知や都内の料亭、焼き肉、中華など、最低でも客単価1万円以上の高級店ばかり。
■お気に入りは銀座の老舗
なかでも神田氏のお気に入りは、東京・銀座にある老舗料亭「治作」だ。夜の客単価は2万円は下らない、「水炊きがウリで庭にコイが泳いでいる」(永田町関係者)と評判の高級料亭である。よほど気に入っているのか、21年の会合費62万円のうち37万円が、20年の会合費54万円のうち26万円が治作への支出。かなりのヘビーユーザーなのは間違いない。 【日刊ゲンダイ 公開日:2023/11/14 06:00 更新日:2023/11/14 06:07】
ウェブニュースから
【竜王戦】無敵のタイトル19連勝の藤井聡太竜王「充実したシリーズだった」終局後一問一答 ―― 藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が伊藤匠七段(21)の挑戦を受ける第36期竜王戦7番勝負第4局が10、11の両日、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で行われ、先手の藤井が129手で伊藤を下し、4連勝で竜王3連覇、全8冠制覇後の初防衛に成功した。
これで出場した19度のタイトル戦を全て制した。19期連続でタイトルを獲得は、昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人と並び最多となった。
https://www.youtube.com/watch?v=9vOeztiUluM
主な一問一答は以下の通り
-竜王戦3連覇、いまの率直な気持ちは
藤井 本局は中盤の難しい局面で、方針が分からなくなってしまって、苦しくしてしまったところもあったと思う。その後、チャンスの来る展開にできたのかなと思う。まだ実感はないが、3連覇という結果はよかったかなと思います。
-1日目から速い展開になった
藤井 (序盤は)方針が分からなかったが、本譜は部分的には狙い筋なのかなと思った。ちょっとこちらの玉が思っていた以上に薄い形だったので、何か自陣に手を入れる指し方を選ばなければいけなかったかなという気がしています。
-勝因をあげるとすれば
藤井 駒を自陣に埋めていって、少しずつ、簡単には寄せられない形にできたのかなと思います。
-シリーズ4連勝、7番勝負を振り返って
藤井 難しい将棋だったが、特に第3局は比較的、うまく指せたのかなという感触があったので、充実したシリーズではあった。
-第1局の後で王座を獲得した。全8冠制覇を達成して対局に臨む心境の変化はあったか
藤井 まったく意識せず、第1局から同じ気持ちで臨めればと思っていた。 【日刊スポーツ 2023年11月11日18時54分】
ウェブニュースより
細田博之氏 死去 79歳 前衆院議長、先月に辞任 ―― 前衆院議長の細田博之(ほそだ・ひろゆき)氏が11月10日午前10時58分、多臓器不全のため都内の病院で死去した。79歳だった。
東大卒業後、通商産業省(現経済産業省)へ入った。父の吉蔵元運輸相の秘書を経て、1990年衆院選で自民党から出馬し初当選した。当選回数は11回で、2004年に小泉内閣で官房長官、08年に麻生政権で党幹事長を務めた。
14年から21年まで清和政策研究会(現安倍派)の会長として党最大派閥をまとめた。21年11月に衆院議長に就き、体調不良を理由に23年10月に辞任した。
10月に辞任表明の記者会見を開き、脳梗塞の症状があり治療していると明らかにした。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について野党から説明を求める声があがっていた。
一部週刊誌で指摘された女性記者へのセクハラ疑惑について記者会見で「心当たりはない」と否定した。
死去に伴う衆院島根1区補欠選挙は、衆院解散がなければ24年4月になる見通し。 【日本經濟新聞 2023年11月11日 2:00】
11月2日、メールが入りました。曰く、
日高賢司さん経由で、日高節夫さんの存在は存じておりましたが、ブログをされていることに本日気づきメールさせていただきました。
島根県の邑南町在住の現在53歳です。
私も日高の先祖のことを調べており、15年くらい前に日高賢司さんと知り合い一度お会いしたこともあります。
邑南町下対在住の日高勝明さんも存じております。
先祖のことを教えていただけると喜びます。
よろしくお願いいたします。
突然のメールで失礼いたしました。
日 高 政 臣 (高はハシゴダカです)
早速、お礼の電話をしました。
11月4日 朝起きると右背面が傷むので、午後に浅草寺病院で診て貰いました。CT検査の結果、尿道結石であることが判り、医師の勧めもあり、入院することになりました。
