瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  昨日のブログで、同じ大きさの正方形3個分を裁ち合わせて、1つの正方形にする方法を説明しよう。
87ddf29a.jpeg 面積1の正方形を3個並べた長方形の面積は3であるから、作りたい正方形の1辺の長さは√3である。
√3は直角を挟む2辺が1と√2の直角三角形の斜辺の長さであるから、コンパスと定規で作ズできる。その長さ√3の1辺を切り口とし、それと直交するようにハサミを入れることにすると作りたい正方形の形が決まるのである。図はそうした切り方のひとつをしめすもので、切り方は他にいろいろある。
 
 次の不等辺四角形を長方形に裁ち合せる方法も説明しよう。
3ea3af97.jpeg 図の点ア、イ、ウ、エはそれぞれ各辺の中点であるから、四角形アイウエは平行四辺形になる(線分アイと線分ウエはともに共通の線分BDと平行で長さがその半分、線分アエと線分イウはともに共通の線分ACと平行で長さがその半分なので、線分アイと線分ウエは平行で長さが等しく、同じように線分アエと線分イウは平行で長さが等しい)。したがって、線分アウと線分イエはそれぞれの中点で交わるので、その交点をOとする。次に、線分イエに対して点アと点ウから垂線をおろし、その足をそれぞれP、Qとすれば線分アPと線分ウQは平行で、線分アO=線分ウOであるから、四角形アPウQは平行四辺形となる。これより、線分アP=線分ウQ、線分PO=線分QOとなり、従って線分エQ=線分イP、線分エP=線分イQとなっている。四角形の内角の和は360°であるから、イエ、アP、ウQを切って、右側の図のように並べ変えると、きれいに長方形になる。また、この長方形の面積は
 「イエ×アP×2」 となる。
 
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1932/02/04
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 sechin@nethome.ne.jp です。


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