瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
淺草通りを横十間川が架かる柳嶋橋まで東進し、横十間川に沿って南下し亀戸天神に立ち寄る。太鼓橋の上に出ると北西方向にスカイツリーが見える。今は藤が真っ盛りである。境内をひと回りして、来た道を引き返す。
一昨日は爺の高校時代の同窓会「硯友会」東京支部の総会があるあるというので、8名の同期生を誘って、九段のグランドパレスホテルまで出掛けた。東京支部の役員さんが変わったということで、ある程度の期待を持って参加したのだが、まあ、今までとあまり代わり映えはしていない。まあ、我々爺はこの辺りが引き時かもしれない。あとは若い連中好きなように運営していけばよいのだろう。
帰りにF君、N君と日本橋で飲みなおし、昨日は2日酔いで1日中気持ち悪く、一日中家に引きこもってテレビに齧り付いていた。
沖縄では基地反対集会に9万人が集まったと言うことである。今では普天間の基地の移転先を日本の何処に求めても反対に合うだろう。そもそも米軍基地があるから日本の安全が保たれているのだろうか。日米安全保障も考え直す時が来たのではないだろうか。それこそ本当に有事のことがあれば、日本に米軍基地があることで、却って日本の安全が冒されると言うことだってありうるのではなかろうか。
本日は桜橋~千住汐入大橋間の隅田川周辺をひと回りする。







今朝のNHKテレビから。
普天間“今週 日米間の協議” ―― 沖縄の普天間基地の移設問題をめぐって、アメリカのキャンベル国務次官補は、今週、ワシントンで、問題の具体的な進展に向けた日米間の協議が行われることを明らかにしました。/オバマ政権で対日政策を担当するキャンベル国務次官補は、27日から日本を訪れるのに先立って、25日、ワシントン郊外の空港で記者団の質問に答えました。この中でキャンベル次官補は、普天間基地の移設問題をめぐり、日本政府内で、キャンプシュワブの沿岸部に滑走路を建設する現行案を修正して、陸上から遠ざける案や、沖合の浅瀬にくいを打ち込みその上に滑走路を造る案などが出始めていることについて、「特定
の案や、岡田外務大臣とルース駐日大使との会談の内容について、コメントするつもりはない」と述べました。その一方で、キャンベル次官補は「最近の日米間の協議で示されたいくつかの要素には、勇気づけられている。日本側のチームがワシントンに来るので、あすから協議を行い、沖縄をめぐる問題の次の段階について話し合いたい」と述べ、今週、ワシントンで、問題の具体的な進展に向けた日米間の協議が行われることを明らかにしました。また、キャンベル次官補は、25日に行われた沖縄の県民大会について、「沖縄の人々の負担を軽減するために、日米両国が協力して手だてを講じなければならないことが、あらためて明確になった」と述べました。 (NHK、4月26日 4時24分)
帰りにF君、N君と日本橋で飲みなおし、昨日は2日酔いで1日中気持ち悪く、一日中家に引きこもってテレビに齧り付いていた。
沖縄では基地反対集会に9万人が集まったと言うことである。今では普天間の基地の移転先を日本の何処に求めても反対に合うだろう。そもそも米軍基地があるから日本の安全が保たれているのだろうか。日米安全保障も考え直す時が来たのではないだろうか。それこそ本当に有事のことがあれば、日本に米軍基地があることで、却って日本の安全が冒されると言うことだってありうるのではなかろうか。
本日は桜橋~千住汐入大橋間の隅田川周辺をひと回りする。
普天間“今週 日米間の協議” ―― 沖縄の普天間基地の移設問題をめぐって、アメリカのキャンベル国務次官補は、今週、ワシントンで、問題の具体的な進展に向けた日米間の協議が行われることを明らかにしました。/オバマ政権で対日政策を担当するキャンベル国務次官補は、27日から日本を訪れるのに先立って、25日、ワシントン郊外の空港で記者団の質問に答えました。この中でキャンベル次官補は、普天間基地の移設問題をめぐり、日本政府内で、キャンプシュワブの沿岸部に滑走路を建設する現行案を修正して、陸上から遠ざける案や、沖合の浅瀬にくいを打ち込みその上に滑走路を造る案などが出始めていることについて、「特定
本日は朝から今にも降り出しそうな天気。途中で降られてはと徘徊は取り止め。ウェブニュースに目を通す。
鳩山首相、「全ての政策実現に職を賭して頑張る」=党首討論 ―― [東京 21日 ロイター]通常国会3回目の党首討論が21日行われ、米軍普天間基地移設問題の決着見通しと責任論をめぐって激しい応酬が展開された。/鳩山由紀夫首相は、決着期限と定めた5月末を変える考えがないことや、移設先として県外を模索する考えに変わりがないことを強調し、「全ての政策実現に向け職を賭して頑張る」と反論した。ただ2回目の党首討論で飛び出した「腹案」は示されず、移設先選定をめぐる情勢が混迷するなか防戦一方だった。/党首討論は、第2回同様、野党が普天間問題や鳩山政権のマニフェスト違反を追及。自民党の谷垣禎一総裁は鳩山首相のあいまい発言をやり玉にあげ「沖縄の危険性除去とは普天間基地の全面返還ではないのか。もしそうであれば、(日米間の合意である)現行案からの大きな後退、先送りだ」、「徳之島の人々にこれだけ不安をあおって、腹案とは何か明らかにすべき」、「最低でも県外(との考え)は今でも生きているのか」などとただした。/これに対して鳩山首相は「県外に移設先を求めていくという気持ちは変わっていない」と述べる一方で、抑止力の観点から「沖縄から遠くに移すことは適当でない」としたが、「腹案」については申し上げられないと語った。5月に政府・与党案を作り移設先と米国の了解を得るとの方針に変わりないかとの質問に「移設先の理解、米国も理解してくれないと話にならない。連立合意も必要。それを行いしっかり決着させる。5月末の時期を変えるつもりはない」と言明した。/しかし、移設先候補として検討されているとみられる鹿児島県徳之島の3町長が平野博文官房長官との会談を拒否する考えを伝えるなど、移設先選定をめぐる混迷は一層深まっており、5月末までの決着は困難との見方が強まっている。/討論の最後に、谷垣総裁は「努力するとか根性入れて頑張るとかということをただしたのではない。職を賭してやるんだという覚悟をあたなに示してもらいたい」と首相の決意をただすとともに、「あなたは3つのものを破壊してきた。第一に日米同盟をはじめとする日本の国際社会における信頼の基礎を完全に崩した。第二が財源なきバラマキ。来年は予算を組めるのか。このままでいったら日本の財政は破壊される。財政が破壊されるだけでなく国民生活の明日が破壊されてしまう。第三が、政治とカネ、マニフェスト違反がありながら、誰も責任を取ろうとしない。こういうことが政治と国民の信頼関係の基礎を裏切ってきた」と追及した。/鳩山首相は「誰がこの国をここまで導いてしまったのか。誰がここまでバラマキ政治を行ってきたのか」と反論。「(前政権の)負の遺産を早く払しょくするために全力を挙げ、全ての政策の実現に向けて職を賭して頑張る」と述べた。問題解決の決意表明の表れとはいえ、自身の責任論にも踏み込んだ。 (2010年 04月 21日 18:06 JST)
渡部恒三氏:「小沢君は絶対辞めない」名古屋の講演で ―― 民主党の渡部恒三元衆院副議長は21日、名古屋市であったミッドランド毎日フォーラム(毎日新聞社主催)で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で「候補地がない場合は沖縄の皆さん、生活向上のためにできる限りのことをするとおわびして受け入れてもらうこともありうる。内閣総辞職にはならない」と述べ、国外、県外移設が実現できなくてもやむをえないとの見方を示した。/また渡部氏は「小沢(一郎幹事長)君は絶対に辞めない。普通なら鳩山(由紀夫首相)、小沢体制で(参院選に)臨むしかない」としたうえで、「ポスト鳩山」について「普天間問題の責任で首相が辞めたら、岡田克也氏は(担当の)外相なので難しい。常識的には副総理の菅直人氏だ」と述べた。 (毎日新聞 2010年4月22日 東京朝刊)
年間売上高の8割がJICA関連 OB企業、集中受注 ―― 外務省所管の独立行政法人・国際協力機構(JICA)と関連法人の渡航・航空券手配や海外からの研修生の受け入れの業務について、JICAの天下りOBが歴代の社長を務める会社が受注を繰り返していることが分かった。JICA関連の受注は、同社の年間売上高の8割前後に上っている。 /JICAの渡航費用をめぐっては、昨秋の事業仕分けで「割高だ」と批判されていた。渡航の業務発注で、JICAの公金が天下り会社に流れ込む構図が明らかになった。JICAは、23日から始まる事業仕分け第2弾でも対象となっている。 /この会社は、「国際サービス・エージェンシー」(本社・東京)。同社やJICAの説明によると、同社は1983年、損害保険代理業務を行うことを主な目的に設立され、86年から旅行代理業務も手がけている。過去5代の社長はすべてJICA出身で、現在の社長と専務の2人もOBだ。また、2000年以降、OB3人が役員として同社に再就職している。 /同社が受注しているJICA関連のビザ取得や航空券を手配する業務には、(1)JICAからの直接ルート(2)関連法人を経由した間接ルートの2通りある。 /(1)では、役職員や海外に派遣する人たちの航空券の手配などで、受注額は06~08年度の3年間で計41億8千万円。JICAは毎年、旅行業者十数社を会社の実績などに応じて指定業者に選定、職員らがその中から自分で発注する仕組みになっている。同社の08年度の受注額は指定業者14社のうち2番目に多かった。 /職員らは予約やビザ取得の早さ、連絡の頻度などで選ぶケースが多いという。だが、ある元職員は「ある年の同社の取扱額が少なかったため、上司から海外出張の際に使うように指示されたことがある」と打ち明ける。 /また、(2)では、JICAから事業を受注し、OBを受け入れている関連法人の財団法人・日本国際協力センター(JICE)と財団法人・日本国際協力システム(JICS)からも同社は渡航・航空券手配業務を受注。この間接ルートの受注額も06~08年度で計27億5千万円に上る。JICEは同社への発注について「JICAの業務を取り扱っているため、業務効率が良かった」などと説明する。JICE受注のJICAの研修監理事業では、会計検査院から割高な航空券手配により08年度で約7千万円を節約できたはずと指摘されている。 /さらに、国際サービス・エージェンシーはJICA発注の海外研修生受け入れ業務を07年度まで随意契約で受注。08年度は3年契約を前提とした提案型の入札方式だったが、同社だけの「1社応札」で受注に成功した。08年度の受注額は5億5千万円。/同社の売上高は08年8月期で35億2千万円、09年8月期で41億4千万円。JICAや関連2法人から同社への08年度の発注総額は31億2千万円。JICAなどと同社の決算期がずれているため一概には比較できないが、同社の年間収入の8割前後がJICA関連といえる。 /JICA関連の受注が多いことについて、同社幹部は「海外出張などでの的確な手配のノウハウを蓄積し、営業活動を一生懸命やって契約を取っている。正々堂々と勝負している」と話した。 /JICA広報室は「OBの役員がいるという意味では特別だが、他にも取引額が多い業者はいる。優遇していることはない」としている。 (asahi.com 2010年4月22日3時2分)
桜橋~千住汐入大橋の隅田川沿いを徘徊。東白鬚公園の少年野球場の傍でハナミズキが咲いていた。ハナミズキの日本における植栽は、1912年に当時の東京市からアメリカワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まりであると聞く。今朝は木母寺から梅若橋を渡り、鐘ヶ淵中学校の横を通りぬけ、イニシア千住曙町のテラスから千住大川端公園に出た。早、躑躅が今を盛りと咲いている。千住汐入大橋を渡り、汐入公園に入るとフゲンゾウ・イチヨウ・カンザン・ヤエムラサキなどの遅咲きの桜が眼を楽しませてくれる。公園内のさくら橋を渡り、瑞光橋に来ると、橋の下にたくさんのユリカモメが屯している。どのユリカモメもはや頭が黒くなっている。ユリカモメが北に旅立つのも間もなくなのであろう。今朝は12000歩強、8㎞を超える距離を歩いたことになる。









