ウェブニュースより
大相撲春場所 10日目 新大関 御嶽海 2敗に後退 高安は10戦全勝 ―― 大相撲春場所は10日目、新大関の御嶽海は北勝富士に寄り切られて、2敗に後退しました。
中入り後の勝敗です。
▽栃ノ心に十両の魁聖は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
▽荒篤山に琴勝峰は、琴勝峰が押し出し。
☆琴勝峰 引きがある相手だったので、落ち着いてよく見ていこうと。足から出ていけたんでよかった。
★荒篤山 強く当たってあとは流れで持っていこうと思ったけど、立ち合いが全然強く当たれなかった。
▽豊山に天空海は、天空海につきひざがあって豊山が勝ちました。天空海は負け越しです。
☆豊山 (立ち合いは)合わせないといけないけど、合わせにくかった。当たり負けないようにしっかり当たれた。(残り5日間)悪い流れを断ち切れたのは大きい。勝ちにこだわっていきたい。
▽錦木に千代丸は、錦木が小手投げ。
▽一山本に琴恵光は、琴恵光がすくい投げ。
☆琴恵光 攻め込まれたがあきらめることなく最後まで相撲がとれた。最後は体が反応してくれた。
▽輝に志摩ノ海は、志摩ノ海がとったり。
☆志摩ノ海 出る時も下がる時もしっかり形を作って自分の相撲がとれたと思う。構えがいいと思うし、下からいけている。
▽千代大龍に翔猿は、翔猿が押し出しで勝ちました。
☆翔猿 (相手の攻めを)頭に入れて体が動きました。(星を五分に戻して残り5日)頑張ります。
▽若元春に照強は、照強が肩透かし。
☆照強 (とったりで○)しっかり当たれた分、ああいう技も効いたかなと。いい勝ち方、いい流れで相撲がとれている。
▽妙義龍に千代翔馬は、千代翔馬がはたき込み。
▽佐田の海に碧山は、碧山が寄り切り。佐田の海は負け越しました。
▽霧馬山に阿武咲は、霧馬山がすくい投げ。
▽明生に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切りで勝ちました。
▽玉鷲に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。
▽琴ノ若に大栄翔は、琴ノ若がはたき込みで1敗を守りました。
☆琴ノ若 もっと押し込めて、前に出て相撲が取れれば良かったが、しっかり相手の突きにも慌てずに、あてがいながら自分の空間で勝負ができた。
▽宇良に隆の勝は、隆の勝が押し倒し。
☆隆の勝 負け越しが決まっているので気持ち的には楽。これ以上、広げないようにしたい。とにかく7勝することだけを考えたい。
▽豊昇龍に高安は、高安が寄り切りで初日から10連勝としました。
☆高安 ちょっと時間がかかりましたね。腰がしっかり据わっていたので対応できました。千秋楽まで優勝争いを意識していきたいです。
▽阿炎に若隆景は、若隆景が寄り切りで1敗を守りました。
☆若隆景 下からという意識で取れました。(明日の高安戦は)一生懸命やるだけです。
▽大関 御嶽海に北勝富士は、北勝富士が寄り切り。御嶽海は2敗に後退です。
▽大関 貴景勝に宝富士は、貴景勝が肩透かし。
▽遠藤に大関 正代は、正代が押し出しで勝ちました。
春場所は10日目を終えて高安が10戦全勝で、これを1敗で若隆景、琴ノ若の2人が追っています。
各力士の談話
7勝目を挙げた栃ノ心は「上手が取れたし、落ち着いて相撲が取れた。もう1つ勝って安心したい。1日1番、大事に取りたい」とおととし11月場所以来、8場所ぶりの勝ち越しを見据えました。
同じく7勝目を挙げた返り入幕の錦木は幕内では4年前の九州場所以来の勝ち越しに向け、「体は動いている。このまま勝ち越して、星を重ねていきたい。稽古通り出せるかはわからないが、焦らずやっていきたい」と冷静に話していました。
琴ノ若は1敗を守り、「思い切っていければいいと思っていた。流れよく自分の相撲を取れたので続けていきたい」と22日の一番を振り返りました。
そして、23日の大関・貴景勝戦に向けて「気持ちは変わらず、自分の相撲を取りきるだけ」と話していました。
7連敗中だった小結・隆の勝は宇良を破ってようやく2勝目を挙げ、「これ以上、負けを広げないようにやっている。本当にほっとした。あすの相撲だけ考えてやっていきたい」と話していました。
高安は新小結・豊昇龍との長い相撲を制して、初日から10連勝とし、「相手に中に入られて時間がかかった。ペースを握られて防戦一方だったが、勝機を探っていいところを取れた」と振り返りました。
終盤戦は上位陣との対戦が予想されますが、「持てる力を使い切ってベストを尽くして今場所を盛り上げたい。千秋楽まで優勝争いを意識していきたい」と意気込みました。
新関脇・若隆景は同じく新関脇の阿炎を破って9勝目を挙げ、「下からという意識で取れた」と淡々と答えました。
そして、高安との取組が組まれた11日目に向けて「一生懸命にやるだけ。体が動いているので、あすからも頑張る」と話していました。
一方、敗れた阿炎は「もろ手突きしかないという考えで来ると思ったので、四つ相撲でいこうと思った。後手になって、それがよくなかったのではないか」と取組を振り返りました。
北勝富士は大関・御嶽海を破り、「引きつけて密着できてよかった。大関の馬力を止めることができた」と話していました。
そのうえで「しっかり勝ち越しできるように頑張らないといけない。喜んでばかりいられない」と気を引き締めました。
大関・正代は星を五分に戻す5勝目を挙げ、「初日が出てから少しずつ余裕が出てきているのかもしれない。いい流れで来ているので、この流れを切らないようにいけたら」と落ち着いて答えていました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月22日 20時45分)
電力逼迫「また我慢の日々か」 重点措置解除も、漂う諦めも―繁華街ネオンこうこう ―― 電力需給逼迫(ひっぱく)警報が発令された東京都などでは22日、夜間のライトアップや暖房の抑制といった対策が商業施設などで取られた。この日は新型コロナウイルス対策で18都道府県に適用された「まん延防止等重点措置」の全面解除初日。日常が近づいては遠のく状況に「また我慢の日々が続くのか」との声も聞かれた。
東京都墨田区の東京スカイツリーは節電対策で夜の点灯を中止した。近くの焼き鳥店の店長長島政行さん(58)は「お客さんは重点措置以前から自粛していた。もう飲みに行くのを諦める、行かないというマインド。何時まで営業しているのかも聞かれない」とこぼす。
新宿・歌舞伎町はネオンがこうこうと輝き、大勢の客でにぎわう店も見られた。電飾の看板がひときわ目を引くバーの女性店員(39)は「看板の明かりを消してしまうと営業していないと思われる」と言う。ただ「昼に電力が逼迫していると知ったので、普段使っている電気ストーブ2台の電源を切るなど、できる限り電気を無駄にしないよう心掛けた」と語った。
横浜市のみなとみらい地区。遊園地「よこはまコスモワールド」では夜景を一望できる大観覧車のライトアップを取りやめた。担当者は「中止は東日本大震災以来だが、横浜ならではの景色をお届けできれば」と話した。
大学の卒業式を終えたばかりという女性(23)は「学生生活の大半で我慢を強いられた。ようやく重点措置が解除されたのに、(節電で)また我慢の日々が続くのかな」と不安をのぞかせた。
逼迫警報は東北電力管内にも発令された。JR仙台駅前の大型百貨店「エスパル仙台」は看板の照明を消したり、空調出力を抑えたりしていた。店を訪れた派遣社員の男性(40)は、16日深夜の地震で自宅の壁がはがれるなどしたという。「節電は仕方ない。東日本大震災以降、電力を無駄遣いしないよう心掛けている」と話した。 (JIJI.COM 2022年03月22日21時07分)
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大相撲春場所 9日目 新大関 御嶽海が勝ち越し ―― 大相撲春場所は9日目、新大関の御嶽海は平幕の玉鷲を寄り切って勝ち越しを決めました。
中入り後の勝敗です。
▽錦木に十両の英乃海は錦木が寄り倒しで勝ちました。
☆錦木「粘りながらとったら勝てましたね。はたかれても仕方ない。勝負どころと思って前に出て勝てたのでいいかなと思います」
▽一山本に豊山は豊山がはたき込み。
☆豊山「(5連敗は)きつかったですね。毎日いろんな人に気を使わせた。やっと次に進める感じですね。この勝ちをつなげないと駄目ですね」
▽琴勝峰に栃ノ心は栃ノ心がはたき込み。
★琴勝峰「当たって圧力はかけられたが、ついていく形がよくなかった。頭が低くなってバタバタして、あれじゃ引かれてしまうなと。もっと形をきれいに、厳しい相撲をとっていきたい」
▽千代丸に荒篤山は荒篤山が突き出し。
★千代丸「相手が突っ張ってくると思ったので、右を差して組み止めたかったができなかった。動いている相撲だったので気持ちを落とさず頑張りたい」
▽天空海に千代大龍は千代大龍が引き落とし。
▽琴恵光に輝は琴恵光がすくい投げで勝ちました。
☆琴恵光「自分の右四つの形になれた。押し込まれたが、落ち着いてとることができた」
▽照強に佐田の海は照強が渡し込み。
☆照強「足を狙って懐に入れたらと。狙い通り両方の足をとれて、向こうがはたいてくれたのでよかったと思う」
▽千代翔馬に志摩ノ海は志摩ノ海が寄り切り。
▽妙義龍に隠岐の海は妙義龍が小手投げ。隠岐の海は負け越しました。
▽高安に碧山は高安が押し出しで勝って初日から9連勝です。
☆高安「全体的に前に攻めた相撲だったと思います。余計なはたきもあったが、もうやらないようにします、次から」
▽翔猿に琴ノ若は琴ノ若が押し出しで1敗を守り、勝ち越しました。
▽北勝富士に若元春は若元春がはたき込み。
▽霧馬山に明生は霧馬山がはたき込み。明生は負け越しました。
☆霧馬山「しっかり当たれてよかったと思います。いつも通り、体はよく動いている」
▽阿武咲に宇良は阿武咲が突き落とし。宇良は負け越しです。
☆阿武咲「何をしてくるか分からない相手。終始、落ち着いて対応できたと思う」
▽隆の勝に大栄翔は大栄翔が押し出しで勝ちました。隆の勝は負け越しました。
▽宝富士に阿炎は宝富士が押し出し。
☆宝富士「今場所初めて連勝できてよかった。(2日目から6連敗)連敗中はズルズルいくのかと、いろいろ考えていたので」
▽若隆景に逸ノ城は若隆景が寄り切りで勝ち越しを決めました。
☆若隆景「いい相撲がとれました。体が小さいので、下からという意識だけ。体は動いていると思うので、明日もしっかりとっていきたい」
▽遠藤に大関 貴景勝は遠藤が寄り倒し。貴景勝は3敗目です。
☆遠藤「しっかり集中できてよかったです」
▽大関 正代に豊昇龍は正代が寄り切り。
☆正代「合口の悪い相手だったので、素直にうれしいですね。攻め込まれたが左がのぞいていたので、何とか残ることができた」
▽玉鷲に大関 御嶽海は御嶽海が寄り切りで勝って、勝ち越しました。
春場所は9日目を終えて、高安が勝ちっぱなし、1敗で御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人が追っています。
各力士談話
幕内でただ1人勝ちっぱなしの高安は碧山との一番について「相手の出方を見て落ち着いて前に出て勝負を決めることができた。余計なはたきがあったので、次はやらないようにしたい」と内容を反省していました。
そして22日以降に向けて「気を引き締めて対戦相手にかかわらずしっかり研究して相撲を取りたい。過去に何回もこういうことがあったし、まだこれからもあると思うので、そういう意味で気楽にやりたい」と話していました。
琴ノ若は自身としては最も早い9日目での勝ち越しを決めて「ひたすら前に攻める相撲を取ることを心がけてやってきて、少しずつだができてきた。ここで気持ちを切らさず残りもやっていきたい」と気を引き締めていました。
若元春は物言いがつく際どい相撲で北勝富士から白星を挙げるも「きょうは勉強だと思って臨んだ。結果的に勝ちを拾ったけれど内容的に負けていたので喜べない。ただ、北勝富士関は高校とか学生の時に、超有名な一流選手だったのでそういう人と相撲を取れたのは光栄だ」と話していました。
関脇の若隆景は逸ノ城との2分を超える一番を制して勝ち越しを決め「体が小さいので、しっかり下からという意識で相撲を取っている。よく頑張ってできたと思う」と淡々と振り返りました。
遠藤は大関 貴景勝を破り「しっかり集中できてよかった。調子がすごくいいわけではないがなんとか相撲が取れている。会場の声援は力になる」と話していました。
角番の大関 正代は小結 豊昇龍に勝って3連勝とし「合口の悪い相手だったので素直にうれしい。モチベーションはだいぶ変わってきていて流れはよくなってきている」と振り返りました。
そのうえで今後に向けて「負けが込んでいるので、あまり考えないように相撲を取りたい」と意気込んでいました。
勝ち越しを決めた御嶽海は今場所初めて報道陣の取材に応じ、玉鷲戦について「しっかり相手を見ることができたし、いい形だった」と述べました。
そのうえでこれまで取材に応じなかったことについて「集中したかった。自分のことを考えないといけない、インタビューもしっかりと受けられないと思ったので控えさせていただいた」と話しました。
そしてふた桁勝利まであと2勝としたことを踏まえ「あと2つ勝たないと大関で勝ち越しにならないので必死にやりたい。自分の相撲を取っていきたい」と気を引き締めていました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月21日 22時17分)
ロシア、北方領土交渉の中断発表 ビザなし交流も停止、制裁に反発 ―― ロシア外務省は21日、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した。北方領土への旧島民の墓参などを目的とした日本とのビザなし交流の停止や、北方領土での日本側との共同経済活動から撤退する意向を表明した。ウクライナ侵攻に伴う制裁に日本が加わったことへの反発が理由とみられる。
ロシア外務省の声明は「ウクライナ情勢に関する日本側による一方的で非友好的な関係制限」を交渉中断の理由とし「このような条件下では両国関係にとって重要な文書の署名を議論することは不可能」と説明。「2国間関係に及ぼす損失の責任はすべて日本側の反ロシア的行動にある」と非難した。
(共同通信社 2022/3/22 01:22 (JST)3/22 03:40 (JST)updated)
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大相撲春場所 中日8日目 新大関の御嶽海 1敗守る ―― 大相撲春場所は中日8日目、新大関の御嶽海は小結 豊昇龍を押し倒して1敗を守りました。
中入り後の勝敗
▽荒篤山に十両の東龍は東龍が「寄り切り」で勝ちました。
★荒篤山 当たって走っていこうと思ったが、押し切れなかったのがダメでした。
▽豊山に栃ノ心は栃ノ心が「寄り切り」。
★豊山(左の)おっつけが自分でもきまったかと思ったけど、右が伸びきれなかった。
▽輝に千代丸は千代丸が「押し出し」。
▽錦木に琴恵光は琴恵光が「寄り切り」。
▽千代大龍に一山本は一山本が「突き出し」。
▽天空海に妙義龍は天空海が「押し出し」で勝ちました。
☆天空海 集中してとれた感じします。悪い感じにいっていたので、いい感じに戻せたかなと。自信は取り戻せました。ここから奮起して勝ち星重ねたい。
▽照強に琴勝峰は琴勝峰が「突き出し」。
▽碧山に千代翔馬は千代翔馬が「送り出し」。
▽佐田の海に志摩ノ海は志摩ノ海が「押し出し」。
▽若元春に高安は高安が「上手投げ」で勝って8連勝。勝ち越しを決めました。
☆高安 先に先に攻めることができました。(勝ち越しも)特に気持ちは変わりなく、またリラックスして明日から引き締めていきたい。
★若元春 今日は勉強だと思っていた。力は出し切れたんで、楽しかったです、すごく。これを身の肥やしにしたい。
▽翔猿に北勝富士は取り直しの一番となり、北勝富士が「押し出し」で勝ちました。
★翔猿(最初の一番は)土俵際は分からなかった。(取り直しは)きつかったです。体力負けしました。明日につながる一番だったと思う。
▽隠岐の海に宝富士は宝富士が「寄り切り」。
▽遠藤に琴ノ若は琴ノ若が「押し出し」で1敗を守りました。
☆琴ノ若 最後まで先に先に攻めることができた。まだ勝ち越している訳ではないので、まずはしっかり勝ち越せるようにしたい。
