瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
2009年の政権交代の象徴だった鳩山由紀夫元首相が、民主党政権の混迷の3年余りを象徴する形で衆院選不出馬に追い込まれたらしい。今朝のウェブニュースより
鳩山氏不出馬 公認誓約書が壁に 民主幹部らに意向 ―― 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院道9区=は20日、12月4日公示、同16日投開票の次期衆院選に立候補しない意向を固め、民主党幹部や地元関係者らに伝えた。党執行部が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加推進などの党方針に従うことを公認条件としたため、出馬を断念せざるを得ないと判断した。民主党を政権政党に導いた鳩山氏の不出馬で、同党分裂に拍車が掛かる可能性がある。/鳩山氏は道9区(胆振、日高管内)から立候補予定だったが、民主党道9区合同選対本部長の新宮正志前室蘭市長によると、20日午後6時すぎ、鳩山氏が電話で「最後まで党内に残りたかったが、情勢が厳しくなった。党を離れれば選挙は戦えなくなる」と話し、不出馬を伝えた。/鳩山氏は消費税増税やTPP推進などの重要政策をめぐり、野田佳彦首相の方針を批判していたが、民主党執行部は次期衆院選で公認候補を決めるに当たり、党方針に従うことを求める「公認申請書」(誓約書)への署名を条件とした。このため鳩山氏は、公認を得るのが困難になり、離党して選挙戦を戦うのも難しいと判断した。/鳩山氏は20日夜、都内で記者団に「21日に野田首相に直接会ってからお話しする。私は民主党に愛着がある」と述べた。/野田首相に不出馬を伝えた後、地元の道9区に戻り、自身の後援会に事情を説明するとみられる。 〔Doshin 11/20 21:23、11/20 23:44 更新<北海道新聞11月21日朝刊掲載> 〕
「もともと辞めると言ってた」=鳩山元首相の不出馬―石破自民幹事長【12衆院選】―― 自民党の石破茂幹事長は20日夜、都内で記者団に対し、民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を党執行部に伝えたことについて「首相を辞めたときに議員を辞めると言っていた。言ったことを実行するのは政治家として当然だ。もともと辞めると言っていた人が辞めただけだ」と冷ややかに語った。石破氏は「(民主党が)政策の一致した、純化された集団として政界再編の一つの核になることは、それはそれで望ましい」とも述べた。自民党の菅義偉幹事長代行は鳩山氏について「戦いに入って勝つ見通しは全くなかったと思う。追い込まれ、最後は出馬しないと思っていた」と語った。 [時事通信社]〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 11月 20日 23:12 JST〕
いやはや、野田首相は3党合意の枠組みで自公との大連立政権を樹立するつもりなのだろうか。まあ、鳩山由紀夫氏の作った民主党は「庇を貸して母屋を取られる」だ。橋下徹氏の作った維新の会も、石原慎太郎氏に庇を貸したようなものだ。やがては橋下氏も鳩山氏の二の舞を踏むことにならなければよいが……
鳩山氏不出馬 公認誓約書が壁に 民主幹部らに意向 ―― 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院道9区=は20日、12月4日公示、同16日投開票の次期衆院選に立候補しない意向を固め、民主党幹部や地元関係者らに伝えた。党執行部が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加推進などの党方針に従うことを公認条件としたため、出馬を断念せざるを得ないと判断した。民主党を政権政党に導いた鳩山氏の不出馬で、同党分裂に拍車が掛かる可能性がある。/鳩山氏は道9区(胆振、日高管内)から立候補予定だったが、民主党道9区合同選対本部長の新宮正志前室蘭市長によると、20日午後6時すぎ、鳩山氏が電話で「最後まで党内に残りたかったが、情勢が厳しくなった。党を離れれば選挙は戦えなくなる」と話し、不出馬を伝えた。/鳩山氏は消費税増税やTPP推進などの重要政策をめぐり、野田佳彦首相の方針を批判していたが、民主党執行部は次期衆院選で公認候補を決めるに当たり、党方針に従うことを求める「公認申請書」(誓約書)への署名を条件とした。このため鳩山氏は、公認を得るのが困難になり、離党して選挙戦を戦うのも難しいと判断した。/鳩山氏は20日夜、都内で記者団に「21日に野田首相に直接会ってからお話しする。私は民主党に愛着がある」と述べた。/野田首相に不出馬を伝えた後、地元の道9区に戻り、自身の後援会に事情を説明するとみられる。 〔Doshin 11/20 21:23、11/20 23:44 更新<北海道新聞11月21日朝刊掲載> 〕
「もともと辞めると言ってた」=鳩山元首相の不出馬―石破自民幹事長【12衆院選】―― 自民党の石破茂幹事長は20日夜、都内で記者団に対し、民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を党執行部に伝えたことについて「首相を辞めたときに議員を辞めると言っていた。言ったことを実行するのは政治家として当然だ。もともと辞めると言っていた人が辞めただけだ」と冷ややかに語った。石破氏は「(民主党が)政策の一致した、純化された集団として政界再編の一つの核になることは、それはそれで望ましい」とも述べた。自民党の菅義偉幹事長代行は鳩山氏について「戦いに入って勝つ見通しは全くなかったと思う。追い込まれ、最後は出馬しないと思っていた」と語った。 [時事通信社]〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 11月 20日 23:12 JST〕
いやはや、野田首相は3党合意の枠組みで自公との大連立政権を樹立するつもりなのだろうか。まあ、鳩山由紀夫氏の作った民主党は「庇を貸して母屋を取られる」だ。橋下徹氏の作った維新の会も、石原慎太郎氏に庇を貸したようなものだ。やがては橋下氏も鳩山氏の二の舞を踏むことにならなければよいが……
2009年の政権交代の象徴だった鳩山由紀夫元首相が、民主党政権の混迷の3年余りを象徴する形で衆院選不出馬に追い込まれたらしい。今朝のウェブニュースより
鳩山氏不出馬 公認誓約書が壁に 民主幹部らに意向 ―― 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院道9区=は20日、12月4日公示、同16日投開票の次期衆院選に立候補しない意向を固め、民主党幹部や地元関係者らに伝えた。党執行部が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加推進などの党方針に従うことを公認条件としたため、出馬を断念せざるを得ないと判断した。民主党を政権政党に導いた鳩山氏の不出馬で、同党分裂に拍車が掛かる可能性がある。/鳩山氏は道9区(胆振、日高管内)から立候補予定だったが、民主党道9区合同選対本部長の新宮正志前室蘭市長によると、20日午後6時すぎ、鳩山氏が電話で「最後まで党内に残りたかったが、情勢が厳しくなった。党を離れれば選挙は戦えなくなる」と話し、不出馬を伝えた。/鳩山氏は消費税増税やTPP推進などの重要政策をめぐり、野田佳彦首相の方針を批判していたが、民主党執行部は次期衆院選で公認候補を決めるに当たり、党方針に従うことを求める「公認申請書」(誓約書)への署名を条件とした。このため鳩山氏は、公認を得るのが困難になり、離党して選挙戦を戦うのも難しいと判断した。/鳩山氏は20日夜、都内で記者団に「21日に野田首相に直接会ってからお話しする。私は民主党に愛着がある」と述べた。/野田首相に不出馬を伝えた後、地元の道9区に戻り、自身の後援会に事情を説明するとみられる。 〔Doshin 11/20 21:23、11/20 23:44 更新<北海道新聞11月21日朝刊掲載> 〕
「もともと辞めると言ってた」=鳩山元首相の不出馬―石破自民幹事長【12衆院選】―― 自民党の石破茂幹事長は20日夜、都内で記者団に対し、民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を党執行部に伝えたことについて「首相を辞めたときに議員を辞めると言っていた。言ったことを実行するのは政治家として当然だ。もともと辞めると言っていた人が辞めただけだ」と冷ややかに語った。石破氏は「(民主党が)政策の一致した、純化された集団として政界再編の一つの核になることは、それはそれで望ましい」とも述べた。自民党の菅義偉幹事長代行は鳩山氏について「戦いに入って勝つ見通しは全くなかったと思う。追い込まれ、最後は出馬しないと思っていた」と語った。 [時事通信社]〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 11月 20日 23:12 JST〕
いやはや、野田首相は3党合意の枠組みで自公との大連立政権を樹立するつもりなのだろうか。まあ、鳩山由紀夫氏の作った民主党は「庇を貸して母屋を取られる」だ。橋下徹氏の作った維新の会も、石原慎太郎氏に庇を貸したようなものだ。やがては橋下氏も鳩山氏の二の舞を踏むことにならなければよいが……
鳩山氏不出馬 公認誓約書が壁に 民主幹部らに意向 ―― 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院道9区=は20日、12月4日公示、同16日投開票の次期衆院選に立候補しない意向を固め、民主党幹部や地元関係者らに伝えた。党執行部が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加推進などの党方針に従うことを公認条件としたため、出馬を断念せざるを得ないと判断した。民主党を政権政党に導いた鳩山氏の不出馬で、同党分裂に拍車が掛かる可能性がある。/鳩山氏は道9区(胆振、日高管内)から立候補予定だったが、民主党道9区合同選対本部長の新宮正志前室蘭市長によると、20日午後6時すぎ、鳩山氏が電話で「最後まで党内に残りたかったが、情勢が厳しくなった。党を離れれば選挙は戦えなくなる」と話し、不出馬を伝えた。/鳩山氏は消費税増税やTPP推進などの重要政策をめぐり、野田佳彦首相の方針を批判していたが、民主党執行部は次期衆院選で公認候補を決めるに当たり、党方針に従うことを求める「公認申請書」(誓約書)への署名を条件とした。このため鳩山氏は、公認を得るのが困難になり、離党して選挙戦を戦うのも難しいと判断した。/鳩山氏は20日夜、都内で記者団に「21日に野田首相に直接会ってからお話しする。私は民主党に愛着がある」と述べた。/野田首相に不出馬を伝えた後、地元の道9区に戻り、自身の後援会に事情を説明するとみられる。 〔Doshin 11/20 21:23、11/20 23:44 更新<北海道新聞11月21日朝刊掲載> 〕
「もともと辞めると言ってた」=鳩山元首相の不出馬―石破自民幹事長【12衆院選】―― 自民党の石破茂幹事長は20日夜、都内で記者団に対し、民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を党執行部に伝えたことについて「首相を辞めたときに議員を辞めると言っていた。言ったことを実行するのは政治家として当然だ。もともと辞めると言っていた人が辞めただけだ」と冷ややかに語った。石破氏は「(民主党が)政策の一致した、純化された集団として政界再編の一つの核になることは、それはそれで望ましい」とも述べた。自民党の菅義偉幹事長代行は鳩山氏について「戦いに入って勝つ見通しは全くなかったと思う。追い込まれ、最後は出馬しないと思っていた」と語った。 [時事通信社]〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 11月 20日 23:12 JST〕
いやはや、野田首相は3党合意の枠組みで自公との大連立政権を樹立するつもりなのだろうか。まあ、鳩山由紀夫氏の作った民主党は「庇を貸して母屋を取られる」だ。橋下徹氏の作った維新の会も、石原慎太郎氏に庇を貸したようなものだ。やがては橋下氏も鳩山氏の二の舞を踏むことにならなければよいが……
先だってオーストラリアに滞在中のmihoちゃんから、マット君と結婚したとの報せがあったので、早速婆様と連名で、お祝いのメールを発信し、それに爺が朝の徘徊で撮ったスカイツリーの写真を貼付しておいた。
今朝ほどパソコンを開くと、オーストラリアのmihoちゃんからメールが入っていた。曰く、
節夫おじさん、道子おばさん お元気ですか?/メールを頂きありがとうございます。/日本は、過ごしやすい秋が終わりの頃になってきているのでしょうか? /金婚式を迎えたとのことで、大変おめでとうございます。/マットのような人と巡り合えて私は、とても幸せです。/両親とは、遠く離れた土地で暮らし、大変親不孝な娘だと思いますが、出来る限り親孝行をしたいと思っています。
節夫おじさんと、道子おばさんは、私にとって一番近い存在で、小さい頃、浅草の家に遊びに行くのがとても楽しみでした。/おじさんとおばさんがいつも暖かく迎えてくれて、おじさんがいつもクイズ、な
ぞなぞ、算数の問題をだしてくれたり、(時々将棋やチェスもしましたね。)/おばさんがおいしい料理を用意してくれて、とても幸せで、楽しい時を過ごしました。/日本には、毎年行く予定ですが、今年は両親がシドニーに来てくれたのと、マットの仕事が忙しいので来年に行く予定です。/また日本に行くときには連絡します。/スカイツリーの写真をありがとうございます。とても綺麗に写っているのが見えます。
今日は、私の住んでいる町、グリーブでフェスティバルがあったので、写真を添付します。/おじさんと、おばさんも体に気をつけて、幸せな日々をこれからもお過ごしください。 美帆&マット
今朝のウェブニュースより
クローズアップ2012:維新、太陽と合流 「大同団結」政策骨抜き 石原氏の「顔」頼み ―― 日本維新の会が太陽の党と合流、1次公認候補も発表して衆院選に向けた態勢を整えた。しかし、太陽とは原発など主要政策で隔たりが大きく、石原慎太郎新代表の知名度が目当ての野合という批判は避けられない。一方で全国での候補者擁立は遅れている。連携するみんなの党とは都市部中心の支持層が重なるため、選挙区調整は難航も予想される。前途多難な船出になりそうだ。/「民主党にも自民党にも政党を7回も変えた人がいる。人のことを野合と言えるのか」。石原氏は野田佳彦首相が第三極を「野合」と批判したことに色をなして反論した。橋下徹代表代行も「民主党や自民党は消費税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、エネルギーは僕ら以上にまとまっていない。僕らははるかに一致している」と強調した。2人は、もともと脱原発などで隔たりがあり、他党の批判に神経をとがらせている。/しかし、主要政策での差異は容易には埋めがたい。17日に石原、橋下両氏が合意した基本政策は合流を優先し、国民の関心が高い政策で骨抜きやあいまいさが目立つ。/ 橋下氏は大阪市長として「2030年までの原発ゼロ」を表明、みんなの党との政策合意にも脱原発が盛り込まれた。ところが、基本政策には安全基準など「ルールの構築」とあるのみだ。/橋下氏は「年代を明記していないが、新エネルギー体制のルール作りをすることになった」と引き続き脱原発を掲げる考えを強調したが、石原氏は「何年か前、電気料金が上がった時は日本のアルミ産業が全滅した」と語るなど、ちぐはぐさは隠しようもない。脱原発は民主党が争点化をもくろんでおり、今後の選挙戦で維新のアキレスけんとなる可能性も出てきた。/維新八策に盛り込んだ企業・団体献金の廃止も、経過措置として一定額以下は認めるなど「玉虫色」の決着となった。/一方で、道州制や消費税の地方税化など、橋下氏の持論の「統治機構改革」に関わるテーマは維持された。太陽幹部が「将来の大まかな方向性として示すのは構わない」と語るなど、「大同団結」のため黙認した形だ。/両者が食い違いを棚上げにしてまで合流を急いだのはやはり衆院選対策だ。/維新が17日に発表した第1次公認候補は47人にとどまる。選挙準備の遅れは地盤の近畿以外で特に目立つ。東京を中心に高い知名度を持ち、都知事選で圧勝した石原氏は魅力だ。橋下氏は「全国遊説は石原氏と回りたい」と強調した。代表ポストを石原氏としたのも、大阪中心の支持を全国に広げるきっかけとしたいという狙いがある。/一方、手勢を欠く石原氏にとってもアピール力の高い橋下氏との連携は欠かせない。橋下氏への距離感が違う太陽の平沼赳夫氏らの了解できる範囲で、「中央集権打破」のイメージを優先した。/石原氏は全体会議のあいさつで「小さなことはこれから議論すればいい。国を変えるため大きな眼目二つか三つ掲げて力を合わせよう」と語り、政策の棚上げを正当化した。
◇みんなに配慮、競合は2区:維新は当初、80人以上を1次公認する方針だったが、17日発表されたのは47人で、擁立作業の遅れが目立っている。「第三極」として連携を目指すみんなの党と競合する選挙区は2区にとどまり、一定の配慮がうかがえる。ただ、同党から維新に乗り換えた候補もおり、連携の行方を懸念する声も上がる。/「燃え尽きるまで戦いましょう」。橋下氏はこの日の全体会議でメンバーを激励。候補を会場に招き、石原氏とともに一人ずつ握手を交わした。/維新の松井一郎幹事長は今月5日、「1区を中心に候補者を割り振りたい。象徴的な選挙区になる」と語り、各都道府県の小選挙区の1区に優先して候補者を擁立する方針を示していた。都市部の多い1区は無党派層を取り込みやすく、比例票の上積みにもつながるとの計算だった。/しかし、結局、1区擁立が決まったのは、北海道や群馬、大阪、熊本など8道府県。維新幹部は「候補者が海外にいたり、会社の退職手続きが間に合わなかった。辞退者も多い」と焦りを募らせる。/地域の偏りも大きい。比例代表のブロック別では47人のうち21人が近畿。北陸信越はゼロで中国と四国は1人。26府県では候補者が決まっていない。一方でみんなの党への配慮も目立った。同党と候補者が重複したのは北海道2区と東京23区のみ。維新関係者によると、みんなの候補がいる兵庫7区にも擁立する予定だったが、急きょ10区に変更した。/みんなの幹部は「それなりに気を使ったということではないか。連携の芽は残った」と評する。ただ、みんなの党の支部長だった候補も5人おり、「愉快ではない」と複雑な心境ものぞかせた。/今後は両党の選挙区調整が焦点となる。みんなの江田憲司幹事長は17日の読売テレビの番組で「われわれも消費税の地方税化を掲げており(維新と)一緒だ」と引き続き協力を続ける考えを示した。
◇既成政党は批判:日本維新の会と太陽の党の合流が決まった17日、既成政党側からは第三極をけん制する発言が相次いだ。/野田佳彦首相は東京都内で記者団に「小異を捨てて大同につくという言葉を安易に使うが、税金、TPP含めての経済、外交・安保をどうするのかなど大事なものも捨ててくっつくというのは野合になる」と批判。自民党の石破茂幹事長は広島市の講演で「橋下(徹)さんと石原(慎太郎)さんという人気者がいることは分かるが、なんで一緒になるのかよく分からない」と疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も東京・池袋駅前の街頭演説で「人気ばかりで責任感も乏しい。淡い期待に日本を委ねる時間的余裕はない」と語った。
◇都知事選で維新、猪瀬氏を支援:日本維新の会は17日、東京都知事選に出馬を検討している猪瀬直樹副知事を支援する方針を決めた。猪瀬氏を後継指名した前東京都知事の石原慎太郎氏が17日、維新代表に就任し、幹事長の松井一郎大阪府知事も「石原代表の意思を尊重する」と述べた。
◇維新衆院選公認候補(1次・敬称略):
《前職》
<群馬>2区 石関貴史(40)<岐阜>4区 今井雅人(50)<大阪>10区 松浪健太(41)▽14区 谷畑孝(65)<熊本>1区 松野頼久(52)
《元職》
<東京>19区 山田宏(54)<和歌山>1区 林潤(40)
《新人》
<北海道>1区 大竹智和(35)=放送局社員▽2区 高橋美穂(47)=元衆院議員秘書<山形>3区 佐藤丈晴(45)=酒田市議<福島>4区 小熊慎司(44)=参院議員<茨城>6区 深沢裕(41)=日本原子力開発機構職員<群馬>1区 上野宏史(41)=参院議員▽4区 宮原田綾香(28)=高崎市議<埼玉>4区 青柳仁士(34)=元国連職員▽10区 坂本祐之輔(57)=前東松山市長<東京>17区 小林等(39)=葛飾区議▽23区 伊藤俊輔(33)=会社経営<千葉>2区 中田敏博(44)=会社代表▽5区 木村長人(48)=前江戸川区議▽9区 西田譲(37)=元千葉県議<静岡>8区 源馬謙太郎(39)=静岡県議<愛知>3区 山本洋一(34)=元新聞記者▽9区 中野正康(45)=元総務省職員▽12区 重徳和彦(41)=元総務省職員<滋賀>1区 奥村利樹(49)=元大津市PTA連合会会長▽4区 岩永裕貴(39)=元大臣秘書官<大阪>1区 井上英孝(41)=大阪市議▽4区 村上政俊(29)=元外務省職員▽7区 上西小百合(29)=会社員▽8区 木下智彦(43)=商社社員▽9区 足立康史(47)=元経産省職員▽11区 伊東信久(48)=医師▽15区 浦野靖人(39)=大阪府議▽17区 馬場伸幸(47)=堺市議▽18区 遠藤敬(44)=日本教育再生機構大阪会長▽19区 丸山穂高(28)=元経産省職員<兵庫>3区 新原秀人(50)=前兵庫県議▽6区 杉田水脈(45)=元西宮市職員▽10区 岡田久雄(30)=会社員<奈良>1区 大野祐司(52)=元国交省職員▽2区 並河健(33)=元外務省職員▽3区 西峰正佳(45)=歯科医師<岡山>4区 赤沢幹温(51)=倉敷市議<愛媛>4区 桜内文城(47)=参院議員<大分>1区 桑原宏史(42)=会社役員<鹿児島>3区 福留大士(36)=会社役員 〔毎日新聞 2012年11月18日 東京朝刊〕
