今朝の毎日新聞にから。
風知草:「小沢問題」とは何か ―― 「小沢問題」とは何か。そこがはっきりしないまま、政治攻防が白熱している。/小沢一郎民主党幹事長の側から見れば、それは政治資金の虚偽記載である。本人が不起訴だった以上は事実無根、検察は暴走でマスコミはウソ八百――ということになる。/だが、世評は違う。虚偽記載は疑惑の断片に過ぎない。背景にいろいろな問題が見え隠れしているが、小沢は「違法ではない」という以上の説明をしない。それで批判される。/小沢はマスコミを軽蔑(けいべつ)しながら、風向き次第でマスコミに乗る。万事、参院選にらみの宣伝戦と割り切っているような幹事長ぶりも含めて「小沢問題」だと筆者は思う。/折しも増税と財政再建論議が活発化しているが、この問題に対する小沢の主張はいつも逆向きだ。高速道路をつくれ、公共事業のインサイダー情報を流せという調子。大政党の運営は一筋縄ではいくまいが、進んでテレビに出て国民に苦心を語ったためしがない。/まだある。税金のムダ遣いを洗い出す「事業仕分け」は政権の看板政策だが、小沢には政党交付金(税金)にまつわる不明朗な逸話がある。/90年代以降の政党の離合集散の過程で、小沢が深くかかわった新生党や自由党の政党交付金数十億円の行方が分からないままになっている。
法の不備で責任は問えないのだが、それをよいことに、小沢はこれも説明しない。事業仕分けの精神と相いれない。同じ税金だ。こういうセンスの人物が改革政党の幹事長でいいのかという疑問がある。これも「小沢問題」である。◇ 検察審査会が小沢起訴を求める議決をしたのが4月27日。連休明けの5月10日、小沢は女子柔道の五輪金メダリスト・谷亮子の参院選(比例代表)出馬を発表している。/谷の出馬会見に同席した小沢は、谷のすごさは「たゆまぬ努力と不撓(ふとう)不屈の精神」であると3度繰り返した。/「ただ漫然と偉業を達成したわけではない。自ら鍛え、工夫し、理想、目標に全力で立ち向かっていく生き方は、今日の日本社会では希薄になりかけたものであり、共感を覚えておるところでございます」/小沢の賛辞には自らを鼓舞する響きがあった。/先週末の15日、小沢は検察審の議決に伴う検察の事情聴取に応じた。衆院政治倫理審査会にも出席するという。
三社祭は必ずと言っていいほど雨に見舞われることが多いのであるが、今年は天気は上々、気温も暑からず寒からず、聖天町への「三宮」神輿の渡御は午後4時20分ということであったが、40分ほど遅れた。
大化元年(645)、勝海上人(しょうかいしょうにん)がこの地においでになり、観音堂を建立し、夢告によりご本尊をご秘仏と定められ、以来今日までこの伝法(でんぼう)の掟は厳守されているという。
広漠とした武蔵野の一画、東京湾の入江の一漁村にすぎなかった浅草は参拝の信徒が増すにつれ発展し、平安初期には、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)(794~864、浅草寺中興開山・比叡山天台座主3世)が来山し、お前立のご本尊を謹刻したという。
鎌倉時代に将軍の篤い帰依を受けた浅草寺は、次第に外護者として歴史上有名な武将らの信仰をも集め、伽藍の荘厳はいよいよ増した。江戸時代の初め、徳川家康によって幕府の祈願所と定められてからは、堂塔の威容さらに整い、いわゆる江戸文化の中心として、大きく繁栄したのである。かくして都内最古の寺院である浅草寺は、「浅草観音」の名称で全国的にあらゆる階層の人達に親しまれ、年間約3000万人もの参詣者が訪れる、民衆信仰の中心地となっている。
夕刻、我が家の前を町内神輿が通った。
このブログを始めたのは2008年5月14日(水)とあるから、今日で丸々2年描き続けたことになる。まあ、我ながら埒もない駄文や同じような写真を恥じらいも無くよく載せてきたものだと感心する。
朝刊(朝日)1面に「小沢氏、政倫審出席へ」の見出しが目に入る。今朝のウェブニュースから。
諦めて、帰宅すると6時を過ぎていた。いきなり婆様がガミガミ。反発すればこちらが不快になるだけ。「今日は結婚記念日だ」と竹輪耳を決め込む。相手は午後4時30分から改札口で待っていたとのこと。まあ、善意のすれ違い。いたし方あるまい。
今日は、雨模様。徘徊は止める。
幡ヶ谷に間借りをしての新婚生活であったが、この春から始ったテレビドラマの「ゲゲの女房」の生活そのままであった。今まで朝ドラは余り見なかったのだが、そんなわけで今回の朝ドラは徘徊から帰宅すると7時45分からBS2で欠かさず見るようにしている。
今日は午後から横浜のN兄と渋谷で会う約束をしているし、朝から雨模様なので大事をとって徘徊を休んだ。甥の息子の結婚式に撮った写真を整理して、両家と当事者であるM&Sご両人にCDを送付することにした。
今朝のウェブニュースから。
(産経ニュース、2010.5.11 11:13)
寝坊して5時に起床。5時10分に家を出ると台東区がわの隅田川を北上。左に石濱神社を見ながら荒川区の遊歩道を北上。汐入公園に入る。胡録トンネル上の展望台ではオオムラサキツツジが満開。バーベキュー広場では地元の爺ちゃん婆ちゃんが集まって太極拳をやっている。汐入公園内のさくら橋を渡り、千住汐入大橋に出る。イニシア千住曙町のテラスに立つと水神大橋と千住汐入大橋の間で隅田川が大きく彎曲しているのが判る。墨堤通りから東白鬚公園の北ゲートから公園内に入る。梅若橋を越えた木母寺前には地元の人々が集まっている。時計を見ると6時30分、ラジオ体操が始まる時刻である。