▽玉鷲に明生は玉鷲が「突き倒し」。
☆玉鷲 (小手投げが)考えてなかったんですけど、自然に。あまり良くないんですけど。(前半戦を終えて)良かったんじゃないか。でもまだまだこれから。勝ち星より1日大事に、楽しく相撲取れれば。
▽逸ノ城に隆の勝は逸ノ城が「寄り切り」。
▽宇良に若隆景は若隆景が「寄り切り」で勝って1敗を守りました。
☆若隆景(宇良を)正面に置いてしっかり下から取る意識でした。一生懸命相撲を取っているだけです。
▽阿炎に大栄翔は阿炎が「突き落とし」。
☆阿炎 すごく体はよく動いている。今日は左がうまく使えていなかった。体の調子はいいと思っている。白星がついてきているので、明日からも一番一番気持ちを高めていければいい。(優勝争いは)全く意識せず、次の一番に意識を向けている。
▽霧馬山に大関 正代は正代が「寄り切り」。
▽大関 御嶽海に豊昇龍は御嶽海が「押し倒し」で1敗を守りました。
▽大関 貴景勝に阿武咲は貴景勝が「突き落とし」。
春場所は8日目を終わって高安が勝ちっ放し、1敗が御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人です。
力士の談話
5勝目を挙げた栃ノ心は、「落ち着いていた。勝ち越すまでには、まだまだあと半分あるので一日一番、しっかり焦らずに」と8場所ぶりの勝ち越しへ気持ちを高めていました。
初日からただ1人8連勝の高安は、「先手を取って攻めることができた。前に出て押していくことを考えていたが、相手も四つ相撲だからあの形になった。それでも落ち着いて相撲が取れた」と振り返りました。
中日での勝ち越しは平成29年の春場所以来で、「結果が出ているので自信も出てきている。後半戦も変わりなく準備して万全な相撲を心がける」と気を引き締めました。
一方、初顔合わせで高安に敗れた若元春は、「相手は固くて圧力もあり、自分の相撲を取りきれなかった。それでも出し切った感じで負けたのでやれることはやったかな」と敗れたものの充実した様子でした。
持ち味の四つ相撲で連敗を6で止めた宝富士は、「気持ちを切り替えようと昔の相撲を見て見つめ直してきた。よかった」とほっとしていました。
1敗を守った琴ノ若は、同じ佐渡ヶ嶽部屋の琴恵光と琴勝峰も白星先行と好調で、「部屋にいろんなタイプの力士がいて、稽古相手に不足はなく関係も状態もいい。お互いに番付を上げられればいいと稽古ができている」と要因を語りました。
関脇の若隆景は、宇良を破って1敗を守り「相手を正面に置いてしっかり下からという意識で臨んだ。体が動いていると思うのであすからもしっかり相撲を取りたい」といつもどおり淡々と話していました。
今場所初の連勝となった角番の大関 正代は、「本来だったらもう少し深くまわしを取った相撲を取りたい。内容的にはあまりよくなくもうちょっと圧力を意識したい」と納得していませんでした。そのうえで、会場のファンの声援に感謝し、「いい相撲を見せたいし、応援に応えたい」と奮起を誓いました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月20日 19時25分)
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大相撲 春場所7日目 新大関の御嶽海1敗を守る 高安が7連勝 ―― 大相撲春場所は7日目、新大関の御嶽海は平幕の阿武咲を破って1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に一山本は、一山本が押し出しで勝ちました。
▽琴勝峰に輝は、琴勝峰が寄り切り。
☆琴勝峰 どっちか差したいと思っていた。差すことできて、落ち着いて取れて良かった。(琴ノ若ら兄弟子も好調で)自分も頑張ろうと思う。
▽千代丸に栃ノ心は、千代丸が寄り切り。
☆千代丸 タイミングよく相手の左が切れたので、そこを一気に攻め切れた。結構苦しかったけど攻めようと思ったときに攻め切れた。
▽豊山に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽琴恵光に荒篤山は、荒篤山がはたき込み。
☆新入幕の荒篤山は4勝目を挙げて白星先行となり「自分より強い人がたくさんいるので、まわしを取られないことだけ意識している。勝ち負けを意識せずに一日一番、自分の相撲をとるだけ」と淡々と話していました。
▽千代の国に照強は、千代の国が左肩のケガできょうから休場し、照強が不戦勝です。
▽錦木に碧山は、錦木が押し出し。
☆5勝目をあげた錦木は夜に自宅で飲むお酒でリラックスができていると明かし「だいたい芋焼酎。あとはあるもので。日によってばらばらだが、もともとお酒が好きなので」と白星に声がはずんでいました。
▽翔猿に妙義龍は、翔猿が突き落とし。
▽千代翔馬に若元春は、若元春が寄り切り。
▽志摩ノ海に隠岐の海は、志摩ノ海が引き落とし。
☆志摩ノ海 体も動いていて、下がりましたけど、しっかり当たれている。今日は下から攻められた。
▽佐田の海に琴ノ若は、琴ノ若が送り出しで勝って1敗を守りました。
☆琴ノ若は冷静な相撲で6勝目を挙げ「相手も差し手がうまいので、差されないように。一日一日自分の出せるものを出すだけなので思い切っていけている」と振り返りました。また優勝争いに向けての意気込みを問われましたが「まだ勝ち越しも決まっていない、最低限がそこなので」と話していました。
▽北勝富士に高安は、高安が突き出しで初日から7連勝です。
☆幕内でただ1人勝ちっぱなしの高安は「こちらから押し込むという流れが連日できていて、前向きな気持ちになる。気力十分という感じで千秋楽まで場所を盛り上げられたら」と充実した様子でした。
▽宝富士に遠藤は、遠藤が下手出し投げ。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/QlWNNHhrLpLHZ8.html
▽逸ノ城に霧馬山は、霧馬山が送り出し。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/hZrnxSD7voxLKG.html
▽隆の勝に豊昇龍は、豊昇龍が上手投げ。
▽宇良に阿炎は、阿炎が上手投げ。
☆阿炎 足が残った感覚はありました。手を開いていたのでもしかしたら(宇良のマゲに)指が入ったかもとは思いました。
▽若隆景に大栄翔は、若隆景が送りつり落としで勝って、6勝1敗です。
☆関脇 若隆景は幕内で15年ぶりの決まり手となる送りつり落とし(送りつり落としは07年秋場所の安馬-豪栄道以来)で6勝目をあげ、決まり手について感想を問われると「一生懸命とっただけでいつもどおり下からという意識だった」と淡々とこたえていました。そのうえで「あすからも集中して一生懸命、相撲を取りたい」と意気込みを話しました。
▽阿武咲に大関 御嶽海は、御嶽海が引き落としで1敗を守りました。
▽玉鷲に大関 貴景勝は、貴景勝が押し出し。
▽大関 正代に明生は、正代がすくい投げで勝ちました。
☆2勝目をあげた角番の大関 正代は「ちょっと浮き足だって前に出てしまったのでそこは直さないといけないが、内容は置いといてとりあえず勝つことが大事。このまま白星を重ねていけたら」と気を引き締めていました。
春場所は7日目を終わって、ただ1人、高安が勝ちっ放し、御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人が1敗です。 (NHK WEB NEWS 2022年3月19日 19時23分)
ロシア国防省「極超音速ミサイルを使用」 事実なら初 ―― ロシア国防省は19日、ウクライナへの攻撃で「極超音速ミサイル」を使ったと発表した。西部イワノフランコフスク州の地下軍事施設を破壊したと主張した。軍事成果をアピールする狙いがある。仮に事実ならば、実戦での極超音速兵器の使用は初めてとみられる。