クローズアップ2012:維新、太陽と合流 「大同団結」政策骨抜き 石原氏の「顔」頼み ―― 日本維新の会が太陽の党と合流、1次公認候補も発表して衆院選に向けた態勢を整えた。しかし、太陽とは原発など主要政策で隔たりが大きく、石原慎太郎新代表の知名度が目当ての野合という批判は避けられない。一方で全国での候補者擁立は遅れている。連携するみんなの党とは都市部中心の支持層が重なるため、選挙区調整は難航も予想される。前途多難な船出になりそうだ。/「民主党にも自民党にも政党を7回も変えた人がいる。人のことを野合と言えるのか」。石原氏は野田佳彦首相が第三極を「野合」と批判したことに色をなして反論した。橋下徹代表代行も「民主党や自民党は消費税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、エネルギーは僕ら以上にまとまっていない。僕らははるかに一致している」と強調した。2人は、もともと脱原発などで隔たりがあり、他党の批判に神経をとがらせている。/しかし、主要政策での差異は容易には埋めがたい。17日に石原、橋下両氏が合意した基本政策は合流を優先し、国民の関心が高い政策で骨抜きやあいまいさが目立つ。/ 橋下氏は大阪市長として「2030年までの原発ゼロ」を表明、みんなの党との政策合意にも脱原発が盛り込まれた。ところが、基本政策には安全基準など「ルールの構築」とあるのみだ。/橋下氏は「年代を明記していないが、新エネルギー体制のルール作りをすることになった」と引き続き脱原発を掲げる考えを強調したが、石原氏は「何年か前、電気料金が上がった時は日本のアルミ産業が全滅した」と語るなど、ちぐはぐさは隠しようもない。脱原発は民主党が争点化をもくろんでおり、今後の選挙戦で維新のアキレスけんとなる可能性も出てきた。/維新八策に盛り込んだ企業・団体献金の廃止も、経過措置として一定額以下は認めるなど「玉虫色」の決着となった。/一方で、道州制や消費税の地方税化など、橋下氏の持論の「統治機構改革」に関わるテーマは維持された。太陽幹部が「将来の大まかな方向性として示すのは構わない」と語るなど、「大同団結」のため黙認した形だ。/両者が食い違いを棚上げにしてまで合流を急いだのはやはり衆院選対策だ。/維新が17日に発表した第1次公認候補は47人にとどまる。選挙準備の遅れは地盤の近畿以外で特に目立つ。東京を中心に高い知名度を持ち、都知事選で圧勝した石原氏は魅力だ。橋下氏は「全国遊説は石原氏と回りたい」と強調した。代表ポストを石原氏としたのも、大阪中心の支持を全国に広げるきっかけとしたいという狙いがある。/一方、手勢を欠く石原氏にとってもアピール力の高い橋下氏との連携は欠かせない。橋下氏への距離感が違う太陽の平沼赳夫氏らの了解できる範囲で、「中央集権打破」のイメージを優先した。/石原氏は全体会議のあいさつで「小さなことはこれから議論すればいい。国を変えるため大きな眼目二つか三つ掲げて力を合わせよう」と語り、政策の棚上げを正当化した。
◇みんなに配慮、競合は2区:維新は当初、80人以上を1次公認する方針だったが、17日発表されたのは47人で、擁立作業の遅れが目立っている。「第三極」として連携を目指すみんなの党と競合する選挙区は2区にとどまり、一定の配慮がうかがえる。ただ、同党から維新に乗り換えた候補もおり、連携の行方を懸念する声も上がる。/「燃え尽きるまで戦いましょう」。橋下氏はこの日の全体会議でメンバーを激励。候補を会場に招き、石原氏とともに一人ずつ握手を交わした。/維新の松井一郎幹事長は今月5日、「1区を中心に候補者を割り振りたい。象徴的な選挙区になる」と語り、各都道府県の小選挙区の1区に優先して候補者を擁立する方針を示していた。都市部の多い1区は無党派層を取り込みやすく、比例票の上積みにもつながるとの計算だった。/しかし、結局、1区擁立が決まったのは、北海道や群馬、大阪、熊本など8道府県。維新幹部は「候補者が海外にいたり、会社の退職手続きが間に合わなかった。辞退者も多い」と焦りを募らせる。/地域の偏りも大きい。比例代表のブロック別では47人のうち21人が近畿。北陸信越はゼロで中国と四国は1人。26府県では候補者が決まっていない。一方でみんなの党への配慮も目立った。同党と候補者が重複したのは北海道2区と東京23区のみ。維新関係者によると、みんなの候補がいる兵庫7区にも擁立する予定だったが、急きょ10区に変更した。/みんなの幹部は「それなりに気を使ったということではないか。連携の芽は残った」と評する。ただ、みんなの党の支部長だった候補も5人おり、「愉快ではない」と複雑な心境ものぞかせた。/今後は両党の選挙区調整が焦点となる。みんなの江田憲司幹事長は17日の読売テレビの番組で「われわれも消費税の地方税化を掲げており(維新と)一緒だ」と引き続き協力を続ける考えを示した。
◇既成政党は批判:日本維新の会と太陽の党の合流が決まった17日、既成政党側からは第三極をけん制する発言が相次いだ。/野田佳彦首相は東京都内で記者団に「小異を捨てて大同につくという言葉を安易に使うが、税金、TPP含めての経済、外交・安保をどうするのかなど大事なものも捨ててくっつくというのは野合になる」と批判。自民党の石破茂幹事長は広島市の講演で「橋下(徹)さんと石原(慎太郎)さんという人気者がいることは分かるが、なんで一緒になるのかよく分からない」と疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も東京・池袋駅前の街頭演説で「人気ばかりで責任感も乏しい。淡い期待に日本を委ねる時間的余裕はない」と語った。
◇都知事選で維新、猪瀬氏を支援:日本維新の会は17日、東京都知事選に出馬を検討している猪瀬直樹副知事を支援する方針を決めた。猪瀬氏を後継指名した前東京都知事の石原慎太郎氏が17日、維新代表に就任し、幹事長の松井一郎大阪府知事も「石原代表の意思を尊重する」と述べた。
◇維新衆院選公認候補(1次・敬称略):
《前職》
<群馬>2区 石関貴史(40)<岐阜>4区 今井雅人(50)<大阪>10区 松浪健太(41)▽14区 谷畑孝(65)<熊本>1区 松野頼久(52)
《元職》
<東京>19区 山田宏(54)<和歌山>1区 林潤(40)
《新人》
<北海道>1区 大竹智和(35)=放送局社員▽2区 高橋美穂(47)=元衆院議員秘書<山形>3区 佐藤丈晴(45)=酒田市議<福島>4区 小熊慎司(44)=参院議員<茨城>6区 深沢裕(41)=日本原子力開発機構職員<群馬>1区 上野宏史(41)=参院議員▽4区 宮原田綾香(28)=高崎市議<埼玉>4区 青柳仁士(34)=元国連職員▽10区 坂本祐之輔(57)=前東松山市長<東京>17区 小林等(39)=葛飾区議▽23区 伊藤俊輔(33)=会社経営<千葉>2区 中田敏博(44)=会社代表▽5区 木村長人(48)=前江戸川区議▽9区 西田譲(37)=元千葉県議<静岡>8区 源馬謙太郎(39)=静岡県議<愛知>3区 山本洋一(34)=元新聞記者▽9区 中野正康(45)=元総務省職員▽12区 重徳和彦(41)=元総務省職員<滋賀>1区 奥村利樹(49)=元大津市PTA連合会会長▽4区 岩永裕貴(39)=元大臣秘書官<大阪>1区 井上英孝(41)=大阪市議▽4区 村上政俊(29)=元外務省職員▽7区 上西小百合(29)=会社員▽8区 木下智彦(43)=商社社員▽9区 足立康史(47)=元経産省職員▽11区 伊東信久(48)=医師▽15区 浦野靖人(39)=大阪府議▽17区 馬場伸幸(47)=堺市議▽18区 遠藤敬(44)=日本教育再生機構大阪会長▽19区 丸山穂高(28)=元経産省職員<兵庫>3区 新原秀人(50)=前兵庫県議▽6区 杉田水脈(45)=元西宮市職員▽10区 岡田久雄(30)=会社員<奈良>1区 大野祐司(52)=元国交省職員▽2区 並河健(33)=元外務省職員▽3区 西峰正佳(45)=歯科医師<岡山>4区 赤沢幹温(51)=倉敷市議<愛媛>4区 桜内文城(47)=参院議員<大分>1区 桑原宏史(42)=会社役員<鹿児島>3区 福留大士(36)=会社役員 〔毎日新聞 2012年11月18日 東京朝刊〕
今朝のウェブニュースより
NHK森本健成アナ、強制わいせつ容疑で逮捕 ―― 知性に加え、理性も兼ね備えているはずのNHKアナ。全国に顔も名前も知られる47歳の森本容疑者が、意外な犯行で“ご用”となった。/玉川署の調べによると、14日午後7時45分ごろ、東急田園都市線の渋谷-二子玉川間を走行中の下り急行電車内で、女子大生(23)の下着の中に手を入れ、胸を触った疑い。同署では「犯行は悪質」とコメントした。/当時、車内は帰宅客でかなり混雑しており、女子大生と向かい合わせに立って、体が密着した状態だった。/胸を触り続けたのは、約11分間。女子大生は突然のことで抵抗できなかったという。/しかし、二子玉川駅に停車する直前、手をつかみ「痴漢です!」と大声で助けを求めたため、近くにいた男性の乗客が森本容疑者を羽交い締めに。駅員に突き出された森本容疑者は、駆けつけた同署員に逮捕された。女子大生はNHKアナとは認識していなかったという。/森本容疑者は当時、酒に酔った状態で、調べに対し「(女子大生の)体を触った記憶がない」と犯行を完全否認。ただ、連行されパトカーから同署に降りた際は千鳥足ではなかったという。/森本容疑者はこの日、昼ごろまで仕事をし、そ後同僚と東京・渋谷区内で酒を飲みながら食事。自宅は千葉・浦安市で、逆方向の電車内での犯行だった。「乗り間違えたかもしれない」と供述しているという。/森本容疑者は1990年に入局。現在は「おはよう日本」の土日祝日のキャスターのほか、情報番組「クローズアップ現代」(月~木曜後7・30)を担当することも。多くの局員が「ニュースを読む力も分析力もあり、温厚で明るい性格の彼がなぜ…」と話し、一様に驚きとショックを隠せない様子だ。/広報局によると、逮捕の連絡が入ったのは14日深夜。翌15日に報道各社にファクスで発表すると、問い合わせの電話が相次いだ。公式サイト内の「NHKアナウンサールーム」からは森本容疑者の情報が削除された。/同局では「ニュースキャスターを務めている職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を調べた上で、厳正に対処する」としている。
★小山径アナがキャスター代役:森本容疑者の逮捕に伴い、NHKは急遽(きゅうきょ)、17日と18日の「おはよう日本」のキャスターを小山径(けい)アナ(35)に変更した。番組の中で今回の事件について触れるかどうかや、来週以降の代役は未定という。小山アナは平日の同番組で午前4時半から同6時半までを担当している。 〔SANSPO.COM 2012.11.16 05:04〕
中国共産党の新指導部が発足:識者はこうみる ―― [北京 15日 ロイター] 中国共産党は15日、習近平国家副主席を新たな総書記に選出した。習近平氏は、これまでの9人から7人に減らされた中国共産党最高指導部、政治局常務委員のトップとなる。習近平氏はまた、党中央軍事委員会主席にも選出された。識者のコメントは以下の通り。
●政策は今後5年を重視<シティ(香港)の中国担当エコノミスト、MINGGAO SHEN氏>:習近平氏と李克強氏以外の常務委員は2017年に引退する。このことは、今後5年間の政策により重点が置かれることを示唆している。この5年間は、中国が成長を維持し、景気見通しへの信頼を取り戻すための足元を固めるのにきわめて重要な期間だ。
●大胆な経済改革あると確信<中国欧盟商会(北京)のダビデ・クチーノ氏>:権力の移行は、停滞していた改革を早急に実行するという歴史的な機会を新指導部に与えている。改革により、中国経済は持続可能な成長という新たなステージに移り、より広く所得が向上する社会に向かうことができる。/これは容易な仕事ではないだろうが、新指導部は大胆な行動に出るとわれわれは確信している。なぜなら、求められている改革は必要不可欠なだけでなく、急を要するからだ。そうしない場合、ビジネス環境で危険な結果を招くリスクが生じるだろう。
●急進的変化はないと予想<マンダリン・キャピタル・パートナーズ(上海)のマネジングパートナー、ALBERTO FORCHIELLI氏>:新指導部は発言は改革志向でも、経済・金融改革についての行動には極めて慎重を期すだろう。/強い抵抗と強い拒否反応により、変化のスピードは鈍くなるだろう。改革への真の圧力は知識人の中だけに存在し、一般国民は経済において何を行うべきかを認識していない。そういう意味で中国は、国民が実際の選挙権をまだ持っていないものの、投票基盤だけは大きい国々にますます似通ってきている。/中国共産党は積極型というより適応型であり、実際の変革は危機によって促される可能性がある。銀行危機や地方政府の財政難、国内総生産(GDP)伸び率の大幅鈍化といった、あまり劇的でないショックが引き金となるかもしれない。/変化はほとんどないと予想している。急進的ではないだろう。危機が生じない限り、誰も前例と違うことはしないだろう。第18回中国共産党大会は政治的には、既に表明されている通り、表現は強いが実行が困難な政策の継続を意味する。/ただ党大会終了後、マンダリン・キャピタルは福祉、保健、環境、革新的石油・天然ガス産業、消費者製品などのセクターへの投資を加速する。将来の指導者が、さほど抵抗なくこうした産業を引き続き重視していくとみているからだ。
●前進も波乱もない<香港バプティスト大学のジャン・ピエール・セバスチャン教授(政治学)>:最高指導部は分裂している。彼らが何かをしようとしないとは言わない。新たな成長モデルへと転換することは容易で、それについて合意していると思われ、そんなに難しい課題ではない。ただ、政治システムの変革という点では政治的なまひが多くみられる。前進はないだろう。/王岐山氏が(党中央規律検査委員会書記に)就くことは、彼を二次的な立場に置くことになる。彼が唯一、改革派寄りといえる。習近平氏がリーダーシップとカリスマ性を発揮して、残りの指導部に自身の見解を押し付けない限り、波乱が起こるとは思えない。 〔ロイター 2012年 11月 15日 15:28 JST〕
NHK森本健成アナ、強制わいせつ容疑で逮捕 ―― 知性に加え、理性も兼ね備えているはずのNHKアナ。全国に顔も名前も知られる47歳の森本容疑者が、意外な犯行で“ご用”となった。/玉川署の調べによると、14日午後7時45分ごろ、東急田園都市線の渋谷-二子玉川間を走行中の下り急行電車内で、女子大生(23)の下着の中に手を入れ、胸を触った疑い。同署では「犯行は悪質」とコメントした。/当時、車内は帰宅客でかなり混雑しており、女子大生と向かい合わせに立って、体が密着した状態だった。/胸を触り続けたのは、約11分間。女子大生は突然のことで抵抗できなかったという。/しかし、二子玉川駅に停車する直前、手をつかみ「痴漢です!」と大声で助けを求めたため、近くにいた男性の乗客が森本容疑者を羽交い締めに。駅員に突き出された森本容疑者は、駆けつけた同署員に逮捕された。女子大生はNHKアナとは認識していなかったという。/森本容疑者は当時、酒に酔った状態で、調べに対し「(女子大生の)体を触った記憶がない」と犯行を完全否認。ただ、連行されパトカーから同署に降りた際は千鳥足ではなかったという。/森本容疑者はこの日、昼ごろまで仕事をし、そ後同僚と東京・渋谷区内で酒を飲みながら食事。自宅は千葉・浦安市で、逆方向の電車内での犯行だった。「乗り間違えたかもしれない」と供述しているという。/森本容疑者は1990年に入局。現在は「おはよう日本」の土日祝日のキャスターのほか、情報番組「クローズアップ現代」(月~木曜後7・30)を担当することも。多くの局員が「ニュースを読む力も分析力もあり、温厚で明るい性格の彼がなぜ…」と話し、一様に驚きとショックを隠せない様子だ。/広報局によると、逮捕の連絡が入ったのは14日深夜。翌15日に報道各社にファクスで発表すると、問い合わせの電話が相次いだ。公式サイト内の「NHKアナウンサールーム」からは森本容疑者の情報が削除された。/同局では「ニュースキャスターを務めている職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を調べた上で、厳正に対処する」としている。
★小山径アナがキャスター代役:森本容疑者の逮捕に伴い、NHKは急遽(きゅうきょ)、17日と18日の「おはよう日本」のキャスターを小山径(けい)アナ(35)に変更した。番組の中で今回の事件について触れるかどうかや、来週以降の代役は未定という。小山アナは平日の同番組で午前4時半から同6時半までを担当している。 〔SANSPO.COM 2012.11.16 05:04〕
中国共産党の新指導部が発足:識者はこうみる ―― [北京 15日 ロイター] 中国共産党は15日、習近平国家副主席を新たな総書記に選出した。習近平氏は、これまでの9人から7人に減らされた中国共産党最高指導部、政治局常務委員のトップとなる。習近平氏はまた、党中央軍事委員会主席にも選出された。識者のコメントは以下の通り。
●政策は今後5年を重視<シティ(香港)の中国担当エコノミスト、MINGGAO SHEN氏>:習近平氏と李克強氏以外の常務委員は2017年に引退する。このことは、今後5年間の政策により重点が置かれることを示唆している。この5年間は、中国が成長を維持し、景気見通しへの信頼を取り戻すための足元を固めるのにきわめて重要な期間だ。
●大胆な経済改革あると確信<中国欧盟商会(北京)のダビデ・クチーノ氏>:権力の移行は、停滞していた改革を早急に実行するという歴史的な機会を新指導部に与えている。改革により、中国経済は持続可能な成長という新たなステージに移り、より広く所得が向上する社会に向かうことができる。/これは容易な仕事ではないだろうが、新指導部は大胆な行動に出るとわれわれは確信している。なぜなら、求められている改革は必要不可欠なだけでなく、急を要するからだ。そうしない場合、ビジネス環境で危険な結果を招くリスクが生じるだろう。
●急進的変化はないと予想<マンダリン・キャピタル・パートナーズ(上海)のマネジングパートナー、ALBERTO FORCHIELLI氏>:新指導部は発言は改革志向でも、経済・金融改革についての行動には極めて慎重を期すだろう。/強い抵抗と強い拒否反応により、変化のスピードは鈍くなるだろう。改革への真の圧力は知識人の中だけに存在し、一般国民は経済において何を行うべきかを認識していない。そういう意味で中国は、国民が実際の選挙権をまだ持っていないものの、投票基盤だけは大きい国々にますます似通ってきている。/中国共産党は積極型というより適応型であり、実際の変革は危機によって促される可能性がある。銀行危機や地方政府の財政難、国内総生産(GDP)伸び率の大幅鈍化といった、あまり劇的でないショックが引き金となるかもしれない。/変化はほとんどないと予想している。急進的ではないだろう。危機が生じない限り、誰も前例と違うことはしないだろう。第18回中国共産党大会は政治的には、既に表明されている通り、表現は強いが実行が困難な政策の継続を意味する。/ただ党大会終了後、マンダリン・キャピタルは福祉、保健、環境、革新的石油・天然ガス産業、消費者製品などのセクターへの投資を加速する。将来の指導者が、さほど抵抗なくこうした産業を引き続き重視していくとみているからだ。
●前進も波乱もない<香港バプティスト大学のジャン・ピエール・セバスチャン教授(政治学)>:最高指導部は分裂している。彼らが何かをしようとしないとは言わない。新たな成長モデルへと転換することは容易で、それについて合意していると思われ、そんなに難しい課題ではない。ただ、政治システムの変革という点では政治的なまひが多くみられる。前進はないだろう。/王岐山氏が(党中央規律検査委員会書記に)就くことは、彼を二次的な立場に置くことになる。彼が唯一、改革派寄りといえる。習近平氏がリーダーシップとカリスマ性を発揮して、残りの指導部に自身の見解を押し付けない限り、波乱が起こるとは思えない。 〔ロイター 2012年 11月 15日 15:28 JST〕
昨日の夕刻4時半ごろ、表通りをけたたましく消防車が行き交った。今朝のウェブニュースより
東京・台東区のマンションで火災 55歳女性が軽傷 ―― 東京・台東区の東武鉄道浅草駅近くのマンションで14日夕方、火災が発生し、55歳の女性が軽傷を負った。/14日午後4時半ごろ、台東区花川戸のマンションで「窓から火がでている」などと、119番通報があった。/この火事で、9階建てマンションの最上階の一室、およそ20平方メートルが焼け、この部屋に住む55歳の女性が煙を吸い込み、軽傷を負った。
警視庁は、たばこの不始末が出火原因とみて調べている。/現場のマンションは、東武浅草駅や隅田川にも近く、言問通り(ことといどおり)が火事の影響で車線規制されるなど、現場は一時騒然となった。 〔FNN 11/14 21:22〕
マイクを入れてクリックするとニュースが見れます。
http://news24.jp/nnn/movie/news89047645.html
党首討論で、野田首相が突然11月16日解散を持ち出した。今朝のテレビニュースはこの報道で持ちきりだ。ウェブニュースより、
最新情報シミュレーション 小沢無罪とTPPで野田民主は200議席減の大惨敗 民主50、自民180、第三極がやっぱり躍進 <談合シナリオなど簡単に吹っ飛ぶ> ―― 野田首相が年内解散を決めた。投開票は来月16日が軸だ。それもTPPへの参加表明を争点にするというから、大胆不敵というか、錯乱している。12日は「国民の生活が第一」の小沢代表の控訴審が棄却され、晴れて無罪が決定的になった。小沢は第三極の連携に向けて、フリーハンドを得る。年内解散、TPP、小沢無罪という3つの条件で、選挙シミュレーションをしてみると、民主党の歴史的大惨敗が見えてきた。/野田がこのタイミングで解散を急ぐ理由は1つだ。小沢恐怖症である。/「小沢代表が無罪になったことで、放っておいたら、第三極をまとめられてしまう。これを民主党執行部は本当に恐れているのです。だったら、第三極がまとまる前に急いで解散しちまえ、ということです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)/野田がTPPを選挙の争点にしたのも第三極潰しだ。/「維新の会やみんなの党はTPP賛成。小沢氏の国民生活は米国の言いなりには反対です。これを争点にすれば、第三極はまとまらない。そう見越しているのでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)/第三極潰し、早期解散であれば、自公とも利害が一致する。で、とんとん拍子で年内解散が既定路線になったのだが、それじゃあ、野田が思うように勝てるのかというと、とんでもない話だ。TPPはもろ刃の剣どころか、民主を消滅させることになる。かねて選挙分析を続けている前出の野上忠興氏はこう言っている。/「民主党は独自の選挙調査で当初は選挙区90議席と出ていた。それが10月末には60くらいになった。TPPを争点にしたことで、もっと減ります。おそらく、選挙区40議席程度になるでしょう。比例は20議席そこそこ。民主は60議席程度に沈むとみています。さらにTPPを争点にしたら、北海道や中国、四国は全滅危機ですよ。北海道では新党大地がTPP反対で全選挙区に候補者を立てれば、大善戦する。鳩山元首相も生き残れない。東北は小沢新党が圧倒的に強くなる。岩手では小沢氏も含めて選挙区3勝の可能性も出てきます。安住幹事長代行も落選危機です。そうなると、TPP反対の鳩山新党みたいなものができて、十数人くらいが離党することになるでしょうね。ただでさえ、苦戦なのに、基数がどんどん減っていく。とてもじゃないが選挙になりません」/野上氏は年明け選挙、第三極が連携という条件で、民主82、維新65、国民生活35、みんな26、石原新党5、減税日本10とはじき、自民は200程度、公明は27と予測していた。それを今回、さらに下方修正したわけだ。/「民主はさらに20議席減。それを自民と第三極が分け合うことになる」と言う。/鈴木哲夫氏はもっとシビアだ。/「自民180議席、民主は限りなく50議席に近くなる。公明は30弱。第三極で200議席を超えてくる可能性が出てきたと思います。TPPで連携できないというが、第三極は相打ちになれば、共倒れになってしまう。小沢さんに『候補者調整は難しいのではないか』と聞いたことがあるんです。小沢さんは『簡単だよ。調査して誰なら勝てるかを決めればいい。勝てない人は他に回せばいい』と言っていました。つまり、小沢氏がしゃかりきになって調整しなくても、自然に落ち着くということです。それが選挙というもの。小沢さんは知り尽くしているのです」/だから、小沢はまだ動かない。最後に決着がつくとみて、「待ち」の姿勢を貫いている。/政治ジャーナリストの角谷浩一氏によれば、それでも野田民主党が解散に踏み切るのは「財務省シナリオが絡んでいるのではないか」という。/「今、選挙をやれば、自民党が第1党になる。しかし、自民党も3党合意の責任を果たす義務がある。財務省がそうネジを巻いていて、選挙後に民自公の談合を働きかけているのでしょう。だから、野田首相も解散を決断したのだと思います」/党が惨敗しても、自分は与党に残るという算段なのだが、民主が想像を超える惨敗を喫すれば、そんな談合シナリオも吹っ飛ぶ。あとは有権者の判断だ。 〔日刊ゲンダイ 2012年11月14日 掲載〕
東京・台東区のマンションで火災 55歳女性が軽傷 ―― 東京・台東区の東武鉄道浅草駅近くのマンションで14日夕方、火災が発生し、55歳の女性が軽傷を負った。/14日午後4時半ごろ、台東区花川戸のマンションで「窓から火がでている」などと、119番通報があった。/この火事で、9階建てマンションの最上階の一室、およそ20平方メートルが焼け、この部屋に住む55歳の女性が煙を吸い込み、軽傷を負った。
警視庁は、たばこの不始末が出火原因とみて調べている。/現場のマンションは、東武浅草駅や隅田川にも近く、言問通り(ことといどおり)が火事の影響で車線規制されるなど、現場は一時騒然となった。 〔FNN 11/14 21:22〕
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http://news24.jp/nnn/movie/news89047645.html
党首討論で、野田首相が突然11月16日解散を持ち出した。今朝のテレビニュースはこの報道で持ちきりだ。ウェブニュースより、
最新情報シミュレーション 小沢無罪とTPPで野田民主は200議席減の大惨敗 民主50、自民180、第三極がやっぱり躍進 <談合シナリオなど簡単に吹っ飛ぶ> ―― 野田首相が年内解散を決めた。投開票は来月16日が軸だ。それもTPPへの参加表明を争点にするというから、大胆不敵というか、錯乱している。12日は「国民の生活が第一」の小沢代表の控訴審が棄却され、晴れて無罪が決定的になった。小沢は第三極の連携に向けて、フリーハンドを得る。年内解散、TPP、小沢無罪という3つの条件で、選挙シミュレーションをしてみると、民主党の歴史的大惨敗が見えてきた。/野田がこのタイミングで解散を急ぐ理由は1つだ。小沢恐怖症である。/「小沢代表が無罪になったことで、放っておいたら、第三極をまとめられてしまう。これを民主党執行部は本当に恐れているのです。だったら、第三極がまとまる前に急いで解散しちまえ、ということです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)/野田がTPPを選挙の争点にしたのも第三極潰しだ。/「維新の会やみんなの党はTPP賛成。小沢氏の国民生活は米国の言いなりには反対です。これを争点にすれば、第三極はまとまらない。そう見越しているのでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)/第三極潰し、早期解散であれば、自公とも利害が一致する。で、とんとん拍子で年内解散が既定路線になったのだが、それじゃあ、野田が思うように勝てるのかというと、とんでもない話だ。TPPはもろ刃の剣どころか、民主を消滅させることになる。かねて選挙分析を続けている前出の野上忠興氏はこう言っている。/「民主党は独自の選挙調査で当初は選挙区90議席と出ていた。それが10月末には60くらいになった。TPPを争点にしたことで、もっと減ります。おそらく、選挙区40議席程度になるでしょう。比例は20議席そこそこ。民主は60議席程度に沈むとみています。さらにTPPを争点にしたら、北海道や中国、四国は全滅危機ですよ。北海道では新党大地がTPP反対で全選挙区に候補者を立てれば、大善戦する。鳩山元首相も生き残れない。東北は小沢新党が圧倒的に強くなる。岩手では小沢氏も含めて選挙区3勝の可能性も出てきます。安住幹事長代行も落選危機です。そうなると、TPP反対の鳩山新党みたいなものができて、十数人くらいが離党することになるでしょうね。ただでさえ、苦戦なのに、基数がどんどん減っていく。とてもじゃないが選挙になりません」/野上氏は年明け選挙、第三極が連携という条件で、民主82、維新65、国民生活35、みんな26、石原新党5、減税日本10とはじき、自民は200程度、公明は27と予測していた。それを今回、さらに下方修正したわけだ。/「民主はさらに20議席減。それを自民と第三極が分け合うことになる」と言う。/鈴木哲夫氏はもっとシビアだ。/「自民180議席、民主は限りなく50議席に近くなる。公明は30弱。第三極で200議席を超えてくる可能性が出てきたと思います。TPPで連携できないというが、第三極は相打ちになれば、共倒れになってしまう。小沢さんに『候補者調整は難しいのではないか』と聞いたことがあるんです。小沢さんは『簡単だよ。調査して誰なら勝てるかを決めればいい。勝てない人は他に回せばいい』と言っていました。つまり、小沢氏がしゃかりきになって調整しなくても、自然に落ち着くということです。それが選挙というもの。小沢さんは知り尽くしているのです」/だから、小沢はまだ動かない。最後に決着がつくとみて、「待ち」の姿勢を貫いている。/政治ジャーナリストの角谷浩一氏によれば、それでも野田民主党が解散に踏み切るのは「財務省シナリオが絡んでいるのではないか」という。/「今、選挙をやれば、自民党が第1党になる。しかし、自民党も3党合意の責任を果たす義務がある。財務省がそうネジを巻いていて、選挙後に民自公の談合を働きかけているのでしょう。だから、野田首相も解散を決断したのだと思います」/党が惨敗しても、自分は与党に残るという算段なのだが、民主が想像を超える惨敗を喫すれば、そんな談合シナリオも吹っ飛ぶ。あとは有権者の判断だ。 〔日刊ゲンダイ 2012年11月14日 掲載〕
どうやら、今年は選挙で一段と騒がしい年末になりそうだ。今朝のウェブニュースより
都知事選 石原後継か刷新か ―― 東京都の石原慎太郎前知事の辞職に伴う知事選で、自民党本部が副知事で作家の猪瀬直樹氏(65)を擁立する方針を固め、石原氏から後継指名された猪瀬氏が正式に立候補表明すれば、石原都政の刷新を訴える他の立候補予定者と対決する構図となる。自民党本部が猪瀬氏に傾く背景には、衆院の「解散風」が強まる中、勝ち馬に乗って衆院選に勢いをつけたいとの思惑がある。/「衆院選を前に負け戦をしたくない。絶対に勝つために猪瀬氏を選ぶのだろう」。十三日、都議会自民の幹部はこう指摘した。/国会では、予算執行に必要な公債発行特例法案の成立のめどが立ち、年内解散が浮上している。党本部が十、十一の両日に独自に行った世論調査で、猪瀬氏の支持が圧倒的に多かったことから、安倍晋三総裁ら党執行部は十六日、都連側に擁立を打診する。/この幹部は「国会議員は自分の選挙で頭がいっぱいで、早く都知事候補を決めたいのではないか」と皮肉まじりに言った。/猪瀬氏は出馬について明言していないが、自民が擁立を決めれば出馬に踏み切るとの見方が強まっている。/ただ都議会自民党の中には猪瀬氏擁立に慎重な意見が根強い。二〇〇七年六月に副知事に就任した時から、改革派で鳴らした猪瀬氏への警戒感があった。/このため自民は、副知事への就任に都議会で同意する際、猪瀬氏の所管事項を石原氏の特命で国との調整に関わることに限るなどの条件を付けたほどだった。「こちらがお膳立てしたことを、自分の手柄のように発表する」と批判する自民都議もおり、感情的な反発は今もある。/自民はかつて、都知事選で党本部と都連が分裂した経験がある。一九九一年、幹事長だった小沢一郎氏(国民の生活が第一代表)が元NHKキャスターの磯村尚徳氏を擁立。反発した都連が現職の鈴木俊一氏を推して圧勝したが、党内対立のしこりが残った。/「今回は有力な候補者が見つからない」と話す都議もおり、都連側が押され気味だ。
◇
都知事選では、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(65)に続き、十三日に元自民党総務会長の笹川尭(たかし)氏(77)が立候補表明した。また、民主党都連などが新党改革代表の参院議員舛添要一氏(63)に非公式に出馬を打診している。 〔東京新聞 2012年11月14日 朝刊〕
年内解散求め安倍自民総裁らが野田首相に攻勢へ-きょう党首討論 ―― 11月14日(ブルームバーグ):野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁らとの党首討論が14日午後、9月に安倍氏が総裁に復帰してから初めて開催される。安倍氏と公明党の山口那津男代表は年内の衆院解散を求め、具体的な解散時期を明示しない野田首相への攻勢を強める構えだが、首相の足下の民主党内では早期解散への反対論が噴出している。/8月に自民、公明両党と「近いうち」の衆院解散を約束した首相。13日の衆院予算委員会でも「近いうちに解散する」と強調しながらも、時期については「具体的には明示をしない」と繰り返した。/これに対し、自民党の石破茂幹事長は13日の記者会見で、年内解散への流れは「止まらない状況になっている」と指摘。公明党の石井啓一政調会長は同日の衆院予算委で「このままずるずる延ばし続けて万が一にも年を越すようなことになれば首相はうそをついたことになる」と決断を促した。/こうした中、民主、自民両党に対抗する「第3極」の動きも加速している。石原慎太郎前東京都知事は13日夕に記者会見し、平沼赳夫元経済産業相が率いていた「たちあがれ日本」を母体とした新党「太陽の党」結党を発表。石原、平沼両氏が共同代表に就任した。石原氏は橋下徹大阪市長の「日本維新の会」などと「必ず選挙の前に大同団結する」と訴えた。
民主党:解散の環境整備に急ぐ野党各党に対し、民主党内からは反対論が相次いで出ている。首相の後見人とされる藤井裕久元財務相は11日のBSイレブンの番組で年内解散について「そういうことになるはずがない」と表明。中山義活衆院議員は13日、記者団に対し、首相が解散にこだわるなら「ここは誰かに代わってしっかりみんなが納得する人がやるべきだ」と首相退陣を求めた。中山氏の発言はTBSが同日夜のニュースで放映した。/共同通信によると、輿石東幹事長は13日午後に首相と会談し、早期解散への異論が相次いだ同日の党常任幹事会の議論を伝えた。/首相が解散に向けた環境整備の一つとして挙げてきた衆院の「1票の格差」是正がなお課題として残っているが、民主党は比例代表定数削減との一体処理を求めており、野党側との調整のめどは立っていない。藤井氏は11日の同番組で、消費税を上げる以上は「削減は日本の政治として極めて大事なことだ」と訴えた。
