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古谷一行さんが死去 ―― 横溝正史原作の金田一耕助シリーズなど多数のテレビドラマで味わい深い演技を見せた俳優の古谷一行(ふるや・いっこう、本名=かずゆき)さんが8月23日、死去した。78歳だった。後日、お別れの会を開く予定。
大学在学中に俳優座の養成所に入所し、舞台で活躍。1969年に映画デビューを果たした。テレビでは77年から放送の横溝正史シリーズドラマで主人公の金田一耕助を熱演したほか、連続ドラマ「金曜日の妻たちへ」などに出演した。長男は人気バンド「Dragon Ash」の降谷建志さん。〔共同〕 【日刊スポーツ 2022年9月2日 19:15 (2022年9月2日 22:09更新)】
ウェブニュースより
旧統一教会と自民党国会議員の関係は「底なし沼のよう」…8項目を自主申告の党調査で関係断てるのか ―― 岸田文雄首相は31日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党所属の国会議員との接点を調べ、公表する考えを表明した。世論の反発に押され、これまで消極的だった実態解明に取り組む姿勢をアピールするのが狙いだが、内容は形式的にとどまり、党内で最も関係が深かったとされる安倍晋三元首相とのつながりを明らかにすることにも及び腰だ。識者からは「対応が不十分」と批判も出ている。
党が8月26日に始めた調査では、教会側から選挙支援を受けたかどうかや、教会主催の会合に出席したり、祝電やメッセージを送ったりしたかなどについて、9月2日を期限に回答を求めている。選挙支援を受けるなどした議員に限って、氏名を明らかにする方向で検討している。首相は「(教会と党所属議員が)密接な関係を持っていたのではないかと、国民から引き続き懸念や疑念の声をいただいている。重く受け止め、党として説明責任を果たす」と強調した。
ただ、議員への質問は8項目のみ。自民党の茂木敏充幹事長は「全体像を把握できるようなチェック項目を中心にした」と説明するが、選挙支援やパーティー券販売などの有無や回数を自主申告させるだけで、その理由も尋ねていない。安倍氏側への調査は「どのような関係を持っていたかは本人が亡くなった今、十分に把握することには限界がある」(首相)として、慎重な姿勢を見せる。
形式的な調査にとどまる理由について、党内には「教会との関係は『底無し沼』のようで、本格的にやれば何が出てくるか分からないからではないか」(中堅議員)という見方がある。
企業などのコンプライアンス(法令順守)に詳しい郷原信郎弁護士は「本当に教会との関係をあぶり出すなら、本来は所属議員へのヒアリングや第三者機関を通じて調べるべきだ」と指摘。「教会側との問題の核心には、選挙支援を差配していたと報じられる安倍氏がおり、関係者への調査を抜きにして問題の本質には迫れない」と語った。 (東京新聞 2022年9月1日 11時34分)
藤井聡太竜王が棋王戦初のベスト8進出「この機会をいかせるようにしたい」年度内6冠へ前進 ―― 将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が渡辺明棋王(名人=38)への挑戦権獲得を目指す、第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント3回戦が1日、大阪市の関西将棋会館で行われ、先手の藤井が久保利明九段(47)を83手で下し、同棋戦初のベスト8に進出した。
戦型は久保が得意とする「四間飛車」。終盤にリードを広げ、熱戦を制した藤井は「仕掛けられ、いい指し方が分からなくて、よくない手順を選んでしまったのかな」と反省。初のベスト8進出に「棋王戦ではなかなか上に進むことが出来なかったので、この機会をいかせるようにしたい」。
https://www.youtube.com/watch?v=qm1EvK9WkQw
5冠を保持する藤井は本年度、叡王、棋聖と防衛を果たし、豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、第63期王位戦7番勝負では3勝1敗と王手をかけている。棋王戦の挑戦権を獲得すれば、年度内6冠の可能性がある。次戦は豊島と阿久津主税八段の勝者と対戦する。 [日刊スポーツ 2022年9月1日20時23分]
ゴルバチョフ元ソ連大統領死去 91歳 世界の冷戦体制終結を導く ―― 西側諸国との冷戦を終わらせたソ連最後の指導者、ミハイル・ゴルバチョフ元大統領が30日、病気のためモスクワで死去した。91歳。タス通信が伝えた。1980年代半ばに疲弊していた体制を立て直す「ペレストロイカ」政策に取り組んだが、結果としてソ連崩壊を招き、国内では批判にさらされた。一方でノーベル平和賞を受賞するなど外国では高く評価されて、皮肉な半生を送った政治家だった。