経過も順調に4泊5日の入院で、11月9日の午後に退院してきました。
4日間の間ずっと利き腕の右手にぶっ通しで点滴を付けたままだったので現在右手が痛くて衣服の着替えもおもうようならず、歯も磨けず、食べ物を箸で口に運ぶことも出来ず、往生しています。
ウェブニュースより
【虎になれ】岡田彰布は古巣オリックスを倒し日本一になった ―― <日本シリーズ:オリックス1-7阪神>◇第7戦◇5日◇京セラドーム大阪
「そらあるわ! そんなもん!」。オリックスへの特別な気持ちはあるかと聞いたときだ。指揮官・岡田彰布は語気を強めた。「あのときのことを知ってる人ももう少ないけどな」。12年に「紙切れ1枚で解任」された古巣との対決に燃えていたのだ。
それでも最後は「オリックスは強かった」と相手をたたえた。執念深いわけではない。勝負にこだわるのだ。この試合でも5回のリクエスト、青柳晃洋の4回2/3での交代とそれは表れた。そして誰にも負けない虎党だ。茫洋(ぼうよう)とした外見だが内面は熱い。
人情家でもある。その解任のとき、最初にやったのはともに辞するコーチの就職探しだ。巨人に逆転されV逸、阪神監督の座を退いた08年も同様だった。「『オレもやめます』と言った。でも岡田さんは『やめるな』と。だからユニホームは脱いだが球団に残った」。当時のチーフ野手兼打撃コーチ、現在は九州産の監督として高校球児を指導する吉竹春樹はそう言う。
岡田 おう。止めたよ。あのときはオレがやめれば、それでエエ話やったからな。いまもそうやけど、あのときもやめたからといってすぐ仕事はないからの。
大阪の資産家の息子、北陽(当時)から早大、ドラフト1位。はっきり言って「ぼんぼん」「エリート育ち」は間違いない。思ったことをすぐ言葉にするし、それが元で誤解を招くことも。だがなんとも言えぬ温かさで周囲に人は集まる。
岡田 温かいて、そんなん、普通やろ、おまえ。特別やさしいとか、そんなん、ないよ。別に。
そう言うが、ちょっとしたときにその一面は出る。ゴルフをすれば見失った同伴者の球を率先して探す。誰より早く見つけ「ここにあるやんか」。有名人であることを考えれば、結構、めずらしい。ぶっきらぼう、「岡田語」はやや難解。それでもファンも多い。だからこその監督要請だったはずである。
「この戦力でなんで勝たれへんねん」。昨年までの評論家時代、そう言った。長い間、阪神から声がかからず、年下の指導者たちへの文句と思っていたがプランを練っていた。オレならこうする-。そこへ届いたオファーを生かした。佐藤輝明、森下翔太らの若手を老かいな技で鍛えようとしているのも頼もしい。選手で日本一、そして監督として日本一。岡田彰布は球団史に残る事実だ。 【日刊スポーツ 2023年11月6日6時0分】
ウェブニュースより
ハロウィン当日…厳重警戒の渋谷は仮装した若者と外国人であふれ、商店街理事長がため息をついた ―― 新型コロナウイルスの5類移行後で初のハロウィーンとなった31日夜、東京・渋谷駅周辺では、雑踏事故を懸念する渋谷区が「来ないで」と呼びかける中、仮装した若者や外国人であふれ、警視庁は数百人態勢で警戒に当たった。
◆「路上飲酒は禁止」耳貸さず
午後7時、駅前のスクランブル交差点。信号が青に変わると数十人の警察官が交差点内に入り、黄色いテープで歩行者を横断歩道に誘導した。アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターの仮装をした世田谷区の大学生(18)は「マナーは守るつもり。友だちと楽しみたい」と笑顔を見せた。
区は9月、韓国で昨年起きた雑踏事故を踏まえ、ハロウィーンの時期に「渋谷に来ないで」と要請。だが、効果は限定的だった。中国出身の女性(18)は「渋谷のハロウィーンは有名。仮装している人にたくさん会いたい」と話した。
区の条例はこの時期、午後6時から未明まで駅周辺での路上飲酒を禁じている。繁華街のセンター街では、缶チューハイを手にした欧米系の男性2人に警備員が「路上飲酒は禁止されています」と声をかけたが、そのまま歩いて行った。
渋谷センター商店街振興組合理事長の鈴木達治さん(59)は「商店街として経済的なメリットは何もない。今夜は朝までごみ片付けです」とため息をついた。 【東京新聞 2023年10月31日 21時03分】
日大第三者委「林理事長ら統治機能不全」 違法薬物事件 ―― 日本大学アメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、日大の第三者委員会は31日、報告書を公表した。林真理子理事長らによるガバナンスが機能不全だったことが事件対応で不適切な行為が重ねられた原因になったと指摘した。
日大は前理事長が脱税事件で辞任後に組織改革を進めたが、第三者委の綿引万里子委員長は同日の記者会見で「複数の理事に就任してもらったのに理事会や監事に報告せず、ガバナンスが機能する機会を失った」と述べた。
そうした対応をした林理事長、酒井健夫学長、元検事で競技スポーツ担当の沢田康広副学長の3人について、報告書は「立証されていない事実を矮小(わいしょう)化し、不都合な情報に目をつぶり、自己を正当化する姿勢はコンプライアンスの欠如を如実に表している」と批判。組織のガバナンス機能を阻害したと認定した。
事件への対応を主導した沢田副学長は大麻の可能性が高い植物片を見つけながら大学本部で保管を続けた。
警察への連絡までに「空白の12日間」が生じたことについて、綿引委員長は「非常に大きな問題」と強調。報告書では「世の中の常識から乖離(かいり)した独自の判断基準で、法人の信用を著しく失墜させた最大の原因といっても過言ではない」と強く批判した。
日大は8月以降、文部科学省の指導を受けて第三者委を設置し、事件に関する対応を検証していた。日大は報告書を踏まえ、改善計画の策定や関係者の処分を行って速やかに公表するとしている。
林理事長は31日、「指摘を受けた全ての事項を真摯に受け止め、社会から信頼される教育機関として再起できるよう誠心誠意努力する」とのコメントを出した。
綿引委員長は経営層の責任について「法人をどう立て直すかは、法人自身が議論して考えていただきたい。頭(経営層)だけ替えればよいというものではない」と言及は控えた。
林理事長が臨時理事会で沢田副学長の解任を求めるなど学内で対立が起きていることについては「今の状態では日大は再生できない。外部理事も含めて知恵を絞って、どうあるべきか考えるべきだ」とした。
報告書によると、2022年11月に部員の1人が監督に大麻使用を申告し、ほかに7人の部員も使っていることを説明したが、アメフト部部長や運動部を統括する競技スポーツ部長は担当の沢田副学長に報告しなかった。
綿引委員長は「この時点で対応が取られていれば、事態が回避された可能性はかなり高かった」と述べた。
23年6月に警視庁から沢田副学長に、アメフト部での大麻使用の情報について連絡が入ると、副学長は7月6日にアメフト部の寮生に聞き取りや荷物検査を実施。部員の部屋の鍵付き収納庫から小さなビニール袋の中に植物片が保管された缶を発見した。
沢田副学長は大学本部で植物片などを保管。酒井学長には同月7日に報告したが、問題視せず警察への報告指示もしなかった。林理事長への報告は同月13日、警察へは18日だった。
報告書は「理事長に報告が上がっていなかったこと自体が問題」としたうえで「ガバナンスの前提となる情報収集態勢、報告ルールの不備というほかない」と指摘した。
沢田副学長の対応について「証拠隠滅や大麻所持罪の疑惑を持たれることとなれば、社会からの批判や不信は単なる学生の違法行為の比ではない」と批判した。
報告書はガバナンスの改善案として、理事長や学長の選任手続きの検証、理事会への情報伝達の仕組みの再構築を挙げた。 【日本經濟新聞 2023年10月31日 12:28 (2023年10月31日 19:13更新)】
ウェブニュースより
イスラエル「戦争は新段階」 ガザに地上部隊追加投入 ―― 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は28日夜、記者会見し、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに地上部隊を追加投入したと述べ、「戦争が新たな段階」に移ったと表明した。ハマス掃討と人質奪還を目的とした本格侵攻に向け、地上作戦を強化する段階とみられる。ネタニヤフ氏は「長く厳しい戦争になる」と訴えた。
イスラエル軍は29日午前、拡大越境作戦と並行し、28日からハマスの作戦指揮所や監視ポストなど450以上の標的を空爆したと表明した。ガザ地区内の地上部隊はハマスの小隊を攻撃。ガザ北部で迫撃弾攻撃などを受け兵士2人が負傷したと明らかにした。
AP通信によると、ガザ北部のシファ病院近くの道路も29日未明に空爆を受けた。シファ病院はガザ最大級の医療機関で住民数万人が避難所として身を寄せる。イスラエルは、ハマスが同病院の地下に拠点を築いていると主張している。断絶していたガザの通信網は29日、復旧し始めた。
イスラエルが「完全封鎖」するガザは物資不足による人道危機が深刻化している。 【東京新聞 2023年10月29日 18時57分 (共同通信)】
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |