瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  毎日の同じようなニュースに飽き飽きしている、爺が興味を引いた今朝のウェブニュース。
7a5abea6.jpeg 知ってました? キャリア官僚は痴漢程度じゃあ絶対クビにならない 総務省職員が2度目逮捕<人事院の懲戒指針が守る特権意識> ―― 総務省のキャリア官僚が痴漢の現行犯でパクられていた。/警視庁に東京都迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕されたのは総務省大臣官房付の男性職員(45)。今月14日午前0時ごろ、JR中央線の新宿―中野間の車内で、20代の女性の下半身を触った疑い。このキャリアは「酒を飲んでいて覚えていない」とトボけたらしいが、すでに釈放された。驚いたのは、コイツが痴漢の常習犯だったことだ。/「この男は昨年6月にも、痴漢容疑で逮捕されています。深夜のJR山手線車内で20代の女性会社員の下半身を触るという手口は今回と一緒。『酒に酔っていて分からない』という釈明まで、まるで同じです」(警視庁事情通)/痴漢で逮捕となれば民間企業なら即クビになってもおかしくない。それが知らん顔で職場復帰し、また痴漢で捕まるとは……。総務省は何を考えているのか。/「前回は国家公務員法に基づき、他省庁の事例も参考にした結果、6カ月の懲戒(減給)としました。今回ですか? 今の段階でコメントできません」(大臣官房秘書課)/呆れるほど大甘処分だ。減給といっても月額10分の1というから、高給取りのキャリア官僚には痛くもかゆくもない。だいたい、総務省に限らず、警視庁や検察の対応もおかしい。民間の会社員なら、痴漢で逮捕すれば、すぐ実名を公表するのに、コイツは再犯にもかかわらず非公表だ。容疑を認めなければネチネチと勾留し、場合によっては弁護士以外の接見禁止を求める検察も、なぜか1日で釈放である。この国では、キャリア官僚は何をやっても許されるのか。/「ドロボー公務員」などの著書があるジャーナリストの若林亜紀氏が言う。/「それだけ、公務員は守られているということです。人事院は懲戒処分の指針で『公共の乗物等において痴漢行為をした職員は、停職又は減給とする』と定めており、絶対にクビになりません」と指摘したが、おそらく、「痴漢程度でクビにすれば、キャリアに投じた税金がムダになる」という特権意識がなせるワザだ。それだけ、犯罪予備軍が多いともいえるが、本当に国民をバカにした話だ。  〔日刊ゲンダイ 2012年9月19日 掲載〕
 
