瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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前回「秋の七草に関する難読漢字」の解答です。
1 萩      →ハギ      2 尾花     →オバナ
3 葛      →クズ      4 撫子     →ナデシコ
5 女郎花    →オミナエシ   6 藤袴     →フジバカマ
7 朝貌     →アサガオ

冬の七草
 「冬の七草」については諸説あって明確なものではありませんが、次のようなものが「冬の七草」として選ばれています。寒さが厳しい冬には野山に草が生えないので、植物の「冬の七草」を選ぶことは難しいため、その代わりに「冬至に食べると良いと言われている食べ物」や、「冬野菜」を七つ集めて「冬の七草」としたものが多いようです。
 冬の七草Aに関する難読漢字の問題です。
 植物学者伊藤篤太郎が選定した「冬の七草A」は1908年(明治41年)に久田二葉が著した「園芸十二ケ月」に記載されています。
※伊藤篤太郎(いとう-とくたろう、18661941年)
 日本の近代植物学の先駆者伊藤圭介(けいすけ)の孫です。明治17年イギリスに留学。28年鹿児島高等中学造士館教授、大正10年東北帝大講師となります。博物会の雑誌「多識会誌」を編集しました。昭和16321日死去。77歳。尾張(愛知県)出身。著作に「大日本植物図彙(ずい)」などがあります。

1 蕗の薹    →この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉が出てきます。
2 福寿草    →お正月に花屋さんで売られていています。
3 節分草    →可憐な花は人気が高く、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっています。
4 雪割草    →雪の残っているころに雪を割るようにして咲き出します。
5 寒葵     →柿のへたのような茶色っぽい花が咲く。
6 寒菊     →花も葉も小形。霜に強く、12月から翌年1月にかけて黄色い花を咲かせます。
7 水仙     →Narcissus(ナルキッサス、ナルシサス)は、ギリシャ神話の美少年の名前にちなみます。

ウェブニュースより
 18歳容疑者は銃器に強い執着か 事件前にライフル写真をSNS投稿 それでも共和党は銃規制に反対 ―― 米テキサス州で多数の児童らが命を落とした24日の乱射事件は、銃社会が抱える深刻な病理をあらためて露呈した。米メディアによると、容疑者の男子高校生(18)は「口数が少なく静かだった」という。銃器に強い執着を持っていた可能性もあるが、銃対策は保守派の抵抗などで進んでいない。

 CNNテレビなどによると、容疑者の男子生徒は、事件前に交流サイト(SNS)にライフル銃の写真を投稿していたとみられるほか、銃器や弾薬入りのバッグの写真を送られた元同級生もいるという。容疑者の生徒は地元のファストフード店で働いており、責任者は「もの静かなタイプで他の従業員とあまり交流しなかった」と話した。
 現場からの映像によると、小学校の周囲には規制線が張り巡らされ、多数の警官らが行き交った。近隣住民が顔を覆って嘆く姿もあった。事件後に小学校の児童らが移された市民センター付近では、子どもが大人の肩にもたれかかって涙を流していた。
 バイデン大統領は24日の演説で、2012年にコネティカット州ニュータウンの小学校で男が銃を乱射し、児童ら26人が犠牲となった事件に言及。それ以降の約10年で「900件以上の銃撃事件が学校の敷地内で報告されている」と厳しい表情で述べた。
 18年にフロリダ州パークランドの高校で生徒ら17人が死亡した事件を受け、若者らが銃規制を求めてつくった団体「マーチ・フォー・アワー・ライブズ」は「考えることや祈りで弾丸を止めることはできない。行動する必要がある」と表明し、政治家らに対策推進を訴えた。調査団体「スモール・アームズ・サーベイ」(スイス・ジュネーブ)の推計によると、米国には約33000万人の人口を上回る4億丁もの銃が出回る。
 だが、全米ライフル協会(NRA)から多額の献金を受け、市民が銃を持つ権利を強く主張する共和党は、規制に反対を続ける。テキサス州のテッド・クルーズ上院議員(共和党)は事件を「言葉にできないほどの犯罪だ」と糾弾しつつ「民主党や多くのメディアは憲法上の権利を制限することに解決策を求めるが、それはうまくいかない」と述べ、学校での警備増強などを強調した。    (東京新聞 2022525 1828分)

 事実無根「立場変わらず」 細田衆院議長、セクハラ疑惑 ―― 細田博之衆院議長は25日、週刊文春に報じられた女性記者へのセクハラ疑惑を重ねて否定した。国会内で記者団の取材に、発行元の文芸春秋に事実無根だと抗議文を送ったと説明し「立場は変わっていない」と強調した。野党はこの日も一斉に批判し、進退を問う声も上がった。与党は事態を注視している。

 細田氏は記者団に「事実無根なのか」と聞かれ「同じことだ」と回答。「女性記者を自宅に呼んだことはないのか」との問いには答えなかった。
 これに対し、立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は記者団に「抗議文では事実無根の証明にならない」と述べ、衆院議院運営委員会で説明が必要だと主張。日本維新の会の藤田文武幹事長は記者会見で「事実であれば非難される。進退も含め考えるべきだ」と指摘した。
 国民民主党の古川元久国対委員長は会見で「疑念が出ているのであれば、説明責任を果たしてもらいたい」と求めた。衆院小選挙区定数「1010減」を否定するような細田氏の発言も踏まえ「立法府のトップにふさわしい行動をしてほしい」と苦言を呈した。
 一方で自民党幹部の一人は取材に「議長に疑惑が出るような状況はまずい」として、国会運営などへの影響を心配した。
 岸田文雄首相は衆院代表質問で、細田氏に議長の資格はあるかと問われ「行政府の長として意見を述べる立場にない」と言及を避けた。〔共同〕    【日本經濟新聞 2022525 21:00 (2022525 23:30更新)


 

秋の七草に関する難読漢字の問題です。
 山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされています(2首目は旋頭歌)。
   秋の野に 咲きたる花を 指折り
    かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
                       (万葉集・巻八
1537
   1 萩の花 2 尾花 3 葛) 4 撫子の花
     5 女郎花 また 6 藤袴 7 朝貌の花
                       (万葉集・巻八 1538
 「朝貌の花」が何を指すかについては、朝顔、木槿(むくげ)、桔梗、昼顔など諸説ありますが、桔梗とする説が最も有力です。

1 萩      →仙台銘菓「萩の月」は名菓
2 尾花     →薄のことです。
3 葛      →む~んらいっ
4 撫子     →大和撫子
5 女郎花    →チメグサや敗醤ともいいます。
6 藤袴     →こちらは準絶滅危惧だそうな
7 朝貌     →秋の七草のひとつ。絶滅危惧種だそうな

ウェブニュースより
 藤井聡太五冠、叡王を初防衛 出口若武六段に3連勝 通算タイトル獲得数が歴代9位に ―― 投了の直後、挑戦者は脇息にもたれ込んで頭を抱えた。24日、千葉県柏市で指された第7期叡王戦5番勝負の第3局。終盤まで藤井聡太叡王(19)=五冠=が劣勢とみられていたが、出口若武六段(27)が最後の最後で勝ちを逃し、急転直下の決着となった。藤井叡王は負けなしの3連勝で、前期獲得した叡王を初防衛。また、タイトル戦の対局での連勝記録を「13」に伸ばし、歴代2位タイとなった。

記者会見では貫録も、謙虚さも
 
「タイトル戦に出る上で防衛か挑戦かにそれほど大きな違いはない。大舞台で続けて対局できることをモチベーションにしてやっていきたい」。防衛後の記者会見では貫禄も漂わせた。これでタイトル獲得数は通算8期。全棋士中9位の数字で、故木村義雄14世名人や加藤一二三・九段(82)といった大棋士と肩を並べた。「当時とはタイトルの数も全く違うので、並んだという気持ちは全くありません」と、いつも通りの謙虚さも忘れなかった。
叡王戦はタイトル戦に昇格して5期目だが、これまで防衛した棋士はいなかった。持ち時間はチェスクロック使用の各4時間で、八つあるタイトル戦で最も短く、番狂わせが起こりやすい。また、藤井叡王は2月に王将を奪取した後、叡王戦の開幕までの2カ月半で公式戦が1局のみと対局が非常に少なく、実戦勘を取り戻せるかも懸念された。
 しかしふたを開けてみると、藤井叡王は盤石の横綱相撲で、タイトル戦初登場の挑戦者に1勝も許さなかった。対局の少なかった期間についても「いつもと同じように取り組み、まとまった時間で序盤の定跡を見直していた」と隙がない。
https://www.youtube.com/watch?v=Y1Jb3rGoO08
涙のんだ出口六段「また頑張りたい」
 
一方の出口六段は藤井叡王より7年年長ながら、プロ入りは2年半遅い。プロ入り前の奨励会時代に新人王戦の決勝3番勝負に進出し、藤井叡王に敗れているが、プロ入り後の大舞台は今回が初めて。これまで渡辺明名人(38)や豊島将之九段(32)らトップ棋士とタイトル戦でしのぎを削ってきた藤井叡王との番勝負は、棋力とともに経験の差が浮き彫りとなった。

 第1局は終盤の競り合いに持ち込む前に差をつけられた。千日手となった第2局の指し直し局は序盤で作戦負けになり、そのまま押し切られた。「事前に想定した形だったのに思い出せなくなって、悪い変化にしてしまった」と後日振り返っている。それだけに第3局、「ペースを握れた」という中終盤から、秒読みに追われる中、最後の最後で着地に失敗したのは痛恨だった。
 終局直後、大盤解説会場に移動し、ファンの前に立った出口六段は思いがあふれた。「最後は勝ちがあったような気がしたので、ここで終わってしまうのは悔しい。また頑張りたい」と言うと言葉に詰まり、思わず目頭を押さえた。その様子を映像で見ていた解説者の木村一基九段(48)は「1回勝ちたかったという思いと、シリーズ全体への思い入れが出たのかな」とフォローした。自身も過去に何度となく悔しい涙を流してきた木村九段だけに、敗者の心情は痛いほど分かるのだろう。出口六段もまた、この悔しさをばねにはい上がる日が来るはずだ。
タイトル戦13連勝…死角なし
 
藤井叡王は昨年8月、お~いお茶杯王位戦(東京新聞主催)の第5局に勝って以降、タイトル戦で1度も負けていない。竜王戦と王将戦は4連勝、叡王戦では3連勝と圧倒している。13連勝は、1995~96年に羽生善治九段(51)が当時の全七冠を制覇した際の記録に並んだ。歴代1位は故大山康晴十五世名人が61~62年に達成した17連勝となっている。
 6月からは棋聖戦、王位戦と防衛戦が続く藤井叡王は、偉大な記録に迫れるか。「最近は番勝負に星が集まっている。タイトル戦で結果が出せているのはうれしいが、それ以外の対局も含め内容を向上させなければ」と、さらなる飛躍を誓う姿に、死角は見当たらない。    (東京新聞 2022524 2139分)

 喪失領土の4分の1奪還 侵攻3カ月、ウクライナ反撃 支配地域、ロシア要塞化――ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から24日で3カ月となる。早期の首都制圧とゼレンスキー政権打倒のもくろみが外れたロシア軍は東部や南部での支配地域拡大を狙う。米欧の支援を受けるウクライナ軍は一部で反転攻勢に転じており、いったんはロシア側に占領された領土の4分の1を奪還した。

 ロシアのプーチン政権は2月24日、ウクライナの北、東、南の3方向から攻め込んだ。米シンクタンクの戦争研究所が公開するリポートをもとに日本経済新聞が分析したところ、ロシア軍がウクライナ国土を支配・侵攻した割合が最も高かったのは3月30日前後で全土の約28%(約17万平方キロメートル、侵攻前から実効支配されていたクリミア半島やウクライナ東部の一部地域を含む)だった。
 ロシア軍は一時は首都キーウ(キエフ)に迫ったが、激しい抵抗に直面、4月上旬までに首都周辺から撤退した。ロシア軍は東部ドンバス地方(ルガンスク州とドネツク州)に戦力を集中させ、5月20日には南東部マリウポリの完全制圧も発表した。南部の港湾都市オデッサの攻略も狙う。
 一方のウクライナ軍には、米欧供与の兵器が前線配備され効果的な戦闘が可能になっている。北東部ハリコフなどで占領されていた集落奪還の動きもみられ、直近のロシア軍支配地域は20%強に縮小。3月末時点と比べロシア軍の占領地域の4分の1を取り戻した。
 英国防省は23日、侵攻最初の3カ月間で「ソ連の9年間に及ぶアフガニスタンでの戦争に匹敵する死者を出しているようだ」との分析を公表した。197080年代の同戦争では15000人の戦死者が出たとされる。
 ルガンスク州の知事は22日、同州のセベロドネツクに4方向から侵入を図ったロシア軍を撃退したと表明した。戦争研究所は「ロシア軍の東部での22日の前進はごく限られた」と指摘した。

 ウクライナ最高会議(議会)は22日、侵攻後に敷いた戒厳令について、3カ月延長すると決めた。ゼレンスキー大統領はロシア軍を侵攻以前の地点にまで押し戻せば「勝利となる」との見方を示しており、同国は長期戦を覚悟している。
 米国では21日、長期化をにらみウクライナ向けの軍事・人道支援を目的とした約400億ドル(約5兆1000億円)の予算法が成立した。オースティン国防長官は23日、40カ国以上を集めたオンライン会合を開く。
 米紙ワシントン・ポストによると、新たな支援に地対空ミサイル「パトリオット」が含まれる可能性がある。高機動ロケット砲システム「ハイマース」も供与候補に浮上している。
 専門家の間では現在のロシアの戦力配置のままではウクライナの防衛線を突破するのは難しいとの見方が広まる。ウクライナ軍は東部イジュームやオデッサ沖合のスネーク島でも奪還に向けた攻勢を強めている。ロシアの劣勢が濃厚になれば核兵器の使用リスクが高まるとの懸念も拭えない。
 ロシア軍は支配地域を死守する構えだ。ウクライナのレズニコフ国防相は「ロシア軍が(南部の)ヘルソン州やザポロジエ州で要塞化作業を始めている」と指摘している。ロシア軍は支配地域で通貨ルーブルの使用などの「ロシア化」による実効支配の強化を急いでいる。    【日本經濟新聞 2022524 2:00

ウェブニュースより
 大相撲夏場所【中入り後の勝敗】横綱 照ノ富士が12勝3敗で優勝 ―― 大相撲夏場所は千秋楽、横綱・照ノ富士が大関・御嶽海に勝って、12勝3敗で3場所ぶり7回目の優勝を果たしました。
 中入り後の勝敗です。
▽千代大龍に錦木は錦木が寄り切りで勝って勝ち越しを決めました。
☆錦木 前にどんどん攻めて寄りきれた。(今場所は)動き自体は悪くなかったけど、自分の良くない所も出た。(来場所に向け)腰が上がったり、脇が甘かったりするので、稽古でなおしていきたい。
★千代大龍 最後勝ちたかったけど、今場所を取り切って87敗。1年ぶりの勝ち越しなんで、そこはうれしいです。

▽隠岐の海に明生は隠岐の海が上手投げ。
★明生 精いっぱいやったけど、やられました。(今場所は)我慢して一生懸命15日間相撲が取れた。(来場所に向け)しっかり前に出る力をつけたい。

▽翠富士に栃ノ心は翠富士が肩透かし。
★栃ノ心 (今場所勝ち越しだが)最後に3連敗したのは悔しいです。(来場所に向けて)いつも通りケガしないように次の場所にいきたい。

▽琴勝峰に碧山は碧山がはたき込み。
☆碧山 よく見ながら相撲を取ることができました。(今場所は)良かったところも、悪かったところもありましたけど、とりあえず勝ち越しできて良かったです。(来場所に向け)耐えられないものではないですが、両足に痛みがあります。しっかりケアしながら、準備したい。
★琴勝峰 もう1回しっかり鍛え直していかないとと思いました。今場所は上半身と下半身がバラバラで相撲をとっていた。そこを連動させていきたい。(弟の琴手計が序二段V)よく勝ったなと思います。

▽東龍に照強は照強が足取り。
★東龍 (照強の足取りは)分かってたんですけどね。後半に疲れがとれず、足が動かなくなった。それが原因ですかね。

▽輝に琴恵光は輝が突き出しで勝ちました。
☆輝 最後に自分らしい相撲がとれてよかった。全体的に足りない部分が多い。来場所に向けて一からやり直すつもりで頑張りたい。

▽宝富士に荒篤山は宝富士が寄り切り。
☆宝富士 最後2連勝。自分の相撲がとれてよかったと思います。なかなか勝てなくて苦しい場所だったと思います。

▽豊山に翔猿は翔猿が押し出し。
☆翔猿 引かずに前に出られたので良かった。(今場所は)途中ちょっと気がゆるんじゃいましたけど、2番勝てて良かった。(来場所に向けて)自分の相撲が取れれば白星につながることが分かったので、上位にも食らいついていきたい。
★豊山 もうね、相撲が物語ってましたね。後ろに下がるとやられる。先場所と同じ、自分で首を絞めて厳しい相撲になった。不器用な人間なんで前に出るしかない。また来場所、頑張ります。

▽佐田の海に隆の勝は佐田の海がすくい投げで勝って、佐田の海、隆の勝はともに11勝4敗です。佐田の海は敢闘賞、隆の勝は殊勲賞を受賞しました。
★隆の勝 (きょうは)もちろん緊張しましたし、自分らしい相撲が取れなかったのが一番悔しいです。(後半戦は)精神的に削られた相撲になってしまった。(今場所は)横綱、大関に勝てたので自信になります。同じ部屋にも大関(貴景勝)がいますし、稽古内容は間違ってないと確認できる場所になった。名古屋場所でリベンジしたい。

遠藤に妙義龍は遠藤が下手出し投げ。

▽一山本に玉鷲は玉鷲が突き出し。
☆玉鷲 (今場所は)負けが続いて自分の相撲が取れなかったことがあった。来場所も三役に当たるんで楽しみにしています。

▽北勝富士に王鵬は北勝富士が寄り切り。
★王鵬 当たって、距離を取られて、下に入られた。自分の自信のある形でいきたかったけど、うまくいかなかった。全然何もできなかった。(今場所は)上位の人たちと当たり、まだまだ足りないことがあると感じた。明日からまた頑張ります。

▽若元春に琴ノ若は琴ノ若が寄り切り。
☆琴ノ若 立ち合いから良い流れで攻めきれた。欲を言えば2桁勝ちたかったけど、この地位でこの白星(9勝)は良いと思う。上位に上がるにつれて圧力も強くなるけど、負けないように自分の技を磨いて来場所も頑張る。

▽高安に千代翔馬は高安が上手投げで勝ちました。

▽志摩ノ海に大栄翔は大栄翔がはたき込みで勝って11勝4敗としました。大栄翔は殊勲賞受賞です。志摩ノ海は負け越しました。
☆大栄翔 とりあえず15日間無事に終えられたのが一番大事だったので、ほっとした気持ちです。(優勝決定戦に臨む準備は)もちろん決定戦になったら、気合を入れていこうと思いました。11番勝てると、(大関取りに向けて状況が)変わってくると思っていた。11番勝てたことはとてもうれしい。横綱に勝てたことは自信になったし、後半ははたきが多くなりましたが、全体的に良い場所になりました。(5度目の殊勲賞について)評価していただけることはうれしいですし、自信にもなります。(今後に向けての課題は)先手、先手と先に攻めつつ、押しの威力を上げるため稽古していきます。

