ウェブニュースより
大相撲 白鵬と照ノ富士 ともに全勝守る 名古屋場所11日目 ―― 大相撲名古屋場所は11日目、14日から終盤戦です。横綱 白鵬と綱とりがかかる大関 照ノ富士はともに勝って全勝を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽大奄美に十両の松鳳山は、大奄美が寄り切りで勝ちました。松鳳山は負け越しが決まりました。
▽栃ノ心に徳勝龍は、栃ノ心が下手投げ。徳勝龍は負け越しです。
▽魁聖に剣翔は、剣翔が寄り切り。
☆剣翔 迷いなくいきました。重くて一気に前には出られなかったですが、全力でいきました。
▽石浦に照強は、照強が小手投げ。
☆照強 自分から先に先に攻めたんでよかったんじゃないですか。向こうは小さい。先に攻められると相手のペースになるんで。
▽玉鷲に一山本は、玉鷲が押し出しで勝って4場所ぶりの勝ち越しを決めました。
☆玉鷲(昨年11月場所以来の勝ち越し)本当に良かった。見た目は全然緊張していなかったけど、心の中では結構やばかった。勝ち越したけど落ち着いている場合じゃないので、その上がある。あと4番、1日一番を大事に楽しんでやっていきたい。
★一山本 相手は力が強いんで起こしてからどうにかと思ったが、のど輪が強くていけなかったです。
▽琴ノ若に志摩ノ海は、志摩ノ海が押し出し。琴ノ若は3敗に後退しました。
☆志摩ノ海 下から下からで懐に入れたのがよかった。(今場所は)星勘定は考えてなくて、勝っても負けてもいい相撲をとろうと。
★琴ノ若 (3敗目を喫して優勝争いから後退)それは意識していない。一番一番いい相撲を取りきることだけを意識していた。今日みたいな内容だと、後々流れが変わってくる。修正して明日に臨めれば。
▽英乃海に千代の国は、千代の国が突き出し。
☆千代の国 (連敗ストップは)よかったと思います。明日に向けて頑張ります。
▽輝に千代翔馬は、千代翔馬がすくい投げ。
▽妙義龍に千代ノ皇は、行司軍配差し違えで、千代ノ皇がうっちゃり。
☆千代ノ皇 (逆転に)久々のうっちゃり。勝てたからよかったですけど、前に出たかった。下半身、しっかりやっててよかったです。
▽宇良に霧馬山は、宇良がすくい投げ。
☆宇良 (相手の霧馬山は)ほぼ同期で、教習所で一番多く稽古した相手。(霧馬山の)体も大きくなっていて、自信はなかったけど力は出し切って良かった。当時のことを思い出しましたね。(勝ち越しに向けて)また一番頑張りたい。
▽阿武咲に千代丸は、阿武咲が押し出し。
★千代丸 立ち合いがダメでした。右を固めていこうと思ったが、右が入ってもろ差しみたいになってしまった。立ち合いに集中して終盤戦頑張りたい。
▽隠岐の海に宝富士は、宝富士が寄り切り。
☆宝富士 内容もよかった。相手も左四つの強い力士。上手が取れるまでじっくり攻めようと思った。(勝ち越し王手に)順調にきてるんでうれしいです。
▽北勝富士に碧山は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士 今日の相撲は今場所で1番いい相撲だったと思う。前に低く、下からというのを常に持っていて、体が動いてくれた。千秋楽に笑っていられるように頑張ります。
▽隆の勝に逸ノ城は、逸ノ城が押し出しで勝って2場所連続の勝ち越しを決めました。
☆逸ノ城 前に圧力かけて休まず攻められたんでよかったです。(三役復帰へ)その思いは強いです。そのために残りしっかり勝ちたい。
▽千代大龍に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
▽琴恵光に新小結 明生は、明生が寄り切り。
☆明生 自分にとっては前の相撲も今日の相撲もよかった。(6勝目に勝ち越しは)そこを目標にやってます。
▽関脇 高安に翔猿は、高安がはたき込み。翔猿は負け越しです。
☆高安 落ち着いて相手を見ながらじっくりいきました。場所前はしっかり稽古ができて、アクシデントがあったけど、しっかり治して今日まで相撲が取れている。前向きに明日からも相撲を取りたい。
▽大関 照ノ富士に関脇 御嶽海は、横綱昇進に挑む照ノ富士が寄り切りで勝って初日からの連勝を11に伸ばしました。
☆照ノ富士 落ち着いて取れたのが良かった。必死に1日1日やっているだけ。ここからが大事になるので全力を尽くすだけです。
▽大関 正代に豊昇龍は、豊昇龍が寄り倒しで勝って勝ち越しを決めました。
☆豊昇龍 何より勝ってよかったです。しっかり当たって起こして前に出ようと。(大関正代に勝っての勝ち越し)うれしいです。
★正代 全体的に硬かった。先場所も負けたのでその悪いイメージがあった。対応も悪かった。
▽横綱 白鵬に新小結 若隆景は、白鵬が寄り倒しで勝って11連勝です。若隆景は負け越しです。
★若隆景 ダメですね。(立ち合いは)下から当たるだけです。切り替えて明日からも頑張りたい。
大相撲名古屋場所は11日目を終えて白鵬と照ノ富士が全勝とし、3敗でいずれも平幕の逸ノ城と豊昇龍、玉鷲、それに琴ノ若の4人が追う展開です。 (NHK WEB NEWS 2021年7月14日 19時01分)
藤井聡太王位が勝ちタイ「形勢は苦しいと」苦手・豊島将之竜王を終盤に逆転 ―― 将棋の最年少2冠、藤井聡太王位(棋聖=18)に豊島将之竜王(叡王=31)が挑戦している、「お~いお茶杯第62期王位戦7番勝負第2局」が14日、北海道旭川市「花月会館」で行われた。13日午前9時からの2日制で始まった対局は、14日午後6時59分、102手で後手藤井が勝ち、1勝1敗に追いついた。第3局は来週21、22日、神戸市「中の坊瑞苑」で行われる。
明らかに劣勢だった。序盤の作戦負けが尾を引き、押され気味になる。「形勢は苦しいと思っていました」と振り返った。持ち時間も減る。午後3時30分の段階で残り時間は60分を切った。相手はまだ2時間25分もある。粘って、攻勢を仕掛けた豊島のスピードが緩んだ瞬間を見逃さなかった。「後手7七桂(90手目)と打って、こちらの玉が詰まない形になった」。逆転の手応えをつかんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=pO3LNCwKZ4E
過去1勝7敗と最も相性の悪い豊島から、通算2勝目を挙げた。地元名古屋で行われた開幕局(6月29、30日)は、見せ場なく完敗。持ち時間を1時間41分残し、午後3時35分と早い投了劇になった。第2局前日(12日)には、「(第1局は)持ち時間を残しての終局が反省点。(時間を)有効に使って戦いたい」。みごと終盤の逆転劇につなげた。
今月に入り、棋聖初防衛を皮切りにこれで4連勝。難敵からの勝利で、弾みも付く。昨年の王位戦7番勝負第2局の北海道対局(7月13、14日、札幌市)でも大逆転を演じた。その2日後に史上最年少初タイトルとなる棋聖を奪取。王位もストレートで奪取した。北の大地からの逆襲なるか? 「気持ちを新たにして精いっぱい頑張りたい」。連敗と1勝1敗では大違い。王位戦が、がぜん面白くなってきた。 [日刊スポーツ 2021年7月14日22時8分]
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |