ウェブニュースより
友風4年ぶり幕内白星 大けがした時と同じ九州場所2日目「ずっとぬぐえないものと戦っていく」 ―― <大相撲九州場所>◇2日目◇13日◇福岡国際センター
右膝の大けがで序二段まで番付を落としてから、23場所ぶり返り入幕の友風(28=二所ノ関)が、4年ぶりに幕内白星を挙げた。左四つに組み止めたい宝富士を、終始突き放して押し出した。幕内経験者が序二段まで番付を落とした後に再入幕するのは、照ノ富士、宇良に続いて3人目。幕内力士として白星を挙げたのは、19年秋場所千秋楽(千代大龍戦)以来となった。引き揚げる際には、出迎えた二所ノ関部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)から「おかえりなさい」と、声を掛けられた。
取組後は「いい相撲を取れたと思います」と、胸を張って答えた。続けて「(宝富士とは)何度か対戦したこともありますし、左を差されたら、どれだけ強いか体が覚えていたので徹底しました」と、左四つに組ませなかったことを勝因に挙げた。
白星を挙げると大歓声に包まれたが「昨日(初日)から拍手や歓声をたくさんいただいて。昨日は頭が真っ白だったんですが、帰ってから(映像で)見返したら(応援のタオルで)友風の名前がたくさん見えて、負けたということよりも、こみ上げるものがありました。今日は、昨日の反省を生かせましたし、しっかりと幕内の土俵でいい相撲を取れたということは切り替えられたということ」と、剣翔に敗れた初日の雪辱も果たし、一段と喜びがこみ上げた様子だった。
大けがからのリハビリ生活など、復活までの道のりを振り返り「周りの人の気持ち。本当に感謝しかないですね」と、かみしめるように話した。この日はくしくも、4年前に大けがをしたのと同じ九州場所2日目。「去年も幕下で九州場所に戻りましたけど、やはり、ずっとぬぐえないものと戦っていくことになると思うので、それをしっかりと受け入れて、自分の相撲を取りたいと思います。拍手と歓声をたくさんもらえる、友風らしい相撲を取りたいと思います」と、胸を張って話した。 [日刊スポーツ 2023年11月13日20時19分]
財務副大臣クビの神田憲次議員は「多忙」で税金滞納でも…政治資金で“金満”料亭三昧 ―― 税理士でありながら納税を怠っていた自民党の神田憲次財務副大臣が辞任した。事実上の「更迭」で、野党だけでなく自民党内からも「更迭すべきだ」との声が上がっていた。
神田氏は自身が代表取締役を務める会社の土地・建物が2013~22年に計4回、固定資産税の滞納により差し押さえられていた問題について、臨時国会の審議で「国民におわびを申し上げたい」と繰り返し陳謝。一方、税目や滞納額などについては「精査中」を連発し、進退に関しては「私が判断することは控えたい」と地位に恋々としていた。
■議員ボーナスで納税?
なぜ、税金滞納を繰り返したのか──。10日の衆院内閣委員会では立憲民主党の本庄知史議員が「金欠で税金を払えなかったのでは」と神田氏に問いただした。
すると神田氏は「金欠かという点については、そのようなことはございません」と否定。しかし、「差し押さえが解除された時期が13年12月、14年6月、そして今年1月。すべて国会議員の夏冬ボーナスと重なっている。偶然にしてはあまりにもドンピシャだが、ボーナスから捻出したのでは」(本庄氏)との指摘には、「どういう資金経緯があったかも精査している」とお茶を濁した。
税金が原資のボーナスを税金未納の穴埋めに使った可能性があるというのも、おかしな話。神田氏の関連政治団体の政治資金収支報告書を精査すると、浮かび上がるのは「金欠」とは真逆の姿だ。政治資金で料亭通いの金満生活である。
神田氏の資金管理団体「神友会」は19~21年の3年間で、政治活動費のうち会合費として約278万円を計上。支出先の店は地元・愛知や都内の料亭、焼き肉、中華など、最低でも客単価1万円以上の高級店ばかり。
■お気に入りは銀座の老舗
なかでも神田氏のお気に入りは、東京・銀座にある老舗料亭「治作」だ。夜の客単価は2万円は下らない、「水炊きがウリで庭にコイが泳いでいる」(永田町関係者)と評判の高級料亭である。よほど気に入っているのか、21年の会合費62万円のうち37万円が、20年の会合費54万円のうち26万円が治作への支出。かなりのヘビーユーザーなのは間違いない。 【日刊ゲンダイ 公開日:2023/11/14 06:00 更新日:2023/11/14 06:07】
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |