今日は親父の命日です。
敗戦の年の昭和20(1945)年、私は13歳であったから、73年も前の事です。私の一家の門司の家は強制疎開にあい広島県の三次町の郊外の農家に借りた木小屋に床上げをして12畳の畳を敷いた粗末な、隙間から風が吹き抜ける部屋に祖母・父・母・長兄・姉・私の人が犇めくようにして暮らしていました。
父はずっと寝たきりの病人でしたが、町から5キロメートルも離れており、十分に医者に診せることも叶いませんでした。遺体になってからの診断によると死因は「肺結核」とありました。
近くの寺のお坊さんに来てもらって、家族5人と2・3の近所の農家の人が来てくれて、それこそ簡単な葬式を済ませました。
近所の大工さんに頼んで、棺桶と骨入れの木箱を作ってもらいました。
柩と農家から買い求めた薪を大八車に乗せ三次中学(現在の三次高校)の裏手にある火葬場まで、長兄が牽く大八車の後を姉と私が押しながら運びました。火葬場とはいっても、遺体を焼く窯が2つだけあり、焼くのに1晩中かかりました。
三次に確かに檀家寺があることは判っていたのですが、祖母は半分惚けて判らず、後日九州の伯母からその場所を聞き出すことができ、木箱に入れたお骨を骨壺に移し、日高家の墓に埋葬できました。
広島の木小屋で暮らした祖母は勿論、母も長兄も姉ももう逝ってしまい、当時を知るものは私一人だけになりました。
ウェブニュースより
将棋の藤井七段、2018年を白星で締める 勝率8割超 ――将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が28日、大阪市福島区の関西将棋会館での第45期棋王戦(共同通信社主催)の予選で、村田顕弘(あきひろ)六段(32)に84手で勝ち、2018年の年内最終戦を白星で飾った。藤井七段の18年度の成績は38対局、32勝6敗、勝率8割4分2厘となった。
対局は午前10時に始まり、午後5時20分に終局した。
https://www.youtube.com/watch?v=esGrld3K4Zo
終局後、藤井七段はこの1年を振り返り、「朝日杯将棋オープン戦と新人王戦、二つの棋戦で優勝できたのは大きな収穫だった。一方、自分の至らないところを改めて認識させられた将棋も何局かあった。来年は、見つかった課題を克服していける1年にしたい」と述べた。 (朝日新聞DIGITAL 2018年12月28日20時40分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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