国防省報道官の説明によると、戦闘機に搭載した極超音速ミサイル「キンジャール」を使って18日に攻撃を実施した。ミサイルや弾薬を貯蔵していた施設を破壊したとしている。ウクライナや米欧の当局による発表や分析は日本時間の19日夕時点で確認されていない。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上のスピードと不規則な軌道を両立し、迎撃が困難とされる。米国や中国などが開発を進める。プーチン政権は極超音速兵器をロシアが開発で世界に先行する最新鋭兵器と位置づけて誇示してきた。戦局の停滞が伝えられるなかで投入をけんでんし、国威発揚につなげる思惑がありそうだ。 【日本經濟新聞 2022年3月19日 17:40 (2022年3月19日 19:49更新)】
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大相撲 春場所6日目 新大関 御嶽海が1敗守る 高安が6連勝 ―― 大相撲春場所は6日目、新大関の御嶽海は平幕の明生に勝って、1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の剣翔に輝は、剣翔が寄り切りで勝ちました。
▽一山本に琴勝峰は、琴勝峰が押し倒し。
▽豊山に錦木は、錦木が押し出し。
▽千代の国に荒篤山は、荒篤山がはたき込み。
▽天空海に琴恵光は、琴恵光が寄り切り。
▽千代大龍に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
▽千代丸に妙義龍は、千代丸が突き落とし。
▽碧山に照強は、照強がすくい投げ。
☆照強(碧山との熱戦を制し)疲れた。中に入って(攻める狙い)という感じだった。重たかった。
▽佐田の海に翔猿は、佐田の海がはたき込み。
▽志摩ノ海に高安は、高安が押し出しで勝って6連勝です。
▽隠岐の海に若元春は、若元春が寄り切り。
▽琴ノ若に千代翔馬は、琴ノ若が上手投げ。
☆琴ノ若 内容はいいとは言えないが、辛抱していけた。攻め急いでも意味がないし、じっくり重みを生かして対応できたと思う。
▽遠藤に北勝富士は、遠藤が押し出し。
▽宝富士に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
▽宇良に逸ノ城は、逸ノ城がはたき込みで勝ちました。
★宇良(重い逸ノ城に)やりやすい、やりにくいという感情は難しいですね。
▽隆の勝に若隆景は、若隆景が引き落とし。
☆若隆景 目いっぱい相撲取っただけ。下からという意識を持って相撲を取った。(優勝争いの意識は?)全くない。自分の相撲に集中するだけ。明日からも頑張ります。
★隆の勝 向こうの反応のよさにやられた感じですね。立ち合いは悪くなかった。それだけに悔しいですね。
▽阿炎に豊昇龍は、豊昇龍が押し出し。
☆豊昇龍 ちょっと危なかったけど、落ち着いて良かった。体の動き悪くないし、明日から1日一番で大事にしていきたい。(連敗発進だったが)気にしていないので、これからが大事だと思っている。
★阿炎 豊昇龍関の残り腰がよくて中に入られた。なってはいけない形になったから、負けたんだと思います。
▽大関 貴景勝に霧馬山は、貴景勝が押し出し。
▽玉鷲に大関 正代は、玉鷲が突き出し。正代は5敗目です。
☆玉鷲(前日の金星に続き大関正代を撃破)何が1番いいとかはないが、一番を大事にしている。(三役復帰への意識は)全然。毎日楽しくやってます。
▽大関 御嶽海に明生は、御嶽海が寄り切りで、1敗を守りました。
▽阿武咲に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が右足などのけがのため休場し、阿武咲が不戦勝です。
春場所は6日目を終えて、高安がただ1人勝ちっぱなしで、御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人が1敗となっています。
6連勝の高安「気持ちいい」
幕内でただ1人、勝ちっぱなしの高安は、一気に前に出て勝った18日の相撲について「きょうは立ち合いだけ、十分に踏み込んでそこから圧力をかけていこうと思っていた。足を止めないでいい攻めができたと思う」と丁寧な口調で振り返りました。
そのうえで「去年は長い相撲を取っていたが、体力面で後半に響くので、厳しく速い攻めを心がけて稽古をしてきた」と話しました。
また、初日からの6連勝について「気持ちいい。気を引き締めて、あすもきょうのような相撲が取れるように準備していきたい。場所前に決めたことが千秋楽まで優勝争いに加わるということなので、このまま千秋楽まで集中していきたい」と話していました。
1敗を守った琴ノ若は「内容がいいとは言えないが、我慢して取り切れたかなと思う」と18日の一番を振り返りました。
そして修正できるように、教えてもらいながらやってきた。いい方向に出ていると思うので気持ちをしっかり持って一番一番臨みたい」と話していました。
5勝目をあげた関脇の若隆景は「めいっぱい相撲を取っただけ。体が動いていると思う」と淡々と話していました。
5敗目を喫した角番の大関 正代は「立ち合い自体はよく当たれたような気がしたが、相手に手を伸ばさせてしまった」と振り返りました。
そして「思い切り相撲を取り切ろうかなと思っている。悪い流れを断ち切って星をあげていけたらと思う」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月18日 19時32分)
宝田明さん急逝直前の状況明らかに、筆談で「おれはいつ退院できるのか」意識ハッキリも容体急変 ―― 映画「ゴジラ」や、ミュージカルなどで知られる俳優宝田明(たからだ・あきら)さんが14日午前0時31分、都内の病院で肺炎のために亡くなったことが18日、分かった。87歳。
所属事務所関係者によると、宝田さんは11日に雑誌の取材を受けた。疲れた様子を見せることもなく、ロシアによるウクライナ侵攻を厳しく非難するなど、平和への思いを熱く語ったという。
帰宅後の同日夜になって、腹痛や「熱っぽい」などと体調不良を訴えた。12日午前に救急車を呼んで病院に救急搬送、そのまま入院した。病院では肺炎の治療のために会話はできなかったが、筆談で「おれはいつ退院できるのか」「部屋は何号室だ」と周囲に聞くなど、意識はハッキリしていたという。
ところが、13日午後11時ごろに容体が急変。14日0時31分に、妻の将未(まさみ)さんにみとられながら亡くなった。
17日に通夜、18日に葬儀を近親者のみで行った。喪主は将未さん。お別れの会は今後検討する。
遺作となった映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(来月1日公開)は自身で企画し、プロデューサーを務め、資金集めも行った思い入れの強い作品。宝田さんが生まれた満州には桜がなかったので、タイトルにもある「桜」には特別な思いがあったという。 [日刊スポーツ 2022年3月19日0時59分]
ウェブニュースより
大相撲 新大関 御嶽海 初黒星 横綱 照ノ富士2敗目 春場所5日目 ―― 大相撲春場所は5日目、新大関 御嶽海は、平幕の霧馬山に敗れ初黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の王鵬に一山本は、王鵬がはたき込みで勝ちました。
▽荒篤山に栃ノ心は、栃ノ心が押し出し。
★荒篤山「まわしを取られたら勝てないので、取られないことを意識したが、足が流れてしまった」
▽輝に豊山は、輝が寄り切り。
☆輝「しっかり相手を見ていい相撲だった。(4連勝)初日ダメだったところを修正できている」
▽琴勝峰に天空海は、琴勝峰が送り出し。
▽錦木に千代の国は、千代の国がはたき込み。
▽千代丸に照強は、千代丸がはたき込み。
☆千代丸「立ち合い押し込まれたけど、そこから残って前に突いて攻められた。(通算500勝)知らなかったです。そんなに長く取ってるんだなと思います」
▽千代大龍に碧山は、碧山が押し出し。
▽志摩ノ海に琴恵光は、琴恵光が寄り切り。
▽妙義龍に若元春は、若元春が寄り切り。
☆若元春「かなりいい相撲だった。自分らしい相撲が取れたと思います。(地元の福島で発生した地震は)奥さんが東京にいるので連絡がきて、調べたら実家の方でした。奥さんが(実家に)連絡したみたいで無事だったのは知っていました。僕が出来ることを精いっぱいやるだけ。地震があったから頑張るではなくて、毎日頑張るだけ」
