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ウェブニュースより
 【竜王戦】広瀬章人八段「違う指し方をするべきだった」あっさり投了 かど番に追い込まれる ―― 藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が初防衛を目指して広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける、将棋の第35期竜王戦7番勝負第4局(京都府福知山市「福知山城天守閣」)は9日、行われた。8日午前9時からの2日制で始まった対局は、9日午後3時21分、先手の藤井が95手で勝ち、対戦成績3勝1敗で、初防衛まであと1勝とした。

 かど番に追い込まれた広瀬は午後3時のおやつ前、力なく立ち上がって、いったん席を外した。敗戦を覚悟し、気持ちを整えに行ったのだろう。勝ち筋を読み切った藤井の指し手を見て、あっさり投了した。
 今局は角換わり腰掛け銀6三金型を採用した。「流行の戦型からは外れていると思う。以前かなり研究した形で、前例の少ない形に誘導した」。初日はほぼ互角に渡り合いながら、2日目になって一気に流れが傾いた。「ちゃんと指せればいい勝負が続くかなと思っていた。封じ手(66手目)の後手2八歩が思ったよりひどかった。その前の後手8六歩(62手目)が考えどころだった。苦しい時間が続いてました。違う指し方をするべきだった」。
https://www.youtube.com/watch?v=WPg9LKvi2T4
 福知山対局の前、「第3局の負けを引きずっている」と話した。気持ちを切り替えられないままの敗戦。開幕局を制した後の3連敗で、後がなくなった。「シリーズが続くようになるべく頑張りたいと思います」と話していた。
【第35期竜王戦7番勝負・今後の日程】
 ◆第5局 112526日、福岡県福津市「宮地獄神社」
 ◆第6局 1223日、鹿児島県指宿市「指宿白水館」
 ◆第7局 121415日、山梨県甲府市「常磐ホテル」
 ※対局は2日制。4勝先勝で打ち切り    [日刊スポーツ 2022119164]


 

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