31年3月、ロシア共和国南部スタブロポリ地方に生まれた。55年に名門モスクワ大法学部を卒業し、故郷で党官僚のキャリアを歩み始め、71年にソ連共産党の中央委員に抜てきされた。80年に政治局員となり、85年に54歳でトップの党書記長に就いた。
ソ連は79年に始めたアフガニスタンへの軍事介入が泥沼化し、政治や経済の体制が疲弊していた。ゴルバチョフ氏はペレストロイカの旗振り役として個人の営業を認めるなど、経済改革に踏み切った。社会生活でも86年4月にウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故が引き金となり、情報公開(グラスノスチ)を進めた。
外交ではシェワルナゼ外相と共に「新思考外交」を推進。87年に米国と中距離核戦力(INF)全廃条約を結び、89年にアフガンへの軍事介入を終わらせた。ベルリンの壁の崩壊など、東欧で社会主義政権が倒れていった際には介入を避けた。同年末には米国と共に冷戦の終結を宣言するなど、国際社会の緊張緩和に貢献し、90年にノーベル平和賞を受賞した。
内政では90年に共産党の一党独裁を廃止し、初代のソ連大統領に就任するなど変革を試みたが、むしろ権力基盤は揺らいだ。当時のソ連国家保安委員会(KGB)ら保守派の反発を招き、91年8月の休暇中に軟禁されるクーデター未遂事件を許した。事件はゴルバチョフ氏の権威を失墜させる一方で、徹底抗戦したエリツィン・ロシア共和国大統領(当時)による主導権の掌握を決定づけた。
エリツィン氏らは91年12月、ソ連を構成する共和国が参加した独立国家共同体(CIS)の発足を表明。ゴルバチョフ氏は大統領を辞任し、69年続いたソ連の歴史に幕が下ろされた。
退任後はゴルバチョフ基金総裁に就き、国内外で評論活動などに従事した。96年のロシア大統領選に出馬したが、得票率は1%に満たず、国内の低い評価は覆らなかった。
日本にはソ連大統領時代の91年4月に初訪問し、海部俊樹首相(当時)と北方領土問題を話し合ったが、進展を図れなかった。妻のライサさんとはモスクワ大学時代に結婚したが、99年に先立たれていた。 【毎日新聞 2022/8/31 06:18(最終更新 8/31 08:56)】
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【王位戦】藤井聡太5冠「予想していた手ではなかった」豊島将之九段の強襲封じ手にも対応 ―― 将棋の最年少5冠、藤井聡太王位(竜王・叡王・王将・棋聖=20)が豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、「お~いお茶杯第63期王位戦7番勝負第4局」が24、25日の両日、徳島市「渭水苑」で行われ、先手の藤井が95手で勝ち、対戦成績を3勝1敗とし、3連覇まであと1勝とした。第5局は9月5、静岡県牧之原市「平田寺」で行われる。
終局後、藤井は「序盤から見られない形になり、局面の判断、構想を立てるのが難しい局面が多かった」と振り返った。
シリーズの流れを大きく左右する大一番の戦型は第1局から4局連続の角換わりへ進んだ。1日目午前、藤井が新手を投げかけ、両者が深く読み合って、ねじり合いの中盤に。2日目再開となる56手目の豊島の封じ手は意表を突く、勝負手だった。相手の歩の前に銀を打ち込む「歩頭銀」。藤井は前傾姿勢になり、1時間以上、考え込んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=SWsOeYvmn5
「予想していた手ではなかった。打たれてみると、こちらがどう指すのか、難しいのかなと思った」
予想外の強襲に藤井は落ち着いた指し回しで、リードを広げ、鮮やかに寄せきった。
これで豊島との公式戦の対戦成績は16勝11敗。両者は昨年、王位戦、叡王戦、竜王戦と3つのタイトル戦を戦い、藤井がすべて勝利した。
これでタイトル戦は5連勝。好調モードに入った。7月19日に20歳になった藤井が20代初タイトルを視野に入れた。 [日刊スポーツ 2022年8月25日18時28分]
<つぼ買ってくれと言われたら買うのか?>二階元幹事長の暴言に怒りと疑問の声 ―― 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党議員との緊密な関係が次々と明らかになっていることについて、自民党の二階俊博元幹事長が24日の講演で、「応援してくれる人をこっちが選択する権利はほとんどない」などと発言したことに対し、ネット上で疑問の声が上がっている。
二階氏は「電報を打ってくれって言われりゃ、打つんですよ。『応援してやろう』と言ってくれたら、『よろしくお願いします』っていうのは、もうこれは合言葉ですよ」、「モノ買いに来てくれたら、『毎度ありがとうございます』って商売人が言うのと、同じなんです」と持論を展開。だが、この発言が報じられると、たちまちSNSなどでは「票になれば何でもありか」といった投稿が相次いだ。
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党議員との緊密な関係が次々と明らかになっていることについて、自民党の二階俊博元幹事長が24日の講演で、「応援してくれる人をこっちが選択する権利はほとんどない」などと発言したことに対し、ネット上で疑問の声が上がっている。
二階氏は「電報を打ってくれって言われりゃ、打つんですよ。『応援してやろう』と言ってくれたら、『よろしくお願いします』っていうのは、もうこれは合言葉ですよ」、「モノ買いに来てくれたら、『毎度ありがとうございます』って商売人が言うのと、同じなんです」と持論を展開。だが、この発言が報じられると、たちまちSNSなどでは「票になれば何でもありか」といった投稿が相次いだ。
安倍元首相の国葬についても、世論調査で国民の多くが反対しているにもかかわらず、「やらなかったらバカ」などと言い放った二階氏。この発言についても、《つまり、反対している国民はバカと言いたいのね》、《ならアンタの金でやれ》などと批判が出ているが、それでも「自民党はビクともしない」と強気の姿勢だったのは、単なるカラ元気か、開き直りなのか。 (日刊ゲンダイ 公開日:2022/08/25 16:00 更新日:2022/08/25 16:00)
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欧州、過去500年で最も深刻な干ばつに直面=報告書 ―― [ブリュッセル 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が23日発表した8月の報告書で、欧州は少なくとも過去500年で最悪の干ばつに直面していると指摘した。欧州大陸の3分の2は警戒または警告の状態にあり、内陸部での船舶輸送や発電、一部作物の収穫量に影響が出ているという。
欧州委が監督する欧州干ばつ観測所(EDO)の8月の報告書によると、欧州の47%は土壌の水分不足が明らかな警告状態、17%は植生が影響を受ける警戒状態にある。
「今年に入って欧州の多くの地域に影響を与えている深刻な干ばつは、8月初めの時点でさらに拡大して悪化している」と説明。西欧・地中海地域は通常より気温が高く、乾燥した状態が11月まで続く可能性が高いと指摘した。
欧州委は声明で、現在の干ばつは少なくとも過去500年で最悪となるとの見方を示した。
夏の作物が被害を受け、2022年のトウモロコシの収穫量は過去5年の平均を16%下回り、大豆とヒマワリはそれぞれ15%、12%の減少が見込まれる。
水力発電も打撃を受け、冷却システムに供給する水の不足によって他の発電事業者にも影響が及んでいる。
さらに、水位低下でライン川などの内陸部での船舶航行に支障が出ており、積み荷を減らさざるを得ないため石炭や石油の輸送にも悪影響が出ている。
EDOは、8月半ばの降雨で状況が緩和された可能性はあるが、一部では雷雨を伴い被害を拡大させたと指摘している。 (Reuters 2022年8月24日1:04 午前UPDATED 9時間前)
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岸田首相、コロナ陽性で外遊中止 夏休み最終日 夫妻でゴルフやドラマロケ地訪問でリフレッシュも… ―― 首相官邸は21日、岸田文雄首相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日夜から微熱やせきの症状が出たため、21日午前10時に公邸でPCR検査を受け、午後4時に陽性が判明した。軽症という。30日まで公邸にとどまって療養する。首相は15日午後からの夏休みを終え、22日に公務を再開する予定だった。代理は立てず、公邸で公務に当たる方向で検討している。
首相は27日からのアフリカ開発会議(TICAD)に出席するため予定していたチュニジア訪問を取りやめ、オンラインでの参加を検討する。TICAD出席後に調整していた中東諸国歴訪も中止する。
