瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 大相撲秋場所5日目 朝乃山と貴景勝の両大関 そろって白星 ―― 大相撲秋場所は5日目、16日に初白星の朝乃山は平幕の玉鷲に勝って2勝目、貴景勝は4勝目をあげて、場所を引っ張る役割を担う両大関がそろって白星です。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の錦木に新入幕の豊昇龍は豊昇龍が外掛けで勝ちました。
▽旭大星は左のアキレスけんを断裂して17日から休場。明生は不戦勝となりました。
▽逸ノ城に魁聖は逸ノ城が寄り切り。

▽琴勝峰に志摩ノ海は琴勝峰が押し出し。
▽千代大龍に松鳳山は千代大龍が突き出し。

▽翔猿に琴恵光は琴恵光が寄り倒し。新入幕の翔猿は今場所初黒星を喫しました。
 
▽徳勝龍に佐田の海は佐田の海がすくい投げ。
▽阿武咲に碧山は阿武咲が押し出しで勝って、幕内でただ1人初日から5連勝としました。
 
▽竜電に炎鵬は炎鵬が送り出しで勝って今場所初白星をあげました。

▽若隆景に輝は若隆景が押し出し。
▽霧馬山に宝富士は宝富士が寄り切り。
▽高安と栃ノ心の大関経験者どうしの一番は、栃ノ心が掛け投げで勝ちました。
 
▽豊山に隆の勝は豊山が突き落とし。
▽隠岐の海に遠藤は遠藤が寄り切り。
 
▽関脇・正代に北勝富士は正代が押し出し。
 
▽新関脇の大栄翔に照ノ富士は照ノ富士が寄り切り。
▽照強に関脇・御嶽海は御嶽海が引っ掛けで勝ちました。
 
▽妙義龍に大関・貴景勝は貴景勝が押し出しで勝って4勝目。
 
▽大関・朝乃山に玉鷲は、朝乃山が押し出しで勝って3連敗のあと2連勝です。
    
(NHK WEB NEWS 2020917 1900)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所 朝乃山 北勝富士に勝ち今場所初白星 ―― 大相撲秋場所は4日目、初日から3連敗の大関・朝乃山は平幕の北勝富士に勝って今場所、初白星を挙げました。
 中入り後の勝敗
▽十両の勢に逸ノ城は逸ノ城が寄り切りで勝って3勝目を挙げました。
▽旭大星に志摩ノ海は志摩ノ海が寄り倒し。
▽松鳳山に新入幕の豊昇龍は豊昇龍が押し出し。
▽魁聖に翔猿は新入幕の翔猿が送り出しで勝って4連勝です。
 
▽琴勝峰に千代大龍は琴勝峰がはたき込み。
▽琴恵光に明生は琴恵光が引き落としで勝って初白星を挙げました。
▽阿武咲に炎鵬は阿武咲が寄り切り。阿武咲は4連勝、一方、炎鵬は4連敗です。
 
▽若隆景に佐田の海は、若隆景が突き落とし。
▽碧山に竜電は竜電が押し出し。
 
▽輝に徳勝龍は輝が引き落とし。
▽高安に霧馬山は高安が寄り切り。
 
▽栃ノ心に宝富士は宝富士が寄り切り。
▽豊山に妙義龍は豊山が突き落としで勝って今場所初白星。妙義龍は初黒星です。
 
▽遠藤に照強は遠藤が押し出し。
 
▽隆の勝に新関脇・大栄翔は隆の勝が押し出しで勝って2日目から3連勝です。
 
▽関脇・御嶽海に隠岐の海は隠岐の海が寄り切り。
 
▽照ノ富士に関脇・正代は照ノ富士が押し出し。正代が初黒星を喫し三役以上の初日からの連勝がいなくなりました。
 
▽北勝富士に大関・朝乃山は、朝乃山が寄り倒しで勝って初日が出ました。
 
▽大関・貴景勝に玉鷲は貴景勝が押し出しで勝ちました。
    
(NHK WEB NEWS 2020916 1859)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所3日目 大関 朝乃山が初日から3連敗 ―― 大相撲秋場所は3日目、大関・朝乃山は、前頭筆頭の照ノ富士に敗れ、3連敗となりました。
 中入り後の勝敗です。
▽旭大星に新入幕の豊昇龍は、旭大星が寄り倒しで勝ちました。
 
▽逸ノ城に松鳳山は逸ノ城がはたき込み。
▽明生に志摩ノ海は明生が送り出し。
▽琴勝峰に翔猿は新入幕の翔猿が引っ掛けで勝って、初日から3連勝です。
 
▽琴奨菊は左ふくらはぎの肉離れで15日から休場。千代大龍は不戦勝となりました。
▽魁聖に琴恵光は魁聖が寄り切り。
▽炎鵬に佐田の海は佐田の海が上手投げ。炎鵬は3連敗です。
▽阿武咲に若隆景は阿武咲が寄り倒しで勝って3連勝です。
 
▽徳勝龍に碧山は碧山がはたき込み。
▽高安に輝は輝が突き落とし。
 
▽竜電に宝富士は宝富士が寄り切り。
▽豊山に栃ノ心は栃ノ心が押し出しで勝ちました。
 
▽霧馬山に照強は霧馬山が肩透かしで勝って3連勝です。
 
▽隠岐の海に玉鷲は、玉鷲が押し出し。
▽隆の勝に関脇・御嶽海は隆の勝が押し出し。
 
▽関脇・正代に遠藤は正代が押し出しで勝って、三役でただ1人、初日から3連勝です。
 
▽新関脇・大栄翔に妙義龍は妙義龍が押し出しで3連勝。
 
▽北勝富士に大関・貴景勝は北勝富士が押し出し。貴景勝は3日目で今場所初黒星です。
 
▽大関・朝乃山に照ノ富士は、照ノ富士が上手投げで勝ちました。朝乃山は初日から3連敗です。
   
(NHK WEB NEWS 2020915 1916)

 官房長官に加藤勝氏 行革・河野氏、防衛・岸氏 (菅内閣きょう発足 厚労に田村氏、デジタルは平井氏) ―― 自民党の菅義偉総裁は16日に発足させる新内閣の人事を内定した。官房長官に加藤勝信厚生労働相が、防衛相に安倍晋三首相の実弟、岸信夫氏が就く。安倍政権からの継続性を重視し、麻生太郎副総理・財務相や茂木敏充外相、西村康稔経済財政・再生相らは再任する。
 
 菅氏は16日午後に開く臨時国会の首相指名選挙で、第99代首相に選出される。皇居での認証式を経て、同日中に自民、公明両党連立の菅内閣が発足する。
 加藤氏は安倍首相の側近の一人で、官房長官を務める菅氏の下で210カ月、官房副長官を務めた。一億総活躍相や拉致問題担当相なども歴任し、安倍首相が力を入れた政策に関わった。厚労相で新型コロナウイルス対策にも当たった。
 菅氏は15日夜、都内のホテルで加藤氏と会い、官房長官就任を打診した。加藤氏は「私で良ければしっかりやらせていただく」と答えた。
 経済閣僚は武田良太国家公安委員長が総務相、田村憲久氏が厚労相、野上浩太郎氏が農相にそれぞれ就く。
 菅氏が掲げた「デジタル庁」創設など、デジタル分野の担当閣僚として平井卓也氏が再入閣する。
 河野太郎防衛相は行政改革・規制改革担当相に移る。上川陽子氏は法相、小此木八郎氏は国家公安委員長としてそれぞれ再入閣する。初入閣は岸、野上両氏のほか、平沢勝栄、坂本哲志、井上信治の各氏。
 萩生田光一文部科学相や梶山弘志経済産業相、小泉進次郎環境相、橋本聖子五輪相、公明党の赤羽一嘉国土交通相は再任する。
 加藤氏は拉致問題担当、西村氏は新型コロナウイルス対策担当をそれぞれ兼務する。万博相の新設に伴い、閣僚は1人増えて計20人となる。
 菅氏は14日の記者会見で「改革意欲があり仕事のできる人を結集し、国民のために働く内閣をつくりたい」と述べた。
 菅氏は15日、党本部で開いた臨時総務会で党執行部の人事を正式に決めた。総裁選で菅氏を支持した5派閥に枢要ポストを割り振った。いち早く支持表明した二階派会長の二階俊博幹事長を再任し、総務会長に麻生派の佐藤勉氏を充てた。
 政調会長は細田派の下村博文氏、選挙対策委員長は竹下派の山口泰明氏をそれぞれ起用した。国会対策委員長は石原派の森山裕氏を再任した。   (2020/9/16付日本経済新聞 朝刊)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所2日目 朝乃山は隆の勝に敗れ2連敗 ―― 大相撲秋場所は2日目、大関・朝乃山は平幕の隆の勝に敗れて2連敗となりました。
 中入り後の勝敗です。
▽逸ノ城に旭大星は、逸ノ城が寄り切り。
▽新入幕の豊昇龍に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り倒し。
 
▽松鳳山に翔猿は、新入幕の翔猿がはたき込みで勝って2連勝です。
 
▽魁聖に琴勝峰は、琴勝峰が寄り切り。
▽琴奨菊に明生は、明生が寄り切り。
▽千代大龍に佐田の海は、千代大龍がはたき込み。
▽阿武咲に琴恵光は、阿武咲がはたき込み。
▽炎鵬に徳勝龍は、体重192キロの徳勝龍が92キロの炎鵬を寄り倒して勝ちました。
▽碧山に若隆景は、碧山が押し出し。
▽竜電に高安は、高安が寄り切り。
 