▽豊昇龍に霧馬山は霧馬山が上手ひねり。
☆霧馬山 半身になって危なかったけど、落ち着いてた。勝てて良かった。11番という気持ちでやってた。来場所も頑張る。

▽若隆景に阿炎は若隆景が押し出し。阿炎は負け越しました。

▽大関・貴景勝に大関・正代は貴景勝が突き落としで勝ち越しました。

▽横綱・照ノ富士に大関・御嶽海は照ノ富士が寄り切りで勝ちました。照ノ富士は12勝3敗で去年の九州場所以来、3場所ぶり7回目の優勝を果たしました。

千秋楽を終えて 力士の談話
 
錦木は千秋楽で勝って幕内で2場所連続の勝ち越しを決め、「今場所は動き自体は悪くなかったがところどころ悪いところも出てしまった。ただ勝ち越したので良かったことにしましょう」と淡々と話していました。
 碧山は去年春場所以来のふた桁となる10勝目。「勝ち越せて良かった。両足に痛みがあり、少し疲れもたまっているのでケアをしながらまた来場所に向かいたい」とほっとしていました。
 翔猿は負け越したものの、2連勝で今場所を締め「最後の二番を勝てて良かった。辛抱して自分の相撲を取れば白星につなげられると分かった。上位に食いついていけるよう頑張ります」と次の場所を見据えていました。
 佐田の海は優勝争いトップの隆の勝に勝って幕内で自己最高の11勝目を挙げ「よく体が動いてくれた。相手が緊張していて自分の方が有利だなと思っていたので、思い切った相撲がとれた」と充実した様子で振り返りました。また、35歳にしてコンディションを維持する秘けつについて問われ「どういう風にしたら体が動きやすくなるかを日々考えている。いまが一番力が出ているし、まだまだいけると思う」とさらなる成長へ意欲を語りました。
 一方、敗れた隆の勝は「緊張したし、自分らしい相撲が取れなかったのが一番悔しい。落ち着いて前に出ることができたら良かったけれど、慌てて強引に出たところに悔い残る」と悔しさをにじませました。それでも最後まで優勝争いに絡んだ今場所を振り返り、「後半戦は精神的に削られたのでもうちょっと内面も強くしないといけない。ただ緊張しているなかでも自分らしい相撲が何番か取れたし、横綱大関にも勝てたので自信になった。稽古内容は間違っていなかったと思うしまた課題も出たので、来場所に向けて頑張りたい」と気持ちを新たにしていました。
 37歳の玉鷲は4連敗のあと3連勝で今場所を締め、「負けが続いて自分の相撲が取れなかったが、これが自分の実力。でも皆さんが応援に来てくれるので心を入れ替えて最後までやった」と胸を張りました。
 琴ノ若は自己最高位の前頭2枚目で臨んだ今場所を3連勝で締めて9勝目を挙げ、「欲を言えばふた桁勝ちたかったけれど、この地位でこの星が挙げられたのは自信になった。番付が上がっていくにつれて、相手の圧力も強くなる。そこに負けないように、自分の技をいろいろ磨いて来場所に向けて頑張りたい」とさらなる飛躍を誓いました。
 殊勲賞に選ばれた大栄翔は小結で11勝挙げた今場所を振り返り「11番勝てたことは本当にうれしいし、評価してもらえるのは自信になる」と喜びを語りました。来場所に向けては「先手先手で攻めたいのと、圧力と突きの威力を意識して稽古場で頑張りたい」と意気込んでいました。
 霧馬山は同じモンゴル出身の小結 豊昇龍に勝って二場所連続のふた桁勝利を挙げて「前から負けたくない気持ちでやっていた。落ち着いて勝てて良かった」と話していました。
 関脇 若隆景は関脇 阿炎に粘り勝って9勝目を挙げ「よく我慢できたなと思う」と話しました。また今場所を振り返って「前半は思うような相撲が取れなかったが徐々に上がってきた。前半からいい相撲を取れるようにしっかり稽古をしていきたい」と話していました。
 大関 貴景勝は正代と大関どうしの一番を制して千秋楽に勝ち越しを決め「きょうがラストなのでけがなく集中してやりきる気持ちだった」と振り返りました。そのうえで「悪いところは分かっているつもりなので、その課題に取り組んでいきたい」と来場所を見据えていました。
 結びの一番を制して優勝した横綱 照ノ富士は「きょうは優勝決定戦のことを考えてもしょうがないので、準備してきたことをすべて出す気持ちだった。今場所は最後まで取りきるという気持ちで毎日必死にやってきて結果的にはよかった」と安どしていました。    (NHK WEB NEWS 2022522 2108分)


 

ウェブニュースより
 大相撲夏場所14日目 照ノ富士と隆の勝が3敗守りトップに並ぶ ―― 大相撲夏場所は14日目、3敗でトップに並んでいた3人のうち横綱 照ノ富士と平幕の隆の勝が勝ち、同じ平幕の佐田の海は敗れました。3敗は照ノ富士と隆の勝の2人となって、22日、千秋楽を迎えます。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の水戸龍に荒篤山は水戸龍が寄り切りで勝ちました。

▽千代翔馬に翠富士は翠富士が下手投げで勝ち越し。千代翔馬は負け越しです。

▽輝に隠岐の海は隠岐の海が突き落としで勝ち越しました。
☆隠岐の海 内容はよくなかったが勝ててよかった。あと1番あるので最後、頑張りたいです。

▽妙義龍に琴勝峰は妙義龍がすくい投げ。琴勝峰は負け越しました。
★琴勝峰 相手がいい形になったのがよくなかった。自分がもっと起こしていかないといけなかった。もっと体を大きくして地力をつけていきたい。

▽千代大龍に志摩ノ海は千代大龍が押し出しで勝ち越しました。
☆千代大龍 僕らしい相撲だった。うれしい。(勝ち越しは6場所ぶりで)一言でもう、うれしいですよ。帰ってお世話になってる方全員に連絡して、やっと勝ち越せましたという一言を伝えたい。

▽豊山に宝富士は宝富士が寄り切り。豊山は負け越しです。
☆宝富士 いい相撲で勝てたのでよかった。勝つ時はいい相撲。負ける時は足が出なかったりもったいない相撲。修正していきたい。

▽琴恵光に東龍は琴恵光が寄り切り。

▽若元春に一山本は若元春がうっちゃり。
☆若元春 もろ手でくると思ったけど、思ったより低く来て意表を突かれた。(得意と逆の右四つ)右が全然だめ。突き押し相撲の相手にも右はどっこい。右に組んだ時点で今日は0点。
★一山本 上手取って差しにいけばよかったが、先に上手を取りにいってしまった。足が出た感覚はあったので。すり足ができていない自分が悪い。腰が下りていればうっちゃりも食らわなかったと思う。負けも勉強。来場所に生かしたい。

▽翔猿に王鵬は翔猿が突き出し。王鵬は負け越しました。

▽明生に遠藤は明生が押し倒しで勝ち越し。遠藤は負け越しです。

▽錦木に北勝富士は錦木が押し出し。
☆錦木 (連続出場回数で通算1000回を達成)周りから教えてもらっていたので知っていました。勝って1000回を迎えられて良かった。7勝7敗で千秋楽を迎えるのは良いほう。みんな疲れている中でも、しっかり明日は勝って勝ち越しを決めたい。
★北勝富士 しっかり当たれたが、その後の出足がなかった。前にという意識はあったが、足が止まってしまった。自分らしくなかったかなと思います。負けても元気のいい相撲をとり続けないといけない。

▽玉鷲に栃ノ心は玉鷲が送り出しで勝ち越しました。

▽隆の勝に霧馬山は隆の勝が突き落としで勝って3敗を守りました。
☆隆の勝 足を出して、昨日の相撲の反省を生かしていけたので良かった。(最後は相手が強引にきたところを見切った)とっさに体が動いてくれたので良かった。立ち合いで突き放して右を差して寄り切りたかったんですけど、(白星を挙げた時の心境は)本当に良かったという感じです。
★霧馬山 思い切りやったのでよかったと思います。1日一番しっかりとってきた。それがよかったと思います。(千秋楽)最後なんで思い切りいきたい。

▽照強に高安は高安が突き落とし。

▽碧山に豊昇龍は豊昇龍が送り出しで勝ち越しました。

▽大栄翔に佐田の海は大栄翔がはたき込みで勝って4敗を守りました。佐田の海は4敗に後退しました。
☆大栄翔 立ち合いが良かった。体がしっかり動いた。ひとまず2桁勝てたことはうれしいですね。(会場からの手拍子は)相手へのだったんであんまり気にせず、集中は変わりませんでしたね。明日で千秋楽。最後なのでしっかり勝って、良い相撲で終わりたい。
★佐田の海 ああやって動いてしまうのも自分の相撲なので何とも言えない。もっと下からいけばよかったとも思う。いつもと変わらない緊張感。いつも緊張しているんで。(優勝争いは)今日まで加わってこれたので、それはそれでいいんじゃないですかね。明日、最後勝って終わらないと気持ちよくないんで。自分らしく勝って、来場所につなげたい。

▽宇良に若隆景は宇良が左足首のけがで21日から休場し、若隆景が不戦勝で勝ち越しました。
▽阿炎に琴ノ若は琴ノ若が突き落としで勝ち越しました。
☆琴ノ若 (勝ち越しに)うれしいです。先に攻められたのでそこはよかった。(土俵際も)しっかり相手見えていた。残されても、そこからしっかり準備ができていた。自信にはなると思います。気持ちは変わらずなので、最後にしっかり出し切りたい。

▽大関 貴景勝に大関 御嶽海は貴景勝が押し出しで7勝目。御嶽海は負け越しで名古屋場所は角番になります。
☆貴景勝 もう集中してやろうと思っていました。初日から変わらず、やれていることだけ考えています。また明日も集中して頑張るだけです。

▽大関 正代に横綱 照ノ富士は照ノ富士が寄り切りで勝って3敗を守りました。
☆照ノ富士 落ち着いてとれたかなと思います。(優勝争い)1日一番集中してやってますから、気にしてもしょうがないんで。(復調は)積み重ねじゃないですか。

夏場所は14日目を終えて、3敗で照ノ富士、隆の勝がトップに並び、4敗で大栄翔と佐田の海が追う展開です。
隆の勝「とっさに体が動いてくれた」 照ノ富士「1日一番集中」
 
4場所ぶりの勝ち越しを決めた隠岐の海は「内容はあまりよくなかったが勝ててよかった。日によっていいときもあれば悪いときもあるという感じで、きょうみたいな相撲ではなく前に出る相撲を取りたい」と淡々と話していました。
 千代大龍は去年の夏場所以来、1年ぶりの勝ち越しに「ひと言でうれしい。応援してくれる人たちに僕ができるのは勝つことだけ、お世話になった全員に連絡してやっと勝ち越せましたと伝えたい」と喜びを語りました。
 先場所わずか1勝と苦しんだ明生は、4場所ぶりの勝ち越し。それでも「自分の相撲をもっと磨いて上位で取れるよう一生懸命、土俵に上がりたい」と話していました。
 今場所、金星を挙げるなど前半戦を盛り上げた玉鷲は2場所ぶりの勝ち越しに「もちろん、うれしい。あした一番あるので自分の相撲を取って締めたい」と笑顔を見せていました。
 優勝争いのトップに並ぶ隆の勝は3敗を守り、「きのうの相撲を反省して足を出していけたのはよかった。本当は相手を突き放し右を差して寄り切りたかったがうまくいかなかった。でもとっさに体が動いてくれた」と振り返りました。きのうの黒星からの気持ちの切り替えについては「知り合いの方々が気を遣ってくれて“自分の相撲を取れればいいんじゃないか”と言ってくれて、そのとおりだなと思い思い切っていけた」と話していました。
 初優勝がかかるあすの千秋楽に向けては「また気を引き締めて集中し、自分らしい相撲を取れれば」と気持ちを高めていました。
 佐田の海は4敗目を喫して優勝争いで一歩後退し、「ああやって動いてしまうのも自分の相撲なのでなんとも言えない。きょうまで優勝争いに加わってこれたのはそれはそれでいいこと。あした最後勝って終わらないと気持ちよくないので、勝って終わりたい」と気持ちを切り替えていました。
 一方、10勝目を挙げて優勝の可能性を残した大栄翔は「立ち合いがよかった。優勝争いは考えずにあしたもしっかり頑張りたい」と淡々と話していました。
 琴ノ若は3場所連続の勝ち越しで「先に攻められたのでそこがよかった。気持ちは変わらずにしっかり最後までできれば」と話していました。
 大関どうしの一番を制して千秋楽に勝ち越しの可能性を残した貴景勝は「初日から変わらずやりきることだけ考えている。あしたも集中してやっていきます」と言葉少なげでした。


一方、敗れた御嶽海は大関になって2場所目で初の負け越し。取組後、取材には応じませんでした。
 3敗を守り、隆の勝とともにトップに並ぶ横綱・照ノ富士は「落ち着いて取れた。1日一番集中してやっているから、優勝争いを気にしてもしょうがない」と淡々としていました。    (NHK WEB NEWS 2022521 2052分)


 

ウェブニュースより
 大相撲夏場所13日目 隆の勝が敗れ3敗に 3人が3敗で並ぶ ―― 大相撲夏場所は13日目、2敗で単独トップだった隆の勝が若隆景に敗れ、横綱 照ノ富士と隆の勝、佐田の海の3人が3敗で並びました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の英乃海に輝は英乃海が寄り切りで勝ちました。輝は負け越しです。

▽妙義龍に王鵬は王鵬が肩透かし。妙義龍は負け越しです。
☆王鵬 勝手に体が反応してくれて良かった。体調も良くて元気。最近相撲が悪いので、内容を大事にしていきたい。

▽翠富士に錦木は翠富士が肩透かし。

▽隠岐の海に荒篤山は隠岐の海が押し出し。

▽琴勝峰に明生は明生が寄り切り。

▽千代翔馬に照強は千代翔馬がはたき込みで勝ちました。

▽志摩ノ海に碧山は碧山が押し出し。
★志摩ノ海 ここ3日間、立ち合いからの流れが悪い。ここから修正したい。あと2日あるんで、しっかり頑張りたい。

▽豊山に琴恵光は豊山が突き落とし。琴恵光は負け越しました。
☆豊山 先場所は引いて負けた相手なんで、絶対引かないと思っていった。勝ててよかったです。(7敗で)後がないというのが土俵に出てよかったと思います。

▽東龍に若元春は若元春が寄り切りで勝ち越し。東龍は負け越しです。
☆若元春 相手は上手を引かれたら十分。結果的に二本差せたが、上手を引かせないように取れた。(3場所連続の勝ち越し)あまり考えていなかった。11日出せるものを出して、しがみついている。毎日必死。

▽千代大龍に玉鷲は玉鷲が押し出し。
☆玉鷲 (4連敗脱出)体の重さはなかったけど、気持ちが整っていなかった。今日の一番は大きい。

▽北勝富士に宝富士は北勝富士が押し出しで勝ちました。
☆北勝富士 もうちょっと当たりたかったが、下から攻められてよかった。あまりほめられた相撲ではないですけど。物言いついてもおかしくない相撲だったので、もっと土俵際厳しくいかなければと思いました。あと2番勝っても負けても新しい自分を見つけられるようにしたい。もっとしっかり当たる、足の運び。左にずれてしまう立ち合いが癖になっているので、一気に持っていく相撲を心がけたい。

▽翔猿に琴ノ若は琴ノ若が押し倒し。
☆琴ノ若 自分が受け身にならず前に攻めていければと気持ちを作ってきた。土俵際ギリギリであんまり良い位置じゃなかったけど、良い形で動けた。残りも良い相撲を取る。

▽霧馬山に栃ノ心は霧馬山が寄り切り。
☆霧馬山 狙った通り、前みつがとれたのでよかったと思います。流れでいい体勢になれた。中に入れたのがよかった。

▽高安に遠藤は遠藤が上手出し投げ。

▽一山本に大栄翔は大栄翔が引き落とし。
☆大栄翔 きょうも落ち着いて攻めれたんじゃないかと思います。(勝ち越しを決めた上での一番は)勝ち越してほっとしていたらダメだと思うんで、1日一番で集中してやりました。2桁勝利して終わりたいです。
★一山本 悔しいは悔しいが完璧に相手の相撲。今日は勉強と思って来場所につなげたい。(幕内)後半でとれるようになりたいと思っているので、この雰囲気を味わって来場所に向けて頑張りたい。

▽豊昇龍に佐田の海は佐田の海が寄り倒しで勝って3敗を守りました。
☆佐田の海 あそこは出るところだったんで、出れて良かったです。足の感覚がすごく良い。(2桁勝ち星は新入幕以来)何回かチャンスがあったんですけど、それができなくて。今場所は勝てて良かったです。(残り2日に向けて)自分らしい相撲を取って、勝ち負けも大事ですけど、それと同じくらい自分の相撲を取りたい。(父からは)相撲が良くなったなと言われますね。毎場所連絡くれます。

▽宇良に阿炎は阿炎が押し出し。宇良は4敗となりました。
☆阿炎 宇良関は何をするか分からない力士なので、しっかり見て自分の距離で戦おうと思って土俵に上がりました。初日から調子が悪くないですけど自分らしい相撲が出ていないところもあった。師匠にも「勝ち負けじゃなく思いっきりやりなさい」と言われたので、明日からも自分らしい相撲を取りたい。
★宇良 ちょっと分からないです。(左足を気にしていたが)気にしてないです。(優勝争いは)気にしていないので何もないです。

▽若隆景に隆の勝は若隆景が引き落とし。優勝争いトップだった隆の勝は3敗に後退しました。
☆若隆景 先に下から攻められたので、そこはよかったと思います。思い切って相撲をとろうと、それだけです。(残り2日へ)1日一番しっかり相撲をとりたいと思います。
★隆の勝 (立ち合いについて)全部あそこで決まりましたね、ダメです。きょうはなんか違う場所で戦っているという感じでした。昨夜は眠れたんですけど、今日場所に来てからめちゃめちゃ緊張して、堅くなっちゃった。「どうしよう、どうしよう」と思っちゃって、自分の相撲が取れなかった。昨日みたいな相撲が取れれば勝てる。(負けたとはいえトップを走ることについて)きょうは思いっきり意識しちゃったんですけど、あんまり意識しないように自分だけの相撲を意識したい。

▽大関 御嶽海に大関 正代は御嶽海が寄り切りで勝ちました。正代は負け越しです。
八角理事長 7敗同士の大関戦実現に落胆「負けた方が負け越し。寂しいよね」

▽横綱 照ノ富士に大関 貴景勝は照ノ富士が寄り倒しで勝って3敗を守りました。貴景勝は7敗目です。
☆照ノ富士 (立ち合いは)圧力を前にかけて落ち着いてさばいていこうと思いました。最初の方はしっくりこなかった。徐々に感覚は戻ってきてるかなと思う。(優勝争い)落ち着いてしっかりと締めたいと思います。
★貴景勝 (立ち合いで仕留めたかったが)そんな簡単にいかないと思っていましたけど、負けたというだけですね。また明日頑張ります。

 夏場所は13日目を終えて、3敗で照ノ富士、隆の勝、佐田の海の3人が並び、4敗で4人が追う展開です。
碧山が9勝目 去年の春場所以来のふた桁勝利かかる
 
35歳の碧山は20日、志摩ノ海に勝って9勝目を挙げ、21日以降、去年の春場所以来のふた桁勝利がかかります。碧山は「休まずに前に出られたのでよかった。あと2日間、こういう相撲が取れれば結果もついてくると思う」と冷静に答えていました。
 若元春は新入幕から3場所連続での勝ち越しを決めましたが「それはあまり考えていなかった。11日出せるものを出して、しがみついている感じなので」と話していました。
 玉鷲は千代大龍に勝って連敗を4で止め「体の悪さはなかったが、気持ちが整っていなかった。どちらかと言えば苦手な相手だったので、きょうは大きい白星だ」と明るく話していました。
 霧馬山は栃ノ心に勝って「ねらったとおり前みつを取れたのでよかった。流れでいい体勢になれた」と振り返りました。
 21日は優勝争いでトップに並ぶ隆の勝との一番が組まれ「いつもどおりの気持ちでやる。自分の相撲を取れるように頑張りたい」と話していました。
 小結 大栄翔は今場所好調の一山本に勝って9勝目を挙げ「きょうも落ち着いて攻められた。勝ち越してほっとしたらだめだと思うので、もちろんふた桁勝利をして終わりたい」と残り2日に向け、気合いを入れました。
 対する一山本は「悔しいのはもちろんだが、完璧な相手の相撲でどうしようもない。勉強だと思って来場所につなげられれば」と20日の負けを受け止めていました。
 佐田の海は小結 豊昇龍を破り、新入幕だった平成26年夏場所以来、8年ぶりとなる10勝目を挙げました。佐田の海は「何回かチャンスはあったが、ことごとく勝てなかったので、今場所勝ててよかった。足の感覚がすごくいいので、足が動いてくれていると思う。あと二番、勝ち負けも大事だが、自分らしい相撲を取りたい」と意気込んでいました。
 関脇 阿炎は3敗で好調の宇良を退けて勝ち越しまであと1勝とし「何をするか分からない力士なのでしっかり見て自分の距離で戦うことを意識した」と振り返りました。
 一方の宇良は、優勝争いから後退しましたが、残り2番に向けての思いについて「なにもないです」と、これまでと変わらずひょうひょうと話していました。
 ここまで単独トップだった隆の勝は関脇 若隆景に敗れ、3敗となりましたが「自分の相撲を取れなかった。きのうみたいな相撲を取れれば。きょうの反省を生かして自分の相撲を意識したい」と話していました。
 勝った若隆景は「思い切って相撲を取ろうと思っていた。先に下から攻められたので、そこがよかった。一日一番しっかり相撲を取りたい」と冷静でした。
 横綱 照ノ富士は大関 貴景勝の当たりやその後の仕掛けにも冷静に対応して3敗を守り「圧力を前にかけて落ち着いてさばいていこうと思っていた。最初はしっくり来なかったが、徐々に感覚は戻ってきている」と落ち着いて答えていました。
 一方、敗れた貴景勝は「簡単にはいかないと思っていた。負けたというだけだ。またあしたから頑張りたい」と淡々と答えていました。    (NHK WEB NEWS 2022520 2041分)


 

ウェブニュースより
 大相撲夏場所12日目 隆の勝 単独トップの2敗を守る ―― 大相撲夏場所は12日目、2敗でトップに立つ隆の勝は、一山本に勝って2敗を守りました。
中入り後の勝敗
▽十両の竜電に王鵬は、竜電が押し出しで勝ちました。

▽輝に千代大龍は、輝が押し倒し。
☆輝 今日は落ち着いて立ち合い当たれた。変に力まずに(相手の変化に)対応できた。

▽東龍に碧山は、碧山が突き出しで勝ち越しを決めました。
☆碧山 落ち着いて自分の相撲がとれてよかった。あまり余計なことを考えず相撲に集中してきた。

▽千代翔馬に明生は、明生が寄り切り。
☆明生 頭つけて相撲をとれました。明日の相撲にまた集中してやっていきたい。終わるまで気を引き締めて土俵に上がりたい。

▽豊山に隠岐の海は、隠岐の海が押し出し。

▽翠富士に琴勝峰は、琴勝峰が寄り倒しで勝ちました。
☆琴勝峰 立ち合い、右入って。その後もあせることなく攻めることができた。連敗止められたのはよかったが、変わらず1日一番でいきたいと思います。

▽栃ノ心に妙義龍は、栃ノ心が寄り切りで勝ち越しを決めました。
☆栃ノ心 (勝ち越しは)良かった。気持ちいい。あと3日あるので、そこで1つ、2つ勝てればいいと思っている。できればね。

▽佐田の海に志摩ノ海は、佐田の海が押し出しで3敗を守りました。
☆佐田の海 先手を取れて、足も前に出ていた。先手を取って攻め込みたいと思っていた。(師匠の境川親方がNHKの解説で相撲内容を評価)師匠に褒めてもらうのが一番うれしいので勝てて良かった。

▽照強に荒篤山は、荒篤山が突き倒し。照強は負け越しました。
☆荒篤山 中に入られたら勝てない。中に入られないようにいきました。

▽琴恵光に錦木は、錦木が上手投げ。
☆錦木 落ち着いて相撲がとれたと思います。四つになれたので、自分から攻められたのもよかった。とりあえず五分に戻った。最低でも2番勝って勝ち越したいと思います。

▽隆の勝に一山本は、隆の勝が押し出しで勝って、単独トップの2敗です。一山本は4敗に後退しました。
☆隆の勝 突き放していく相手だったので、立ち合いから先手を取って自分からいこうと思いました。(10勝目を挙げたが)先場所負けている分、勝たないといけない。周りの声は気にせず、マイペースにやれています。

▽遠藤に北勝富士は、遠藤が送り出し。

▽若元春に霧馬山は、若元春が寄り切り。霧馬山は4敗です。

▽宝富士に高安は、高安が突き落とし。
☆高安 我慢できました。内容はあれですけど、勝ちにこだわってやりました。来場所に向けてベストを尽くせたと思う。

▽琴ノ若に豊昇龍は、豊昇龍が押し出し。
☆豊昇龍 自分を信じて頑張っていきました。攻めようという気持ちだけ。1日一番を大事にいきます。(自信は)自信になるが、相撲のことしか考えていないんで。

▽大栄翔に玉鷲は、大栄翔が引き落としで勝って勝ち越しを決めました。

▽大関 正代に翔猿は、取り直しの末、正代が押し出し。
☆正代 相手の立ち合いに焦ってしまったのが良くなかった。(取り直しの一番は)2番連続で変化気味の立ち合いはないかなと思って思いっきりいかせてもらった。土俵際でなんとか組みとめることができたけど、足元に余裕を作ったほうが良かった。(3大関の成績にファンは物足りなさを感じると受けることに)今場所はそういう場所なのかなと思っていますが、あまり悩まずにできたらなと思います。

▽阿炎に大関 御嶽海は、阿炎が押し出し。御嶽海は7敗目です。
☆阿炎 しっかり当たれたし、引きにも対応できた。すごく集中して取れた一番でした。(大関御嶽海に白星は)自信につなげる。勝ち負けよりも挑んで自分が取れたことが良かった。明日からも一番、一番、自分の相撲を集中して出し切ればいいかなと思います。

▽大関 貴景勝に宇良は、宇良が突き落としで勝って3敗を守りました。貴景勝は6敗目です。
☆宇良 (大関に)勝ててよかったです。自分は何も考えていないんで。(優勝争いの)現実味はないです。

▽若隆景に横綱 照ノ富士は、照ノ富士がきめ出しで勝って3敗を守りました。若隆景は6敗目です。
☆照ノ富士 (立ち合いは)落ち着いて正面においていこうと思っただけで。落ち着いてとれたかなと思います。体の判断に任せていた感じ。(先場所の優勝力士だが)変わることなく落ち着いていくことだけ。自分のことだけで精いっぱいなので。

★若隆景 (横綱との対戦だったが)いつも変わらず下からという意識でいった。最後つかまってしまったの。まだ3日あるので、しっかり相撲を取りたい。
 夏場所は12日目を終えて、隆の勝が2敗でトップを守り、3敗で照ノ富士、宇良、佐田の海の3人が追う展開です。
幕内での900回目の出場 碧山「勝ててよかった」
 
力強い突き出しで勝ち越しを決めた35歳の碧山は「悩まずに前に出ようと思っていた。自分の相撲になったからよかった」と振り返りました。また、19日で幕内での900回目の出場となり「知らなかったが、勝ててよかった。いつまでできるかは分からないが、稽古も場所も頑張りたい」と意気込んでいました。
 碧山と同じ春日野部屋の34歳の栃ノ心も勝ち越しを決め「うれしいですね。体は痛んでいるところが多いが、気持ち的には、まだやれるかなと思っている」と充実の表情でした。
 35歳の佐田の海は3敗を守り「先手を取れて、足もよく出てくれた。今場所は勝っている相撲は、前に出て攻めることができている」と自分の相撲を振り返りました。
 そして「元気がよい相撲が取れればいいと思う。勝ち負けも大事だが、内容も大事にして相撲を取りたい」と話していました。
 2敗で単独トップの隆の勝は、3敗で追う一山本に勝ち、ただ1人白星をふた桁に乗せました。
 隆の勝は「突き放してくる相手なので、先手で自分からという気持ちだった。先場所から出足が課題だったが、今場所は改善されているのでよかった」と話しました。また、2敗で単独トップとなっていることについて「周りに言われて『トップなんだ』という感じだが、自分の相撲に集中できているから、この結果なのだと思う」と冷静に答えていました。
 若元春は、3敗の霧馬山を相手に2分近い長い相撲を制して7勝目を挙げ「あまり長い相撲は取らないが、きつくはなかった。投げたり、足をかけてきたり、いろいろとある相手なので、落ち着いて取ろうと思っていた」と振り返っていました。
 小結 豊昇龍は、琴ノ若を退け「なるべく組まないように攻めようと思った。集中して頑張れた」と明るく振り返りました。これで勝ち越しまで残り1勝としましたが「あと一番とは考えずに一日一番を大事にしたい」と落ち着いていました。
 小結 大栄翔は、ベテラン、玉鷲に勝って勝ち越しを決め「体も動いているし、自分の相撲が取れている。ここでほっとしていられないので、3日間全部勝って終わりたい」と気を引き締めました。また、19日が通算出場800回目の一番で「日頃の稽古が一番、基礎もやらないと、けがが多くなると思う。稽古場からしっかりできているからこそ、休場なくできているのかな」と話していました。
 7敗の大関 正代は、取り直しの一番で勝ち「あとがないし、思い切り一番一番取れたらいいと思っている」と話していました。
 関脇 阿炎は、大関 御嶽海を破って「しっかり当たれたし、引きにも対応できた。すごく集中して取れた一番だったと思う。勝ち負けよりも、自分の相撲で挑んで取れたのが大きい」と手応えを感じていました。
 3敗の宇良は、大関 貴景勝に攻め込まれながらも逆転で勝ち「勝ててよかった」と落ち着いた口調で話しました。また、優勝争いについては「トップではないし、なにもない」と話していました。
 3敗の横綱 照ノ富士は、関脇 若隆景を「きめ出し」で退け、「落ち着いて正面に置いていこうと思っていただけ。体の判断に任せた」と冷静に話していました。
 一方、若隆景は「いつもと変わらず下からの意識だったが、最後、捕まってしまった。残り3日あるので、しっかり相撲を取りたい」と前を向きました。    (NHK WEB NEWS 2022519 2044分)


 

ウェブニュースより
 大相撲夏場所11日目 平幕 隆の勝 2敗守り優勝争い単独トップに ―― 大相撲夏場所は11日目、平幕の隆の勝が豊昇龍に勝って、ただ12敗を守り、優勝争いの単独トップに立ちました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の水戸龍に豊山は、豊山が押し出しで勝ちました。

▽荒篤山に千代翔馬は、千代翔馬が寄り切り。

▽明生に錦木は、錦木が寄り倒し。

▽隠岐の海に翠富士は、隠岐の海がきめ出し。

▽東龍に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切り。
★東龍 (幕内100回目出場)ま、頑張ります。まだ4日あるんで。

▽琴勝峰に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
★琴勝峰 立ち合い、右の前みつがほしかったが…。今日は今日で明日からまたしっかりいきたい。
☆千代大龍 迷いなんて一つもない。自分の相撲を取ることだけしか考えていない。

▽妙義龍に照強は、照強が寄り切り。

▽志摩ノ海に一山本は、志摩ノ海が押し倒し。一山本は3敗目を喫しました。
☆志摩ノ海 立ち合い浮かされたんで。やばいと思ったが、向こうが勝手に崩れていたんで、不思議な感じでした。(連勝が続いているが)体調も気分も安定してます。
★一山本 せっかく今場所は前に出ていたのに、中途半端に引いてまわしを取りにいったら転びました。相手を見て突っ張れれば良かった。(勝ち越しを決めて)1日一番と思ったが、ちょっと集中力が足りなかった。目の前の一番取れないやつが、優勝とかにならない。1日一番しっかり相撲が取れればいい。

▽王鵬に琴恵光は、琴恵光がすくい投げ。
★王鵬 最後無理にいってしまった。先に攻められたらまずいかと。相手のことをちゃんと見られていなかった。腰を下ろして、しっかり自分の形でいけばよかったと思います。

▽宝富士に輝は、宝富士が突き落とし。
☆宝富士 気合入れて頑張りました。負け越してからが大事だと思う。あと4日、頑張ってとりたい。

▽佐田の海に若元春は、佐田の海が寄り倒しで3敗を守って、勝ち越しを決めました。
☆佐田の海 (NHKのインタビュー室は)久々ですね。早く勝ち越すことができてよかった。体の調子はいいです。35歳だからと衰えることなく日々の積み重ね。自分らしい相撲をとっていきたい。

▽宇良に碧山は、宇良が寄り切りで勝って勝ち越し。
☆宇良 自分でもここまで頑張れると思っていなかったのでうれしいです。これからです。(優勝争いだが)頑張ります。

▽霧馬山に翔猿は、霧馬山が寄り切りで勝ち、5日目から7連勝で勝ち越しを決めました。
☆霧馬山 いつも負けている相手。勝ててよかったです。(7連勝)よかったと思います。
★翔猿 攻めていけなかった。見ていっちゃいましたね。連敗を止めたい。明日は大関戦なので、本当に頑張ります。

▽高安に北勝富士は、高安がはたき込み。北勝富士は負け越しが決まりました。
☆高安 (負け越した後に)1つ勝てた。残り4日も勝ちにいきたい。(今場所は)稽古不足ですね。来場所につながるよう、内容のいい相撲をとっていきたい。持てる力を全部出していきたい。

▽琴ノ若に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
☆大栄翔 きょうは本当に自分でもよく我慢できた。差し身もうまいし、動きもうまいんで、しっかり我慢した。とりあえず勝ち越しまで残り1番なので、気合をいれて頑張ります。

▽豊昇龍に隆の勝は、隆の勝が寄り倒しで勝って、4日目から8連勝で9勝目を挙げ、ただ12敗を守りました。

▽大関 御嶽海に若隆景は、若隆景が寄り切り。

▽遠藤に大関 貴景勝は、貴景勝が突き出し。

▽玉鷲に大関 正代は、正代が突き落とし。

▽横綱 照ノ富士に阿炎は、照ノ富士が押し出しで勝って3敗を守りました。
☆照ノ富士 久しぶりに何か立ち合い当たった感覚でした。今日みたいな当たりができればと思う。いつもと変わらずにやっている。(勝ち越し)まだ4日あるんでね。しっかり落ち着いて頑張っていきたい。
  
 (NHK WEB NEWS 2022518 1858分)


 

ウェブニュースより
 大相撲夏場所10日目 平幕の隆の勝と一山本 2敗守りトップ ―― 大相撲夏場所は10日目、2敗でトップに並んでいた平幕4人のうち、隆の勝と一山本が勝って2敗を守りました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の剣翔に東龍は、剣翔が寄り切りで勝ちました。
★東龍 もろ差しでいきたかった。逆に入られてしまった。思い切り当たっていくしかないんで。

▽荒篤山に妙義龍は、妙義龍が押し出し。

▽翠富士に碧山は、翠富士が肩透かし。碧山は3敗に後退しました。

▽千代翔馬に輝は、輝が押し出し。
☆輝 しっかり落ち着いて、もう少し前に足を出したかったがとりたい相撲はとれたと思います。(残り)集中して頑張りたい。

▽一山本に琴勝峰は、一山本が突き出しで勝って8勝目。勝ち越しを決めました。
★琴勝峰 立ち合いから全然、相手に踏み込まれてしまった。もっとしっかり、集中して当たっていきたいです。

▽栃ノ心に佐田の海は、栃ノ心が寄り切り。佐田の海は3敗目です。
☆栃ノ心 相手は攻めが速いけど何とか耐えました。気持ちは焦っていたけど(笑い)何とか勝てて良かった。(物言いは)投げに行ったときマゲをつかんだのかな? と思っていました。

▽豊山に志摩ノ海は、志摩ノ海が上手投げ。
☆志摩ノ海 しっかり下から下から我慢の相撲がとれたらと思っていました。(3連勝)何も考えず、明日の一番に集中したい。疲れはそんなに。体も動いてきている。11日に集中していきたい。
★豊山 引いて負けたわけではない。明日につながる相撲で後悔はありません。(熱戦に)これだけ星が悪くても取れているから、明日頑張ろうという気持ちになれた。明日から全部勝てば帳消しになります。

▽照強に明生は、照強がはたき込み。

▽王鵬に宝富士は、王鵬が押し出し。
☆王鵬 しっかり当たれて手も足も出て良かった。調子は良いので、しっかり体を動かしてやっていけば大丈夫かなと思う。(後半戦も)しっかり、いい相撲を取っていきます。

▽琴恵光に千代大龍は、千代大龍が押し出しで勝ちました。
☆千代大龍 立ち合いは100点だったが、そこから情けないヘッドスライディングみたいな。自分が負けたかなと思った。土俵下で砂を払いながら、そわそわしましたよ。内容は内容だが、白(=白星)は白なんでよかったです。

▽錦木に宇良は、宇良が肩透かし。
☆宇良 (肩すかしはとっさか)分からないですね。(星は)関係ないですよね。1日一番ですし、終わった相撲なんで。元気な相撲をとっていきたいですね。
★錦木 (対戦相手の宇良は)最初から潜ってくることもあると思っていたので、(決まり手の肩透かしは)あるかもしれないと思っていたけど、体が反応できなかった。(黒星先行だが)これからは白星を増やして、とりあえず星を五分にしたい。

▽若元春に隠岐の海は、若元春が寄り切り。
☆若元春 (対戦した隠岐の海とは)相四つでした。左四つ組むだろうなと思って、先に上手を取ろうとした。きっちりいけましたが、理想の取り方ではない。理想の左四つに近づけていきたいです。(白星が先行したが)星数はあんまり気にしていないので、(対戦する)一人、一人に集中するだけですね。

▽隆の勝に遠藤は、隆の勝が押し出しで勝って2敗を守り、勝ち越しを決めました。
☆隆の勝 (10日目で勝ち越しを決めたことについて)早目に勝ち越しをしたら、気持ち的にも楽になる。もっと明日からいける。(2敗を守ってトップタイに立つが)不思議とあんまりそんな意識はなくて、いつも通り自分の相撲にだけ集中できている。土俵に上がっても多少緊張はありますけど、周りが見えてるくらいの集中ができている。

▽琴ノ若に玉鷲は、琴ノ若が突き落とし。

▽大栄翔に高安は、大栄翔が突き落とし。高安は負け越しです。
☆大栄翔 (今日の取組は)反省しかないですね。(きわどい展開で)自分は全く分からなかったんですけど、相撲内容はダメ。納得してはいないけど、(白星を)プラスにとらえてやっていきたい。

▽阿炎に霧馬山は、霧馬山がはたき込み。
☆霧馬山 よく体が動いてよかったと思います。立ち合いは考え通りにいかなかったけど、流れでよかったと思う。いつも通り、1日一番に集中したい。

▽大関 貴景勝に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士 当たり負けしないように。勝っても負けても前に出る強い気持ちを持っていった。いい相撲がとれたと思います。これから自分の新しい相撲を見いだせるように磨いていきたい。

▽大関 正代に若隆景は、若隆景が寄り切りで勝ちました。正代は7敗となりました。
☆若隆景 下から攻められたかと思います。あと5日思い切って相撲をとりたい。
★正代 (対戦した若隆景は)やりづらいという部分はあった。相手のペースで相撲を取られたのが良くなかった。なんとか残って自分の形でいこうと思ったんですけど…。今まで思ったような相撲が取れてなくて考えたりしていましたが、(勝ち越しまで)後がない。(課題は)立ち合いもそうですけど、2歩目、3歩目が思ったより出ていない。そこが出れば余裕がでると思うんですけど、押し込めてない。周りの声に関してはほとんど耳に入れないようにして、へんに考えることなく思いっきりいけたら良いなと思います。

