瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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00c936ad.jpeg  10日程も前になるか、朝の徘徊で言問橋を東から西に向けて渡っていると、橋の中央より少し淺草よりの所で、歩道と車道の境の手摺から車道を覗き込みながら、呼び止めるご婦人がいた。近寄ってみると、手摺の真下に浅草と本所の境界を示す標識がある。戦時中の東京大空襲時の話などして、問われるままに元聖天町で塾を開いていたと答えると、「あゝ、先生ですか」ということで、そのご婦人が元塾生のTakaeさんTomomiさんの母上であることが判った。それから続けさまに3・4日間毎朝言問橋の上ですれ違うようになった。1度などは「Tomomiの北海道のお土産ですから」と昆布の詰め合わせまで頂いてしまった。
fc592ec4.jpeg 話によると現在は長野県の大町にすんでいて、もう25年間もスキーのinstructorをしているとのことである。当時の臨海学校は前期・後期とわかれ、小学4年からの参加できた。当時高1であった姉のTakaeさんと一緒に最低学年の小学4年で参加した。
 水泳練習では空に浮かぶ雲が綿菓子に見え、東京に帰ったらいっぱい綿菓子を食べたいといって、頑張ったことを覚えている。昭和46〔1971〕年の夏〔7月〕であった。
 
 一昨日、夜9時ごろ携帯に塾友のMN君からメールが入った。一に曰く、「夜分すいません:突然すいません。聖天町にいたNIさんて覚えていますか? 臨海にも参加した事があるようですが誰と同級でしょうか? Koshiと職場が同じそうで話題に上がってます。M」続いて、二に曰く、「すいません!返信有難うございます。先日sekiちゃんがお届けしたTシャツの釣愛塾で送別会をしています。Koshiとkazukoとrieに先生の携帯連絡先を教えましたので近々連絡がいくと思います。M」
 一のメールに答えて曰く、「僕のブログへもコメントが入ったことがあります。一度会いたいね。日高」
d407d60b.jpeg NIさん〔写真の最右端〕は、昭和45〔1970〕年の前期〔7月〕に小学4年で臨海学校に参加した。色白の少女で、日焼けが心配だった。当時の文集に曰く、
「塾臨 い○○○ な○○ 塾臨へ行った。静岡県に行った。/はじめて海を見た時、素晴しいと思った。初めて泳いだ時はこわかった。けれども、だんだん慣れてきて、泳ぐのがおもしろくなった。午前中はたくさん泳ぐので、昼食がおいしかった。昼寝はなかなか寝つかれないので友だちとしゃべっていた。夜はキャンプファイヤーやフォークダンスをやって面白かった。床にはいると、泳ぎつかれているので、三分もたたにいうちらぐっすり眠ってしまう。/五日目ぐらいになると、ひぶくれができて、皮がむけるので、痛くて痛くて、おふろにもはいれない。そのうち、だんだんかゆくなってきた。/終わりに近づくにつれて、すいかわりや水上運動会などがあり楽しかった。すいかわりは柴野君がわった。水上運動会は白組が優勝した。わたしも白組だ。優勝チームはコカコーラ、二位はカルピス、三位は麦茶、四位はただの水で乾杯した。/コンパも面白かった。高校生たちは、こわい話をするので、こわくて、トイレにも行けなかった。/十日間がとてもみじかくかんじた。」
 以前、僕のブログに彼女のコメントが入り、家族で西伊豆を訪ねたということで、メールで長松寺〔臨海の宿舎〕の写真を送ってきたことがある。
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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