▽千代翔馬に翔猿は、翔猿が寄り切り。
▽隠岐の海に琴ノ若は、琴ノ若が寄り切り。
▽北勝富士に佐田の海は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士「しっかり相手の土俵際を警戒しながら押せた。(佐田の海が)もろ差し速攻が持ち味なので、それをしっかり固めて当たることを意識した」
▽宝富士に高安は、高安が突き落としで勝って、ただ1人初日から5連勝です。
☆高安「立ち合いがよかったですね。(宝富士戦は長期戦が多いが)今日は速い相撲にこだわりました。厳しい相撲ですね」
▽逸ノ城に遠藤は、逸ノ城が寄り切り。
▽大栄翔に宇良は、大栄翔が突き出し。
☆大栄翔「今日はいい相撲だった。(合い口の悪い相手だが苦手意識は)そんなことはないけど、今日は勝てて良かった」
▽隆の勝に阿炎は、阿炎が引っ掛け。
▽若隆景に豊昇龍は、若隆景が寄り切り。
▽大関 正代に阿武咲は、正代が上手投げで勝ちました。角番の正代は初白星を挙げました。
▽霧馬山に新大関 御嶽海は、霧馬山が寄り切り。御嶽海は初黒星です。
☆霧馬山「新大関に勝って良かった。うれしい。胸から受け止めたかったけど立ち合い思い通り圧力なくて、でもよく残せた。よく足が前に出て体が動いた。(三役復帰へ)まだ早いけど、残り最後まで頑張っていきたい」
▽明生に大関 貴景勝は 貴景勝が押し出し。角番の貴景勝は3勝2敗と白星先行です。
▽横綱 照ノ富士に玉鷲は、玉鷲が押し倒しで勝ちました。照ノ富士は2敗目を喫しました。
「NHK WEB NEWS 2022年3月17日 18時56分」
ロシア、地上戦闘部隊の75%投入 余力乏しく対話模索か ―― 米国防総省高官は16日、ロシアが地上戦闘を担う主力部隊「大隊戦術グループ」の75%をウクライナへ投入したと分析した。17日には英国防省がロシアの侵攻はすべての前線で大きく停滞していると指摘。ロシア軍は余力が乏しいこともあり、停戦に向けた協議も模索し始めている可能性がある。
国土の広いロシアが大隊戦術グループを一部の地域に集中投入するのは異例だ。バイデン政権は侵攻前にウクライナ周辺に集まったロシア軍の規模は最大19万人と推計していた。
英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)の「ミリタリー・バランス」によれば、ロシア陸軍は28万人の兵員を抱える。
国防総省高官はロシア軍が兵士増強に向けた検討を始めたとも言及した。英国防省は15日、ロシア軍が同国国内の東部地区や太平洋艦隊に加え、アルメニアから兵士の派遣を始めたと説明した。シリアやイラクから雇い兵を動員し、ベラルーシにも参戦を求めているとみられる。
ロシア軍はキエフ制圧に向けて兵員が不足しているとの見方が多い。米陸軍士官学校で市街戦研究のトップを務めたジョン・スペンサー氏は市街戦では守り手が優位と指摘。攻め手は守り手の5倍の兵力が必要だと説く。たとえばキエフ防衛を担うウクライナ軍が5万人としても、ロシア軍は25万人が必要になる計算だ。
キエフ中心部での市街戦は失敗のリスクがあり、ロシア軍はまずキエフを包囲して補給路を断って降伏を迫る構えとみられる。一方で米シンクタンクの戦争研究所は16日のリポートで、ロシアが外国などから兵力を増強しても「短期的にキエフを包囲するために必要な戦闘能力とはならない」と分析した。
国防総省高官は地上侵攻の停滞を受け、ロシア軍は長距離の砲撃を増やしているとみている。米欧はロシア軍が住宅地や民間インフラにも激しい砲撃をしていると批判する。一般市民も標的にしてウクライナ政府に降伏を促す戦術との見方がある。
ロシアは停戦協議も模索し始めた。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの合意に時間がかかるとしつつも北大西洋条約機構(NATO)加盟は困難との認識も示しており、ロシアの真意を探っているとみられる。
米欧もロシアの姿勢を見極めようとしている。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と電話し「ロシアが真剣に外交を考えているならウクライナへの攻撃をやめるべきだ」と伝えた。
NATOのストルテンベルグ事務総長は同日の記者会見で、ロシアが和平を結ぶ準備ができている「いかなる兆候もみられない」と述べた。 【日本經濟新聞 2022年3月17日 20:40 (2022年3月18日 5:11更新)】
ウェブニュースより
大相撲 春場所4日目 新大関 御嶽海は小結 隆の勝に勝ち4連勝 ―― 大相撲春場所は4日目、新大関の御嶽海は小結 隆の勝に勝って4連勝としました。
中入り後の勝敗
▽輝に錦木は、輝が「寄り切り」で勝ちました。輝は2日目から3連勝です。
☆輝「今日はよかったです。立ち合いの後も圧力をかけることができた。この後もしっかり平常心でやっていきます」
▽栃ノ心に一山本は、栃ノ心が「首ひねり」で勝ちました。
☆栃ノ心「とりあえず、何とか勝ってよかった。まわしを取らせてくれないんで(相撲が)とりづらい。もう少し落ち着いて相撲をとりたいんだけど」
▽豊山に荒篤山は、荒篤山が「引き落とし」。
☆荒篤山「まわし取られないことと、前に出ることだけ意識しました。(連敗は)引きずらず切り替えて頑張りたい」
★豊山「立ち合いからの攻めもよかった。いけると思って出ていったが、足がそろったのと滑ったのが重なってしまった。もったいないですね」
▽千代の国に天空海は、千代の国が「切り返し」。
☆千代の国「(天空海が最後は一本背負い気味に)思い切りがいいんで、体が反応してくれた感じですね。集中できていると思います」
▽千代丸に琴恵光は、琴恵光が「寄り切り」。
▽千代大龍に琴勝峰は、千代大龍が「突き出し」。
☆千代大龍(琴勝峰に過去0勝2敗)負けていたんでもろ手か張り差しか迷ったんですが、最後の塩をとりにいったときに「今日は張り差し」と決めました。
▽照強に志摩ノ海は、志摩ノ海が「はたき込み」。
▽碧山に妙義龍は、妙義龍が「突き落とし」。
▽佐田の海に若元春は、佐田の海が「寄り倒し」。
▽隠岐の海に翔猿は、翔猿が「はたき込み」。
▽千代翔馬に北勝富士は、北勝富士が「押し出し」。
★千代翔馬「立ち合いはよかったが、相手が低すぎて引いてしまった。足も出ていなかったですね」
▽琴ノ若に高安は、高安が「上手投げ」で勝って4連勝です。
高安が平幕で唯一4連勝 「すごくポテンシャルの高い」琴ノ若を豪快な上手投げで転がした
☆高安「相手の得意な形にならなかった。ポイントを抑えて相撲を取りました。(琴ノ若は)すごくポテンシャルの高い力士ですから、集中して厳しい相撲を取りました」
★琴ノ若「まともに胸が合うと重いので、脇を固めていこうと思った。途中まではよかったが、組んでからも自分から攻めればよかった。引きずってもしょうがないんで、攻める相撲を徹底していきたい」
▽石浦が首を痛めて16日から休場し、遠藤が不戦勝となりました。
▽宝富士に阿武咲は、阿武咲が「寄り切り」。
☆阿武咲「しっかり落ち着いて取れたので良かったと思います。何もさせないように相撲を取ることができました。日に日に土俵に足がなじんでいる感じがする」
▽豊昇龍に玉鷲は、豊昇龍が「送り出し」。
☆豊昇龍「集中力があった。勝ってよかったです。相手の動きが見えていたし、いい感じで体も動いてきたんでこのままいきたい」
▽霧馬山に若隆景は、霧馬山が「はたき込み」。
☆霧馬山「いつもと同じ、立ち合いで相手をしっかり見ていこうと。これからもしっかりした相撲をとれるよう頑張ります」
▽阿炎に明生は、阿炎が「小手投げ」。
☆阿炎「自分の右手が抜けて差されてしまったが、うまく体が反応してくれたと思う。調子はいいと思います」
▽新大関 御嶽海に小結 隆の勝は、御嶽海が「はたき込み」で勝って、初日から4連勝です。
★隆の勝「(新大関の御嶽海を引かせる内容に)悪い相撲ではなかった。一方的に押し負ける形ではなかった。いつも自分が呼び込んで負けているので」
▽角番の大関 貴景勝に大栄翔は、貴景勝が「押し出し」。
▽宇良に大関 正代は、宇良が「送り出し」。角番の正代は4連敗となりました。
正代、かど番大関ワーストタイ初日から4連敗 場所前にはコロナ感染による調整遅れの不安を吐露
☆宇良「自分の相撲がとれるよう頑張りました。細かいことは分からないが、大きな拍手が励みになります」
▽逸ノ城に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が「寄り切り」で勝ちました。
☆照ノ富士「(前みつを取れなかったが)体がよく反応してくれていると思います。(新大関の御嶽海が全勝)最後までこっちも頑張っていきたい」
力士の談話
▼千代の国は3連勝し「思い切りがよかった。体が反応してくれて集中できている」と手応えを語りました。
▼千代大龍は、2連敗している琴勝峰を突き出しで破って2勝目を挙げ「負けている相手だったので、もろ手でいくか、張って差しにいくか悩み、最後の塩をまく直前に張り差しに決めた。体は悪くないし当たれている」と、してやったりでした。
▼高安は、勢いのある琴ノ若を豪快に投げて4連勝し「相手はポテンシャルが高い力士だから、しっかり集中して厳しい相撲を取れた。地道にコツコツ鍛えてきたので、そういうところが結果に出ている。精神的にも充実している」と納得の表情でした。
▼強烈な突き押しが持ち味の阿炎は、明生の動きを冷静に見て、小手投げで勝って3連勝「体が勝手に動いた。調子がよい証拠で体が動いている。あすからもこうした相撲を取りたい」と手応えを語りました。
▼新大関の御嶽海を押し込みながらも、土俵際でかわされて、惜しくも敗れた小結 隆の勝は「悪い相撲ではなかった」と悔しさをにじませました。そのうえで、御嶽海については「前よりも落ち着いているように見える。余裕がある感じのふるまいをしている。そこが前より違う」と話していました。
▼大関 正代を破り今場所初白星の宇良は「自分の相撲を取れるように頑張った。地元の大阪場所で大きな声援をもらっているので励みになっている。1つでも白星を重ねられるように頑張る」と話していました。
▼横綱 照ノ富士は、相手の逸ノ城に対して得意の四つに組んで寄り切って「よかったと思う。体がよく反応してくれた」と話しました。
そのうえで、御嶽海が初日から4連勝していることについては「最後までこっちも頑張っていきたい」と淡々と話していました。 「NHK WEB NEWS 2022年3月16日 21時59分 」
気象庁、長周期地震動を観測 東日本大震災余震域で発生 ―― 気象庁は17日、宮城、福島両県で16日夜に最大震度6強を観測した地震について記者会見を開き、長い周期で大きく揺れる「長周期地震動」が観測されたと明らかにした。発生場所については、東日本大震災の余震域に該当する太平洋プレート内部との見解を示した。
同庁は今後約1週間は同程度の地震に注意するよう求めた。
気象庁は長周期地震動について、揺れの周期が1.5~8秒の揺れを対象として強さを1~4の階級で示している。地震動の揺れの周期が建物の揺れの周期と近いほど共振しやすく、高層ビルの上階ほど大きく長く揺れる傾向がある。
宮城県北部では揺れの大きさが最大の「階級4」を観測した。階級4は立っていることができないほどの揺れとされる。
気象庁は大きな揺れを観測した地域では土砂災害の危険が高まっているとして「危険な場所に立ち寄らず、身の安全を図るよう気をつけてほしい」と注意喚起。津波注意報を発表した宮城、福島両県では海に近づかないよう呼び掛けた。 【日本經濟新聞 2022年3月17日 2:44 (2022年3月17日 3:11更新)】
ウェブニュースより
大相撲春場所3日目 新大関の御嶽海が大栄翔に勝って3連勝 ―― 大相撲春場所は3日目。新大関の御嶽海は、2日目に横綱 照ノ富士を破った平幕の大栄翔に勝って、初日から3連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に荒篤山は、輝が押し出しで勝ちました。
☆輝「しっかりと前に圧力をかけながら攻められた。(状態は)良くなっているのでこの調子でいきたい。(再入幕で)一からやり直すつもりでやっていきたい」
★荒篤山「引いたのが原因です。もっともっと前に出られるように頑張りたいです」
▽錦木に一山本は、錦木が押し出し。
☆錦木「粘れて攻撃に転じることができた。相手が下がったので、前に出ることができて良かった。(3連勝スタート)今のところは上々かなと思っている。3日目なので何とも言えないけど、体は動いている」
▽琴勝峰に豊山は、豊山が寄り切り。
☆豊山「相撲内容はいいですけど、でもまだ3日。ここから何があるか分からないので明日からしっかり頑張りたいです」
▽栃ノ心に千代の国は、千代の国が引き落とし。
▽千代丸に天空海は、天空海が上手投げ。
▽千代大龍に照強は、照強が下手投げで勝ちました。
▽妙義龍に琴恵光は、妙義龍が押し出し。
☆妙義龍(相手が)「右から張ってきたけど、止まらずに前に出たのが良かった。(兵庫県出身で“準ご当所場所”だけに歓声も大きいが心境は)全然いつも通り。それで熱くなりすぎてもしょうがないので」
▽碧山に若元春は、若元春が押し出し。
▽翔猿に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り切り。
▽佐田の海に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げ。
▽高安に千代翔馬は、高安が押し出しで勝ちました。
☆高安「足の運びも、下からの相撲も自信を持って取れていると思う。しっかりやることやってきたので、あとは体を整えながらベストを尽くしたいと思います」
▽琴ノ若に石浦は、琴ノ若が押し出し。
【アクシデント】石浦うずくまって立ち上がれず 警備の親方衆も集まり騒然も自力で立ち上がる
☆琴ノ若「しっかり攻め切れたと思う。いい相撲取ることだけ心がけてやっているので、いい形で出ている。今は1日1日気を引き締めることができている」
▽宝富士に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士「始まったばかりだが、初日が出てよかった。2日間、勝てないとこのままズルズルいってしまうかもと思ってしまう」
▽阿武咲に遠藤は、遠藤が押し倒し。
▽隆の勝に玉鷲は、玉鷲が突き出し。
☆玉鷲「よかったですね。(2連敗で)苦しかったけど、自分の相撲で勝つことができた」
▽霧馬山に阿炎は、阿炎が押し倒しで勝ちました。
☆阿炎「まわしを取られたらしつこい相撲をとられるんで、取らせないようにした。前に出る相撲がとれたと思います」
▽若隆景に明生は、若隆景が寄り切り。
☆若隆景「下からよく攻めれた。(3連勝で心境に変化は)特に。1日一番集中していきたい」
▽豊昇龍に大関 貴景勝は、豊昇龍がすくい投げ。角番の貴景勝は2連敗です。
豊昇龍新小結1勝「目指しているのはテッペン」貴景勝を大逆転初撃破 母国モンゴル料理で成長
☆豊昇龍「何より勝って良かったと思います。つかまえたかったので、差してつかまえて良かったと思います。(初日、2日目の)負けを気にせずに頑張っていきたいと思います」
▽大関 正代に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。角番の正代は初日から3連敗となりました。
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▽大栄翔に大関 御嶽海は、御嶽海が突き落としで勝って、横綱・大関でただ1人3連勝です。
新大関御嶽海、横綱大関陣で唯一初日から3連勝 好調大栄翔を突き落とし
★大栄翔「立ち合いは良かったけど、取られてしまって、さがりか分からないけど。そういうところを厳しくしないといけない。あそこをもっと突き放していって、回転のいい突っ張りで攻めたかった。気持ちの面は悪くないので明日からしっかりやっていきたい」
▽横綱 照ノ富士に宇良は、行司軍配差し違えで、照ノ富士が押し出しで勝ちました。
照ノ富士「優しさが出ちゃう」あわや勇み足 物言いついたが行司軍配差し違えで宇良に勝利
宇良、軍配差し違えで5年ぶり金星逃す「自分の相撲取りきることだけ意識」
八角理事長「膝痛めるのが嫌」照ノ富士古傷かばい右足踏み越す 物言いの結果、軍配差し違え辛勝
☆照ノ富士(土俵際は)「余裕はあったので、ちょっと優しさ出ちゃうというか。(宇良を押し倒すような形で)上に倒れてもいい状態だったんですけど。(前日2日目に初黒星)その日の一番に集中してやってますから、過ぎたことは過ぎたことでしか考えていないけど」
★宇良(軍配差し違えで金星を逃し土俵際は)「分からなかったですね。横綱を相手にどうこうより、自分の相撲をとろうと思っただけです」
照ノ富士「あす以降はもう少し落ち着いてやっていきたい」
3年前の九州場所以来となる初日からの3連勝とした豊山は「相撲内容がいい。体のバランスもいいし、勢いで相撲を取っているわけでもない。いけるところまでこのまま」と好調な結果に充実した様子でした。
40キロ以上の体重差がある碧山を押し込んで2勝目を挙げた若元春は「思い切り当たれてそのまま走れた」と振り返りました。
そのうえで立ち合いに失敗して敗れた初日の反省を生かせているとして「うまく切り替えられているのは28歳と、年をとったからですかね」と笑顔で話していました。
今場所初白星の志摩ノ海は14日まで人気漫画のデザインが施された化粧まわしを締めていましたが、15日は出身の近畿大学にちなんだ化粧まわしを締めました。
このことについて「春場所が2年ぶりの大阪開催で、大学の方も待っていたと思う。深い思い出があるのでつけたいなと思っていた」と話していました。
新関脇の阿炎は持ち味の突き押し相撲で2勝目を挙げ、「いい相撲が取れている。番付を意識しないようにすると相撲に集中できるので、それで自分の相撲が取れている。きょうのように前に出て勝った相撲を糧にしてあすからも頑張っていきたい」と気持ちを引き締めました。
新大関の御嶽海は、大栄翔を危なげない相撲で破り、初日から3連勝としましたが、3日続けて取材には応じませんでした。
14日、2日目にして黒星を喫した横綱・照ノ富士は、行司軍配差し違えで宇良に勝ちました。
辛くも勝利した照ノ富士は「余裕があった」と振り返ったうえで、14日の黒星からの気持ちの切り替えについて「その日の一番に集中してやっていて、過ぎたことは過ぎたことで考えている。あす以降はもう少し落ち着いてやっていきたい」と淡々と話していました。 「NHK WEB NEWS 2022年3月15日 21時46分」
ウェブニュースより
大相撲春場所2日目 横綱 照ノ富士 平幕の大栄翔に敗れ黒星 ―― 大相撲春場所は2日目。横綱 照ノ富士は平幕の大栄翔に敗れ早くも黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽荒篤山に一山本は新入幕の荒篤山がはたき込みで勝って幕内最初の白星を挙げました。
☆荒篤山「昨日よりも強く当たれたと思います。勝ちにこだわらずに強く当たることを意識したいです」
★一山本「どこかで引いてくると思って、引かせてついていこうと思ったが、上半身だけ(が突っ込む体勢)になってしまった。明日は対戦相手(錦木)が大きいので、思い切り当たって自分の相撲が取れればいい」
▽輝に天空海は輝が押し倒し。
▽栃ノ心に錦木は錦木が寄り切り。
▽豊山に千代丸は豊山が押し出し。
▽千代の国に琴勝峰は千代の国が突き落とし。
▽千代大龍に妙義龍は妙義龍が押し出しで勝ちました。
▽照強に琴恵光は琴恵光が寄り倒し。
☆琴恵光「落ち着いて最後まで自分の流れで相撲を取ることができた。いい流れで相撲を取れていると思います。(先場所は)守りに入っている部分もあったので、そこを意識していきたい」
▽碧山に翔猿は碧山が押し出し。
▽若元春に志摩ノ海は若元春が寄り切り。
☆若元春「今日は勝ててよかったなという感じですね。昨日は迷って変な立ち合いをした。明日からも思い切っていきたい」
▽佐田の海に高安は高安がすくい投げ。
☆高安「立ち合い当たって引いてしまったのは反省。まわしを取って落ち着いていた。(状態は)初日からしっくりきている」
▽隠岐の海に千代翔馬は千代翔馬が下手投げで勝ちました。
▽琴ノ若に宝富士は琴ノ若が押し出し。
☆琴ノ若「しっかり攻める相撲がとれたので、よかったと思います」
▽石浦に北勝富士は石浦が押し出し。
☆石浦「結果オーライですね。でも自己最高位で1番勝てたのでまた明日から頑張ります」
▽明生に遠藤は遠藤が上手投げ。
★明生「同じ左四つで、完敗です。本当にうまい、低い。勉強になります。」
▽豊昇龍に霧馬山は霧馬山が上手投げ。
☆霧馬山「最初からまわし取ろうと思ったけど離れちゃって、そこから相手を見て取った。(上手)取れなかったら負けていた」
★豊昇龍「初日は何もできなかったが、今日は動きもよかった。残念ながら負けてしまったけど、こういう負けは気にしない。明日からまた頑張ります」
▽阿武咲に若隆景は若隆景が寄り倒しで勝ちました。
八角理事長「体が小さい人は瞬発力だから。けれん味のない相撲」若隆景を高評価
☆若隆景「下からよく攻められたなと思います。よく前に出られたと思います。(関脇で連勝スタートは)特に意識はないです。自分の相撲に集中してやっていきたい」
★阿武咲「完全に立ち合い負けです。今日は今日なんで。明日からまた切り替えて頑張ります」
▽阿炎に玉鷲は阿炎が突き出し。
☆阿炎(関脇で初白星も)「今は番付を意識していないんで。この白星をつなげていきたい」
▽隆の勝に大関 正代は隆の勝が押し出しで勝ちました。角番の正代は2連敗です。
☆隆の勝「自分らしい、前に出る相撲を取り切れたと思います。足が出ていれば土俵際で逆転技も食らわない。そう思って足を出すことを意識しました」
▽新大関の御嶽海に宇良は御嶽海が押し出しで勝って連勝スタートです。
新大関御嶽海、業師宇良の足取りかわし2連勝 高田川親方「落ち着いていた。完璧」
★宇良(新大関が相手)「勝ちたいなと思って挑みました。いつか1回でも勝ちたいけど、なかなか勝たせてもらえないですね。一矢報いることができればと思って挑んでるんですけど、全然敵わないですね」
▽大関 貴景勝に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。角番の貴景勝は2日目で黒星を喫しました。
★貴景勝(初黒星も)「別に。明日も一生懸命やるだけです」
大栄翔に横綱 照ノ富士は大栄翔が送り出しで勝ちました。照ノ富士も2日目で今場所初黒星です。
大栄翔“キラー”発揮 横綱照ノ富士から2個目金星「勝てるのは不思議」三役復帰へ連勝発進
照ノ富士2日目に初黒星 大栄翔に送り出されて金星配給 先場所後のコロナ感染で調整遅れか
☆大栄翔(横綱照ノ富士に)「勝てたことはうれしいです。立ち合いもっとしっかり当たっていかないと、これから勝つことは厳しいと思います」
春場所2日目は1横綱2大関が敗れました。
力士談話
新入幕の荒篤山は初白星を挙げましたが「十両だった先場所、幕内の土俵で勝ったことがきょうよりも嬉しかった」と話した後、「きのうは強く当たれなかったので、きょうは強く当たれるように意識していた」と落ち着いて話していました。
ジョージア出身の栃ノ心は、ロシアによるウクライナへの侵攻について、ジョージアとロシアが武力衝突した過去を踏まえ「見ているのが悲しい。最悪だし、早く終わってほしい。平和がいちばんだ」と、神妙な面持ちで話していました。
兵庫県出身の妙義龍は、大阪での白星に「コロナ禍の中、わざわざ会場に足を運んでくれている。勝った姿を見せられるのはうれしい」と話していました。
志摩ノ海は、自身がファンだという人気漫画のデザインが施された化粧まわしを今場所から締めています。その化粧まわしについて「いろいろな人の縁があってできた化粧まわしで、つけてみると身が引き締まる思い。相撲の結果をしっかり出せるようにしたい」と話していました。
阿炎は、新関脇として初白星を挙げたものの「今は番付を意識していないのでこの白星を続けていきたい」と淡々と話していました。
もう1人の新関脇、若隆景は連勝スタートに「下からよく攻められた。自分の相撲に集中していきたい」とこちらも落ち着いていました。
大関 正代を破った隆の勝は「自分らしい前に出る相撲が取れた。足が出ていれば土俵際の逆転も食らわないと思っていたので、足を出していった」と振り返りました。
新大関 御嶽海は同学年の宇良を破って連勝しましたが、13日に続き取材に応じませんでした。
一方の宇良は「いつか1回でも勝ちたいと思っているが、勝てない。一方的にやられているので、もっと動けるように頑張りたい」と悔しさをにじませました。
平幕の逸ノ城は、大関 貴景勝に得意の四つ相撲で白星を挙げ「きょうのような相撲をやっていったらいい」と手応えを感じているようでした。
敗れた貴景勝は「あしたも一生懸命にやるだけ」とことば少なでした。
横綱 照ノ富士を破り、金星を挙げた大栄翔は「立ち合いで全然当たれず、下がった相撲だったが、そのあと、しっかり前に攻めることができた。体の調子がいいのかもしれない。勝てたことは本当にうれしい」と明るく答えていました。
一方、敗れた照ノ富士は取材に応じませんでした。 「NHK WEB NEWS 2022年3月14日 20時32分 」
ウェブニュースより
大相撲 春場所が初日 新大関 御嶽海が白星スタート ―― 大相撲春場所が初日を迎え、新大関の御嶽海は平幕の逸ノ城に勝って白星でスタートしました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に一山本は一山本が寄り切りで勝ちました。
☆一山本「(春場所は)入門してから負け越していないのでいいイメージがある。(大阪は)たこ焼きがおいしいかなと。とりあえず幕内の尻にいるので早い段階で勝ち越せるように頑張りたい」
▽錦木に新入幕の荒篤山は錦木が押し出し。
☆錦木「(返り入幕の場所で)幕内で初日から1勝できたのはうれしい。緊張はしたけど、稽古した通りやれば大丈夫かなと思った。10場所ぶりなので、幕内ずっとキープして上位を目指せるように頑張ります」
★荒篤山「明日からもっと立ち合いで強く当たれるように頑張ります。(新入幕の)意識は特にはないですけど時間が読めなかった。また明日からしっかり切り替えてやっていきたい」
▽天空海に栃ノ心は栃ノ心が押し倒し。
▽豊山に千代の国は豊山が押し出し。
☆豊山「(初場所後に新型コロナウイルスに感染)ちょっと不自由な生活が続いたけど、それはそれでしょうがない。とりあえず勝ち越したい。欲を出して、その上もいけたらいいと思っている」
▽千代丸に琴勝峰は琴勝峰が押し出し。
☆返り入幕の琴勝峰は「動きのある相手だとわかっていたので、相手をよく見て、思ったとおりに体が動いてよかった」と冷静に振り返りました。
▽琴恵光に千代大龍は千代大龍がつり出しで勝ちました。
▽妙義龍に照強は照強が引き落とし。
▽志摩ノ海に碧山は碧山が寄り切り。
▽翔猿に若元春は翔猿が押し倒し。
▽千代翔馬に佐田の海は千代翔馬が首投げ。
▽高安に隠岐の海は高安が上手投げで勝ちました。
▽北勝富士に琴ノ若は琴ノ若が寄り切り。
★北勝富士「立ち合い遅れて、相手のペースになってしまった。(相手の琴ノ若が)押しづらい。体が柔らかいので。もっと芯を押せるようにやっていかないといけない」
▽宝富士に石浦は宝富士がはたき込み。
☆近畿大学出身の宝富士は2年ぶりの大阪開催に「久しぶりの大阪で緊張もあったが、相手を見て相撲を取れた。場所を少しでも盛り上げられたらと思う」と明るく答えていました。
▽霧馬山に遠藤は霧馬山が寄り切り。
▽隆の勝に明生は明生が上手出し投げ。
☆明生「よかったと思います。(立ち合い)鋭くいこうと、気持ちでした」
▽阿武咲に新関脇の阿炎は阿武咲が押し出しで勝ちました。
☆阿武咲は「しっかり集中できているし、地に足がついている。1番1番集中してやるだけ」と冷静に話していました。
★敗れた阿炎は「あすから、また1からやり直さないといけない。落ち込んでいる暇はない」と落ち着いて話していました。
▽新関脇の若隆景に玉鷲は若隆景が突き落とし。
☆若隆景「押し込まれたので、明日からも下から(攻める)って意識を持って頑張りたいと思います。(新関脇の場所だが)特にそういう意識はない。一番一番自分の相撲に集中したい」
▽逸ノ城に新大関の御嶽海は、御嶽海が押し出しで勝って大関の初日を白星で飾りました。
▽宇良と大関 貴景勝は貴景勝が押し出し。
☆今場所を角番で迎えた兵庫県出身の大関 貴景勝は大阪府出身の宇良に勝ち「全力を出すことを考えてやった。始まったばかりなので、あまり何も考えずにいきたい」と淡々と答えていました。
★一方、敗れた宇良は「元気な姿を見てもらえるように頑張りたいと思う」と地元の場所での奮起を誓いました。
▽大関 正代と大栄翔は大栄翔が押し出し。
☆三役から転落し、前頭筆頭で臨む大栄翔は大関 正代を破り「久々の大阪でいい雰囲気を味わいながらいい相撲をとれてよかった。1場所で絶対に三役に戻るという気持ちで来ているので、ここからしっかり頑張っていきたい」と気合い十分でした。
角番の大関2人、貴景勝は勝ちましたが、正代は敗れました。
▽横綱 照ノ富士に新小結の豊昇龍は、照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
☆横綱 照ノ富士は「落ち着いて取れた。2年前の大阪での場所は十両だったので、大阪の方々に横綱の姿を見せられてよかった。今場所も集中していきたい」と話していました。
春場所は新型コロナウイルスの影響でおととしは無観客で、去年は東京で行われ、ことしは3年ぶりに大阪で観客を入れて開催されます。
大阪では3年ぶりに観客を入れて春場所開催
大阪で3年ぶりに観客を入れて行われる大相撲春場所が13日初日を迎え、開催を待ち望んでいた多くのファンが会場を訪れました。
大相撲春場所は、毎年、大阪市浪速区の大阪府立体育会館で行われてきましたが、新型コロナウイルスの影響でおととしが無観客、去年が東京での開催となりました。
ことしは会場の定員数を通常の75%、5500人程度としたうえで、座席での食事を禁止するなどの感染対策を取って、大阪で3年ぶりに観客を入れて行われることになりました。
初日の13日は、開催を待ち望んでいた多くのファンが続々と会場を訪れ、久しぶりとなる大阪での相撲観戦を楽しみにしていました。
このうち大阪 寝屋川市の女性は「力士の姿を見ることができて春が来たなと感じる。地元出身の宇良に期待しているので、拍手で応援したい」と話していました。
また、京都から家族で見に来た小学5年生の男の子は「現地で観戦するのは初めてなので楽しみ。迫力や音を感じたい」と話していました。
さらに、小学生のときから大相撲のファンだという大阪 河内長野市の70代の男性は「楽しみで昨夜は3時間しか寝られなかった。荒れる大阪場所らしく、最後まで分からない優勝争いを期待したい」と話していました。
ことしの春場所は、観客の数を制限する一方で、チケットを持っていなくてもタオルなどのグッズを買うことができるコーナーを初めて設けるなど、新たなファンサービスも始まっています。
日本相撲協会 八角理事長「ファンが待っていてくれた感じ」
日本相撲協会の八角理事長は、2年ぶりの大阪開催となった春場所について「ファンが待っていてくれたという感じがする。2年もたつと幕内の顔ぶれもだいぶ変わるが忘れられないでよかった」と話していました。
初日を白星でスタートした新大関の御嶽海については「立ち合いに思い切りがなく、ちょっと緊張していた。ただ最初は内容よりも勝つことが大事でまた、あすから自分の力を出し切ればいい」と述べました。
そのうえで自身の経験を踏まえて「優勝の経験と、大関として戦うのはまた違う。関脇以下の時は思い切りやって優勝できたが、大関としての緊張感の中で、難しい地位で優勝するのはまた違う」と話していました。
尾上親方が新型コロナに感染 春場所休場
大相撲の尾上親方が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、13日から始まった春場所を休場することになりました。
尾上部屋では力士2人の新型コロナウイルスの感染が確認されていましたが、元小結 濱ノ嶋の尾上親方が検査の結果、新たに陽性と判明したということです。
尾上親方は13日から大阪で始まった春場所を休場することになりました。
尾上部屋では所属する力士13人全員が春場所を休場しています。 「NHK WEB NEWS 2022年3月13日 20時53分 」
sechin@nethome.ne.jp です。
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