 フランス語からの外来語には食べ物に関する語が沢山入っているので、お馴染みの語も多いだろう。しかし、フランス語といえば、芸術、服飾、料理、製菓、哲学の分野が多かった。近年、英語由来の外来語に押され消えていく語(例:仏語「アベック」→英語「カップル」)がある一方、雑誌などでは、多くの日本語話者にとって意味の分かる英語ではなく、なじみの薄いフランス語を使用して新鮮なイメージを持たせようとする傾向(例:「とらばーゆ」「ヴァンサンカン」など)が見られ、これらが外来語として定着することもある。
a la carte(アラカルト):cartとは「カ-ド」とか「葉書」という意味があり、ここでは「メニュ-」、日本語でいう「献立表」という意味。
 hors-d’œuvre(オ-ドヴル) :horsは「~外、枠外、範囲外」という意味があり、日本語では「オ-」と聞こえる。d’は単語を結ぶ「~の…」といった感じで、カタカナではドと表示される。œuvreは「作品 」、「業績」、「成果」という意味がある。〈料理のメイン作品外〉ということで、「前菜」ということになる。
0ba53142.jpeg croissant(クロワッサン):フランス語では三日月を意味する。17世紀末にオーストリアのウィーン市民が、オスマントルコ帝国の侵入を防いだ記念として、トルコ帝国の国旗にかかれていた三日月をまねてパンを作ったことがはじまりで、ウィーンからフランスに伝わったという。
 Crayon(クレヨン):フランスでは、一般的に鉛筆のことをクレヨン(crayon)と言う。日本でいうクレヨンはフランスではクレヨン・パステル(crayon pastel)というそうだ。
 Cognac(コニャック:フランス南西部コニャック地方の特産で、その地名から名付けられた。
 foie gras(フォアグラ):世界三大珍味の一つフォアグラは「肥大した肝臓」という意味(fois=肝臓、gras=肥大した、脂肪太りの)。
marron(マロン):マロンは英語ではチェスナットゥ(chestnut)という。またマロングラッセ(marrons glacés)というと、糖衣(アイシングした)した栗となる。
 creme brule(クリームブリュレ):フランス語のクレーム(creme)が英語のクリーム (cream)になってる。bruleは、動詞brulerの過去分詞形で、「焼かれた」とか「焦がされた」という意味だという。
 コロッケ:明治のはじめ文明開化のころに伝えられた揚げ物料理のcroquette(クロケット)を、日本風にアレンジしたものという。フランス語のクロケットは「ぽりぽり食べる」という意味だという。
 パフェ:フランス語で、「完ぺきな」という意味のparfait(パルフェ)が由来。アイスクリームをくだものやソースで「完ぺき」にかざったものという意味から来ているという。
 シュークリーム:chou (シュー)はキャベツの意味。その形がキャベツに似ていることから、「クリーム入りのキャベツ」と名づけられた。フランス語では、chou a la creme (シュー・ ア・ラ・クレーム)というので、フランス語のシューと英語のクリームを組み合わせた和製語。英語でシュークリームというと「靴クリーム」になってしまうので要注意。cream puffという。
 deja-vu(デジャヴュ):夢などで見たことを実際に体験するという意味。心理用語で派「既視体験」と言うが、フランス語でも同じようにdejaは「もうすで に」、vuは動詞のvoir「見る」の過去分詞形で「見た」とか「見てしまった」という意味があるという。
 coup d’Etat(クーデター):英語でもそのまま使う。coup(クー)は「一撃」、Etat(エタ)は「国家」という意味がある。その間のd’は先ほどのhors-d’œuvreでも説明したように二つの単語を結びつける働きがある。
 ナップサック:英語ではbackpackといい、こちらの方が最近では使われているかもしれない。この単語は、nappe(ナップ)=テ-ブルクロスとsack(サック)=鞄 から来ている。
 Pantaloon(パンタロン):一昔はやったすその広いズボンをイメ-ジするだろうが、フランス語では普通にズボンという意味で使われているという。
 Trombone(トロンボ-ン):ご存知の楽器の名前。フランス語では書類などを留めるクリップという意味でも使われてるという。成程!
 Encore(アンコール):フランス語のencore(アンコ-)から来ている。フランス語では最後のRの音を日本人が発音するよう に”ル”といってしまうと通じないかもしれない。
 Petit(プティ):「小さい」という意味。日本人はプチと使うだが、ちなみに英語でプティ‐トゥ(petit の女性形petite)というと「(女性が)小柄でかわいい」という意味になる。
 Grand(グランド):日本人はこのグラン(grand)の女性形グランドゥ(grande)に近い発音グランドという。「大きい」「背が高い」などの意味がある。
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b5470e07.jpeg Dessin(デッサン):素描のことで、英語ではdrawingという。ちなみに動詞はデシネ(dessiner)。
 チ-ズフォンデュ:スイスのチ-ズフォンデュは有名。フランス語ではune fondue savoyarde(ユヌ フォンデュ サヴォワイヤードゥ)、fondueがフォンデュを表すが、もとの意味は「溶けた」で、動詞はfondre。
 Concours(コンク-ル):英語ではcontest(コンテスト)あるいはconpetition(コンペテイッション)という。
 Grand Prix(グランプリ):コンク-ルにはグランプリがある。このgrand(グラン)は「最高の」、prix(プリ)は「賞」を意味する。
 essai(エッセ-):は日本語では「随筆」の意味で使われているが、フランス語にはこれ以外に「試し」「テスト」「実験」などの意味がある。動詞essayer(エッセイエ)で「何かを試す」とか「試着・試飲する」という意味になる。
 restaurant(レストラン):これはrestaurer(レストレ)という動詞で「(元気などを) 回復させる」という意味があり、英語では同じrestaurantを使い、動詞には新しくrestore(リストア-)という単語が作られた。
 ensemble(アンサンブル):「洋服のアンサンブル」と「音楽の合奏」という意味が知られている。フランス語では「一緒に」とか「同時に」という意味で使われることが多い。
 Enquete(アンケ-ト):英語ではquestionnaire(クエスチョネア-)となる。
 Potage(ポタ-ジュ):英語でいうス-プ(soup)。
 Gourmet(グルメ):日本語にも英語にもなっている。 ちなみにgourmand(グルマン)は「食いしん坊の」という意味があり、Il est gourmand.(イレ グルマン)というと「彼は食いしん坊だ」となり、英語で言うところの〈 He has a sweet tooth.〉となる。
 Manteau(マント):英語でいうコ-ト(coat)である。
 Masque(マスク):変装用の仮面からいろんな用途のマスクを意味する。またその動詞masquer(マスケ)は「視界をさえぎる」「意見・事実を隠す」といった意味を持つという。
 Chanson(シャンソン):「歌」という意味のほか「鳥のさえずり」という意味もあるという。
 Champagne(シャンパン):フランスにある地方名からつけられたという。
 Buffet(ビュッフェ):「食器戸棚」という意味もあるという。
 Aventure(アヴァンチュ-ル):英語のadventure(アドヴェンチャ-)と同じ。「冒険」「意外な出来事」という意味。
 pret-a-porter(プレタポルテ):プレ(pret)は「用意のできた」、ポルテ( porter)は「洋服などを着る」という意味があり、「高級既製品」というふうに訳される。
 
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その15の追記
日高先生

おはようございます。「キャリア官僚は痴漢程度じゃあ絶対にクビにならない」って何なんでしょうか?
「ばかやろ~~~ちくしょーーー」と心の中で叫びました。
 フランス語もとても勉強になりました。最近、洋服店やレストラン名にフランス語が多く使われていて
読めずに閉口することがしばしばあります(+_+) 

「つぶやき その15の追記」:
「しんさい」は「震災」と書き表しますが「神がもたらす災い」という意味として
「神災」とも書くのでは?と真面目に考えています。
駄考(だこう、無駄な考え)かもしれませんが。。。

いつもいつもありがとうございます(*^_^*) Kより


K 2012/09/20(Thu) 編集
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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