桜橋~水神大橋の隅田川周辺をひと回りした。春霞の中、気温はいくらか春を加持させるようにはなったが、予報に拠れば明日からまた天気が崩れるようだ。



今朝のウェブニュースから。
徳之島決議に続き、沖縄知事が反対集会出席へ ―― 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題は、鳩山首相の「腹案」の移設先とされる鹿児島県・徳之島での島民集会で、受け入れ反対が決議されたことに続き、沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事が19日、県内移設に反対する25日の県民大会に出席する意向を固めた。/地元の反対意思表明により「5月末決着」はとどめを刺された格好だ。/鳩山首相は19日朝、島民集会を「一つの民意だと理解すべきだ」と述べるにとどめたが、同日夜には「徳之島の皆さんには不安ばかり募らせてしまい、おわび申し上げたい」と陳謝した。/一方で「沖縄の皆さんが今日まで大変過重な負担の中で苦しまれてきた。やはり国民の皆さん全員で分かち合う気持ちを示していただきたい」と記者団に語り、沖縄県外への移設に改めて理解を求めた。「いずれお願いする段階に来た時には、誠心誠意尽くしてまいりたい」と、現地入りも視野に自らが説得に乗り出す考えを強調した。/今後の段取りについて、平野官房長官は19日夕の記者会見で、政府の移設案決定の前に、社民党の福島党首と国民新党の亀井代表が入る基本政策閣僚委員会で了承を得る手続きを踏み、その後で移設先となる地元自治体などに理解を求めていく考えを示した。/しかし、沖縄県内への代替施設建設を軸に徳之島案などを組み合わせた政府案で、首相が公約するように与党、地元、米国が納得する移設案をまとめるのは至難の業だ。/与党内では、社民党の福島党首は19日の記者会見で「(米)グアムやテニアンが一番」と国外移設を強調。政府は与党の了承を得られなければ、社民党の連立離脱をにらんだ決断を迫られる可能性もある。/地元でも、徳之島の大久幸助・天城町長が19日、町内で記者団に「(反対決議で)民意が示されたからもう火消しは出来ない。首相がおいでになっても会うわけにはいかない」と語った。さらに、25日の沖縄県民大会に仲井真知事が出席することで徳之島に続き、沖縄も島ぐるみで県内移設反対を政府に突きつける形になる。/また、米側も〈1〉米軍運用面での実現可能性〈2〉地元合意の必要性――を条件とし、政府案への疑念を強めている。 (2010年4月20日01時47分 読売新聞)
徳之島決議に続き、沖縄知事が反対集会出席へ ―― 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題は、鳩山首相の「腹案」の移設先とされる鹿児島県・徳之島での島民集会で、受け入れ反対が決議されたことに続き、沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事が19日、県内移設に反対する25日の県民大会に出席する意向を固めた。/地元の反対意思表明により「5月末決着」はとどめを刺された格好だ。/鳩山首相は19日朝、島民集会を「一つの民意だと理解すべきだ」と述べるにとどめたが、同日夜には「徳之島の皆さんには不安ばかり募らせてしまい、おわび申し上げたい」と陳謝した。/一方で「沖縄の皆さんが今日まで大変過重な負担の中で苦しまれてきた。やはり国民の皆さん全員で分かち合う気持ちを示していただきたい」と記者団に語り、沖縄県外への移設に改めて理解を求めた。「いずれお願いする段階に来た時には、誠心誠意尽くしてまいりたい」と、現地入りも視野に自らが説得に乗り出す考えを強調した。/今後の段取りについて、平野官房長官は19日夕の記者会見で、政府の移設案決定の前に、社民党の福島党首と国民新党の亀井代表が入る基本政策閣僚委員会で了承を得る手続きを踏み、その後で移設先となる地元自治体などに理解を求めていく考えを示した。