瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
曇り空の中、桜橋から川沿いにテラスを南下、吾妻橋を渡り、旧水戸藩下屋敷を通って、白鬚橋を渡ると、橋場・今戸のテラスを南下して、帰宅した。
アジサイの花蕾が随分大きくなってきた。まもなく、隅田公園いっぱいにアジサイが彩りを添えてくれることであろう。
中国語の「紫陽花」は、中国の招賢寺という寺にあった名の知れぬ山樹に咲く花で、色は紫、芳香を放つ仙界の麗花であった、と言われ、日本のアジサイとは何の関係もないものであるという。
[口語訳]
いつの頃に仙人のもとに植えたのだろうか
いつ移植をしてこの寺にまでたどり着いたのだろうか
人間世界に在るというのに人は誰もその名を知らない
あなたに「紫陽花」という名をあげよう
魏の武帝がある時曹蛾の碑の下を通り過ぎたことがあるが、楊脩もお供をしていた。碑の裏に「黄絹幼婦外孫齏臼(せいきゅう)」の八字が書かれているのを見て、魏の武帝は楊脩に言った。「判るか? どうかね?」
楊脩は言った。「わかります」
魏の武帝は言った。「お前はまだ言ってはいかん。わしが思いつくまで待て」
三十里ほど言ったところで、魏の武帝は言った。「わしには判ったぞ」
楊脩が理解したことを別に書かせた。楊脩の答えは次のとおりである。
「黄絹とあるのは色の糸の意で、文字にすると『絶』になる。幼婦は少女であり、文字にすると『妙』になる。外孫とは女(むすめ)の子であり、文字にすると『好』になる。齏臼とは辛子を受け入れるものであるから文字にすると『辤(辞)』となる。つまり『絶妙好辞』ということである」
魏の武帝も自分の解答を書いたが、楊脩のものと同じであったので、感嘆していった。
「わしの才能はお前におくれること、三十里であることがやっと判ったぞ」
アジサイの花蕾が随分大きくなってきた。まもなく、隅田公園いっぱいにアジサイが彩りを添えてくれることであろう。
中国語の「紫陽花」は、中国の招賢寺という寺にあった名の知れぬ山樹に咲く花で、色は紫、芳香を放つ仙界の麗花であった、と言われ、日本のアジサイとは何の関係もないものであるという。
[口語訳]
いつの頃に仙人のもとに植えたのだろうか
いつ移植をしてこの寺にまでたどり着いたのだろうか
人間世界に在るというのに人は誰もその名を知らない
あなたに「紫陽花」という名をあげよう
魏の武帝がある時曹蛾の碑の下を通り過ぎたことがあるが、楊脩もお供をしていた。碑の裏に「黄絹幼婦外孫齏臼(せいきゅう)」の八字が書かれているのを見て、魏の武帝は楊脩に言った。「判るか? どうかね?」
楊脩は言った。「わかります」
魏の武帝は言った。「お前はまだ言ってはいかん。わしが思いつくまで待て」
三十里ほど言ったところで、魏の武帝は言った。「わしには判ったぞ」
楊脩が理解したことを別に書かせた。楊脩の答えは次のとおりである。
「黄絹とあるのは色の糸の意で、文字にすると『絶』になる。幼婦は少女であり、文字にすると『妙』になる。外孫とは女(むすめ)の子であり、文字にすると『好』になる。齏臼とは辛子を受け入れるものであるから文字にすると『辤(辞)』となる。つまり『絶妙好辞』ということである」
魏の武帝も自分の解答を書いたが、楊脩のものと同じであったので、感嘆していった。
「わしの才能はお前におくれること、三十里であることがやっと判ったぞ」
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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