ウェブニュースより
約33年ぶりの「優勝力士は霧島」に自らのしこ名継がせた陸奥親方も思わず「アッパレ!」 ―― <大相撲九州場所>◇千秋楽◇26日◇福岡国際センター
師匠も思わずアッパレ! 大関霧島(27=陸奥)の2度目の優勝に、師匠で自らのしこ名を継がせた陸奥親方(64=元大関霧島)も、手放しで喜んだ。
「幕内最高優勝は大関霧島」-。このアナウンスが館内に響くのは、91年初場所を14勝1敗で制した当時の大関霧島(現陸奥親方)以来、約33年ぶりのこと。報道陣にそのことを伝えられると陸奥親方は「アッパレ!」と発した。
稽古量と性格の素直さが、大関まで昇進できたと分析する陸奥親方。入門から若い衆の頃には「何回も(故郷のモンゴルへ)帰れ、と言ったけど、本人が我慢してきて良かった。オレのためじゃない、本人のためにね」と話した。そんな時代を思い返しつつ、ここまで優勝2回の大関が、いよいよ綱とりに挑むことについて「こんなになるとは思っていなかった。いい親孝行。自分(霧島本人)のお父さん、お母さんも喜んでいるでしょう。オレに対しても親孝行みたいなもの」と師弟愛を感じ取った。
今場所は3連勝スタート後、連敗こそしなかったが6回目までに2敗を喫した。「足が出ていた(初日からの)3番はいい相撲だったけど、それから3番は足が出なかった。『自分の相撲を取って負けたなら仕方ない』と言った」というアドバイスも功を奏した。
体の頑丈さも自慢の弟子だ。新大関だった今年7月の名古屋場所は直前のケガで初日から3日間は休場。4日目から出場したが、6勝を挙げるにとどまり負け越し(6勝7敗2休)た。そのころを振り返り「アレは焦った。でも治りが早い。以前に膝をやった時も無理かなと思っていたら、サポーターもしなかった」と無事コレ名馬のような弟子を褒めた。
自身が成し得なかった横綱昇進の夢を、愛弟子に託す陸奥親方。「ケガには気をつけて相当、稽古しないといけない。オレは30を過ぎての(大関昇進と優勝)だったけど(弟子の霧島は)もっと若い。ゆっくりしていられないから(場所後も)すぐに体を動かして」と休む間もなく稽古で汗を流す。「もう1つ、上(の番付)に行くにはもっと(稽古を)やらないと」と満願成就のための二人三脚が続く。 【日刊スポーツ 2023年11月26日21時14分】
ハマス、戦闘休止延長示唆 パレスチナ人釈放拡大が条件 ―― 【フランクフルト=林英樹】イスラム組織ハマスは26日夜、「イスラエルが拘束するパレスチナ人の釈放人数を増やす真剣な努力がなされた場合」という条件付きで、戦闘休止期間の延長を求めるとの声明を発表した。戦闘休止は27日まで4日間の予定だが、イスラエルとハマスは新たに10人ごとの人質解放で休止を1日延ばすことで合意している。
ロイター通信によると、イスラエルのネタニヤフ首相は26日夜、バイデン米大統領と電話協議し「人質全員の確実な解放に向けて引き続き努力する」ことを確認したという。
イスラエルとハマスは22日、パレスチナ自治区ガザの戦闘を4日間休止し、ハマスが50人の人質を解放することで合意した。条件としてイスラエル側は拘束するパレスチナ人の捕虜150人を釈放する。併せて燃料や食料などの支援物資をガザに搬入することも約束した。
戦闘休止3日目の26日には、人質のうちイスラエル人14人、外国人3人が赤十字に引き渡された。代わりにイスラエル側は39人のパレスチナ人を解放した。イスラエルの医療機関によると、25日までに解放されたタイ人とフィリピン人の人質は順調に回復しているという。
ネタニヤフ首相は26日、10月7日のハマスによる奇襲以降、初めてガザを訪問した。ハマスの地下トンネルを視察し、イスラエル軍の兵士らに声をかけたという。ネタニヤフ氏は「最後までやり遂げるつもりだ。我々を止めるものは何もない」と語った。 【日本經濟新聞2023年11月27日 6:31】
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