▽宝富士に輝は、宝富士が押し出し。
▽霧馬山に豊山は、霧馬山が突き落とし。
▽照強に栃ノ心は、照強が寄り切り。
 
▽遠藤に妙義龍は、妙義龍が押し倒し。
 
▽玉鷲に関脇・正代は、正代が押し出しで勝って2連勝のスタートです。
 
▽北勝富士に新関脇・大栄翔は、大栄翔が突き落としで勝って新関脇2日目に初白星を挙げました。
 
▽関脇・御嶽海に照ノ富士は、御嶽海が送り出しで勝って2連勝。
 
正代と大栄翔、御嶽海の三関脇はそろって勝ちました。
▽隆の勝に大関・朝乃山は、隆の勝が寄り切り。朝乃山は2連敗です。
  
▽大関・貴景勝に隠岐の海は、貴景勝が押し出しで勝って2連勝です。
 
関脇・御嶽海「自分の相撲を取っていきたい」
 新入幕の豊昇龍は、物言いがつく際どい相撲で初黒星を喫し「体が落ち着きすぎて失敗した。考えて、集中して相撲を取っていきたい」と、ことば少なでした。
 翔猿も新入幕、2連勝に「思い切り攻めようとした。ここからです」と上機嫌でした。
 琴勝峰も2連勝し「上手を取られたが落ち着いていた。変わらず一番、一番、やっていきたい」と淡々と話しました。
 先場所から今場所にかけては「先場所は、力を入れて踏み込もうとしすぎて、逆に力が入ってしまった。基礎中心に稽古をしながら自力をつけるようにしてきた。いろいろな人から『力を入れてもしょうがない』とアドバイスをもらっている」と話していました。
 関脇・正代も2連勝「今のところは体も動いているので、このままいきたい。新型コロナウイルスで自粛中のあいていた時間に、瞬発力や出足を意識したトレーニングをしたので、その効果が出た。立ち遅れる相撲が目立っていたので、下半身の筋力トレーニングを5月に取り組んだ」と振り返りました。
 大関昇進を目指す中での心境については「まだ2日目なので何とも言えないが、とりあえず15日間、自分の相撲を取りきって成績も、ついてきたらなと思う」と話していました。
 関脇・御嶽海は、先場所優勝、照ノ富士を破っての2連勝に「体がしっかり動いていた。先場所敗れた悔しさもある。またこれからしっかり踏み込んで、自分の相撲を取っていきたい」と冷静に話していました。
 一方、敗れた照ノ富士は「相手が強かったということ。きのうは立ち合いで迷って、きょうは迷いなく当たろうと思ったが・・・。もっとがんばらないと。あしたは思い切りやるだけ。一日一日、やるという気持ちは変わらない」と話していました。
 隆の勝は、立ち合いから鋭く当たって大関・朝乃山を破り「本当にうれしい。押し込んで押し出すことをイメージしていたが、イメージよりもよかった。がむしゃらに前に出るしかなかった。足を止めずに攻めることができてよかった」と振り返ったうえで「ことしの初場所よりも体力がついたと思う。同じ部屋の貴景勝関と、いい稽古が出来ている。足が前に出てきているのは、すり足やしこを踏んだからだと思う。これまでよりも稽古中にボーッと立っている時間をなくすように、しこを踏んでいる」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2020914 1850)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所初日 大関 朝乃山が遠藤に敗れ黒星スタート ―― 大相撲秋場所は13日、東京 両国の国技館で初日を迎え、白鵬と鶴竜の両横綱が休場する中、大関 朝乃山が小結 遠藤に敗れ黒星スタートとなりました。
 中入り後の勝敗です。
▽元横綱 朝青龍のおいで、新入幕の豊昇龍は逸ノ城に寄り切りで勝って、初日を白星で飾りました。
 
▽旭大星に松鳳山は旭大星が押し出し。
▽新入幕の翔猿に志摩ノ海は、翔猿が寄り切りで勝って白星スタートです。
▽琴勝峰に明生は琴勝峰がはたき込み。
▽魁聖に琴奨菊は琴奨菊が寄り切り。
▽千代大龍に琴恵光は千代大龍がはたき込み。
▽佐田の海に阿武咲は阿武咲が押し倒し。
▽炎鵬に若隆景は若隆景が押し出しで勝ちました。
 
▽竜電に徳勝龍は竜電が寄り切り。
▽碧山に輝は輝が押し倒し。
▽高安に宝富士は高安が寄り切り。
 
▽霧馬山に栃ノ心は霧馬山が寄り切り。
 
▽豊山に照強は照強が寄り切り。
▽隠岐の海に妙義龍は妙義龍が押し出し。
 
▽新関脇 大栄翔に玉鷲は玉鷲が突き落とし。
 
▽北勝富士に関脇 御嶽海は御嶽海が押し出し。
 
▽関脇 正代に隆の勝は正代が押し出し。
 
▽照ノ富士に大関 貴景勝は、貴景勝が先場所優勝した照ノ富士に押し出しで勝ちました。
 
▽大関 朝乃山に遠藤は遠藤がすくい投げ。朝乃山は、初日に黒星を喫しました。
 
秋場所初日の談話
 
新入幕の豊昇龍は初日白星に「前に出ることを考えていました。よく集中できていたので、勝ってよかったです。けがをしないように頑張っていきたいです」と話していました。
 
幕内に復帰した旭大星は、立ち合いから前に出続けて白星をあげ、「まだ初日なのでこれを続けないと。勝ち越しを目指したい」と目標を掲げ「1日一番、けがのないように頑張ります」と話していました。
 翔猿も新入幕、初日白星に「見に来てくれるお客さん、テレビの前の人を元気づけられる相撲を取れたらと思います」と話していました。
 
大関経験者の琴奨菊は、「しっかりと踏み込めて、いい流れといい雰囲気の立ち合いだった」と笑顔を見せました。新型コロナウイルスの影響で出稽古が禁止されるなど難しい調整の中で秋場所も迎えたことについては「自分の相撲を追究し、相手にどうやったらしっかりと力が伝わるのか考えながらやっていきたい」と話していました。
 今場所は前頭9枚目の炎鵬、完敗の相撲に「立ち合いでふわっといってしまった。一番よくない相撲で一番やってはいけないことをした。まあ、最悪の相撲だ。11日が勝負なので、きょうのような相撲は悔いが残るし見ている人にも失礼なので、もっといい相撲を取れるよう頑張りたい」と話しました。今場所は所属する宮城野部屋からただひとりの出場になったことについては「今まで横綱と石浦関に助けていただいてやってきたので、今場所は1人でできるということを証明したいし2人の分も頑張りたい」と決意を示していました。
 先場所11勝の関脇 正代は、一気の攻めで圧倒し白星をあげ「初日だったので緊張したがいい立ち合いができてよかった。思い描いているように前に出る相撲が取れたと思う」と振り返りました。今場所は関脇が3人となりほかの2人に対して「世代も近い力士なので、負けたくない。自分の相撲を取れれば、ある程度、成績が残ると思うので、自分の相撲を取ることに集中している」と話していました。
 同じく先場所11勝をあげた関脇 御嶽海は、「よかったかなと思う。しっかり前に出られたので初日なのでしっかり、ここからやっていくしかない」と心境を話しました。大関への思いについて問われると「まあそういうのは、ひそかに思っておけばいいかな」と話していました。
 
先場所優勝の照ノ富士を破って白星スタートの大関 貴景勝は、報道陣のオンラインでの取材に応じませんでした。
 一方、敗れた照ノ富士は、「立ち合いでちょっと迷ってしまって中途半端になった。上位で相撲を取るが何も変わらない。出来ることをやるだけだ。先場所は先場所、今場所は今場所、どうこう考えていない、きょうもきょう。あすの一番に集中するだけ次の場所につながるように相撲を取りたい」と話していました。
 
大関 朝乃山は初日黒星、「自分が攻め急いで、焦ってしまった。きょうは負けてしまったがあすは切り替えて自分の相撲を取りたい」と話していました。
 朝乃山を破った小結 遠藤は、「勝ててよかった。あまり細かいことを考えずにきょうの一番に集中するだけだった。また明日から頑張りたい」と淡々と話していました。    (NHK WEB NEWS 2020913 2158)


 

菖蒲(あやめぐさ)を詠んだ歌4
19-4166: 時ごとにいやめづらしく八千種に草木花咲き.......(長歌)
標題:詠霍公鳥并時花謌一首并短謌
標訓:霍公鳥(ほととぎす)に并せて時の花を詠()める謌一首并せて短謌
原文:毎時尓 伊夜目都良之久 八千種尓 草木花左伎 喧鳥乃 音毛更布 耳尓聞 眼尓視其等尓 宇知嘆 之奈要宇良夫礼 之努比都追 有争波之尓 許能久礼罷 四月之立者 欲其母理尓 鳴霍公鳥 従古昔 可多理都藝都流 鴬之 宇都之真子可母 菖蒲 花橘乎嬬良我 珠貫麻泥尓 赤根刺 晝波之賣良尓 安之比奇乃 八丘飛超 夜干玉之 夜者須我良尓 暁 月尓向而 徃還 喧等余牟礼杼 何如将飽足
            万葉集 巻19-4166
         作者:大伴家持
よみ:時ごとに いやめづらしく 八千種(やちくさ)に 草木花咲き 鳴く鳥の 声も変らふ 耳に聞き 目に見るごとに うち嘆き 萎えうらぶれ 偲(しの)ひつつ 争(あらそ)ふはしに 木の暗(くれ)の 四月(うづき)し立てば 夜()(ごも)りに 鳴くほととぎす いにしへゆ 語り継ぎつる うぐいすの 現(うつ)し真子かも あやめぐさ 花橘を 娘女(をとめ)らが 玉貫くまでに あかねさす 昼はしめらに あしひきの 八()つ峯()飛び越え ぬばたまの 夜はすがらに 暁(あかとき)の 月に向ひて 行き帰り 鳴き響(とよ)むれど なにか飽き足らむ  
意訳:四季それぞれに、ますます目も新たに、種々に草木は花が咲き、それにつれて鳴く鳥の声も変わってゆく。その鳥の声を耳に聞き、その花のさまを目にするたびに、溜息をつき、深く心打たれて賞でながら、どれがいちばんよいか決めかねているうちに、木の下闇の四月ともなると、夜の闇の中に鳴く時鳥、このめでたい声の鳥は遥けくも遠き時代から言い伝えてきているように、まさしく鶯のいとし子なのだな、菖蒲や花橘をおとめたちが薬玉に通す五月まで、あかねさす昼はひねもす、山の峰々を飛び越え、ぬばたまの夜は夜もすがら、明け方の月に向かって、往ったり来たりしては鳴き立てているけれども、何で聞き飽きるなどということがあろうか。聞いても聞いても飽きることはない。
左注:右廿日雖未及時依興預作也
注訓:右は二十日、いまだ時にいたらねども、興によりて(かね)て作れり。
19-4175: 霍公鳥今来鳴きそむあやめぐさかづらくまでに離るる日あらめや


ウェブニュースより
 藤井2冠が4連勝、憧れ谷川九段の気遣いで上座へ ―― 将棋の最年少プロ、藤井聡太2冠(棋聖・王位=18)が9日、大阪市の関西将棋会館で指された第79期順位戦B級2組4回戦で、名人を5期獲得し永世名人の資格を持つ谷川浩司九段(58)を76手で破り、今期無傷の4連勝を飾り、同組の首位をキープした。史上最年少の181カ月で2冠獲得後、初の対局を白星発進した。

 夕食休憩まで形勢は互角だったが、藤井が落ち着いた指し回しで、ジリジリとリードを広げた。1時間を超える長考を何度も重ねた藤井は「見慣れない形になり、対応を考えたが、分からなかった。そこが課題です」と反省を口にした。
https://www.youtube.com/watch?v=E4s-1_zEIcQ
 少年時代からの憧れの存在と公言する谷川との約1年ぶり、2度目の公式戦。タイトルホルダーとなった藤井へ、レジェンドから気づかいがあった。谷川は藤井より早く対局場に入り、先に下座に着席した。3分後に入室した藤井は選択の余地はなく、上座へ。午前10時、対局がスタートする際、藤井はいつもより深く、長く頭を下げた。終局後、谷川は「立場的にはぶつかっていく気持ちでした」と話し、得意の角換わりの戦型について「一番、よく指している戦型をと思っていた」。若き天才に真っ向からの勝負を挑んだ。
 谷川が持つ名人獲得の史上最年少記録は21歳2カ月。順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。レジェンドを超えるには、藤井は今後の順位戦をすべて1期で昇級する必要がある。「全力を尽くして昇級を目指したい」。憧れの棋士の前で、高校生プロが力強く誓った。   [日刊スポーツ 202091002]


 

菖蒲(あやめぐさ)を詠んだ歌3
18-4089: 高御座天の日継とすめろきの.......(長歌)
標題:獨居幄裏、遥聞霍公鳥喧作謌一首并短謌
標訓: 獨り幄(とばり)の裏(うち)に居て、遥かに霍公鳥(ほととぎす)の喧()くを聞きて作れる謌一首并せて短謌
原文:高御座 安麻能日継登 須賣呂伎能 可美能美許登能 伎己之乎須 久尓能麻保良尓 山乎之毛 佐波尓於保美等 百鳥能 来居弖奈久許恵 春佐礼婆 伎吉能 可奈之母 伊豆礼乎可 和枳弖之努波無 宇能花乃 佐久月多弖婆 米都良之久 鳴保等登藝須 安夜女具佐 珠奴久麻泥尓 比流久良之 欲和多之伎氣騰 伎久其等尓 許己呂都呉枳弖 宇知奈氣伎 安波礼能登里等 伊波奴登枳奈思
よみ:高御倉(たかみくら) 天の日継と 天皇(すめろぎ)の 神の命(みこと)の 聞こし食()す 国のまほらに 山をしも さはに多みと 百鳥(ももとり)の 来居て鳴く声 春されば 聞きのかなしも いづれをか 別きて偲はむ 卯の花の 咲く月立てば めづらしく 鳴く霍公鳥(ほととぎす) あやめぐさ 玉貫くまでに 昼暮らし 夜渡し聞けど 聞くごとに 心つごきて うち嘆き あはれの鳥と 云はぬ時なし
            万葉集 巻18-4089
         作者:大伴家持
 
意訳:高御倉にあって天下を受け継ぐ日嗣の天皇たる神の命がお治めなされる国の、その秀でた国土には山はたくさんあると、いろいろな鳥が飛び来て鳴く、その声は、春になると聞いていて、愛しいことです。そのどれが良いかと聞き分けて愛しむ。卯の花の咲く月になると、新鮮に鳴くホトトギスの声を、菖蒲の花を薬玉に貫く時期まで、昼は一日中、夜は一晩中聞くけれど、聞く度に、気持ちが動いて感動し、興味が尽きない鳥だと、声を挙げない時はありません。
左注:右四首十日大伴宿祢家持作之
注訓:右の四首は、十日に、大伴宿祢家持の之を作る


18-4101: 珠洲の海人の沖つ御神に.......(長歌)
標題:為贈京家、願真珠謌一首并短謌
標訓:京の家に贈らむが為に、真珠(しらたま)を願(ほり)せる謌一首并せて短謌
原文:珠洲乃安麻能 於伎都美可未尓 伊和多利弖 可都伎等流登伊布 安波妣多麻 伊保知毛我母 波之吉餘之 都麻乃美許等能 許呂毛泥乃 和可礼之等吉欲 奴婆玉乃 夜床加多古里 安佐祢我美 可伎母氣頭良受 伊泥氏許之 月日余美都追 奈氣久良牟 心奈具佐余 保登等藝須 伎奈久五月能 安夜女具佐 波奈多知波奈尓 奴吉麻自倍 可頭良尓世餘等 都追美氏夜良牟
            万葉集 巻18-4101
         作者:大伴家持
よみ:珠洲(すす)の海人(あま)の 沖つ御神に い渡りて 潜(かづ)き取るといふ 鰒玉(あはびたま) 五百箇(いほち)もがも はしきよし 妻の命(みこと)の 衣手の 別れし時よ ぬばたまの 夜床片凝(かたこ)り 朝寝髪 掻きも梳(けづ)らず 出でて来()し 月日数()みつつ 嘆くらむ 心(こころ)(なぐさ)に 霍公鳥(ほととぎす) 来鳴く五月(さつき)の 菖蒲草(あやめくさ) 花橘に 貫き交(まじ)へ 蘰(かつら)にせよと 包みて遣らむ
 
意訳:珠洲の海人が沖の御神の島に渡って、潜って取ると云う、アワビ珠を、たくさん、たくさんも欲しい。いとしい妻である貴女の衣の袖を分かちて別れた時から漆黒の夜の床は当時を留め、朝に寝乱れ髪を掻き梳かず、部屋から出て来て、別れからの月日を数えて、嘆いているでしょう。その心を慰めるために、ホトトギスが飛び来て鳴く五月の菖蒲草と、花橘とを共に薬玉に貫き交え蘰にしなさいと、アワビ珠を包んで贈りたい。
左注:右五月十四日大伴宿祢家持依興作
注訓:右は、五月十四日に、大伴宿祢家持の興に依りて作る


18-4102: 白玉を包みて遣らばあやめぐさ花橘にあへも貫くがね
  


18-4116: 大君の任きのまにまに取り持ちて.......(長歌)
標題:國掾久米朝臣廣縄、以天平廿年、附朝集使入京、其事畢而、天平感寶元年閏五月廿七日還到本任。仍長官之舘設詩酒宴樂飲。於時主人守大伴宿祢家持作謌一首并短謌
標訓:國の掾久米朝臣廣縄、天平廿年を以ちて、朝集使(てうしふし)に附()きて京(みやこ)に入り、其の事畢(をは)りて、天平感寶元年閏五月廿七日に本任(ほんにん)に還(かへ)り到る。仍()りて長官の舘に詩酒の宴(うたげ)を設けて樂飲す。その時に主人(あるじ)守大伴宿祢家持の作れる謌一首并せて短謌
原文:於保支見能 末支能末尓々々 等里毛知氏 都可布流久尓能 年内能 許登可多祢母知 多末保許能 美知尓伊天多知 伊波祢布美 也末古衣野由支 弥夜故敝尓 末為之和我世乎 安良多末乃 等之由吉我弊理 月可佐祢 美奴日佐末祢美 故敷流曽良 夜須久之安良祢波 保止々支須 支奈久五月能 安夜女具佐 余母疑可豆良伎 左加美都伎 安蘇比奈具礼止 射水河 雪消溢而 逝水能 伊夜末思尓乃未 多豆我奈久 奈呉江能須氣能 根毛己呂尓 於母比牟須保礼 奈介伎都々 安我末河君我 許登乎波里 可敝利末可利天 夏野能 佐由里能波奈能 花咲尓 々布夫尓恵美天 阿波之多流 今日乎波自米氏 鏡奈須 可久之都祢見牟 於毛我波利世須
            万葉集 巻18-4116
         作者:大伴家持
よみ:大王(おほきみ)の 任()きのまにまに 執り持ちて 仕(つか)ふる国の 年の内の 事かたね持ち 玉桙の 道に出で立ち 岩根踏み 山越え野行き 京辺(みやこへ)に 参()ゐし吾()が背を あらたまの 年往()き還(かえ)り 月重ね 見ぬ日さまねみ 恋ふるそら 安くしあらねば 霍公鳥(ほととぎす) 来鳴く五月(さつき)の 菖蒲草(あやめくさ) (よもぎ)(かつら)き 酒宴(さかみづき) 遊び慰()ぐれど 射水川(いづみかは) 雪消(ゆきげ)(はふ)りて 逝()く水の いや増しにのみ 鶴(たづ)が鳴く 奈呉江の菅の ねもころに 思ひ結ぼれ 嘆きつつ 我が待つ君が 事終り 帰り罷(まか)りて 夏の野の さ百合の花の 花咲(はなゑみ)に にふぶに笑()みて 会はしたる 今日を始めて 鏡なす かくし常見む 面(おも)変りせず
 
意訳:大王の任命のままに職務を執り持って仕える国の、一年間の事務を総括して、立派な鉾を立てる官道に出で立ち、岩根を踏み、山を越え、野を行き、都に参上した私の大切な貴方を、年の気が改まる、一年が行き還り、月を重ね、貴方に会えない日が多くなり、恋しいと思う身は気が休まらないので、ホトトギスが飛び来て鳴く五月の、菖蒲草や蓬を蘰として、酒宴に遊び、気持ちを慰めるのだが、射水川の雪解の水が溢れて、流れ逝く水が、一層に増していくだけで、鶴が鳴く奈呉江の菅の、その言葉のように、ねもころに、思いを結んで、嘆きながら、私が待つ貴方は、都での事が終わって、こちらに帰るために都を罷り、夏の野の美しい百合の花が花咲くように、にこやかにほほ笑んで、姿を私に会わせます、その今日を始めとして、鏡を眺めるように、このようにいつも会いましょう。面変わりをすることなく。
左注:同閏五月廿八日、大伴宿祢家持作之
注訓:同閏五月廿八日に、大伴宿祢家持の之を作る


 

菖蒲(あやめぐさ)を詠んだ歌2
巻8-1490: 霍公鳥待てど来鳴かず菖蒲草玉に貫く日をいまだ遠みか
 
10-1955: 霍公鳥いとふ時なしあやめぐさかづらにせむ日こゆ鳴き渡れ
 
◎あやめぐさは、水辺に自生するさといも科の多年草(あやめ科のハナショウブとは別)です。根茎、葉など全体から独特の匂いを発し、 これが邪気を払い疫病を除くといわれて、端午の節句に使用されました。「あやめぐさを 縵にする日」は、五月五日。 『続日本紀』には、元正天皇が、「五月五日に宮廷に出仕する際、官人が菖蒲を縵にしてくるよう」にと詔したことが伝えられています。
 この歌は、巻18にも再録されている(4035)。左大臣橘諸兄の使者、田辺史福麻呂を、大伴家持が越中の館で饗応した時に、 福麻呂が自作の歌と共に、古詠として誦詠しました。
18-4035: 霍公鳥いとふ時なしあやめぐさかづらにせむ日こゆ鳴き渡れ
 
※田邊福麻呂(たなべ の さきまろ、生没年不詳)
 奈良時代の万葉歌人。姓は史(ふひと)。田辺氏(田辺史)は百済系渡来氏族で、西文氏のもとで文筆・記録の職掌についた史部の一族と想定されます。748年(天平20年)橘諸兄の使者として越中守・大伴家持のもとを訪れています。福麻呂の和歌作品は『万葉集』に44首が収められています。巻18に短歌13首があり、巻6・巻9にある長歌10首とその反歌21首は「田辺福麻呂の歌集に出づ」とあります。それらの歌は用字・作風などから福麻呂の作と見られています。

菖蒲(あやめぐさ)を詠んだ歌1
 菖蒲(あやめぐさ)は、現在のサトイモ科ショウブ属の多年草の菖蒲(しょうぶ)とされています。菖蒲(しょうぶ)は、その独特の香りから邪気(じゃき)をはらうと考えられてきました。

 アヤメ科の菖蒲(あやめ)や花菖蒲(はなしょうぶ)とは異なります。ややこしいですね。ちなみに花屋さんなどでは、におい菖蒲、白菖(はくしょう)、葉菖蒲、香り菖蒲の名で売られています。
 実に地味な花ですが、万葉集には12首に詠まれています。霍公鳥(ほととぎす)と一緒に詠み込まれている歌が多いですね。
巻3-0423:つのさはふ磐余の道を朝さらず.......(長歌)
標題:同石田王卒之時、山前王哀傷作謌一首
標訓:同じ石田王の卒(みまか)りし時に、山前王の哀傷(かなし)びて作れる歌一首
原文:角障經 石村之道乎 朝不離 将歸人乃 念乍 通計萬口波 霍公鳥 鳴五月者 菖蒲 花橘乎 玉尓貫 蘰尓将為登 九月能 四具礼能時者 黄葉乎 折挿頭跡 延葛乃 弥遠永 萬世尓 不絶等念而 将通 君乎婆明日従 外尓可聞見牟
             万葉集 巻3-0423
   作者:柿本人麻呂(山前王〈やまさきのおほきみ〉、柿本人麻呂)
よみ:つのさはふ、磐余(いはれ)の道を、朝さらず、行()きけむ人の、思ひつつ、通(かよ)ひけまくは、霍公鳥(ほととぎす)、鳴く五月(さつき)には、あやめぐさ、花橘(はなたちばな)を、玉に貫()き、かづらにせむと、九月(ながつき)の、しぐれの時は、黄葉(もみちば)を、折りかざさむと、延()ふ葛(くず)の、いや遠(とほ)長く、万代(よろずよ)に、絶()えじと思ひて、通(かよ)ひけむ、君をば明日(あす)ゆ、外(よそ)にかも見む
 
意訳:磐余(いはれ)の道を朝毎に、(女性の元に)通いながら思われたことは。。。霍公鳥(ほととぎす)が鳴く五月には、あやめぐさ、花橘(はなたちばな)を、鬘(かづら)にしようと。そして九月のしぐれの時には、黄葉(もみちば)を折って髪飾りに、葛(くず)のようにいつまでも絶えることなく通おうと。。。。でも、あなた様を明日からは、あの世の人としてみることでしょう。
左注:右一首或云柿本朝臣人麻呂作
注訓:右の一首は、或いは云はく、柿本朝臣人麻呂の作なりといへり。
・石田王(いしだのおほきみ)が亡くなった時に山前王(やまさきのおほきみ)が哀しんで詠んだ歌です。
・「つのさはふ」は、「いは」を導く枕詞(まくらことば)で、磐余(いはれ)を導いています。
※山前王(やまさきのおおきみ、?724)
 飛鳥(あすか)-奈良時代、忍壁(おさかべ)親王の王子です。葦原(あしはら)王の父でもあります。石田王(いわたのおおきみ)の死をいたむ長歌1首のほか短歌2首が「万葉集」巻3にのります。また「懐風藻」に詩1編がのっています。養老7年1220日死去。名は「やまくまのおおきみ」ともよみます。

ウェブニュースより
 救急搬送された加山雄三 ゲーマーという〝もう一つの心配〟 ―― 〝若大将〟に心配の声が絶えない。歌手で俳優の加山雄三(83)が29日夜、都内の自宅で嘔吐し、救急搬送されたことが30日に判明。年齢も年齢だけに大きな騒動になったが、命に別条はなかった。ホッとひと安心…と言いたいところだが、もう一つ周囲が心配することがある。それは、10時間以上もぶっ続けでプレーすることもあるという〝ゲーマー〟ぶりだ――。
 
 所属レコード会社によると、加山は食後に水を飲んだ際に繰り返し嘔吐し、苦しそうな様子を見せたため妻が救急車を呼んだ。誤嚥とみられ、30日午前には電話で会話できるまでに回復。意識はあり、命にも別条はないが、高齢のため都内の病院に入院したという。
 加山は昨年11月に軽い脳梗塞で約2週間入院。その後は芸能活動を再開し、同12月には全国ツアーの東京公演を開催した。今年に入ってもテレビの音楽番組に出演するなど精力的に活動。芸能生活60周年を迎え、7月5日には神奈川・逗子マリーナ特設会場で、自身初の無観客配信ライブを行っていた。
 「今月23日には『24時間テレビ』(日本テレビ系)で、『サライ』などを熱唱し、元気な姿で視聴者を喜ばせていた。音楽への情熱は衰えず、80歳を超えてラップに挑戦しようと意欲を見せたこともあります。ただ、〝永遠の若大将〟といえどもご高齢ですし、疲れがたまっていたのかもしれません」(音楽関係者)
 さらに、関係者の間で心配されているのが、度を越えた〝ゲーマー〟ぶりだ。加山といえば、ミュージシャンや画家、海の男などを想像するが、実はスペースインベーダー(1978年発売)が流行したころからゲームにハマり、今でも自宅に最新ゲーム機を数種類買い揃えている筋金入り。その熱中ぶりは、年々加速する一方だという。
「脳梗塞から復帰した直後でも、10時間以上もぶっ続けでプレーし、徹夜近くになることも珍しくないとか。しかも、今年に入ってからコロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた。加山さんはゲームを完璧にクリアしないと気が済まないようで、周囲からは『食事と睡眠以外はゲームをしているんじゃないのか』『無理をしていなきゃいいけど』など心配する声が出ていました」(前同)
 もともと酒を飲むこともなく、ゴルフもしないという加山。船で航海に出ると何もすることがないため、船にまでゲームを持ち込んでいるという。
 ただ、ここ数年でゲーマーという意外な一面が世間に浸透してしまったことで、負の側面まで出てきてしまったと指摘する関係者もいる。
 「イベントなどでゲームの話題を振られることも増えましたからね。加山さんは、周囲の〝ゲーマー加山〟というイメージを裏切らないように、ゲームに没頭していった側面もあるのでは? 若大将は、どうしても期待に応えたくなる性分なんですよ」(芸能関係者)
 若々しさを保つ秘訣になっていることは間違いないが、年齢が年齢だけに限度はあるだろう。あまり無理せず、楽しんでほしいものだ   (東スポ /831() 5:15配信)


 

(あふち)を詠んだ歌
 楝(あふち)は、センダン科センダン属の落葉高木の栴檀(せんだん)の古名です。5~6月頃に薄紫色の花を咲かせます。秋に実がなります。
 
 ちなみに、「栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より香(かんば)し」の栴檀(せんだん)は白檀(びゃくだん)の別名で、楝(あふち)とは別物です。
万葉集には4首に登場します。
巻5-0798: 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに
 
10-1973: 我妹子に楝の花は散り過ぎず今咲けるごとありこせぬかも
 
17-3910: 玉に貫く楝を家に植ゑたらば山霍公鳥離れず来むかも
 
17-3913: 霍公鳥楝の枝に行きて居ば花は散らむな玉と見るまで
 
 


ウェブニュースより
 福嶋一雄さん死去、89歳 甲子園の土を最初に持ち帰る ―― 1948年の全国高校野球選手権大会に小倉高(福岡)のエースとして出場し、5試合すべてを完封して2連覇を達成した福嶋一雄(ふくしま・かずお)さんが27日、十二指腸がんのため北九州市内の病院で死去した。89歳だった。葬儀は家族葬で営む。
 
 静岡県浜松市生まれ。47年の全国中等学校優勝野球大会で、旧制小倉中のエースとして独特な下手投げ投法を駆使し、九州勢初の全国制覇を飾った。学制改革後で高校選手権となった48年の大会では1回戦から決勝の桐蔭(和歌山)戦まで無失点で投げきり、25回大会(39年)の嶋清一投手(和歌山・海草中)と並ぶ全5試合完封の大記録をうち立てた。3連覇を狙った49年(当時は小倉北)は準々決勝で倉敷工(岡山)に惜敗。帰り際にグラウンドの土をユニホームのポケットに入れ、甲子園の土を最初に持ち帰った球児の1人と言われている。
 卒業後、早大の東京六大学リーグ優勝、八幡製鉄(現・日本製鉄)の都市対抗制覇などに貢献して、「福嶋行くところに優勝あり」と言われた。現役引退後はテレビ、ラジオの解説を通じて、高校球児を見守り続けた。2013年に野球殿堂入りした。
頭脳的投球は高校野球のお手本
 終戦直後の甲子園で小倉高(福岡)を2連覇に導いた福嶋一雄さんが27日、89歳で死去した。
 新日鉄光製鉄所労働部長時代の福嶋さんに、夏の甲子園にまつわるエピソードを聞いたことがある。
 深紅の大優勝旗が初めて関門海峡を渡った1947年。その秋の第1回九州大会が鹿児島で開かれ、開会式で大旗を披露することになった。
 ところが、前日に鹿児島入りした旧制小倉中は、肝心の大旗を学校に置いて来てしまった。地元では大旗が見られるとあって前人気は高く、関係者はあわてた。「選手のお父さんが夜行列車に乗って運び、やっと間に合わせた。福岡県民だけでなく、九州全体が私たちの優勝を喜んでくれたのが何よりうれしかった」。懐かしそうに話していたのが印象に残っている。
 福嶋さんが最も輝いたのは翌48年の第30回大会だろう。
 この年は学制改革で中等学校が高等学校となり、夏の大会も現在の全国高校野球選手権大会に改められ、同時に「栄冠は君に輝く」の大会歌が作られた。
 連覇を目指した福嶋投手は絶妙の制球を誇り、緩急をうまく使って5試合すべてで完封勝利を飾った。第25回大会の海草中(和歌山)の嶋清一投手と2人しか達成していない金字塔だ。「カーブでカウントを稼ぎ、ボールのシュートを振らせる作戦がうまくいった」と快活に話していた。頭脳的投球は高校野球のお手本とされた。
 小倉北高と校名が変更された49年は福嶋さんの「3連覇なるかどうか」が注目の的だった。予選前に右ひじを痛め、甲子園に来てからも医者通いを続けた。打線の援護で何とか準々決勝にこぎつけたが、初出場の倉敷工(岡山)に惜敗した。
 福嶋投手は試合後、三塁ベンチから一塁側の退場口に向かう途中、本塁ベースとバックネットを結ぶ中間あたりでグラウンドの土をすくってポケットにしまい込んだ。「もう、甲子園に来ることがないと思うと寂しさがこみあげ、とっさに手が土にいきましてねえ」
 「甲子園の土」を持ち帰ったのは、戦前の川上哲治さん(熊本工)が最初とも言われている。ともあれ、福嶋さんの自然な心情から生まれた行為は、いまも選手の間に受け継がれている。
     ◇
福嶋さんは2013年に野球殿堂入りした際、「身に余る栄誉をいただいた。勝った試合より負けた試合を覚えている。その悔しさがあって、今日の私がある。今後も微力ながら野球界の発展に尽くしたい」と話していた。   (朝日新聞DIGITAL 2020827 2344)

 歩行困難で入院中の内海桂子、夫も入院で退院できず ――
97歳の現役最年長漫才師の内海桂子が1月下旬から都内の病院に入院していることが7日、分かった。
 
 関係者によると、内海は今年1月に浅草・東洋館の「漫才大行進」に出演したものの、自力で歩くことはできず、体も弱っていたという。そのため、大事を取って都内の病院に入院。当初は点滴治療を受けたが、3月には流動食に変わったという。しかし、24歳年下の夫でマネジャーの成田常也さんも体調不良のため4月に別の病院に入院したため、退院しても面倒を見る人がいないこともあって、入院が続いているという。
 弟子のナイツの土屋伸之が今月4日のラジオ番組で内海の入院を明かしているが、面会をしていないという。関係者も「重篤ではないと聞いています。ただ、成田さんも入院したので、その後の詳しいことは分からないので、心配です」と話している。   [日刊スポーツ 2020571157]


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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