▽翔猿に大関 御嶽海は、御嶽海がすくい投げ。

▽豊昇龍に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が寄り倒しで勝って73敗としました。
☆照ノ富士 ま、特別何かあるわけでもないんで、落ち着いてまわし引いていこうと思った。まだ立ち合いの感覚しっくりこないのが引っかかっているが、あと5日間で何とかしたいと思っています。

 大相撲夏場所は、10日目を終えて、平幕の隆の勝と一山本の2人が2敗でトップに並び、3敗で照ノ富士など5人が続いています。
隆の勝「周りが見えている」 一山本「迷ったら当たって前に」
 
一山本は幕内で初めてとなる10日目での勝ち越しを決め「7勝7敗からしか勝ち越したことがなかったので、ちょっと緊張したけれど、よかった。いろいろ考えたが、迷ったら当たって前にと師匠に言われていた。そのように取れてよかった」と笑顔を見せました。また、2敗でトップに並んでいることを聞かれると「全然考えてない。その日の一番頑張れれば」と冷静に話していました。
 佐田の海は栃ノ心に敗れて3敗目を喫しましたが「相撲にもなったし、勝負どころも間違っていない。戦って負けたので、切り替えて、またあした頑張りたい」と落ち着いていました。
 6勝目をあげた千代大龍は、立ち合いから前に出て一気に押し込むも、物言いがついた一番を振り返り「立ち合いは100点だが、そこからヘッドスライディングのような感じになって、正直負けたと思った。土俵下ではそわそわしていた。ただ、立ち合いはいちばんよかったと思う。きょうのような立ち合いを続けていきたい」とほっとした様子でした。
 隆の勝は4日目から7連勝で勝ち越しを決め「内容的にもそんなに悪い相撲を取っていない。よい調子でいけてる」と納得の様子でした。そのうえで、2敗でトップに並んでいることについて「不思議とそんなに意識していない。いつもどおりというか、自分のことに集中できている。土俵に上がっても緊張はあるけれど、周りが見えている。あまり意識せず一日一番という気持ちで自分らしい相撲を取りたい」と話していました。
 小結 大栄翔は高安に勝って6勝目を挙げるも「残れてよかったが、相撲はだめだった。もっと集中しないとだめ。納得はできないけれど、白星はプラスに考えてやっていきたい」と内容に反省していました。
 霧馬山は関脇 阿炎に勝って7勝目を挙げ「危なかったが、よく体が動いてよかった。まずは勝ち越し。いつもどおり一日一番集中していきたい」と気を引き締めていました。
 北勝富士は、立ち合い踏み込んで一気に前に出る相撲で大関 貴景勝を破って3勝目を挙げ「いい相撲が取れてよかった。自分の新しい相撲を見いだせた気がするので、しっかり磨いていきたい」と充実した様子でした。
 関脇 若隆景は大関 正代に勝って「しっかり下から攻められたかなと思う。あと5日、思い切って相撲を取りたい」といつもどおり淡々でした。
 敗れた正代は「立ち合いからの2歩目、3歩目が思ったように出ない。そこが出ると余裕があるが、押し込めていない」と悔しさをにじませました。
 横綱 照ノ富士は小結 豊昇龍を退け7勝目を挙げ「落ち着いてまわしを引こうと思っていた。まだ立ち合いの感覚がしっくりこないことが引っかかっているが、あと5日間しっかり終わらせたい」と話していました。    (NHK WEB NEWS 2022517 1924分)


 

ウェブニュースより
 大相撲 夏場所9日目 横綱 照ノ富士 翔猿に勝ち3敗にとどまる ―― 大相撲夏場所は9日目。横綱 照ノ富士は平幕の翔猿に勝って3敗に踏みとどまり、星の差1つの2敗で平幕の4人が先頭に立っています。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の千代の国に翠富士は翠富士がすくい投げで勝ちました。

▽王鵬に荒篤山は王鵬が突き出し。荒篤山は負け越しが決まりました。
王鵬 よかったと思います。今日は力が伝わって、落ち着いていけました。(要因は)いい相撲をとろうと思っていきました。調子自体はいいので、いい相撲をとろうという気持ちがそこに乗ってくれたと思います。

▽千代大龍に明生は明生が寄り倒し。
明生 (3連勝で星を五分にしたことについて)しっかり前に出る気持ちで、精いっぱいに相撲を取ろうと土俵に上がっています。(後半戦に向けて)1日、1日考えてやっています。

▽輝に佐田の海は佐田の海が押し出しで7勝目。2敗を守りました。
佐田の海 一気に持っていかれることなく、動きの中でも自分の相撲が取れています。相手の動きに合わせるほど余裕はないですけど、体は良い反応。(一山本に敗れた昨日は)終わったことは引きずっていてもしょうがないです。負けは負けとして、反省しています。(あと1勝で勝ち越しについては)1番、1番やっていきます。

▽一山本に千代翔馬は一山本が突き出しで勝って72敗としました。
一山本 たぐられそうになったが、我慢して前に出ることができたのでよかったと思います。

▽琴勝峰に東龍は東龍がはたき込み。
琴勝峰 攻め急いでしまった。体も技術も足りていなかった。

▽豊山に照強は豊山が送り出し。
豊山 立ち合い、相手の動きを見ながら動けた。その後の流れにつなげることができた。左からおっつけるイメージ。それがはまったと思う。

▽志摩ノ海に妙義龍は志摩ノ海が突き落とし。
志摩ノ海 下から下から我慢できたのがよかった。体は少しずつ動いている。継続していきたい。

▽碧山に琴恵光は碧山が小手投げで勝って7勝目。
碧山 あまり変なこと考えずに前に出ようと思っていたのでよかったです。(組み止められたが)大丈夫だったと思いました。(2敗でトップ)勝ててよかったが、まだまだこれからです。(優勝に)届くことできなかった。相撲だけに集中したいです。

▽宝富士に錦木は宝富士が寄り切りで勝って今場所の初白星を挙げました。
宝富士 (8連敗でストップ)ホッとしました。左四つに絶対になるという気持ちで。しっかり考えて出ることができてよかった。(連敗中は)気持ちで負けないように。強い気持ちでいったが、なかなか勝てずくじけそうになったが、負け越して逆に開き直って思い切っていけたのがよかった。過去に11連敗もあります。あまり味わいたくないが、経験はあります。

▽栃ノ心に若元春は栃ノ心が浴びせ倒し。
栃ノ心 よかったですね。(右)下手入ったんで巻き返されないように脇を固め、前まわしも取れたんで。1日一番集中してやりたい。それだけですね。疲れるのも慣れてます。

▽宇良に隠岐の海は宇良が押し出し。

▽遠藤に玉鷲は遠藤が押し出し。玉鷲は3敗に後退しました。

▽北勝富士に琴ノ若は琴ノ若が突き落とし。
琴ノ若 (きわどい一番だったが、足が残っている感覚は)正直分からなかった。そもそもあの内容は流れが良くなかったですし、勝ち負けが大事ですけど、もっと攻めていかないと。

▽霧馬山に大栄翔は霧馬山が押し出し。
霧馬山 よく相手見て攻められたと思います。(5連勝だが)1日一番しっかり。(優勝争いは)そういうのは考えずにいきたい。

▽豊昇龍に高安は豊昇龍がとったり。
豊昇龍 思い切り気合いれて頑張りましょうという気持ちでいきました。集中していたから、(最後のとったりも)できたと思う。1日一番という気持ちで。(優勝争いは)気にしていない。

▽阿炎に大関 正代は正代が押し出し。
正代 立ち合いも一歩踏み込んで、腰も決まっていたんじゃないかと思います。土俵際ではたきもあると思っていたんで、あまり突っ込みすぎないことを頭に入れていました。立ち合いが良くなってきていると思うので、この調子でいきたい。(感覚は)まだかみあわない相撲が目立ったりしているので、戻していきたい。

▽大関・御嶽海に隆の勝は隆の勝が寄り切りで勝って72敗としました。

▽若隆景に大関 貴景勝は若隆景がはたき込み。
若隆景 下から(攻める)という意識だけでした。しっかり足を出していこうと思いました。(大関戦の意識は)1日一番しっかり相撲をとろうと思っています。まだまだ場所は長いんで、しっかり明日に向けて準備していきたい。

▽横綱 照ノ富士に翔猿は照ノ富士がきめ出しで勝ちました。

 大相撲夏場所は9日目を終えて2敗で平幕の隆の勝と碧山、佐田の海、一山本の4人が先頭に立っています。
力士の談話
 
35歳の佐田の海は、16日に7勝目を挙げ好調を維持していて「年齢を重ねても衰えを感じていることはなく、20年間積み重ねてきている」と充実した様子で答えていました。
 一山本は、千代翔馬に勝って7勝目を挙げ「たぐられそうになったが、我慢して前に出られてよかった」と振り返りました。
 17日は勝ち越しがかかりますが「7勝してから勝てないこともあったので、少しでも早く勝ち越しを決めたい」と気合いを入れ直していました。
 新潟県出身の豊山は、サッカーJ2の「アルビレックス新潟」のマークが入ったオレンジ色の浴衣を着て取材に臨み「ふだんは派手な色は着ないが、この浴衣は別で、気持ちが明るくなる」と答えていました。
 碧山は、琴恵光に勝って7勝目を挙げ「あまり変なことを考えず、とりあえず前に出ようと思っていた。勝ってよかったが、ここからまだまだ」と気を引き締めていました。
 宝富士は、9日目でようやく1勝目を挙げ「やっぱりほっとした。なかなか勝てなくて、くじけそうにもなったが負け越して開き直って、思い切っていけたのがよかったのではないか」と話していました。
 霧馬山は、3敗で並ぶ小結 大栄翔を破り「相手を見て、前に攻められた。一日一番大事にしたい」と落ち着いて答えていました。
 小結 豊昇龍は、高安を「とったり」で退け「思い切り気合いを入れて頑張ろうという気持ちだった。よく集中できていたので反応できた」と振り返っていました。
 隆の勝は、大関 御嶽海を一気に寄り切り7勝目を挙げ「自信を持って前に前にいこうと思っていた。立ち合いは考えたが、ほかは体が自然と動いてくれた」と満足げに話していました。
 また、混戦もようの今場所について「意識すると固くなるので一日一番、自分の相撲だけに集中していく」と話しました。


大関 正代は、関脇 阿炎に勝って3勝目を挙げましたが「まだ、かみ合わない相撲が目立っているので、なるべくなくしたい」と冷静に振り返りました。
 関脇 若隆景は、大関 貴景勝を破り、連敗を2で止めました。
 若隆景は「まだまだ場所も長いので、あすに向けて集中して、しっかり自分の相撲をとっていきたい」と淡々と答えていました。
 横綱 照ノ富士は、翔猿を豪快な「きめ出し」で退け、連敗を免れましたが、取材には応じずに国技館をあとにしました。
 一方、敗れた翔猿は「相手の形になってしまった。もっと前に攻めて焦らせるようにしていきたい」と反省していました。    (NHK WEB NEWS 2022516 2034分)


 

ウェブニュースより
 大相撲 横綱 照ノ富士が3敗目 夏場所8日目 ―― 大相撲夏場所は中日8日目。横綱 照ノ富士は平幕の隆の勝に敗れて3敗目を喫しました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の英乃海に荒篤山は、荒篤山が突き出しで勝ちました。
☆荒篤山 長かったですね、初日出るの。勝てないのはしょうがない。1日一番だけ考えてました。開き直るしかないんで、7連敗で落ちてもいいやと。前に出られたのでよかったです。

▽東龍に千代大龍は、千代大龍が押し倒し。
☆千代大龍 当たれていい流れができました。(5連勝)最初の3日間何だったんですかね。でも、その3日間があったから、負けても前に出ようという思いになれた。何連勝できるのか。いけるところまでいってみたいです。

▽明生に翠富士は、翠富士につき手があって明生が勝ちました。
★翠富士 がっつりすべっちゃいましたね。立ち合いからの流れは完璧ぐらいであとは押していくだけだと思っていたんですが…。後半は全部勝つぐらいの気持ちで臨みます。

▽豊山に妙義龍は、豊山が送り出し。

▽佐田の海に一山本は、一山本がはたき込み。佐田の海は2敗となりました。
☆一山本 僕もいまいち分かっていなくて。最後どうなったか分かっていないです。連敗でズルズルいくタイプなんで止められたのはよかった。ここから1番でも積み重ねられたらと思います。

▽錦木に輝は、錦木がはたき込みで勝ちました。

▽王鵬に琴勝峰は、琴勝峰が押し出し。

▽照強に志摩ノ海は、志摩ノ海が押し出し。

▽千代翔馬に宝富士は、千代翔馬が寄り切り。宝富士は8連敗で負け越しとなりました。

▽琴恵光に隠岐の海は、隠岐の海が寄り倒し。

▽栃ノ心に宇良は、宇良が肩透かしで勝ちました。
☆宇良 (狙いは)分からないです。(後半戦へは)頑張りたいです。(沖縄の本土復帰50年)ニュースは確認していたが意識は。元気な相撲をとって、活気づけられたら私はうれしいですね。

▽若元春に碧山は、若元春が押し出し。碧山は連敗で2敗となりました。
☆若元春 (対戦した碧山は)大きい相手だったので、前に、前に出るという意識しかなかった。足が出てから、おっつけも効きましたね。(後半戦に向けて)全体通して前に攻める相撲が多いので、良い感じ。

▽玉鷲に翔猿は、玉鷲が押し出し。

▽北勝富士に霧馬山は、霧馬山が押し出し。
☆霧馬山 いい流れでよかったと思う。しっかり考えていったんでよかったと思う。体がよく動いた。1日一番しっかり集中して頑張っていきたいと思います。
★北勝富士 ちょっと自分の当たるのが上から下になってしまって、良くなかったかな。攻めることを意識していたけど、相手の圧力が効いていた。立ち合いからの2歩目、3歩目を出せるように、思い切ってやりたい。

▽琴ノ若に若隆景は、琴ノ若が下手投げ。

▽阿炎に高安は、阿炎が押し出しで勝ちました。

▽遠藤に大関 御嶽海は、御嶽海がはたき込み。
☆御嶽海 遠藤関の自滅だったと思います。自分は何もしてないんで。遠藤関が低くて自分で落ちた感じがするんでね。よかったです。中日で五分なんで、早く10番勝たないといけない。強い気持ちを持って、自分らしい相撲をとっていけばいけるんじゃないかと思います。調子は悪くない。何かひとつかみ合わないだけで、後半はしっかり頑張っていきたい。

▽大関 貴景勝に大栄翔は、貴景勝がはたき込み。
☆貴景勝 (きょうの取組は)あんまり覚えていないですけど、また明日頑張ります。(後半戦に向けて)初日からしっかり準備して、集中してやることだけ考えている。また明日からも集中していきます。
★大栄翔 押しの強い大関に立ち合い負けてしまったことがすべて。立ち合いもっと集中していきたい。

▽大関 正代に豊昇龍は、正代が寄り倒し。
☆正代 立ち合いから圧力負けしなかったのが良かったかな。いつもより腰が決まっていたような気がします。(対戦した豊昇龍とは)合口が悪かったんで、思いっきりいかせてもらいました。土俵際は寄りが甘かったので、次につなげたい。今場所結構厳しいんで、ここから(星を)落とさないようにしたい。(後半戦に向けて)集中を切らさないように、一番、一番投げやりにならずできたらと思っています。

▽隆の勝に横綱 照ノ富士は、隆の勝が寄り切りで勝ちました。
☆隆の勝 (初金星について)本当にうれしいです。とりあえず横綱の上体を動かすことだけ考えていきました。(優勝争いのトップを走っている)あんまりそういう意識はない。一日一番という意識で、落ち着いて相撲が取れている。(後半に向けて)良い相撲で勝てたので、自信になります。これから良い感じでいけそうです。

 大相撲夏場所は8日目を終えて、いずれも平幕の玉鷲と隆の勝、碧山、佐田の海、一山本の5人が2敗でトップに立っています。
力士の談話
 
沖縄県出身の十両、美ノ海は沖縄が本土に復帰してから50年となる15日、白星を挙げました。美ノ海は取組後、復帰から50年となったことについて聞かれると「節目に戦争だったり平和について考える機会になる」と話しました。そして「もっと強くなって、目につく機会が増えてくれば、沖縄について考えるきっかけを与えられるのかなと思う」と話していました。
 平幕 荒篤山は今場所初白星を挙げ「初日が出るまで長かった。7連敗を考えてもしかたないので、1日一番に集中したい」と後半に向けて気持ちを入れ直しました。
 3連敗からの5連勝となった千代大龍は「3連敗がいい薬になった。何連勝できるか、いけるところまでいきたい」と上機嫌でした。
 4勝目を挙げた志摩ノ海は部屋の後輩で東大初の力士となった須山が15日の新序出世披露で自分の化粧まわしを締めて土俵に上がったことについて「東大初のお相撲さんだし、目立ってくれるようにと思って貸した。うれしいし、頑張ってほしい」と後輩への気遣いを見せていました。
 琴勝峰は同じ高校の同学年、王鵬に勝ち「もちろん負けたくない気持ちだったが、土俵に上がってからは立ち合いのことだけを考えた。焦らずにじっくりいけたのがよかった」と振り返りました。
 父親が沖縄生まれの宇良は沖縄への思いについて聞かれ「元気な相撲を取って、活気づけられたら」と話していました。
 37歳の玉鷲は翔猿に勝って6勝目を挙げ「きのうは自分の甘さと悪さが出たが、きょうは止まらず前に出てよかった。11日楽しく相撲を取っていきたい」と明るく答えていました。
 琴ノ若は関脇 若隆景を破り「おっつけもあったので、その中でまわしを引いて我慢し、勝負どころでいけたらいいと思っていた。落ち着いて取れた」と振り返りました。また、父で師匠の佐渡ヶ嶽親方が15日、54歳の誕生日ということを踏まえ「負けて帰るわけにはいかないと思っていたので勝ててよかった」とほっとした様子でした。
 関脇 阿炎は得意の突き押しで高安を退けて5勝目を挙げ「相手より下からの意識は出たと思う。白星、黒星よりも自分の相撲を出し切ることを意識している」と冷静でした。
 大関 御嶽海は中日で星を五分に戻し「調子は悪くない。何か1つかみ合わないだけ。後半はギアを上げていきたい」と後半に向け意気込みました。
 大関 貴景勝は小結 大栄翔と突き押し相撲どうしの一番を制し「初日からしっかり準備して集中してやることだけを考えている。あしたからも集中してやるだけ」と淡々と答えていました。
 一方、敗れた大栄翔は「押しの強い大関に立ち合いで負けたのがすべて。当たり勝って攻められないとああいう相撲になってしまう」と悔しさをにじませました。
 大関 正代は好調だった豊昇龍に勝ってようやく2勝目を挙げ「立ち合いから圧力負けしなかったのがよかった。土俵際で甘いところがあったので、そこは気をつけないといけない」と振り返りました。後半に向けて「集中を切らさず、一番一番投げやりにならないようにできたらと思う」と気合いを入れ直しました。
 隆の勝は結びの一番で横綱 照ノ富士を破り、初めての金星を挙げました。隆の勝は「本当にうれしい。横綱を浮かせることだけを考えて、そのあとは中に入って攻めようと思っていた。いい相撲で勝てたので、自信になるし、ここからもこの感じでいきたい」と笑顔で答えていました。
 一方、照ノ富士は取材に応じず国技館をあとにしました。    (NHK WEEB NEWS 2022515 2051分)


 


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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