都知事選 石原後継か刷新か ―― 東京都の石原慎太郎前知事の辞職に伴う知事選で、自民党本部が副知事で作家の猪瀬直樹氏(65)を擁立する方針を固め、石原氏から後継指名された猪瀬氏が正式に立候補表明すれば、石原都政の刷新を訴える他の立候補予定者と対決する構図となる。自民党本部が猪瀬氏に傾く背景には、衆院の「解散風」が強まる中、勝ち馬に乗って衆院選に勢いをつけたいとの思惑がある。/「衆院選を前に負け戦をしたくない。絶対に勝つために猪瀬氏を選ぶのだろう」。十三日、都議会自民の幹部はこう指摘した。/国会では、予算執行に必要な公債発行特例法案の成立のめどが立ち、年内解散が浮上している。党本部が十、十一の両日に独自に行った世論調査で、猪瀬氏の支持が圧倒的に多かったことから、安倍晋三総裁ら党執行部は十六日、都連側に擁立を打診する。/この幹部は「国会議員は自分の選挙で頭がいっぱいで、早く都知事候補を決めたいのではないか」と皮肉まじりに言った。/猪瀬氏は出馬について明言していないが、自民が擁立を決めれば出馬に踏み切るとの見方が強まっている。/ただ都議会自民党の中には猪瀬氏擁立に慎重な意見が根強い。二〇〇七年六月に副知事に就任した時から、改革派で鳴らした猪瀬氏への警戒感があった。/このため自民は、副知事への就任に都議会で同意する際、猪瀬氏の所管事項を石原氏の特命で国との調整に関わることに限るなどの条件を付けたほどだった。「こちらがお膳立てしたことを、自分の手柄のように発表する」と批判する自民都議もおり、感情的な反発は今もある。/自民はかつて、都知事選で党本部と都連が分裂した経験がある。一九九一年、幹事長だった小沢一郎氏(国民の生活が第一代表)が元NHKキャスターの磯村尚徳氏を擁立。反発した都連が現職の鈴木俊一氏を推して圧勝したが、党内対立のしこりが残った。/「今回は有力な候補者が見つからない」と話す都議もおり、都連側が押され気味だ。
◇
都知事選では、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(65)に続き、十三日に元自民党総務会長の笹川尭(たかし)氏(77)が立候補表明した。また、民主党都連などが新党改革代表の参院議員舛添要一氏(63)に非公式に出馬を打診している。 〔東京新聞 2012年11月14日 朝刊〕
年内解散求め安倍自民総裁らが野田首相に攻勢へ-きょう党首討論 ―― 11月14日(ブルームバーグ):野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁らとの党首討論が14日午後、9月に安倍氏が総裁に復帰してから初めて開催される。安倍氏と公明党の山口那津男代表は年内の衆院解散を求め、具体的な解散時期を明示しない野田首相への攻勢を強める構えだが、首相の足下の民主党内では早期解散への反対論が噴出している。/8月に自民、公明両党と「近いうち」の衆院解散を約束した首相。13日の衆院予算委員会でも「近いうちに解散する」と強調しながらも、時期については「具体的には明示をしない」と繰り返した。/これに対し、自民党の石破茂幹事長は13日の記者会見で、年内解散への流れは「止まらない状況になっている」と指摘。公明党の石井啓一政調会長は同日の衆院予算委で「このままずるずる延ばし続けて万が一にも年を越すようなことになれば首相はうそをついたことになる」と決断を促した。/こうした中、民主、自民両党に対抗する「第3極」の動きも加速している。石原慎太郎前東京都知事は13日夕に記者会見し、平沼赳夫元経済産業相が率いていた「たちあがれ日本」を母体とした新党「太陽の党」結党を発表。石原、平沼両氏が共同代表に就任した。石原氏は橋下徹大阪市長の「日本維新の会」などと「必ず選挙の前に大同団結する」と訴えた。
民主党:解散の環境整備に急ぐ野党各党に対し、民主党内からは反対論が相次いで出ている。首相の後見人とされる藤井裕久元財務相は11日のBSイレブンの番組で年内解散について「そういうことになるはずがない」と表明。中山義活衆院議員は13日、記者団に対し、首相が解散にこだわるなら「ここは誰かに代わってしっかりみんなが納得する人がやるべきだ」と首相退陣を求めた。中山氏の発言はTBSが同日夜のニュースで放映した。/共同通信によると、輿石東幹事長は13日午後に首相と会談し、早期解散への異論が相次いだ同日の党常任幹事会の議論を伝えた。/首相が解散に向けた環境整備の一つとして挙げてきた衆院の「1票の格差」是正がなお課題として残っているが、民主党は比例代表定数削減との一体処理を求めており、野党側との調整のめどは立っていない。藤井氏は11日の同番組で、消費税を上げる以上は「削減は日本の政治として極めて大事なことだ」と訴えた。
年末に向けて世の中が何となくあわただしい。これも政局の混迷にあるのかもしれない。今朝のウェブニュースより
民自公:「特例公債」修正に大筋合意 ―― 野田佳彦首相が年内に衆院解散・総選挙を行う意向を固めたのを受け、民主党は12日、首相が「近いうち解散」の前提とする「解散3条件」の早期実現へ自民、公明両党との調整を加速させた。同日、3党の政調会長が特例公債法案の修正で大筋合意し、同法案は自公両党の賛成を得て成立する見通しとなった。さらに社会保障制度改革国民会議の設置へ向け各党が委員のリストを近く提出することでも一致。3条件の二つがほぼクリアされ、解散の環境整備が急速に進みつつある。/首相は11月末までの臨時国会中に衆院を解散する方向で調整に入った。早ければ16日解散・27日公示・12月9日投開票とする日程案が浮上。民主党内調整や3党協議の状況によっては12月16日や同24日に投開票する日程も検討されている。自民党幹部は12日夜、「(投開票は)12月9日か16日。(3条件は)今週末、一気にいく」との見通しを示した。/首相は12日の衆院予算委員会で「だらだらと政権延命を図るつもりはない。環境が整えば国民に信を問うと言った。今の心境も変わっていない」と強調した。衆院選での大敗を恐れる民主党内には「野田降ろし」の動きもくすぶるが、首相は「内閣不信任決議案が通った場合以外に総辞職があるのか。ちょっと想像がつかない」と自ら解散に踏み切る考えを強く示唆した。/首相はこれまで解散の環境整備として▽赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立▽衆院の「1票の格差」是正と比例定数削減▽社会保障制度改革国民会議の設置−−の3条件を挙げ、自公両党に協力を求めてきた。/残る3条件の一つ、衆院選挙制度改革について民主党は12日の政治改革推進本部役員会で、1票の格差を是正する「0増5減」と比例定数40削減の扱いを輿石東幹事長に一任した。野党の反対する比例定数削減を切り離し、0増5減を先行させれば解散の環境は整う。輿石氏は記者会見で「年内解散は困難」との認識を首相に伝えていることを強調する一方、「だれが反対しようが解散権は首相にしかない」と最終的に首相の判断を受け入れる姿勢も示した。 〔毎日新聞 2012年11月12日 22時43分(最終更新 11月13日 01時41分)〕
検察敗北 小沢裁判控訴棄却 5年越し謀略に決着 この国の権力は極度に腐敗している ―― 長い裁判にようやく決着がついた。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の政治資金収支報告書の虚偽記載をめぐる裁判である。東京高裁の小川正持裁判長は12日、1審の無罪判決を維持し、控訴棄却を言い渡した。/「本件控訴を棄却する」と裁判長が告げると、小沢代表は顔色を変えないまま、ゆっくり一礼した。晴れて小沢の無罪が“決まった”わけだが、歴史家はこの日のことを特記すべきだ。/これは紛れもない国家犯罪だからだ。“加害者”は司法検察、マスコミ、そして、その裏でいつもチラついていたのが民主党執行部だ。3つの権力が寄ってたかって、小沢一郎という政治家を葬り去ろうとしたのである。/「小沢さんがなぜ、やられなかったか。自分がこの闘いに負けるわけにはいかない、という岩のごとき信念があったからですよ。国家というのは、国民の生活を守る責任がある。政治家には品性が求められ、政治が果たすべきは正義です。小沢事件は、すべてをひっくり返してしまった。しかも、権力の側がこれほどおかしなことをやっているのに、メディアは批判するどころかお先棒を担ぎ、他の政治家も知らん顔です。こんなデタラメを許していいのか。そういう気持ちが小沢さんを支えていたわけで、無罪判決が出た以上、今後はきっちり、落とし前をつけてもらう。小沢事件の徹底検証が必要になってくると思います」(ジャーナリスト・渡辺乾介氏)/2008年11月の西松事件をスタートにすると、小沢の闘いは4年に及んだことになる。この国の権力がどれだけ腐敗しているのか。それを明らかにしなければならない。
<狙いは魔女狩りプラス増税強行>:今度の控訴審だって、ヒドイものだ。日刊ゲンダイ本紙は一貫して小沢無罪を主張してきたが、捜査、裁判は日刊ゲンダイ本紙の予想通りの展開をたどってきた。/つまり、検察は小沢の秘書をとっ捕まえて、ギュウギュウ締め上げたものの、裏金の証拠とか何も出てこなくて、2度も不起訴にせざるを得なかった。それでも検察審査会が感情論で強制起訴したが、その裁判も1審は無罪になった。当たり前の話で、証拠は何もないからだ。/この時点で小沢は3度、無罪になったようなものだ。ところが、検察官役の指定弁護士は控訴を決めて、無理やり、裁判を長引かせた。その結果、12日まで無罪確定が延びたのである。/ふつう、無罪判決を受けた人間を控訴して、再度、被告人にするのであれば、それなりの証拠、隠し玉があるべきだが、何もなかった。しかも、控訴の記者会見で指定弁護士は有罪への自信を見せて、小沢=有罪の印象を強調していた。明らかな人権侵害、名誉毀損が白昼堂々行われたのだが、メディアはそれを垂れ流した。/「それだけじゃありませんよ。最初から勝ち目がない控訴審をなぜ、やったのか。結局、この間、小沢氏の政治活動を封じ込めるためではなかったのか。当然、そういう疑惑が出てくるのです」(永田町関係者)/1審の決着は今年4月。しかし、控訴されたため、小沢の無罪が確定せず、小沢は離党に追い込まれ、この間、消費税増税法案が可決した。/魔女狩り裁判プラス増税謀略ではないか。何という連中なのか、とゾッとするが、とりあえず、12日の控訴審決着は、ギリギリだ。まだ選挙前。第三極の行方もこれから。今後はフリーハンドを得た小沢にフル回転で暴れてもらうしかない。 〔日刊ゲンダイ 2012年11月12日 掲載〕
