瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
1敗力士の大の里と宝富士がともに敗れ2敗目 大関琴桜は2敗をキープし優勝争いのトップに並ぶ ―― <大相撲夏場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館
1敗力士が相次いで敗れた。
新小結の大の里は平戸海に押し出されて2敗目を喫した。返り入幕の宝富士は美ノ海に押し倒されて、この日の勝ち越しはならなかった。
 
大関琴桜は阿武咲を突き落として2敗をキープ。優勝争いのトップに並んだ。
大関豊昇龍はこの日から再出場の高安のすくい投げに敗れた。
[日刊スポーツ 20245201858]
 
ウェブニュースより
【名人戦】豊島将之九段が踏ん張り1勝、乱戦も「いけると」対藤井聡太戦の連敗12でストップ ―― 藤井聡太名人(竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が豊島将之九段(34)の挑戦を受ける、将棋の第82期名人戦7番勝負第4局が1819の両日、大分県別府市「割烹旅館もみや」で行われ、先手の豊島が95手で藤井を下し、シリーズ対戦成績を1勝3敗とした。第5局は2627日に北海道紋別市「ホテルオホーツクパレス」で行われる。
 
終局後、藤井は「陣形にキズが多くて、受けに回っても受けきれないので、攻め合いにいった」。形勢不利の終盤での選択を振り返った。
豊島が3手目で1筋の端歩を突くやや変則的な進行から、藤井に横歩を取らせる「横歩取り」の戦いになった。後がない豊島の渾身(こんしん)の作戦を藤井が堂々と受けて立った。
横歩取りの別名は「空中戦」。飛車、角の大駒や桂馬が盤上を乱舞する派手な展開が醍醐味(だいごみ)だ。1日目午後には藤井が飛車切りから角成で中央突破の「強攻策」を選択すると、豊島に形勢が傾いたが、1歩も引かない。お互いの「信念」をぶつけ合った。
2日目は長考合戦となり、劣勢の中、温泉の湯煙のように相手に決め手を与えない緩急自在の指し回しを見せた。互いの玉が薄く、難解な終盤戦、藤井が勝負手を連発したが、届かなかった。
本年度の対戦成績は4勝3敗。勝率は5割7分1厘。23年度は46勝8敗、勝率は8割5分2厘。年度が始まったばかりだが、物足りない数字だ。対豊島戦は12連勝中だったが、ストップした。同学年の伊藤匠(たくみ)七段(21)との第9期叡王戦5番勝負では、1勝2敗でタイトル戦で初のかど番に追い込まれている。“不調説”もささやかれるが、ライバルたちの「藤井対策」の精度が上がってきている。
名人戦のストレート初防衛を逃したことで、北海道での名人戦第5局後、中3日で31日の叡王戦第4局に臨むハード日程になった。名人戦第5局へ「すぐにあるので、気持ちを切り替えていきたい」と話した。叡王4連覇には、2連勝が絶対条件だ。1つでも負ければ、8冠陥落となる。    [日刊スポーツ 20245192123]
 
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全勝宇良、大関琴桜に敗れ無敗力士なくなる 大の里は熱海富士に勝利 大相撲夏場所7目 ―― <大相撲夏場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館
人気力士の西前頭4枚目・宇良が敗れて、全勝力士がいなくなった。
大関琴桜と対戦。立ち合い、左から絞って出る宇良の流れも引いてしまい、そこを一気に出た琴桜に押し倒された。琴桜は5勝2敗とし、優勝争いに残った。
新小結の大の里は、熱海富士との「ホープ対決」を右からの下手出し投げで制した。6勝1敗と新入幕から3場所連続で優勝争いに絡んできた。
優勝経験のある西前頭筆頭の大栄翔は、平戸海を押し出して1敗を守った。
大関豊昇龍は王鵬に引き落とされ、3敗目を喫した。
[日刊スポーツ 20245181931]
 
ウェブニュースより
宇良が「全勝対決」制し初の単独トップ、宝富士は初日からの連勝5で止まる 大関霧島敗れ5敗目 ―― <大相撲夏場所>◇6日目◇17日◇東京・両国国技館
人気力士の西前頭4枚目・宇良が「全勝対決」を制して初の単独トップに立った。
大関経験者で優勝3回の御嶽海と対戦。宇良は低い立ち合いから我慢し、相手が出てくるところ左腕をたぐって、最後は右からの上手出し投げを決めた。
返り入幕、37歳の西前頭16枚目・宝富士は欧勝馬にはたき込まれて、初日からの連勝は5に止まった。

  新小結の大の里は大関琴桜との「1敗対決」。立ち合いの差し手争いから右を差すと一気の出足で寄り切り、1敗を守った。
大関豊昇龍は翔猿を圧倒しての寄り切りで3日目から4連勝。かど番の大関霧島は王鵬の引き落としに敗れ、1勝5敗と苦しい星勘定となった。
https://www.youtube.com/watch?v=whzhM2DZ4dE
     [日刊スポーツ 20245171812]
 
 ウェブニュースより
大相撲夏場所5日目 大関 琴櫻4連勝 結びの一番で翔猿を退ける ―― 大相撲夏場所は5日目、大関 琴櫻は結びの一番で平幕の翔猿を退けて4連勝としました。
夏場所は序盤戦最後の5日目を迎え、大関 琴櫻は結びの一番で翔猿と対戦しました。
立ち合いで低く当たってきた翔猿に対し、琴櫻は肩越しにまわしを取ると、さらに体を引きつけ、最後は力強く寄り倒して2日目から4連勝としました。
また、1敗の新小結 大の里はここまで3敗と苦しむ大関 霧島と対戦しました。
大の里は立ち合いで霧島に前まわしを許したものの、右の下手を取ると前に圧力をかけて攻めました。
物言いはつきましたが軍配どおり大の里が「寄り倒し」で勝ちました。
大関 豊昇龍は平幕の豪ノ山を相手に一気に寄り切って3勝目を挙げました。
夏場所は序盤の5日間を終え、三役以上の力士では勝ちっぱなしはおらず1敗で琴櫻と大の里が並んでいます。
一方、平幕では宇良、御嶽海、宝富士の3人が初日から5連勝としています。
https://www.youtube.com/watch?v=Or7xb59dv_E
    
NHK 2024516 1947分】
 
ウェブニュースより
ベテラン御嶽海、宝富士、宇良が4連勝 かど番の霧島は3敗目 琴桜と大の里が3勝目 ―― <大相撲夏場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館
波乱が続く土俵でベテランの活躍が目立ってきた。
大関経験者で優勝3回の西前頭7枚目、31歳の御嶽海は阿武咲に攻め込まれながら土俵際で逆転の下手投げ。22年春場所以来となる初日から4連勝を飾った。
返り入幕の西前頭16枚目、37歳の宝富士は友風をはたき込み。幕内では17年春場所で5連勝して以来の初日から4連勝とした。
 
相撲巧者の西前頭4枚目、31歳の宇良は翠富士を押し出し、負けなしの4連勝と好スタートを決めた。
上位陣はかど番の大関霧島が大栄翔に押し出されて3敗目を喫した。
大関琴桜は豪ノ山に攻め込まれた土俵際で逆転の上手投げで3勝目。大関豊昇龍は平戸海を寄り倒して2勝2敗の五分に戻した。
新小結大の里は関脇若元春に攻め込まれたが土俵際、逆転の突き落としで3勝目をあげた。
https://www.youtube.com/watch?v=E-H3fKUXTaI    [日刊スポーツ 2024515188]
ウェブニュースより
熱海富士、かど番大関の霧島を土俵下まで吹き飛ばす「落ち着いていた」41本の懸賞金にニッコリ ―― <大相撲夏場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館
東前頭筆頭の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、かど番の霧島を土俵下まで吹き飛ばした。
 
立ち合いで圧力をかけて、くるりと回転した相手を逃がさずに、頭からぶちかまして押し倒し。「落ち着いていたのかなと思う」。41本の懸賞金をつかんで、にっこり。旧宮城野部屋勢が同じ所属となって「一層、稽古が激しくなっています。まだまだ先は長いので頑張ります」と話した。
[日刊スポーツ 2024514203]
 
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1横綱4大関が全敗する大波乱の初日 関脇阿炎、若元春も敗れ上位陣総崩れ/大相撲夏場所 ―― <大相撲夏場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館
1横綱4大関が全敗する大波乱の初日となった。
結びで新小結大の里の挑戦を受けた横綱照ノ富士はもろ差しを許し、苦しい体勢からの小手投げも逆にすくい投げを食らった。
2度目のかど番、大関霧島は豪ノ山に立ち合い一気の押し出しに敗れ、黒星発進となった。
続く貴景勝は平戸海に立ち合い一気の攻めで押し出され、琴ノ若からしこ名を改めた琴桜は大栄翔に押し出された。
さらに豊昇龍は熱海富士に立ち合いで左上手を許し、苦しまぎれの攻め返しの中で最後は上手投げに屈した。
関脇阿炎、若元春も敗れ、上位陣総崩れとなった。
欧勝馬は時疾風との新入幕対決を制した。    [日刊スポーツ 20245121816]
 
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【ひふみんEYE】銀は営業部長 外回りで戦果上げた藤井名人と内勤で活躍の場作れずの豊島九段 ―― 藤井聡太名人(竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が、名人初防衛まであと1勝とした。 
挑戦者の豊島将之九段(34)に連勝して迎えた、将棋の第82期名人戦7番勝負第3局が9日、東京・羽田空港第1ターミナルで行われ、先手の藤井が95手で快勝した。8日からの2日制で始まったタイトル戦初の“空港対局”は、少年時代に好んで指した「棒銀」から豊島陣を攻略して3連勝。第4局は1819日、大分県別府市「割烹(かっぽう)旅館もみや」で行われる。
 
本紙「ひふみんアイ」でおなじみ、加藤一二三・九段(84)が対局を振り返ります。
    ◇    ◇    ◇
藤井名人の棒銀は、初めて見たと思います。機敏な対応で、効果満点でした。私も現役時代に得意としていた戦法です。棒銀は攻めが単調になりがちですが、素早く敵陣を突破できますし、仕掛けられた側は意外としのぐのが容易ではありません。やっぱり「銀は営業部長」ですから、会社で言えば外回りで戦果を上げてこそでしょう。2筋から正面攻撃をすると見せかけて、7~8筋へと攻めを転じた「B面攻撃」も含め、藤井名人のいい手ばかりが目立ちました。
一方、豊島九段の応手に「謎」が残りました。序盤、1筋の歩を突いておけば、棒銀で攻め込まれなかったでしょう。2日目に入って、自陣の3筋に守備用で銀を打ち込んだ手は「敗着」です。ガチガチに固めたつもりでしょうが、あそこは玉が上がって受けて十分。銀が「内勤部隊」では、活躍の場がありません。
それと終盤、藤井名人のB面攻撃の先鋒(せんぽう)を務めた銀に対し、7筋の歩を突きました。ここは銀取りで9筋に角を打てば、最強の頑張りになっていたと思います。本局はあっさりしすぎていました。
これで3連勝ですか。苦戦した1、2局に比べて圧勝ですし、すぐに第4局があることを考えれば、藤井名人の初防衛がかなり濃厚とみています。(加藤一二三・九段)    [日刊スポーツ 2024592016]
 
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強硬ネタニヤフ氏、「延命」へ危うい駆け引き ―― 楽観論も出ていたイスラエルとパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの休戦協議に、またも暗雲がひろがっている。間近とみられた休戦の道をふさいだのはハマスの小出し譲歩と、イスラエルのネタニヤフ首相による強硬な対応だった。

事態の打開は近い――。仲介国のエジプトでは先週末からそんな楽観論が広がっていた。エジプトの外務省は成果に自信を深めていた。
イスラエルの人質家族も、つらい避難生活をおくるガザの人々も希望を持ったに違いない。光明がみえたかと思えたその瞬間、イスラエル軍はラファの10万人の避難民に退避を指示し、限定的な軍事作戦を始めた。本格的なラファ地上侵攻の準備の一部になる可能性がある。
イスラエルの提案とハマスの返答に距離があったのは確かだ。休戦期間はイスラエルが提案した40日間ではなく、42日ずつの3段階に分けられた。恒久的な停戦も視野に入れた内容だ。
イスラエルは長い休戦がハマスの体制立て直しに使われることを警戒している。ガザ侵攻の最大の目標である「ハマス壊滅」の旗を降ろしていない。
それでも、イスラエルはハマスの返答をひとまず受け入れられたはずだ。少なくとも女性や子供、病人ら人質の一部を取り戻すことができた。国内各都市で毎週、開かれる反政府デモも静まるかもしれない。
ガザで引き起こした人道危機をめぐる国際社会の批判もやわらぐ可能性がある。なにより武器支援の停止までちらつかせる米国をなだめるのに役立つ。
ではなぜ、イスラエルは強硬を貫くのか。ハマスからさらに多くの譲歩を引き出そうとしている可能性はある。危うい駆け引きの根っこには、ネタニヤフ氏個人が置かれた国内の政治的立場がある。
ネタニヤフ氏は複数の汚職疑惑を向けられ、ハマスによる襲撃を許した責任を問われる。いまも首相の座にとどまることができているのは国家が深刻な危機に直面しているからだ。長期の休戦が実現すれば、前倒し総選挙の現実味が増す。
戦時内閣の内部ではガンツ元国防相らが休戦合意を支持し、早期選挙を求めている。一方、ネタニヤフ氏の連立政権を支える極右政党やユダヤ教超正統派はハマスへの譲歩に否定的だ。
極右「宗教シオニズム」の党首であるスモトリッチ財務相はハマスの同意案をめぐり、なおイスラエルが協議の代表団をエジプトに派遣しようとしているのは「誤りだ」と批判した。休戦はおろかラファ侵攻作戦の遅れに不満をくすぶらせている。
ネタニヤフ氏は極右勢力の主張に耳を傾けることで状況が変化するシナリオに期待しているのかもしれない。
建国の父ベングリオンを上回る首相在任期間を誇るネタニヤフ氏はピカピカのエリート政治家だ。従軍後、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院を卒業し、米ボストンコンサルティングに勤務した。
経済自由主義者であるネタニヤフ氏はイスラエルの軍事技術と米国の資金を結びつけることで世界屈指のスタートアップ王国を築くことに貢献した。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)などの場で披露した低い声と流ちょうな英語は印象的で、その知性と魅力に多くの政治家や企業経営者がひかれてきた。
記者は2000年に首相を退任し政治活動と一線を画していたネタニヤフ氏とエルサレムのカフェで長い時間、話をしたことがある。民間企業の力によるイスラエルの発展を目を輝かせて語った。
政治の世界に再び戻ったネタニヤフ氏は巧みな駆け引きで「魔術師」と呼ばれるようになった。自らの延命のために極右勢力を連立に取り込むなどして、何度も危機を乗り越えてきた。対米関係を危険にさらし、国内世論を敵に回してでも、ハマス壊滅による逆転に賭ける動機がネタニヤフ氏にはある。
「もう繰り返さない、とは今のことだ」。ネタニヤフ氏は5月5日のヨム・ハショア(ホロコースト記念日)の演説でこう語った。第2次大戦のユダヤ人大虐殺を念頭に自分たちの身を守るためにどんな外圧にも屈しない立場を強調した。「孤立して戦わなければならないというなら、孤立して戦う」と。
その危うい賭けが、新たな歴史の悲劇をみちびきつつある。    【日本經濟新聞 202458 4:43
 
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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