/しかし、沖縄県内への代替施設建設を軸に徳之島案などを組み合わせた政府案で、首相が公約するように与党、地元、米国が納得する移設案をまとめるのは至難の業だ。/与党内では、社民党の福島党首は19日の記者会見で「(米)グアムやテニアンが一番」と国外移設を強調。政府は与党の了承を得られなければ、社民党の連立離脱をにらんだ決断を迫られる可能性もある。/地元でも、徳之島の大久幸助・天城町長が19日、町内で記者団に「(反対決議で)民意が示されたからもう火消しは出来ない。首相がおいでになっても会うわけにはいかない」と語った。さらに、25日の沖縄県民大会に仲井真知事が出席することで徳之島に続き、沖縄も島ぐるみで県内移設反対を政府に突きつける形になる。/また、米側も〈1〉米軍運用面での実現可能性〈2〉地元合意の必要性――を条件とし、政府案への疑念を強めている。 (2010年4月20日01時47分 読売新聞)
家を出たころはすっかり明るくなっていた。咽喉のイガイガはまだ癒らないが、気温もそんなに低くは無いので距離を短めにして出掛けることにした。ソメイヨシノはすっかり葉桜になったが、サトザクラはピンクの花をつけている。これからは公園にいろいろな花が咲き競う季節に入る。早、アヤメかカキツバタか純白の花をつけている。躑躅の仲間も咲き始めた。東京スカイツリーは間もなく350mに達することになり、展望台の部分に入るのだろうか。


徳之島では1500人の基地移設反対の集会があった。まあ、今は日本の何処に移設先を決めても先ず住民の了承を得ることはあるまい。まあ、鳩山さんは八方美人はなることはない。アメリカさんの顔色ばかり見ないで、はっきりと「国民は米軍基地を望んでいません。アメリカさんに守ってもらわなくても結構です。日本はアメリカの傘の下にいることを望んでいません。」とはっきりアメリカさんに伝えられないもんかな。
徳之島では1500人の基地移設反対の集会があった。まあ、今は日本の何処に移設先を決めても先ず住民の了承を得ることはあるまい。まあ、鳩山さんは八方美人はなることはない。アメリカさんの顔色ばかり見ないで、はっきりと「国民は米軍基地を望んでいません。アメリカさんに守ってもらわなくても結構です。日本はアメリカの傘の下にいることを望んでいません。」とはっきりアメリカさんに伝えられないもんかな。
今朝は久し振りに晴れ渡った好い天気であったが、少々咽喉がイガイガするので出掛けるのはやめた。起き抜けにウェブニュースに目を通す。
選挙:「衆参同日選」論 「消費増税」「普天間」打開へ、リセットの誘惑 ―― <分析> 与野党通して衆参同日選を巡る憶測がかまびすしくなっている。背景には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題と、財政危機の深刻化で先送りが困難な消費税論議がある。政権中枢の仙谷由人国家戦略担当相が同日選の可能性に言及したのも、鳩山政権で越せそうにないハードルを一挙に越える起死回生策への誘惑にかられているためだ。
「日本は財政上大変厳しい。大命題が目の前にある」。16日に鳩山由紀夫首相の退陣と同日選の可能性に言及した仙谷氏は、同日選で問うテーマに消費税を挙げた。仙谷氏は13日にも「消費税を掲げて選挙をしなければ信頼のおける政権にならない」と語っている。/菅直人副総理兼財務相も「増税しても使い道を間違わなければ景気はよくなる」と消費税の税率上げには理解を示す。6月中に政府が策定する「中期財政フレーム」でも明確な方向性は打ち出せず、年末の予算編成というハードルを越える見通しは立たないからだ。/ただ、小沢一郎民主党幹事長は「半年で基本が変わるのは国民に理解されない」(12日)と述べ、鳩山首相も「私が政権を担っている間は(消費税増税を)しない」(3月13日)とし、現政権では消費税増税の封印は解けていない。そんな中、仙谷氏が消費税を軸に同日選を掲げたのは、こうした政策実行の制約を取り除きたいとの思いからとみられる。/仙谷氏の狙いはそれだけではない。