瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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e250f76d.jpeg  桜橋~白髭橋間をひと回りする。橋場の遊歩道沿いのマンションの裏庭に、木槿(むくげ)が溢れ落ちんばかりに咲き誇っている。「槿花一日の栄」というが、誠に人間の一生ははかないものだ。
 


9c609e85.jpeg 今年は、あの一番の元気者で、明るかったマイチが帰らぬ人となってしまった。最近は何かにつけてはちょっとしたことでマイチの姿が思い出される。帰宅後、古いアルバムからマイチの幼かった日(中学1年)の写真を取り出してスキャンしてみた。 
6cb487d2.jpeg 今年2月2日マイチが帰らぬ人となり、もうすぐに新盆が来る。浅草寺では毎年、8月15日に万霊燈篭供養会が行なわれるが、爺の本名「日高節夫」を施主として、「德譽祐心居士〔マイチの戒名〕」の霊を供養して戴くよう申し込んである。
 塾友諸君で、マイチと関わりある方々には無理のない範囲で、皆さん方がお誘い合わせの上お詣りして戴きたいものである。
 場所 浅草寺本堂  時刻 午後6時30分より
 
 なお、供養会は7時ごろまでには終わると言うことなので、このあと「マイチを肴にして、一杯やろう」と言うことで、現在ナベちゃんにお骨折り願っている。8月に入ったら、参加希望の方は10日までに、ナベちゃんか、もしくはこの爺(プロフィールにあるメールアドレス、または電話03-3874-7808)へご連絡をお願いする。おそらく、
 場所 ひさご通の「タケヤ」  時刻 午後7時30分ごろ  会費 四・五千円ぐらい
詳しいことが知りたい方は申し込みの際にお尋ね戴きたい。
 
 なお、マイチの思い出など、追悼文の書ける方はこの爺のブログに掲載させてもらいたいものだ。爺のメールへその旨を添えて送信してくだされば、掲載させて戴く。数が多ければ、追悼文集にしてもよいと思っている。
 
泰山不要欺毫末、 泰山(たいざん)は毫末(ごうまつ)も欺くを要せず、
顔子無心羨老彭。 顔子(がんし)は老彭(ろうほう)を羨(うらや)む心無
             し。
松樹千年終是朽、 松樹(しょうじゅ)千年、終に是れ朽ち、
槿花一日自為栄。 槿花(きんか)一日(いちじつ)、自ら栄を為す。
何須戀世常憂死、 何ぞ須(もち)ひん世を恋(した)ひ常に死を憂ふる
             を、
亦莫嫌身漫厭生。 亦た身を嫌(いと)ひ漫(みだ)りに生を厭ふこと莫
             れ。
生去死来都是幻、 生去(せいきょ)死来(しらい)、都(すべ)て是れ
             幻(げん)、
幻人哀楽繁何情。 幻人(げんじん)哀楽(あいらく)、何情(かじょう)に
             繁(かか)る。 
〔訳〕あの雄大な泰山は少しも拘泥するところなく、
   夭折した顔回は彭祖の長寿を羨む心無し。
   松の木も千年すれば終には朽ち、
   むくげの花は一日にして自ずからその生を全うする。
   いたずらに世を恋(こい)しみ死を憂う必要はなく、
   いたずらに身を嫌い生を厭う必要もない。
   生死の去来はすべて幻、
   されば幻なる人が哀楽するは果たして何の情なのか。
 
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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