民自公:「特例公債」修正に大筋合意 ―― 野田佳彦首相が年内に衆院解散・総選挙を行う意向を固めたのを受け、民主党は12日、首相が「近いうち解散」の前提とする「解散3条件」の早期実現へ自民、公明両党との調整を加速させた。同日、3党の政調会長が特例公債法案の修正で大筋合意し、同法案は自公両党の賛成を得て成立する見通しとなった。さらに社会保障制度改革国民会議の設置へ向け各党が委員のリストを近く提出することでも一致。3条件の二つがほぼクリアされ、解散の環境整備が急速に進みつつある。/首相は11月末までの臨時国会中に衆院を解散する方向で調整に入った。早ければ16日解散・27日公示・12月9日投開票とする日程案が浮上。民主党内調整や3党協議の状況によっては12月16日や同24日に投開票する日程も検討されている。自民党幹部は12日夜、「(投開票は)12月9日か16日。(3条件は)今週末、一気にいく」との見通しを示した。/首相は12日の衆院予算委員会で「だらだらと政権延命を図るつもりはない。環境が整えば国民に信を問うと言った。今の心境も変わっていない」と強調した。衆院選での大敗を恐れる民主党内には「野田降ろし」の動きもくすぶるが、首相は「内閣不信任決議案が通った場合以外に総辞職があるのか。ちょっと想像がつかない」と自ら解散に踏み切る考えを強く示唆した。/首相はこれまで解散の環境整備として▽赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立▽衆院の「1票の格差」是正と比例定数削減▽社会保障制度改革国民会議の設置−−の3条件を挙げ、自公両党に協力を求めてきた。/残る3条件の一つ、衆院選挙制度改革について民主党は12日の政治改革推進本部役員会で、1票の格差を是正する「0増5減」と比例定数40削減の扱いを輿石東幹事長に一任した。野党の反対する比例定数削減を切り離し、0増5減を先行させれば解散の環境は整う。輿石氏は記者会見で「年内解散は困難」との認識を首相に伝えていることを強調する一方、「だれが反対しようが解散権は首相にしかない」と最終的に首相の判断を受け入れる姿勢も示した。 〔毎日新聞 2012年11月12日 22時43分(最終更新 11月13日 01時41分)〕
検察敗北 小沢裁判控訴棄却 5年越し謀略に決着 この国の権力は極度に腐敗している ―― 長い裁判にようやく決着がついた。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の政治資金収支報告書の虚偽記載をめぐる裁判である。東京高裁の小川正持裁判長は12日、1審の無罪判決を維持し、控訴棄却を言い渡した。/「本件控訴を棄却する」と裁判長が告げると、小沢代表は顔色を変えないまま、ゆっくり一礼した。晴れて小沢の無罪が“決まった”わけだが、歴史家はこの日のことを特記すべきだ。/これは紛れもない国家犯罪だからだ。“加害者”は司法検察、マスコミ、そして、その裏でいつもチラついていたのが民主党執行部だ。3つの権力が寄ってたかって、小沢一郎という政治家を葬り去ろうとしたのである。/「小沢さんがなぜ、やられなかったか。自分がこの闘いに負けるわけにはいかない、という岩のごとき信念があったからですよ。国家というのは、国民の生活を守る責任がある。政治家には品性が求められ、政治が果たすべきは正義です。小沢事件は、すべてをひっくり返してしまった。しかも、権力の側がこれほどおかしなことをやっているのに、メディアは批判するどころかお先棒を担ぎ、他の政治家も知らん顔です。こんなデタラメを許していいのか。そういう気持ちが小沢さんを支えていたわけで、無罪判決が出た以上、今後はきっちり、落とし前をつけてもらう。小沢事件の徹底検証が必要になってくると思います」(ジャーナリスト・渡辺乾介氏)/2008年11月の西松事件をスタートにすると、小沢の闘いは4年に及んだことになる。この国の権力がどれだけ腐敗しているのか。それを明らかにしなければならない。
<狙いは魔女狩りプラス増税強行>:今度の控訴審だって、ヒドイものだ。日刊ゲンダイ本紙は一貫して小沢無罪を主張してきたが、捜査、裁判は日刊ゲンダイ本紙の予想通りの展開をたどってきた。/つまり、検察は小沢の秘書をとっ捕まえて、ギュウギュウ締め上げたものの、裏金の証拠とか何も出てこなくて、2度も不起訴にせざるを得なかった。それでも検察審査会が感情論で強制起訴したが、その裁判も1審は無罪になった。当たり前の話で、証拠は何もないからだ。/この時点で小沢は3度、無罪になったようなものだ。ところが、検察官役の指定弁護士は控訴を決めて、無理やり、裁判を長引かせた。その結果、12日まで無罪確定が延びたのである。/ふつう、無罪判決を受けた人間を控訴して、再度、被告人にするのであれば、それなりの証拠、隠し玉があるべきだが、何もなかった。しかも、控訴の記者会見で指定弁護士は有罪への自信を見せて、小沢=有罪の印象を強調していた。明らかな人権侵害、名誉毀損が白昼堂々行われたのだが、メディアはそれを垂れ流した。/「それだけじゃありませんよ。最初から勝ち目がない控訴審をなぜ、やったのか。結局、この間、小沢氏の政治活動を封じ込めるためではなかったのか。当然、そういう疑惑が出てくるのです」(永田町関係者)/1審の決着は今年4月。しかし、控訴されたため、小沢の無罪が確定せず、小沢は離党に追い込まれ、この間、消費税増税法案が可決した。/魔女狩り裁判プラス増税謀略ではないか。何という連中なのか、とゾッとするが、とりあえず、12日の控訴審決着は、ギリギリだ。まだ選挙前。第三極の行方もこれから。今後はフリーハンドを得た小沢にフル回転で暴れてもらうしかない。 〔日刊ゲンダイ 2012年11月12日 掲載〕
今朝のウェブニュースより
小沢代表控訴審:弁護側「無罪」に確信 12日判決 ―― 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)=1審無罪=の控訴審判決が12日、東京高裁(小川正持裁判長)で言い渡される。控訴審は9月26日、検察官役の指定弁護士が請求した追加の証拠を高裁が全て退けて即日結審。代表の弁護団は「控訴棄却で再び無罪となる可能性が高い」と自信を見せている。/控訴審の焦点は、代表が陸山会の政治資金収支報告書の記載を虚偽と認識していたかどうか。指定弁護士は追加の証拠として ▽00年ごろまで小沢代表の事務所に勤めていた元秘書2人の供述調書 ▽東京地検特捜部が捜査時に作成した代表の供述調書−−など約10点を請求したが、いずれも却下された。/最高裁は1956年に「事実取り調べをすることなく1審の無罪を破棄して有罪とするのは許されない」との判断を示しており、新たな証拠を取り調べられなかった指定弁護士には厳しい状況だ。/1審は土地購入を04年ではなく05年に先送りした収支報告書の記載を虚偽と認定。代表が衆院議員の石川知裕被告(39)=1審有罪、控訴中=ら元秘書から記載内容について報告を受け、了承したことも認めた。/しかし、石川議員が04年10月の土地代金支払い後、事実と異なる報告をして代表から銀行融資の関係書類に署名をしてもらったと指摘。結果的に代表が「土地代金支払いも05年に先送りされた」などと認識して記載が違法であると考えていなかった可能性に言及し、無罪とした。/刑事裁判の控訴審のあり方を巡っては最高裁が2月、「(1審判決の当否を判断する)事後審査に徹すべきで、破棄するには論理則や経験則に照らして不合理だと示す必要がある」との判断を示している。/指定弁護士は「代表は何度も銀行融資で不動産を取得し、自分の署名から近日中に土地代金が支払われると理解していた。先送りされたと考える可能性はない」などと訴え、1審の判断を「重大な事実誤認があり、不合理」と主張。弁護側は「指定弁護士の主張は証拠に基づかない想像に過ぎない。1審判決が不合理であると示すことができていない」と控訴棄却を求めている。
◇元秘書3人の控訴審14日から:一方、石川議員ら元秘書3人の控訴審は14日、東京高裁で始まる。代表の裁判を担当している小川裁判長の第4刑事部ではなく、第8刑事部(飯田喜信裁判長)が担当。検察側は虚偽記載の動機として岩手県の胆沢ダムの下請け受注を狙った水谷建設から代表側に計1億円の裏献金があったと主張。代表の裁判では指定弁護士が裏献金の有無に触れておらず、最大の相違点だ。/1審判決は収支報告書の虚偽記載を認定。石川議員を禁錮2年、執行猶予3年▽西松建設違法献金事件と併せて起訴された元公設第1秘書の大久保隆規被告を禁錮3年、執行猶予5年▽元秘書の池田光智被告を禁錮1年、執行猶予3年−−とした。裏献金については、土地購入前後に石川議員と大久保元秘書が各5000万円を受けたと認定。「代表からの4億円を記載すればマスコミの取材攻勢に遭い、裏献金も明るみに出る事態を恐れた」と指摘した。/控訴審で元秘書側は改めて虚偽記載と裏献金の受領を否定する方針。ただし裏献金の授受は起訴内容に含まれず、高裁が改めて審理しない可能性もある。 〔毎日新聞 2012年11月11日 11時11分(最終更新 11月11日 11時40分)〕
【小沢氏控訴審判決】小川裁判長「著名事件に多く携わった実務家」東電事件で再審無罪 ―― 小沢一郎代表の控訴審を担当した小川正持裁判長(63)は、7日に東京電力女性社員殺害事件の再審でネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)に無罪判決を言い渡したばかり。/裁判官になって36年目。東京地裁時代には、オウム真理教、松本智津夫死刑囚(57)=教祖名麻原彰晃=の全公判に立ち会い、裁判長として2004年に死刑を宣告した。/最高裁刑事局長も務め、周囲は「著名事件に多く携わった実務家。理論にも精通している」と口をそろえる。 〔産経ニュース 2012.11.12 09:54 〕
小沢代表控訴審:弁護側「無罪」に確信 12日判決 ―― 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)=1審無罪=の控訴審判決が12日、東京高裁(小川正持裁判長)で言い渡される。控訴審は9月26日、検察官役の指定弁護士が請求した追加の証拠を高裁が全て退けて即日結審。代表の弁護団は「控訴棄却で再び無罪となる可能性が高い」と自信を見せている。/控訴審の焦点は、代表が陸山会の政治資金収支報告書の記載を虚偽と認識していたかどうか。指定弁護士は追加の証拠として ▽00年ごろまで小沢代表の事務所に勤めていた元秘書2人の供述調書 ▽東京地検特捜部が捜査時に作成した代表の供述調書−−など約10点を請求したが、いずれも却下された。/最高裁は1956年に「事実取り調べをすることなく1審の無罪を破棄して有罪とするのは許されない」との判断を示しており、新たな証拠を取り調べられなかった指定弁護士には厳しい状況だ。/1審は土地購入を04年ではなく05年に先送りした収支報告書の記載を虚偽と認定。代表が衆院議員の石川知裕被告(39)=1審有罪、控訴中=ら元秘書から記載内容について報告を受け、了承したことも認めた。/しかし、石川議員が04年10月の土地代金支払い後、事実と異なる報告をして代表から銀行融資の関係書類に署名をしてもらったと指摘。結果的に代表が「土地代金支払いも05年に先送りされた」などと認識して記載が違法であると考えていなかった可能性に言及し、無罪とした。/刑事裁判の控訴審のあり方を巡っては最高裁が2月、「(1審判決の当否を判断する)事後審査に徹すべきで、破棄するには論理則や経験則に照らして不合理だと示す必要がある」との判断を示している。/指定弁護士は「代表は何度も銀行融資で不動産を取得し、自分の署名から近日中に土地代金が支払われると理解していた。先送りされたと考える可能性はない」などと訴え、1審の判断を「重大な事実誤認があり、不合理」と主張。弁護側は「指定弁護士の主張は証拠に基づかない想像に過ぎない。1審判決が不合理であると示すことができていない」と控訴棄却を求めている。
◇元秘書3人の控訴審14日から:一方、石川議員ら元秘書3人の控訴審は14日、東京高裁で始まる。代表の裁判を担当している小川裁判長の第4刑事部ではなく、第8刑事部(飯田喜信裁判長)が担当。検察側は虚偽記載の動機として岩手県の胆沢ダムの下請け受注を狙った水谷建設から代表側に計1億円の裏献金があったと主張。代表の裁判では指定弁護士が裏献金の有無に触れておらず、最大の相違点だ。/1審判決は収支報告書の虚偽記載を認定。石川議員を禁錮2年、執行猶予3年▽西松建設違法献金事件と併せて起訴された元公設第1秘書の大久保隆規被告を禁錮3年、執行猶予5年▽元秘書の池田光智被告を禁錮1年、執行猶予3年−−とした。裏献金については、土地購入前後に石川議員と大久保元秘書が各5000万円を受けたと認定。「代表からの4億円を記載すればマスコミの取材攻勢に遭い、裏献金も明るみに出る事態を恐れた」と指摘した。/控訴審で元秘書側は改めて虚偽記載と裏献金の受領を否定する方針。ただし裏献金の授受は起訴内容に含まれず、高裁が改めて審理しない可能性もある。 〔毎日新聞 2012年11月11日 11時11分(最終更新 11月11日 11時40分)〕
【小沢氏控訴審判決】小川裁判長「著名事件に多く携わった実務家」東電事件で再審無罪 ―― 小沢一郎代表の控訴審を担当した小川正持裁判長(63)は、7日に東京電力女性社員殺害事件の再審でネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)に無罪判決を言い渡したばかり。/裁判官になって36年目。東京地裁時代には、オウム真理教、松本智津夫死刑囚(57)=教祖名麻原彰晃=の全公判に立ち会い、裁判長として2004年に死刑を宣告した。/最高裁刑事局長も務め、周囲は「著名事件に多く携わった実務家。理論にも精通している」と口をそろえる。 〔産経ニュース 2012.11.12 09:54 〕
今朝のウェブニュースより
元文京女子大教授 菊池英博氏が緊急エール「私は真紀子大臣を支持する」 問題は大学に巣くうシロアリ官僚の腐敗堕落 ―― 3大学の認可を一転して認めることにした田中真紀子文科相に対し、自民党は「問責に値する」などと息巻いている。大マスコミの論調も真紀子叩き一色なのだが、ちょっと待って欲しい。「大学の劣化」や「審議会のあり方」を問題視した真紀子の言い分は正論だ。元文京女子大(現文京学院大)教授の菊池英博氏は「今の大学は腐っている。真紀子大臣よ、頑張れ!」とこう言っている。/テレビで田中真紀子大臣の発言を聞いたとき、私はよくぞ言ってくれた、と拍手を送りたい気持ちになりました。「大学の数は多すぎる、以前から問題だと思っていた」という発言はその通りで、このことは私のように大学で教鞭を執ったことがある人間であれば、みんな分かっていることなんです。/私は1994年まで東京銀行に勤め、その後、文京女子大の経営学部で13年間、教えました。つくづく思ったのが年々、学生の質が劣化していることです。この間、少子化が進み、しかし、大学はどんどん増えた結果、ますます、大学は劣化した。/こうなったのは教育の現場に市場原理主義が持ち込まれた結果です。大学をどんどん認可し、ダメなら潰せばいい。小泉構造改革以降、そんな文部行政が行われてきたのです。人口が増えているときならイザ知らず、子供が減っているのに大学が増えればどうなるか。生徒の奪い合いになり、大学はより簡単に入学させようとする。試験を簡単にし、推薦枠を広げ、その条件も低くする。/米国やドイツの大学は入りやすいが、卒業するのは大変です。日本は誰でも入れるうえに、簡単に卒業させてくれる。単位がなくてもリポートで済むケースもある。そうしないと学生が集まらないからです。/本来であれば、文科省が、そうした教育の劣化の改善に取り組まなければならない。ところが、それを放置し、真紀子大臣がメスを入れようとすると抵抗するのは、大学が彼らの天下り先だからです。新設大学が認可を受けるには大学設置・学校法人審議会にお伺いを立てるだけではありません。いつの間にか、事務局長や理事に文科省の役人が入ってくる。彼らは1000万~1500万円くらいの年収を得ている。彼らの天下り先のために大学が増えているようなものです。/新設大学の中には自民党の文教族議員と癒着しているところもある。そうやって、質を伴わない大学が増えていく。どこも淘汰されず、そうした大学にも国から巨額の補助金が支払われている。誰かがこの構造にメスを入れない限り、日本の大学教育は大変なことになる。感情論のような真紀子叩きは、問題の本質を見えなくさせるだけです。(談) 〔日刊ゲンダイ 2012年11月9日 掲載〕
西宮市のYK氏より、マリー・ローランサンの「青衣の美少女」の絵葉書が届いた。曰く、「今日は西宮市大谷記念美術館へ『40周年記念 フランスVS 日本 近代絵画』展を観に行きました。大谷竹次郎氏の収集したものです。今日はKS君とTelをした際、彼は「かあちゃんに感謝する会」11/25? に出席するため九州へ行くと言っていました。又、君から水門会の写真を贈って貰ったといっていました。/冬らしい寒さになってきました。お体を大切に風邪を引かぬ様ご注意下さい。/先ずは近況報告まで 草々」
早速インターネットで『40周年記念 フランスVS 日本 近代絵画』展を散策してみた。
40周年記念 フランス vs 日本 近代絵画 西宮市大谷記念美術館の開館40周年を記念して、フランスと日本の近代洋画を中心に紹介する「フランス vs 日本 近代絵画」を開催します。/当館は大谷竹次郎氏が収集したフランスと日本の近代絵画を中心とした美術作品の寄贈を受け、1972年に開館しました。様々な分野の展覧会を開催し、意欲的に新たな分野の作品の収集を行っていますが、開館当初からの近代絵画は、質・量ともに当館のコレクションの核となるものです。/フランスは19世紀の中頃から芸術の都、西欧美術の中心地として発展し、印象派を始めフォーヴィスム、キュビスムなど主要な美術運動を展開しました。1920年代以降、多くの日本人画家がパリを訪れ、新しい美術界の情報を見聞しました。彼らによってもたらされた西欧美術に関する最新の動向は、日本の美術界に大きな影響を与えました。/本展覧会では当館所蔵の近代絵画を《人物画》、《静物画》、《風景画》の3つのジャンルに分類して展示し、19世紀から20世紀の絵画表現の変遷を約130点の作品で辿ります。/主な出品作家:ギュスターヴ・クールベ、ジョルジュ・ルオー、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、ベルナール・ビュッフェ、青木繁、梅原龍三郎、佐伯祐三、小出楢重、小磯良平、林武、藤田嗣治など。
主催:西宮市大谷記念美術館 後援:西宮市、西宮市教育委員会
元文京女子大教授 菊池英博氏が緊急エール「私は真紀子大臣を支持する」 問題は大学に巣くうシロアリ官僚の腐敗堕落 ―― 3大学の認可を一転して認めることにした田中真紀子文科相に対し、自民党は「問責に値する」などと息巻いている。大マスコミの論調も真紀子叩き一色なのだが、ちょっと待って欲しい。「大学の劣化」や「審議会のあり方」を問題視した真紀子の言い分は正論だ。元文京女子大(現文京学院大)教授の菊池英博氏は「今の大学は腐っている。真紀子大臣よ、頑張れ!」とこう言っている。/テレビで田中真紀子大臣の発言を聞いたとき、私はよくぞ言ってくれた、と拍手を送りたい気持ちになりました。「大学の数は多すぎる、以前から問題だと思っていた」という発言はその通りで、このことは私のように大学で教鞭を執ったことがある人間であれば、みんな分かっていることなんです。/私は1994年まで東京銀行に勤め、その後、文京女子大の経営学部で13年間、教えました。つくづく思ったのが年々、学生の質が劣化していることです。この間、少子化が進み、しかし、大学はどんどん増えた結果、ますます、大学は劣化した。/こうなったのは教育の現場に市場原理主義が持ち込まれた結果です。大学をどんどん認可し、ダメなら潰せばいい。小泉構造改革以降、そんな文部行政が行われてきたのです。人口が増えているときならイザ知らず、子供が減っているのに大学が増えればどうなるか。生徒の奪い合いになり、大学はより簡単に入学させようとする。試験を簡単にし、推薦枠を広げ、その条件も低くする。/米国やドイツの大学は入りやすいが、卒業するのは大変です。日本は誰でも入れるうえに、簡単に卒業させてくれる。単位がなくてもリポートで済むケースもある。そうしないと学生が集まらないからです。/本来であれば、文科省が、そうした教育の劣化の改善に取り組まなければならない。ところが、それを放置し、真紀子大臣がメスを入れようとすると抵抗するのは、大学が彼らの天下り先だからです。新設大学が認可を受けるには大学設置・学校法人審議会にお伺いを立てるだけではありません。いつの間にか、事務局長や理事に文科省の役人が入ってくる。彼らは1000万~1500万円くらいの年収を得ている。彼らの天下り先のために大学が増えているようなものです。/新設大学の中には自民党の文教族議員と癒着しているところもある。そうやって、質を伴わない大学が増えていく。どこも淘汰されず、そうした大学にも国から巨額の補助金が支払われている。誰かがこの構造にメスを入れない限り、日本の大学教育は大変なことになる。感情論のような真紀子叩きは、問題の本質を見えなくさせるだけです。(談) 〔日刊ゲンダイ 2012年11月9日 掲載〕
西宮市のYK氏より、マリー・ローランサンの「青衣の美少女」の絵葉書が届いた。曰く、「今日は西宮市大谷記念美術館へ『40周年記念 フランスVS 日本 近代絵画』展を観に行きました。大谷竹次郎氏の収集したものです。今日はKS君とTelをした際、彼は「かあちゃんに感謝する会」11/25? に出席するため九州へ行くと言っていました。又、君から水門会の写真を贈って貰ったといっていました。/冬らしい寒さになってきました。お体を大切に風邪を引かぬ様ご注意下さい。/先ずは近況報告まで 草々」
早速インターネットで『40周年記念 フランスVS 日本 近代絵画』展を散策してみた。
40周年記念 フランス vs 日本 近代絵画 西宮市大谷記念美術館の開館40周年を記念して、フランスと日本の近代洋画を中心に紹介する「フランス vs 日本 近代絵画」を開催します。/当館は大谷竹次郎氏が収集したフランスと日本の近代絵画を中心とした美術作品の寄贈を受け、1972年に開館しました。様々な分野の展覧会を開催し、意欲的に新たな分野の作品の収集を行っていますが、開館当初からの近代絵画は、質・量ともに当館のコレクションの核となるものです。/フランスは19世紀の中頃から芸術の都、西欧美術の中心地として発展し、印象派を始めフォーヴィスム、キュビスムなど主要な美術運動を展開しました。1920年代以降、多くの日本人画家がパリを訪れ、新しい美術界の情報を見聞しました。彼らによってもたらされた西欧美術に関する最新の動向は、日本の美術界に大きな影響を与えました。/本展覧会では当館所蔵の近代絵画を《人物画》、《静物画》、《風景画》の3つのジャンルに分類して展示し、19世紀から20世紀の絵画表現の変遷を約130点の作品で辿ります。/主な出品作家:ギュスターヴ・クールベ、ジョルジュ・ルオー、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、ベルナール・ビュッフェ、青木繁、梅原龍三郎、佐伯祐三、小出楢重、小磯良平、林武、藤田嗣治など。
主催:西宮市大谷記念美術館 後援:西宮市、西宮市教育委員会
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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