衆参同日選後に、民主、自民両党内の財政再建派が結集し、民主党のバラマキ政策を攻撃する与謝野馨元財務相ら新党グループも巻き込む政界再編を視野に入れているとの見方も取りざたされている。/仙谷氏は持論の2大政党制について「1度の政権交代で定着するものではない」と漏らしたこともある。仙谷氏と距離があるとされる小沢氏は選挙前の消費税率引き上げ論議を封印しているが、小沢氏周辺は「小沢氏が最終的に目指しているのは憲法改正と消費税だ」と指摘し、仙谷氏と考えを共有する複雑な関係を説明する。/一方、普天間問題は5月末に政府側が「決着」を演出したとしても、米国の同意も含めた「解決」は困難で、政権の求心力低下は避けられない。「顔」を代えて局面を転換し普天間問題をリセットするという誘惑も強まる。/菅氏に近い民主党のベテラン参院議員は「民主党は自民党の民意を問わない政権たらい回しを批判してきた。首相を代えるなら同日選で信を問うべきだ」と語った。
◇民主の大勢「やるわけない」 自民、小沢氏に戦々恐々
民主党議員の間では「ダブルでやっても昨年の衆院選のような勝ち方はできないから、やるわけがない」(若手衆院議員)という見方が大勢。衆院の圧倒的多数をみすみす放棄するようなことを小沢氏は考えないというわけだ。/しかし、自民党の大島理森幹事長は「局面打開のためには、小沢さんは何をするかわからない」と同日選への警戒感をあらわにした。大島氏は、海部政権の官房副長官として自民党幹事長だった小沢氏との連絡にあたった経験を持ち、民主党議員よりも与党幹事長としての小沢氏の手法をつぶさに知っている。政権の支持率低迷など意に介さない強気の姿勢に出てくると判断しているようだ。/実際、自民党にとっては衆参同日選は最悪のシナリオ。300小選挙区のほとんどで、衆院選公認候補となる支部長が決まっている民主党に対し、自民党は187人しか決まっておらず、昨年の衆院選惨敗、野党転落の衝撃が癒えていない。しかも、自民党の「台所」事情は深刻だ。夏には所属議員に「氷代」という資金を配る習わしが続いてきたが、若手衆院議員は「資金が枯渇しているから、今年の夏は配られないのではないか」と不安を語る。自民党壊滅が悲願の小沢氏が同日選を狙う動機には事欠かない。
午前中は時代劇チャンネルの鬼平犯科帳と剣客商売を挟んでニュース番組と専らテレビ。午後ナルちゃんセキちゃんが訪ねてくれた。1時間ばかり話しこんだ。
選挙:「衆参同日選」論 「消費増税」「普天間」打開へ、リセットの誘惑 ―― <分析> 与野党通して衆参同日選を巡る憶測がかまびすしくなっている。背景には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題と、財政危機の深刻化で先送りが困難な消費税論議がある。政権中枢の仙谷由人国家戦略担当相が同日選の可能性に言及したのも、鳩山政権で越せそうにないハードルを一挙に越える起死回生策への誘惑にかられているためだ。
◇民主の大勢「やるわけない」 自民、小沢氏に戦々恐々
民主党議員の間では「ダブルでやっても昨年の衆院選のような勝ち方はできないから、やるわけがない」(若手衆院議員)という見方が大勢。衆院の圧倒的多数をみすみす放棄するようなことを小沢氏は考えないというわけだ。/しかし、自民党の大島理森幹事長は「局面打開のためには、小沢さんは何をするかわからない」と同日選への警戒感をあらわにした。大島氏は、海部政権の官房副長官として自民党幹事長だった小沢氏との連絡にあたった経験を持ち、民主党議員よりも与党幹事長としての小沢氏の手法をつぶさに知っている。政権の支持率低迷など意に介さない強気の姿勢に出てくると判断しているようだ。/実際、自民党にとっては衆参同日選は最悪のシナリオ。300小選挙区のほとんどで、衆院選公認候補となる支部長が決まっている民主党に対し、自民党は187人しか決まっておらず、昨年の衆院選惨敗、野党転落の衝撃が癒えていない。しかも、自民党の「台所」事情は深刻だ。夏には所属議員に「氷代」という資金を配る習わしが続いてきたが、若手衆院議員は「資金が枯渇しているから、今年の夏は配られないのではないか」と不安を語る。自民党壊滅が悲願の小沢氏が同日選を狙う動機には事欠かない。
