ウェブニュースより
大相撲秋場所6日目 大関 朝乃山 3連勝で星を五分に ―― 大相撲秋場所は6日目。初日から3連敗と出遅れていた大関 朝乃山は実力者の妙義龍に勝ち、4日目から3連勝で星を五分に戻しました。
中入り後の勝敗です。
▽逸ノ城に志摩ノ海は志摩ノ海が突き落とし。
▽ともに新入幕の豊昇龍と翔猿の一番は翔猿が突き落としで勝って5勝目です。
▽松鳳山に琴勝峰は琴勝峰が下手ひねりで勝って5勝目。
▽魁聖に明生は魁聖が押し出し。
▽琴恵光に佐田の海は琴恵光が押し出し。
▽阿武咲に千代大龍は千代大龍が押し出しで勝ちました。阿武咲は初黒星で、幕内の勝ちっぱなしはなくなりました。
▽若隆景に竜電は若隆景が寄り切り。
▽徳勝龍に高安は高安がはたき込み。
▽輝に炎鵬は輝が突き出しで勝ちました。
▽宝富士に碧山は碧山がすくい投げ。
▽玉鷲に霧馬山は霧馬山が突き出し。
▽隆の勝に北勝富士は北勝富士が送り出し。
▽照ノ富士に隠岐の海は照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
▽関脇の御嶽海に遠藤は御嶽海がはたき込み。
▽栃ノ心に関脇の正代は正代が寄り切りで勝って5勝目です。
▽豊山に新関脇の大栄翔は大栄翔が押し出し。
▽妙義龍に大関 朝乃山は朝乃山が寄り切りで勝って4日目から3連勝とし、星を五分に戻しました。
▽大関 貴景勝に照強は貴景勝が突き出しで5勝1敗としました。
力士の談話
新入幕どうしの一番に勝って5勝目を挙げた翔猿は「きのう負けた取組を携帯電話のアプリで確認し、前には出られていたので、その意識で臨もうと思った。明日からもどんどん攻めて、自分の相撲を取りたい」と落ち着いた表情で話しました。
敗れた豊昇龍は「調子もいい感じだし動きは悪くなかった。次の相撲を頑張っていきたい」と短く話して国技館をあとにしました。
5勝目をあげた琴勝峰は「落ち着いていたので良かった。勝手に体が動いた」と相撲を振り返ったうえで、「まだまだ先は長いので、一番一番、それだけを考えていきたい」と気を引き締めていました。
3連勝で通算400勝目をあげた琴恵光は「あまり勝ち負けは意識せずに土俵に上がっているけれど、うれしい」と話していました。
勝ちっ放しだった阿武咲を破って5勝目をあげた千代大龍は「ここから平気で5連敗するタイプなので、この数字はうれしくない。はやく勝ち越しを決めたい。迷いなんてひとつも無い」と充実感を漂わせつつも気を引き締めていました。
大関経験者の高安は4勝目に「バタバタしない相撲が取れている。しっかり落ち着いて、あすからも臨みたい。きょうは展開を作れていたので厳しい攻めをしていきたいと思う」と、淡々と話しながらも手応えを感じている様子でした。
北勝富士に敗れて3連勝のあと、2連敗の隆の勝は立ち合いで、いなされた相撲に「しょうがないといえばしょうがない。うまくやられた感じだ。切り替えてまた明日からやっていきたい」と気持ちを立て直そうとしていました。
勝った北勝富士は連敗を2で止め、「負けていた相撲も内容は悪くなかった。きょうから初日という気持ちで気楽にやろうと思って取り組めた。あすにつながる白星になったと思う」とほっとした様子でした。
2連敗のあと4連勝で調子を上げてきた照ノ富士は「できることをやっただけ。毎日やることは一緒なんで何も変わってない。これから何があるかわからないので、終わりまで15日間務めることが大事」といつもの淡々とした表情を変えませんでした。
関脇・大栄翔は同学年の豊山に勝って連敗を3で止め、「自分は立ち合いが大事なので踏み込みと足の出し方を見直した。ここから、うまくいけたらいい。連勝していかないといけない」と話し、敗れた豊山は「完全に力負け。何もかも向こうの方が上だった」と脱帽していました。
万全の相撲で5勝目をあげた関脇・正代は「相手の引きにもついていけて、すごく足が出ているなという感じ。圧力がかかっているから、自分の相撲が取れている。今のところはまだ疲れもなく、最後までいけたらなと思う」と手応え十分の様子でした。 (NHK WEB NEWS 2020年9月18日 22時32分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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