5月8日というのに、まだ片付けられていない向こうにスカイツリーが聳え立つ。南ゲートから明治通りと墨堤通りの交差点に出る。墨堤通りを南下、桜橋を渡って帰宅する。時に7時10分。本日は少々歩きすぎかな? 万歩計は13402歩、8.71㎞と記録されていた。
最近の政治の迷走ぶりはどういうことなのだろう。老子先生曰く、「夫輕諾必寡信、多易必多難。(それ軽諾は必ず信寡く、易きこと多ければ必ず難きこと多し。)」
まあ、我々凡人はそれに半分は棺おけに足を突っ込んでいる爺は「いまは黙して行かん、なにを また語るべき」やである。 今朝のウェブニュースより。
5月末に民主党"反小沢クーデター"勃発 小沢辞任で民主党は蘇るのか ――
鳩山政権がなぜ、発足から短期間でここまで追い込まれたのか。
政策の転換には、それを押し戻そうとする霞ヶ関の巨大な慣性力が働く。普天間問題では、鳩山首相は首尾一貫して、「県外、できれば国外」に移転すると言って来たが、まとめ役である平野官房長官、岡田克也・外相、北沢俊美・防衛相の担当3大臣がバラバラに案を練り、動いたことでいたずらに時間がかかり、事態が一層こじれた。/理由は簡単である。本来、総理の方針に沿って動かなければならない防衛省と外務省の事務方が、小泉政権時代に両省が決定した「辺野古沿岸案」に戻すために、サボタージュしたからだ。/「外務省も防衛省も政治主導を掲げる大臣たちに好きにやらせながら、面従腹背で米国には『全部の案を蹴っていれば最後は元に戻る』とささやいていた。そのため総理や平野長官は最後は役人に『知恵を出せ』と泣きつき、当初案の微修正でお茶を濁すしかなくなった。素人同然の大臣たちなど、赤子の手をひねるようなものでしょう」(首相官邸スタッフ)。/総理や大臣の力量不足と言ってしまえばそれまでだが、官僚を動かすには良くも悪くも「権力」が必要なのだ。普天間問題では首相官邸がすべて取り仕切り、権力者の小沢幹事長がにらみを利かせなかったことが官僚のサボタージュを成功させたという側面があることは否定できない。/官僚が民主党政権を手玉に取るには、「権力」を空洞化させることが一番都合がいい。つまり、小沢失脚である。東京地検特捜部が執拗に小沢氏への捜査を続けるのも、そう見るとわかりやすい構図だろう。実は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の政治資金事件で特捜部が今年2月に小沢氏本人の「不起訴」の方針を決めた後も、検察側はあきらめていなかった。/最高検はその直後の3月1日付けで最高検検事の大鶴基成氏を東京地検次席検事に異動させた。大鶴氏は元特捜部長で陸山会事件では最高検の東京担当として佐久間達哉・現特捜部長を指揮して捜査を主導した人物であり、着任後は特捜部長時代の部下を集めて水面下で小沢氏周辺の捜査を継続させていた。そこに検察審査会の「起訴相当」の議決がでたことで、再捜査の大儀名分を得た形となった。/検察は3ヶ月後の7月末までに改めて小沢氏を起訴するかどうかの結論を出すが、実際にはそんなに時間の余裕はない。今年6月中旬には検察首脳人事が行われ、樋渡利秋・検事総長が退任して後任には大林宏・東京高検検事長が就任することが固まっている。それを受けて佐久間特捜部長らも交代すると見られており、"小沢氏起訴"に持ち込む場合、タイムリミットは6月だ。小沢VS特捜部の戦いはこの6月に最終段階に入るとみていい。しかも、それを過ぎると検察には不利な材料が重なる。
検察は陸山会事件の前に、昨年3月には東京地検が西松建設事件で小沢氏の公設秘書だった大久保隆規・被告を逮捕し、6月には大阪地検が当時の民主党副代表・石井一参院議員の口利きで身体障害者団体の偽の証明書を発行したという事件で厚生労働省の村木厚子・元局長を逮捕した。/総選挙前に民主党の代表と副代表がからんだ事件を摘発したことで検察は、「政権交代をつぶすための政治的捜査ではないか」との批判をあびたが、その後の両事件の公判で、証人が次々に供述を翻して捜査を批判するなど、検察は不利な立場に立たされている。とくに厚労省の女性元局長の公判では、石井は関与しておらず、事件そのものが大阪地検特捜部の"でっちあげ"による冤罪だった可能性が強まっている。その判決は7月に予定されており、無罪判決が出ると検察の一連の捜査がやっぱり政治的なものだったと大きな批判を浴びるのは間違いない。/「陸山会事件では特捜部は小沢氏を立件するための証拠が足りず、起訴しても公判維持は難しいと判断された。それは今も変わらないが、一連の判決前に小沢氏が辞任に追い込まれれば、特捜部はたとえ小沢氏を起訴できなくても政治的に勝利できる」(検察OB)。/検察側も民主党内の"反小沢クーデター"を期待するという本末転倒ぶりだ。/まさに国民不在の政争ではないか。
(政界インサイドレポート2010年5月 8日 08:00 ◆小沢再捜査に走る検察の事情)
sechin@nethome.ne.jp です。
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