春なのにブルッ… 百貨店、コート売り上げ4割増 ―― 穏やかな春の陽気の翌日は、一転して真冬並みの寒さに――。/この春は気温の乱高下が激しく、16日も東京都心は朝から冷え込み、予想最高気温は約7度にとどまる。天候不順で野菜が値上がりし、都心のデパートではコートの売り上げがアップ。気まぐれな空模様が、春の商戦やイベントを左右している。/「4月にコートを店先に飾るなんて、記憶にありません」。16日午前、東京・池袋の東武百貨店池袋店の婦人服フロアで、女性店員(28)はマネキンにトレンチコートを着せながら苦笑いした。/このフロアでは百貨店の担当者が毎朝、気温をチェックしているが、最近は各店頭の飾り付けを、暑い日はノースリーブ、寒い日はコートなどにそろえるよう心掛けている。その結果からか、4月はコートの売り上げが前年同月比で約40%増になったという。/気象庁によると、3月以降の都心の最高気温は、20度以上の日が9日あった一方、10度以下の日も7日に上った。この時期は例年、北からの寒気と南からの暖気がぶつかり、寒暖が繰り返される傾向にあるが、今春の激しい変化は、その寒気と暖気が例年より強かったことが影響している。南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が異常に上昇するエルニーニョ現象などの影響で、日本の南側では高気圧が例年より強くなった。逆に日本の北側では、北極付近の気圧が例年より高くなった影響で、強い寒気が気圧の低い日本付近に流れ込みやすくなった。また、強い寒気と暖気がぶつかったことで、前線を伴う低気圧も多く発生し、西日本から北日本にかけて大量の雨と日照時間の減少をもたらした。/季節外れの雪が降るところもあった。神奈川・箱根の山岳部では16日未明から降り出し、芦ノ湖周辺では約10センチもの積雪に。同県小田原土木事務所は「こんな時期に除雪するほど降るなんて、少なくともこの10年ほどはなかった」と驚く。標高877メートルの筑波山(茨城県)でも同日朝、270メートル付近の筑波山神社で雪が降ったという。
こうした気候の変調は野菜の成育を遅らせている。東京都中央卸売市場によると、大田市場(大田区)の4月2~8日の市況では、千葉県産のネギが出荷量の減少に伴い、前年比で約2倍に高騰。神奈川県産のキャベツや埼玉県産のキュウリなど、多くの種類で値上がりした。/野菜の値上がりについて、赤松農相は16日の閣議後の記者会見で、「(農家に)前倒しで早出ししてもらうよう、多少でも努力をしてもらう。値段の安定に努めたい」と述べた。/これから桜の本番を迎える東北地方でも、4月に入って寒さが戻っており、イベントの動向を左右している。仙台市の桜の名所、榴岡(つつじがおか)公園(宮城野区)では、地元の実行委員会が花見のイベントを10、11日に企画したところ、桜の開花が間に合わなかった。一方、青森県弘前市の弘前公園では、ここ2年続けて開花が例年より早まり、5月初めには散っていたが、今年は寒さの影響で開花が遅れる見込み。同市の観光担当者は、「今年は桜のピークがちょうど大型連休にかかるので、たくさんの観光客に満開の桜を楽しんでもらえそう」と歓迎している。 (2010年4月16日14時32分 読売新聞)
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
93
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
sechin@nethome.ne.jp です。
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
最新コメント
[enken 02/23]
[中村東樹 02/04]
[m、m 02/04]
[爺の姪 01/13]
[レンマ学(メタ数学) 01/02]
[m.m 10/12]
[爺の姪 10/01]
[あは♡ 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
最新トラックバック
ブログ内検索
カウンター