首相は終戦の日の15日、全国戦没者追悼式などに出席した後、夏休みに入った。16日は、妻の裕子さんら家族と茨城県つくばみらい市のゴルフ場で首相就任後初めてラウンドした。
17日から静岡県伊豆の国市の温泉旅館に家族で宿泊。18日は三嶋大社や「大河ドラマ館」を訪れ、毎週欠かさず見ているというNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地を記念撮影しながら巡った。
19日の午後に帰京。20、21日は公邸にこもって過ごした。(共同) (東京新聞 2022年8月21日 19時57分)
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「第一人者」影響力頼み AOKI、五輪公式商品販売狙う ―― 東京五輪・パラリンピックから1年。東京地検特捜部が大会を巡る不透明な資金の本格解明に乗り出した。大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)は容疑を否認し、徹底抗戦の構えだ。大会スポンサーだったAOKIホールディングス(HD)前会長の青木拡憲容疑者(83)から高橋元理事は何を依頼され、どう動いたのか。汚職事件の背景を追った。
「公式ライセンス商品の早期審査」「選手団の公式服受注のための人脈紹介」――。2018年9月のある日、東京都内の飲食店。高橋元理事とAOKI側の会食の席で、AOKI側から元理事に、五輪を巡って尽力を期待する内容が伝えられた。高橋元理事は黙って聞いていたという。
逮捕容疑となったのは、高橋元理事がAOKI側から理事という職務に関して依頼を受け、五輪スポンサー契約とライセンス商品の製造・販売に便宜を図る見返りに巨額の資金を受領した疑いだ。浮かび上がったのは、広告大手電通の専務を務め「スポーツビジネスの第一人者」とされる高橋元理事と大会スポンサーだったAOKIの特異な関係。両者の親交はいつ始まったのか。
原点は09年にさかのぼる。AOKIが著名なゴルフ大会に協賛した際の契約を仲介したのが高橋元理事だった。自社のジャケットを身にまとった優勝選手や企業のロゴマーク。反響に喜んだ青木前会長は契約話を持ち込んだ高橋元理事との関係性を吹聴したという。
両者の関係は13年にAOKIが東京五輪招致活動に協賛金を出したことで更に深まる。招致に貢献した年下の元理事を「師」と呼び称賛する前会長、元理事が経営する東京・六本木のステーキ店での定期会合――。関係者は「五輪事業参入は青木前会長の悲願だった。高橋さんの力は魅力的だったのだろう」と話す。
高橋元理事は17年1月、大会スポンサー契約を青木前会長に持ちかけた。青木前会長が前向きな反応を示すと、高橋元理事は後日、契約に必要な具体的な金額を提示したという。
その8カ月後、互いに信頼を寄せていた2人は一線を越えていく。17年9月12日、両者間でコンサルティング契約が結ばれ、毎月100万円ずつ支払われることが決まった。同年10月から4年半に渡って支払われた計5100万円が逮捕容疑の「賄賂」に当たる。同じ時期、コンサル契約とは別にAOKI側が計約2億3千万円を支払うことも合意に至った。
コンサル契約を機に、AOKI社内で高橋元理事に「尽力を期待する事項」(同社関係者)をリストアップする作業が動き出した。少数の幹部で検討が重ねられ、専務執行役員が要望書にまとめた。主力の紳士服事業が頭打ちとなるなか、五輪事業を「ブランド力」の強化につなげたいAOKI側の〝本音〟が詰め込まれていた。
高橋元理事に要望が伝えられた18年9月以降、電通出向者が多い組織委マーケティング局に元理事から苦情や指導の檄(げき)が飛ぶようになった。「何をぐずぐずしているんだ」「それじゃ商売にならない」。AOKI側の要望に含まれていた商品審査などを担当していたのが同局だった。
国内外のスポーツ界に顔が広く、海外の要人に広い人脈を持っていた高橋元理事。02年のサッカー・ワールドカップ(W杯)日韓大会や五輪招致を巡るロビー活動でも中心的役割を担ったという。電通関係者は「スポーツ分野で高橋さんの意見は絶対」と影響力の強さを明かす。AOKI側の要望は実現し、審査を通過したAOKIのライセンス商品は19年夏に発売。計3万着以上売り上げ、PR効果も高かったとみられる。
「AOKIに便宜を図ったとしか考えられないでしょ」「コンサル業務なんて実態がない」。東京・霞が関の法務・検察合同庁舎の一室。22年7月から断続的に続いた特捜部検事の調べに、高橋元理事は一貫して容疑を否定してきた。
経費総額が1兆4238億円にのぼった東京大会。巨額の資金が動いたスポーツの祭典の舞台裏で何が起きていたのか。特捜部は22年春ごろから捜査に乗り出し、関係先を幅広く家宅捜索して関連証拠を押収した。容疑を巡って高橋元理事らと全面対決の構図となる中、特捜部はスポーツビジネス界の大物とカリスマ創業者による汚職事件の解明に向け、捜査を本格化させる。 【日本經濟新聞 2022年8月18日 2:00】
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クリミアのロシア軍施設で再び爆発、ウクライナ側関与か ―― ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島の北部ジャンコイで16日、ロシア軍の弾薬庫が爆発した。南部戦線に武器を供給するための鉄道運行にも影響が出ているもようだ。ウクライナ政府は現段階で声明を出していないが、大統領府長官顧問のポドリャク氏は「クリミアの非武装化が始まっている」とツイッターに投稿し、ウクライナ側が関与した可能性を示唆した。
ロシア統治下にある「クリミア共和国」のアクショーノフ首長は、この爆発で複数の民間人が負傷、避難者は3000人に達したと明かし、北部に非常事態宣言を発動した。損壊した鉄道施設の復旧作業を進めているという。
ウクライナのウニアン通信によると同日、クリミア中部グワルデイスコエのロシア軍航空基地でも黒煙が上がった。クリミアでは9日にもサキ航空基地で爆発があり、複数のロシア軍用機が破壊されたばかり。
ポドリャク氏は「爆発はロシアの占領が引き起こした。侵略者や泥棒どもを命にかかわる危険にさらす」と警告した。ゼレンスキー大統領も15日、クリミアの「脱占領化」に向けた諮問機関を設置することを大統領令で決定した。
◆欧州最大の原発、ロシアに撤退圧力強まる
一方、ロシアが占拠する欧州最大級の南部ザポロジエ原発を巡り、国際社会はロシア側に撤退を求める圧力を強めている。欧州連合(EU)の全加盟国と日米など42カ国は14日、軍を引き揚げるようロシアに求める共同声明を発表した。ゼレンスキー氏も15日夜、ロシアが無条件で撤退するよう要求している。
ゼレンスキー氏は、ザポロジエ原発がロシア軍による攻撃が原因で放射性物質が拡散した場合、「(風下の)EU各国に打撃を与える可能性がある」と指摘。ロシア軍が原発敷地内に武器を持ち込み、軍事拠点化しているとして対ロ制裁の強化を求めた。現地メディア、ウクライナ・プラウダなどが伝えた。
ロシアのザハロワ情報局長は15日、EUなどの共同声明は、ロシアが原発に脅威を与えるとの「偽情報」に基づくものだと批判。原発への攻撃はウクライナによって行われているとの従来の見解を繰り返した。ロシア政府はウクライナによる「核テロ」を防ぐとの理由で、原発占拠を正当化してきた経緯がある。
ロシアのショイグ国防相と国連のグテレス事務総長は15日、ザポロジエ原発の安全性について電話協議した。 (東京新聞 2022年8月16日 21時23分)
萩生田政調会長は旧統一教会と“家族”同然のズブズブ 生稲晃子議員の選挙支援も教団に懇願 ―― どう見てもズブズブだ。自民党の萩生田政調会長が、落選中に旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の施設に頻繁に顔を出し、選挙支援を懇願。さらに、今年7月の参院選でも新人候補の選挙支援を旧統一教会に要請していたというのだ。これまで萩生田氏は、旧統一教会との関係について「意図したものでない」とスットボケていたが、もはや逃げられない。
◇ ◇ ◇
17日発売の週刊新潮によると、萩生田氏は2009年衆院選で落選後、地元・八王子市の教団施設を頻繁に訪れ、信者たちの前で「あなたたちのおかげで自民党は成り立っています。私たちを当選させて下さい」などと講演していたという。教団関係者は新潮に「以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれた」「信者たちからすれば“家族”同然だと思っていた」と証言。萩生田氏は旧統一教会と相当、親密に違いない。
7月の参院選では、自らが擁立を主導し当選した元おニャン子クラブの生稲晃子参院議員と共に市内の関連施設を訪ね、支援を要請。萩生田氏も生稲氏もこの事実を認めたという。
さらに、萩生田氏は旧統一教会の会長が出席したイベントに来賓として招かれていたことも分かっている。日本テレビの番組によると、萩生田氏は14年10月、旧統一教会の「多摩東京教区」が主催したイベントに出席。イベントの式次第には、来賓挨拶者として萩生田本人の名前が記されている。当時の徳野英治会長が駆けつけており、旧統一教会にとっては重要なイベントだったという。萩生田側は日テレに「宗教的なイベントとは存じ上げなかった」と答えているが、極めて怪しい。
