瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
「AとBとDにある」といわれたら、それぞれの箱の左上の1、2、8を足して「11でしょう」と答える。そのネタは次のようになる。
1~31までの数を2の羃乗(2ⁿ)で表わしてみると、例えば11は、
11=2⁰+2¹+2³=1+2+8 となる。これは十進数を二進数に直すことになり、11は二進数で1011となる。そして、2⁰(=1)の項が含まれている数をAの箱に、2¹(=2)の項が含まれている数をBに、2²(=4)の項が含まれている数をCに、2³(=8)の項が含まれている数をDに、2⁴(=16)の項が含まれている数をEに、それぞれ書き込む。すると、各箱の左上すみの数が、A、B、C、D、Eの順に
2⁰=1、2¹=2、2²=4、2³=8、2⁴=16 となっているから、覚えた数が含まれている表の左上隅の数を加えればよいのである。
128=11で、上の和歌の11番目の文字「れ」がこたえになるのである。
このネタ明かしは、和歌の各文字に番号をつけると
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
さ く ら 木 の ふ み や い ず れ と お ぼ ろ げ も
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
は な に あ り し を か ず え て ぞ う る
となる。そこで、各文字を数と見立てて、例えば「れ」ならば、
「れ」=11=2⁰+2¹+2³ とすると、前の表の問題と全く同じになり、「れ」を1番目、2番目、4番目の花に書き込めばよいわけである。この書き込みを書く文字において行い、1つの枝に書かれていない文字は葉に書き込んだものが左の図なのである。
「みそひさもし」を活用したこの美しさにはまったく驚嘆させられるものがある。
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目高 拙痴无
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