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(からたち)を詠んだ歌
 
(からたち)は、ミカン科カラタチ属の落葉低木です。4~5月頃に五弁の白い花を咲かせます。枝に大きいトゲがあります。温州みかんの台木として植えられたりするそうです。
 
 
中国が原産なので、中国の橘(たちばな)の意味の「唐橘(からたちばな)」の略で、「からたち」と呼ばれているそうです。漢字の「枳」は中国名の「枳殻(きこく)」からきているようです。
 
万葉集には、1首だけに詠まれていますが、あまり品が良い歌とは言えません。
16-3832:からたちと茨刈り除け倉建てむ屎遠くまれ櫛造る刀自
 
※忌部子首(いんべの-こびと、?~719年)
 
飛鳥~奈良時代の官吏。壬申(じんしん)の乱のとき大海人(おおあまの)皇子方の大伴吹負(おおともの-ふけい)に属しました。天武天皇9年弟の色弗(しこぶち)とともに連(むらじ)、のち宿禰(すくね)の姓(かばね)をあたえられます。10年川島皇子らとともに歴代天皇の系譜などをまとめました。のち伊勢(いせ)神宮奉幣使、出雲守。従四位上。養老3年閏(うるう)7月死去。名は首(おびと)ともいい、子人とも書きます。

茎立(くくたち)を詠んだ歌
 
茎立(くくたち)は、菜薹(とう)のたったカブ、アブラナなどの菜のことを言うようです。古代の食料として重要だったようです。
 
 
福島県や山形県などでは、現在でも「クキタチ」という名で春の摘み菜を売っているようです。例えば福島県喜多方市では「クキタチ菜のおひたし(惣菜)」が販売されているようです。
 
万葉集ではたった一首だけにしか詠まれていません。
14-3406: 上野の佐野の茎立折りはやしあれは待たむゑ今年来ずとも


ウェブニュースより
 
藤井七段、最年少挑戦難しく 将棋連盟、一部対局休止を続行 ―― 日本将棋連盟は8日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の延長を受け、遠距離移動を伴う対局の休止を31日まで続行すると発表した。対局延期の影響で、最年少タイトル挑戦を目指す藤井聡太七段(17)の記録更新は難しくなった。
 
 
藤井七段が唯一、最年少挑戦の可能性があるのは6月初旬に5番勝負が開幕予定の棋聖戦。本戦準決勝へ進出しており、挑戦権獲得まで、あと2勝に迫っている。
 最年少挑戦は1989年、屋敷伸之九段(48)の1710カ月24日。7月19日に18歳となる藤井七段がこの記録を上回るには、6月11日までに棋聖戦の5番勝負に出場しなければならない。   (東京新聞 202058 1816分)


 

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目高 拙痴无
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1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
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