萩生田氏はこれまで「(旧統一教会の)関連団体のイベントに出席した」「特別、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、地元の皆さんの中にそういう関係者がいたのかもしれない」と発言。あくまで、参加したのは関連団体の会合だったと強調していたが、旧統一教会そのものが開催したイベントに出席したばかりか、関連施設で選挙支援をお願いしていたのだ。「知らなかった」は通用しないだろう。
果たして関係を切れるのか
岸田首相は、10日の内閣改造に際し、「統一教会との関係を点検し厳正に見直すよう指示した」と、閣僚や党役員に旧統一教会との関係の“清算”を要請。萩生田氏も教団との関わりについて「一線を画す」と言っていた。果たして、本当に関係を切るのか。旧統一教会の問題を追及してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏はこう言う。
「現在、明らかになっているのは、萩生田氏側から統一教会の関連団体への会費支出や、元信者の証言といったレベルです。萩生田氏は批判や追及をかわし、この先も統一教会との関係を続けていくつもりでしょう。『関係を切る』と表立って発言することもしないと思います。そんな発言をすれば、教団関係者の反感を買い、怒りの告発を招く恐れがある。萩生田氏にとって何のメリットもありませんから、今後も統一教会との関係を続けていくつもりではないでしょうか」
切っても切れない関係のようだ。 (日刊ゲンダイ 公開日:2022/08/17 13:20 更新日:2022/08/17 13:20)
前回「大洋州に関する難読漢字」の解答
1 濠太剌利 →オーストラリア 2 基里巴斯 →キリバス
3 庫克群島 →クック諸島 4 薩摩亜 →サモア
5 所羅門諸島 →ソロモン諸島 6 大溪地 →タヒチ
7 津張 →ツバル 8 湯加 →トンガ
9 瑙魯 →ナウル
10 新加里多尼 →ニューカレドニア
11 新西蘭 →ニュージランド 12 瓦努阿図 →バヌアツ
13 巴布亜新几内亜→パフアニューギニア
14 帛琉 →パラオ 15 斐済 →フィジー
16 馬紹爾諸島 →マーシャル
17 密克羅尼西亜 →ミクロネシア
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台風8号、東海関東上陸の恐れ 北海道と東北、前線と低気圧で大雨―気象庁 ―― 気象庁は12日、紀伊半島から南へ離れた海上で午前3時に熱帯低気圧が台風8号に変わったと発表した。13日に東海や関東に接近し、上陸する可能性が高い。東海では雨が強まり始め、同庁は大雨や高波に警戒し、強風に注意するよう呼び掛けた。交通にも影響する恐れがある。
8号は14日未明に東北沖へ進んだ後、15日未明に千島近海に達するまでに温帯低気圧に変わる見込み。
8号は12日午前9時、紀伊半島の南方海上をゆっくりと北へ進んだ。中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。南東側330キロ以内と北西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
一方、日本海から北海道に前線が延び、前線上の低気圧が北海道付近へ進んだため、北海道南西部や東北地方北部では断続的に大雨となった。前線は13日には東北北部に南下するとみられ、土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水に厳重な警戒が必要という。
北海道えりも町の襟裳岬では12日午前9時40分までの12時間雨量が125ミリ、青森県むつ市では午前8時半までの同雨量が107ミリとなった。青森、秋田、岩手各県の一部に土砂災害警戒情報が出された。
13日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北180ミリ、東海150ミリ、関東甲信80ミリ、北海道60ミリ。その後、14日午前6時までの同雨量は、東海200~300ミリ、関東甲信100~150ミリ、東北50~100ミリ。
東海と関東で13日にかけて予想される波の高さは5メートル、最大瞬間風速は25メートル。 (JIJI.COM 2022年08月12日10時43分)
英国防相「ロシアは負け始めた」 ウクライナ侵攻で ―― 【ロンドン、キーウ=共同】ウォレス英国防相は11日、ウクライナ侵攻を続けるロシアについて、(全土の)占領は困難で侵攻は南部と東部に絞られてきたと指摘し、攻勢は頓挫して「負け始めている」と強調した。英メディアが報じた。
ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は12日、ロシア軍によるバフムトなど州内各地への11日の攻撃で市民7人が死亡、14人が負傷したと通信アプリで明らかにした。ドネツク州を中心に市民が犠牲になる戦闘が続いている。
ウクライナ軍の報道官は12日、空軍機がロシア軍が占拠する南部ヘルソン州の2カ所に空爆を行い、ミサイル攻撃では弾薬庫などを破壊したと発表した。
東部ハリコフ市のテレホフ市長は12日、同日未明に市内へ5発のミサイル攻撃があったと通信アプリで明らかにし、地元検察によると1人が死亡した。
市民への退避命令に基づく強制退去の列車は12日もドネツク州パクロフスクから西部リビウに向け運行。ベレシチューク副首相は11日、同州以外でも強制退去の実施を検討していると述べた。 【日本經濟新聞 2022年8月12日 23:01 (2022年8月13日 2:08更新)】
前回「アジアDに関する難読漢字」の解答です。
1 比律賓 →フィリピン 2 不丹 →ブータン
3 芠萊 →ブルネイ 4 越南 →ベトナム
5 馬来西亜 →マレーシア 6 緬甸 →ミャンマー
7 麻代父 →モルディブ 8 蒙古・莫臥児 →モンゴル
9 約但 →ヨルダン 10 老檛 →ラオス
11 黎巴嫩 →レバノン
オセアニアに関する難読漢字の問題です
1 濠太剌利
2 基里巴斯
3 庫克群島
4 薩摩亜
5 所羅門諸島
6 大溪地
7 津張
8 湯加
9 瑙魯
10 新加里多尼
11 新西蘭
12 瓦努阿図
13 巴布亜新几内亜
14 帛琉
15 斐済
16 馬紹爾諸島
17 密克羅尼西亜
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藤井聡太竜王、菅井竜也八段に109手で敗れA級初黒星「判断力が足りなかったのかなと思う」 ―― 将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が10日、名古屋市の名古屋将棋対局場で指された第81期順位戦A級2回戦で、菅井竜也八段(30)に109手で敗れ、A級初黒星を喫した。
戦型は先手の菅井のエース戦法「中飛車」。中盤から菅井がペースを握り、終盤の入り口で優位を築いた。苦しい展開が続いた藤井は粘り強く指し続け、逆転のチャンスをうかがったが、押し切られた。
https://www.youtube.com/watch?v=aa_eff7nnlE
終局は日付が変わる深夜まで及んだ。藤井は「本譜はどういう構想を選ぶのか、いろいろあったと思うが、選択を間違えてしまった。判断力が足りなかったのかなと思います」と振り返った。
A級初黒星に「本局はいろいろとミスが出てしまっていると思うので、もっと内容をよくしていかなければいけないのかなと思います」と話した。
順位戦最上位のA級は10人が総当たりで、挑戦権を懸けて争う。今期、藤井が挑戦権を獲得し、来年4~6月に開催予定の名人戦で渡辺名人から名人位を奪取すれば、谷川浩司17世永世名人の21歳2カ月の史上最年少名人獲得記録を更新する。 [日刊スポーツ 2022年8月11日0時50分]
「二刀流に成功しているただ1人の選手、唯一無二の存在」大谷偉業をアスレチックス監督たたえる ――<アスレチックス1-5エンゼルス>◇9日(日本時間10日)◇オークランドコロシアム
エンゼルス大谷翔平投手(28)がアスレチックス戦に先発し、6回4安打無失点で今季10勝目を挙げた。1918年ベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。打席では7かいに25号ソロを放ち、メジャー通算118本塁打でイチローを抜いて日本選手歴代単独2位となった。(1位は松井秀喜の175本)。
アスレチックスは3回と4回に得点圏までランナーを進めるも、あと1本が出ず大谷に無得点に抑えられた。コッツェー監督は試合後、大谷の投球について「アナハイムでの前回対戦ではスライダーを多く投げていた。今回も投げていたが、今日の一番の武器はスプリット。速球と同じ軌道で投げられると、打つのは本当に厳しい。今日はそれが効果的だった。要所でしっかりギアを上げ、足のケガにも耐えながら投げ抜いていた」とコメント。さらに「投打で成功を収めたことに敬意を表する。運動能力の高さや才能を示している。現時点で二刀流に成功しているただ1人の選手であり、唯一無二の存在」とたたえた。 [日刊スポーツ 2022年8月10日16時51分]
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