瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
ウェブニュースより
小池百合子氏が3回目の当選確実 東京都知事選 石丸伸二氏、蓮舫氏ら下す 小池氏「脅迫やヤジ…経験したことない選挙戦だった」 ―― 任期満了に伴う東京都知事選は7日投開票され、無所属で現職の小池百合子氏(71)が、無所属新人で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、無所属新人で前参院議員の蓮舫氏(56)らを抑え、3回目の当選が確実となった。自民、公明両党と地域政党「都民ファーストの会」が小池氏を支援、国民民主党都連が支持した。立憲民主、共産、社民の各党が蓮舫氏を支援していた。
小池氏は当選確実となり、支持者を前に「脅迫を受けたり街頭ではヤジの大合唱があったりとこれまで経験したことがないような選挙戦だった」と振り返り、「都民の命と暮らしを守ることに全身全霊で対応していきたい」と述べた。
 
石丸氏は「私のチーム本当に全力を尽くせたと感じる。胸を張ってできることは全部やったと言い切れる」と述べた。
選挙戦は小池都政2期8年の評価や少子化、災害対策が主な争点になった。小池氏は選挙戦では平日は公務を優先し、街頭での選挙活動は限定的だったが、高校授業料の実質無償化や、0~18歳に月5000円を支給する「018サポート」など子育て支援策の実績を強調した。さらに「東京大改革3,0」として、子育て世代の家賃負担の軽減や無痛分娩への助成制度新設を公約に掲げ、支持を集めた。
石丸氏は元銀行アナリストの経験から「経済の理論と実践を知る知事」を目指し、SNSの動画などで無党派層や若い世代から支持を集めた。
蓮舫氏は現役世代の手取りを増やす少子化対策や、都の事業を見直す行財政改革など「7つの約束」を掲げ、街頭演説を中心に展開したが、支持は広がらなかった。明治神宮外苑再開発にも疑問を呈し、「都民投票」も公約としたが、小池氏に敗れたことで再開発は有権者から一定の信任を得たとことになる。
ほかに無所属新人の元航空幕僚長、田母神俊雄氏(75)や作家のひまそらあかね氏(41)、人工知能(AI)エンジニア会社経営で、SF作家の顔も持つ安野貴博氏(33)、タレントの清水国明氏(73)ら過去最多の計56人が立候補した。
ポスター掲示板の枠が8人分足りなくなった一方、掲示板に同一ポスターが張られ、都選挙管理委員会に苦情が殺到するなど、異例の展開をたどった。    【zakzak夕刊フジ 2024.7/7 20:09
 
【ひふみんEYE】藤井聡太王位の対応際立った指し直し局 渡辺明九段の猛攻首の皮一枚しのいだ ―― 藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)に渡辺明九段(40)が挑む将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第1局が6、7の両日、名古屋市の「徳川園」で行われ、千日手による指し直しの末、後手の藤井が136手で先勝した。  
王位5連覇と「永世王位」の資格獲得(連続5期または通算10期)へ好スタートを切り、「永世棋聖」に続き、“ダブル永世”を狙う。第2局は17日に北海道函館市「湯元 啄木亭」で行われる。
   ◇   ◇   ◇
千日手指し直し局は相掛かりの最新型で、相当難解な一戦でした。双方1分将棋の指運勝負のなか、攻めも受けも両方考えなければいけませんでしたから。藤井王位の対応が際立っていました。
序盤は渡辺九段の踏み込みに対して、自玉に手を入れて守備陣形を組み直しています。チャンスと判断したら、竜を切る強手を結果的に成立させました。最後は渡辺九段の失着もありましたが、しっかり読んで猛攻をまさに首の皮一枚でしのいだ感じです。
千日手になった局は、仕掛けられず慎重に自重していました。逆に言えば、渡辺九段の指し回しがうまかったということです。藤井王位の仕掛けをうまく封じて受けに徹していました。それだけに、先手番での作戦を改めて練ってくる必要があると思います。
昨年6月の名人戦以来となる2人のタイトル戦ですが、実力は紙一重。第2局以降も注目です。(加藤一二三・九段)    [日刊スポーツ 202477235]
 
ウェブニュースより
尊富士に大の里 新鋭の相次ぐ躍進の背景(浅香山博之) ―― 3月の大相撲春場所で尊富士が110年ぶりの新入幕優勝を果たし、5月の夏場所では幕内3場所目の大の里が史上最速のデビューから所要7場所で賜杯を抱いた。生きのいい新鋭の出現は明るい話題だが、上位陣を中心とする先輩力士たちは一体、何をやっているんだという歯がゆい思いも正直ある。
 
新鋭が相次いで躍進する要因は、かなり前に端を発していると思う。このコラムでも何度も指摘してきたように、横綱白鵬(現宮城野親方)の全盛期くらいから、若手の稽古量が激減した。
だから若手がなかなか力をつけず、白鵬が引退するまで世代交代が起こらなかった。今の中堅やベテランの幕内力士たちは自分たちで世代交代を成し遂げたのではなく、白鵬が最強のまま土俵を去ったから上位に上がれたにすぎない。
だから、強い新鋭が上がってきた途端に優勝をもっていかれてしまう。2023年名古屋場所の伯桜鵬にしても、最近は常に新入幕力士が終盤まで賜杯争いに絡むようになっている。上位陣のみならず、今の中堅以上の関取衆は全体的に若手時代からの稽古の貯金が少ない。それが今になって露呈してきたということだろう。
 
我々の時代も親方衆から「稽古が足りない」と言われていたものの、今ほどではなかった。同期入門の若乃花と貴乃花(いずれも元横綱)の「若貴兄弟」は入門当初の相撲教習所時代から尋常ではない稽古量だったので、自分たちがどれだけ稽古しても追いつけなかった。一番強い力士が一番稽古しているわけだから、我々もさらに必死になった。今の力士たちからはそういう切磋琢磨(せっさたくま)が感じられない。
30歳をすぎた横綱大関ならまだしも、20代の若手が10番や20番で稽古を切り上げるなんて論外だと思う。最近の若手力士は「調整」という言葉をよく口にするが、私に言わせれば20代に調整の期間などない。毎日、なりふり構わず稽古に没頭すべき年代だと思う。
昨今の稽古場では、昔ではあり得ない光景も目にする。申し合いでは途中で力を抜いてしまうし、何番か取ったら「ちゃし」(お礼の気持ちなどを表す角界独特の挨拶言葉)などと言って、勝手に稽古を切り上げてしまう。以前は師匠が「もういい」と言うまで稽古を続けるのが当たり前だった。最近は「ちょっと違うんじゃないか」と思うことばかりだ。
ハラスメントにより厳しい目が注がれる時代になり、親方衆もなかなか弟子を追い込む指導はできない。だから、力士たち本人がより自覚を持って自分からやらないといけない。親方が厳しくしないことに甘えるのではなく、自分たちから「もう少しやります」と言うくらいの気概がほしい。若手のうちは親方から「それくらいにしておけ」と止められるくらいまでやるべきだ。
 
こうやって甘やかされた世代がいずれ引退して親方になることも危惧している。自分を限界まで追い込んだ経験がないまま指導者になれば、弟子にどこまでならやらせても大丈夫というさじ加減も分からないのではないか。
大学を出たばかりの尊富士(日大出身)や大の里(日体大出身)に負けた先輩力士たちが、あまり悔しがっているようには見えないのももどかしい。私は15歳で入門し、三段目だった1718歳くらいの時には日大などの学生が出稽古に来ると、「負けられない」という気概を持って稽古した。私たちが入門わずか2〜3年の駆け出しのころから持ち合わせていた「プロ意識」が、今の力士たちにはないのかなと思ってしまう。
学生相撲出身同士でも、先輩が後輩にあっさり負けて悔しくないのだろうか。角界でのキャリアは自分の方が長いんだという意地をもう少し見せてほしい。
今の上位陣への注文がもう一つ。右四つの横綱照ノ富士と突き押しの大関貴景勝を除く力士には、この形になれば絶対に勝てるという「型」がない。琴桜と豊昇龍の2大関と関脇に転落した霧島の3人には何でもできる器用さがある一方、これという特徴がないことも成績が安定しない要因だろう。
 
私は現役時代、左四つ右上手の形になればどんな相手でもなんとかなるという「よりどころ」があったことは大きかった。本来はそういう型ができないと関取にはなれないものだが、それがないまま大関まで昇進してしまったという印象を受ける。先場所の大の里も右を差せば盤石だったように、型がある力士はやはり強い。
琴桜、豊昇龍、霧島は20代だ。稽古量を落とすのはまだ早い。がんがん稽古して、自分の型をつくり、新鋭の壁になってほしい。 (元大関魁皇)
【日本經濟新聞 202476 5:00
 
ウェブニュースより
英総選挙、野党労働党の圧勝確実 14年ぶり政権交代、保守党大敗 ―― 【ロンドン共同】英下院(定数650)総選挙は4日に投開票された。BBC放送の獲得議席予測によると、スターマー党首率いる最大野党の労働党の圧勝が確実となった。過半数を大きく超える400議席以上を獲得し、2010年以来、14年ぶりの政権交代を実現する見通し。5日にスターマー氏が首相に就任する。与党保守党は不祥事や首相交代が相次ぎ、過去100年以上で最大となる歴史的大敗の公算が大きい。
 
スターマー氏は「選挙運動をしてくれた方、投票してくれた方、ありがとう」とX(旧ツイッター)に投稿し、支持者らに謝意を伝えた。
BBCが出口調査などに基づき4日夜に伝えた議席予測では、労働党は410に上る一方、保守党は改選前より200議席以上減らして131。自由民主党は61。右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が13。同党が下院選で議席を獲得するのは初めて。
英メディアによると、保守党は1830年代の結党以来の最少議席となる可能性がある。
選挙戦では、経済立て直しや不法移民問題が争点となり、労働党が終始リードした。    【東京新聞 202475 0958分 (共同通信)】
 
大の里が師匠の胸借り猛稽古 砂まみれも「まだまだ足りない」と前向き ―― 14日に初日を迎える大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)に向け、新関脇・大の里(二所ノ関)が4日、愛知・安城市で稽古を行った。兄弟子の十両・白熊らとの14番の申し合い後には師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が胸を出し、ぶつかり稽古。思い切り巨体をぶつけたが、元横綱に受け止められた。押し切れず、首を押さえられながらすり足。転がされて砂まみれになり、仰向けで立ち上がれない場面もあった。
 
同親方にぶつかるのは昨年九州場所前以来だという。大の里は「キツく胸を出してもらった。まだまだ足りない。頑張らないといけない」と気を引き締めた。同親方も「まだまだ」とピシャリ。名古屋場所の成績と内容次第では大関昇進が期待されるが、「焦って上がっても落ちたら何の意味もない。スピード記録で上がって注目されるより力をつけることが大事」と注文をつけた。    【スポーツ報知 202474 1328分スポーツ報知】
 
ウェブニュースより
新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判 ―― 1日、14日初日の名古屋場所の新番付が発表され、大の里(24)が関脇に昇進した。

5月の夏場所で、初土俵から7場所目での史上最速優勝を果たし、今場所の結果次第では〝飛び級〟での大関昇進が確実視される。大関昇進の目安は「三役で3場所33勝以上」とされ、協会の高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「足がかりになる」とあくまで、優勝した先場所の12勝が起点になるとの意見を示しているものの、「この名古屋場所で連続優勝、あるいは、それに準じる成績を残せば、間違いなく大関昇進が検討されることになるはずです」(某親方)との声が大半だ。
「大の里は新入幕の初場所から11勝、11勝ときて先場所は12勝で初V。日ごろは厳しい元横綱大乃国の芝田山親方が、『将来はものすごい横綱になる。とんでもない素質がある』とべた褒めするなど、その実力は折り紙つきです。ただ…」と、前出の親方がこう続ける。
「今場所も優勝候補の筆頭に挙げられますが、不安があるとすれば稽古量でしょう。最速優勝を果たした先場所後、本人が『こんなに忙しいとは思わなかった』と話したように、イベントや取材などでスケジュールが瞬く間にびっしり埋まった。タニマチ筋からのお座敷の声もひっきりなしだったでしょう。もともと稽古熱心ではないという評判があるうえに、次代の横綱候補として土俵外で大忙し。満足な稽古ができたかどうか」
実際、5月26日の先場所千秋楽後、6月2日には地元・石川県で行われた優勝祝賀会に出席すると、16日には名古屋で相撲とバスケットボールのBリーグ名古屋との合同イベントに参加。名古屋場所初日の1週間前となる今月7日には、これも地元の石川県・津幡町で優勝祝賀パレードが行われる。6月4日に再開した稽古前には、先場所後に二所ノ関部屋から独立した部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)と力士8人の引っ越しもあり、バタバタすると同時に部屋の指導体制、稽古相手など環境も変わった。
この日、愛知県安城市の二所ノ関部屋で会見した新関脇大の里は、「大事な場所になる。上に目指すものがある。しっかり結果を残して、喜んでもらえるように頑張りたい」と話したが、大関へのハードルは低くはない。
  ◇  ◇  ◇
本文中でも触れている大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者だ。     
【日刊ゲンダイ 公開日:2024/07/02 06:00 更新日:2024/07/02 06:03
 
ウェブニュースより
【棋聖戦】53年ぶりの快挙! 藤井聡太棋聖「もう5年も…」 史上最年少「永世」称号獲得 ―― 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が山崎隆之八段(43)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第3局が1日、名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ、後手の藤井が山崎を下した。
開幕3連勝で棋聖5連覇を達成し、史上最年少で自身初の永世称号「永世棋聖」の資格を獲得した。
6月20日の叡王戦第5局で同学年の伊藤匠(たくみ)七段に敗れ、8冠陥落後、初の対局。藤井はいつもと変わらず、真っ向勝負の戦いを挑んだ。
 
戦型は山崎の得意とする相掛かり。藤井は相掛かりを受けて立ち、長考を入れ、慎重に駒組みを進めた。お互いが水面下で激しく読み合う力戦となり、形勢互角のまま終盤へ。強烈な勝負手を連発し、押し切った。
終局後、藤井は「序盤に2二銀と上がったが、激しい戦いになると、よくない形なので、そのあたりの判断が難しかった」と振り返った。
棋聖5連覇&自身初の「永世」称号の獲得に「棋聖戦は初めてタイトルをとることができた棋戦でもあり、思い出も多い。うれしく思います」と話し、最年少記録更新について「あまり意識していることではなかったが、永世称号の最初のチャンスだったので、つかむことができてよかった」と謙虚に話した。
大盤解説に登場した藤井は再度、永世称号について質問されると、20年に1711カ月で棋聖を獲得してから「もう5年もたったのかという気持ちが一番強い」と明かした。
過去の永世称号獲得最年少記録は、中原誠16世名人が、1971年に永世棋聖の資格を得た2311カ月。藤井は2111カ月で永世称号を獲得し、史上最年少記録を53年ぶりに更新した。中原が獲得した当時は棋聖戦が1年2期行われていたことを考えると、藤井の最年少記録は驚異的だ。
藤井は7冠に後退したものの、気持ちの切り替えが早く、負けたことをきっちり整理して、次の一局に臨む姿勢は変わらない。
7月6日からは渡辺明九段が挑戦者となる第65期王位戦7番勝負が開幕する。永世王位(連続5期または通算10期)がかかるシリーズとなる。「ダブル永世」獲得の夏が始まる。    [日刊スポーツ 2024711959]
 
一代聖教みな尽きて 南無阿弥陀仏に成り果てぬ
我が亡骸は野に捨て獣に施すべし   (一遍)
 
 
ウェブニュースより
ニューヨーク・タイムズ、バイデン氏に大統領選撤退要求 ―― 【ワシントン=共同】米有力紙ニューヨーク・タイムズ電子版は28日、大統領選に向けた27日の討論会で低調に終わった民主党のバイデン大統領(81)に撤退を求める社説を掲載した。高齢による衰えを認め、共和党のトランプ前大統領(78)に勝つために自分より有能な人物を民主党候補に選ぶ手続きを始めるべきだと主張した。

 見出しで「米国のためにバイデン氏は選挙戦から去るべきだ」と指摘。バイデン氏が討論会で2期目の目標をうまく説明できず、トランプ氏のうそや失敗の責任を追及できなかっただけでなく、自身の話を終わらせることもできない場面があったとし「4年前と同じ状態ではない」と断じた。
バイデン氏はこれまで「称賛すべき大統領だった」と評価しながらも、米国に対してできる最大の貢献は大統領選をこれ以上続けないと表明することだと訴えた。    【日本經濟新聞 2024629 10:26
 
6月24日夕刻、仁美さんと理恵さんが訪ねて下さいました。久しぶりなのでとても楽しかったです。仁美さんが撮影してくださった写真です。
 

ウェブニュースより
菅前首相が“のろし” 岸田降ろしが加速 “本命”探しへ「HKT」らと会食繰り返す ―― 岸田内閣の支持率が歴史的低迷を続ける中、菅義偉前首相が9月に予定されている自民党総裁選に向け“岸田降ろし”を活発化させている。ポスト岸田文雄首相と目される有力議員と頻繁に会食し、情報収集。23日には、総裁選では新たなリーダーが出てくるべきと発言。事実上の“退陣要求”を突き付けた。
「“ポスト岸田”選びの号砲だ」。党内がザワついた。
 
23日に公開されたインターネット番組で、総裁選で新たなリーダーが出てくるべきではないかと問われた菅氏は「そう思う。党の刷新の考え方などを理解してもらえる最高の機会だ」と発言した。派閥の裏金事件に関し「首相自身が責任に触れず今日まで来ている。不信感を持っている国民は多い」と責めた。
首相へは若手からも退陣論、責任論の声が次々と上がっている。そんな中で、非主流派のキーマンとして影響力を持つ菅氏から出た厳しい言葉は、党内を駆け巡った。林芳正官房長官は24日の会見で「国民の政治に対する不信の声を真摯(しんし)に受け止め、先送りできない課題に専念し、結果を出していきたい」と“火消し”に努めた。
当の首相は再選に意欲を見せる。通常国会が閉幕した21日の会見で、5月使用分で終了予定だった電気・ガス料金の補助を8月から3カ月間限定で再開すると発表。さらに低所得者層などへの給付金支給を含む経済対策を秋に行うとも表明。「気力は十分みなぎっている」とまで話した。
首相の再選の意思を打ち砕くような菅氏の発言。202110月に首相を退いてからは“政局”に関わっていなかったが、政権関係者は「最近、会食を繰り返し、よく動いている」と声を潜める。6日には、頭文字を取って「HKT」と呼ばれる萩生田光一前政調会長、加藤勝信元官房長官、武田良太元総務相に、小泉進次郎元環境相を交えて会食。いずれも菅政権で閣僚だった面々だが、HKTはそれぞれ安倍派、茂木派、二階派の幹部。特に加藤氏は総裁就任に前向き。菅氏周辺はこの会食について「加藤氏もカードとしてあると周囲に見せる意味があった」と推察した。
政治資金規正法改正、派閥解散で首相との対立が表面化した茂木敏充幹事長とも19日に会食。茂木氏は派閥内で加藤氏とライバル関係にあり「夏の間、よく考えたい」と総裁選への出馬をうかがっている。
菅氏は周囲に「これからいろいろ動きが出てくるだろう」と予告。与党関係者は「菅氏は誰を推すのか、まだ決めていない。党内の状態を見極めている段階」と話す。やる気満々の現首相に対し、代わりを探す前首相。“本命”探しへ、菅氏の暗躍は続く。    [Sponichi Annex 2024625 05:30 ]
 
All I know is that I must soon die, but what I know least is this very death which I can not escape.
【訳】もうじき私はきっと死ぬということは、自分自身でもはっきり分かっているのだが、しかし、どんなことをしたって逃れることのできない、この死そのものに関しては、私は何一つ全然知らない。
 
 
ウェブニュースより
東京都知事選ポスター「候補者以外使用できず」 官房長官 ―― 林芳正官房長官は21日の記者会見で、東京都知事選をめぐり選挙運動用のポスター掲示板に同一のものが多数張られている事態について見解を述べた。「候補者自身の選挙運動用ポスターを掲示するために設置されるもので、候補者以外が使用できるものではない」と語った。
立候補していない人物など選挙以外の目的の掲示板利用に否定的な考えを示した。
 
ポスターは公職選挙法により掲示が認められている。林氏は「ポスターについて、記載内容を直接制限する規定はない」と話した。そのうえで「他の候補者の選挙運動や虚偽事項の公表は公選法の処罰対象、他の法令などに触れる場合にはそれぞれの法令の処罰対象となる」と強調した。
 記載内容の制限に関して「選挙運動に関する事柄であることから、各党各会派に議論してもらうべきものである」と述べるにとどめた。    【日本經濟新聞 2024621 14:49 (2024621 20:17更新)
 
ウェブニュースより
藤井聡太、23回目で初の失冠「時間の問題と思っていた」 八冠独占から「叡王」もぎ取ったのは同い年の伊藤匠七段 ―― 将棋の藤井聡太叡王(21)=八冠=に伊藤匠七段(21)が挑んでいた第9期叡王戦5番勝負の最終第5局が20日、甲府市で指され、156手で後手の伊藤七段が勝ち、3勝2敗で初タイトルの叡王を獲得した。昨年10月から八大タイトルを独占していた藤井前叡王は七冠に後退した。
 
藤井七冠はこれまで出場したタイトル戦をすべて制していたが、23回目で初めて敗退した。終局後は「終盤でミスが出てしまう将棋が多く、結果はやむを得ない。(初のタイトル戦敗退は)時間の問題と思っていたので、気にせずまた頑張りたい」と語った。
◆藤井七冠と対戦を重ね「力が明らかに上がった」伊藤叡王
絶対王者から初タイトルをもぎ取った伊藤匠叡王。プロ入り前から研究会で胸を貸してきた三浦弘行九段(50)は「藤井さんと大舞台で戦う中で力を吸収した」とみる。
伊藤叡王は序盤研究の深さに定評がある。「練習対局でこちらが作戦勝ちしたことはほとんどない」と三浦九段。しかし藤井七冠にはその研究が通用しなかった。昨秋の竜王戦で初挑戦したが4連敗。その後、棋王戦でも持将棋(引き分け)の後、3連敗。他棋戦も含め、今シリーズの第1局まで何と11連敗。だが、三浦九段は「藤井さんと盤を挟んで読み合い、勉強するうち中終盤の力が明らかに上がった」と感じていた。
伊藤叡王は第2局で初勝利を挙げると、蓄えてきた力を爆発させた。三浦九段は1996年、当時の全七冠を保持していた羽生善治九段(53)から棋聖を奪取。前年の挑戦は3連敗に終わったが、その年は開幕戦で勝ち、のびのび指せるようになったという。「伊藤さんも初白星で流れが変わった」と分析する。
◆「藤井七冠のモチベーションも上がるだろう」と師匠
敗れた藤井七冠について、村田顕弘六段(37)は「第3局は見落としで逆転負けしており、調子を崩していると感じる。最近、序盤戦術の幅を広げているのが負担になっているのかもしれない」と指摘する。
藤井七冠は後手番では相手の戦法を拒まずに戦ってきたが、3月頃からは定跡を外した力勝負に持ち込むことも。背景には人工知能(AI)を使った研究の激化がある。知識の有無で勝敗が決まることがあり、村田六段は「藤井七冠でも、相手の研究にはまることがある。一部の定跡に先手有利などの結論を出した結果、力戦を選んでいるのかも」と推測する。4月以降、タイトル戦が12局。「過密な日程で、序盤研究が負担になっているのでは」
師匠の杉本昌隆八段(55)は「藤井の失冠というよりタイトルホルダーが1人増えたと考えるべきでは。これを機に将棋界が盛り上がるし、藤井七冠のモチベーションも上がるだろう」と受け止め、「本人には『また八冠に挑戦できるね』と声を掛けたい」と話した。    【東京新聞 2024620 2113分】
 
人間は生きることが全部である。死ねば全てなくなる。    坂口安吾


 ウェブニュースより
立民、20日に内閣不信任案提出 裏金事件の改革不十分、否決へ ―― 立憲民主党は19日、臨時の執行役員会を開き、岸田内閣に対する不信任決議案を20日に衆院へ単独提出することを決めた。自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革を巡り、岸田政権の再発防止策は不十分で国民の信頼回復は進まないと判断した。日本維新の会や共産、国民民主の各党は賛同する意向を示した。20日の衆院本会議で採決する見通しだが、自民、公明両党の反対多数で否決される公算が大きい。

 通常国会会期末の23日を前に、与野党の攻防は最終局面を迎えた。岸田政権は裏金事件の対応などで支持率低迷が長期化している。立民は不戦敗を含め自民が全敗した4月の衆院3補欠選挙や、5月の静岡県知事選で勝利した勢いを次期衆院選につなげたい考えだ。
役員会後、泉健太代表は「党首討論で、首相に政治資金規正法の改正が不十分だとの認識がないことが明らかになった」と記者団に述べた。
維新の馬場伸幸代表は記者会見で「反対することは厳しい」として賛同する考えを示した。国民民主の玉木雄一郎代表も記者団に「信任に値する内閣とは言えない」と語った。    【東京新聞 6月19日 19時29分 (共同通信)】
 
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


小冊子の紹介
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
[爺の姪 01/13]
[レンマ学(メタ数学) 01/02]
[m.m 10/12]
[爺の姪 10/01]
[あは♡ 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
最新トラックバック
ブログ内検索
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り All Rights Reserved
/