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ウェブニュースより
 ウクライナ大統領、対ロシア反転攻勢「成功の準備ある」 ―― 【ベルリン、パリ=時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、近く見込まれているロシアに対する反転攻勢について「成功する準備がほぼできている」と述べた。訪問先のベルリンで、ドイツのショルツ首相との会談後、共同記者会見で語った。

 両首脳は、ロシアの侵攻を巡る情勢について協議した。ゼレンスキー氏は、ドイツによる27億ユーロ(約4000億円)規模の追加兵器支援について「非常に重要で強力だ」と謝意を表明。ショルツ氏も「今後数年間の支援を確実にする」と語り、長期的に支えると約束した。
 ぜレンスキー氏は和平交渉についても意見を交わしたと述べ「ショルツ首相と同じ立場にある」と説明した。ショルツ氏は「ウクライナには和平の準備があるが、単なる戦闘の凍結やロシア側が一方的に形成する和平のことではない」と訴えた。
 ゼレンスキー氏の訪独はロシアによるウクライナ侵攻後初めてで、シュタインマイヤー独大統領とも会談した。その後、パリに移動し、フランスのマクロン大統領とのワーキングディナーに臨んだ。仏大統領府によると、主な議題はフランスによるウクライナへの軍事・人道支援。これに先立つ13日のイタリア訪問では、メローニ首相やフランシスコ・ローマ教皇らと相次ぎ面会した。
 ドイツ政府は13日、27億ユーロ規模の新たな軍事支援で、歩兵戦闘車「マルダー」20両や対空防衛システム「IRIS-T4基などを供与すると発表していた。    【日本經濟新聞 2023514 21:15 (2023515 7:05更新)

 
【名人戦】藤井竜王が初黒星「考えても分からなかった」渡辺明名人に攻めの強手は暗中模索の一手 ―― 将棋の藤井聡太竜王(王位・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が渡辺明名人(39)に挑戦する第81期名人戦7番勝負第3局が1314の両日、大阪府高槻市「高槻城公園芸術文化劇場」で行われ、先手の渡辺が藤井を破った。シリーズ対戦成績は藤井の2勝1敗。4連覇を狙う渡辺が反撃の1勝を挙げた。藤井は最年少名人&7冠に足踏みするかたちとなった。第4局は2122日、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で行われる。

 静かに敗戦を受け入れた。最終盤にがっくりと前方に首を折り、うなだれるシーンの回数は、明らかに少ない。終局後、藤井は「攻めにいく将棋を選んだが、攻めが細い形だった。どういう指し方がいいか、考えても分からなかった」と冷静に振り返った。
 詰むや詰まざるやの変化を含む両者の深い読みがぶつかる中、藤井が攻めの強手を放った。64手目、大駒の角を切り、勝負に出た。「どういう手の組み合わせでいくか。攻めがよかったのかも分からなかった。違う手を選ばなければいけなかったかな」。攻めの姿勢は貫いたが、暗中模索の一手だったことを明かした。
 藤井は上部からの攻めに対し、厚みがある「雁木(がんぎ)」に組んだ。一方で渡辺はエース戦法「矢倉」に進めた。「先手矢倉」VS「後手雁木」。2日目の昼食休憩を前に一気に激しい展開になり、「矢倉」「雁木」の戦型は崩れた。一時、藤井が会心の指し回しでリードを奪ったが、激しい攻防戦の中、渡辺が逆転を許した。
https://www.youtube.com/watch?v=799Zlb6F7rA
 これで渡辺との公式戦の対戦成績は18勝4敗。圧倒的な勝率だが、たった一手で勝敗の流れが変わり、シリーズの「流れ」が変わることもある。谷川浩司17世名人(61)が持つ21歳2カ月の名人獲得最年少記録の40年ぶりの更新と、羽生善治九段(52)以来となる史上2人目の7冠に足踏みするかたちとなった。
 名人戦と同時進行するかたちで菅井竜也八段と叡王戦5番勝負を戦う。名人、叡王戦のダブルタイトル戦では大きく棋風の異なる相手、持ち時間も違う対局となる。ハードスケジュールは続くが、第4局へ向け「中終盤での読みが足りなかった。しっかりと修正し、臨みたい」。タイトル戦では、いまだに連敗がない。    [日刊スポーツ 20235142025]

 北の富士さんが夏場所初日のNHK解説を“休場” 実況の佐藤洋之アナ「ご都合でお休み」と説明 ――<大相撲夏場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館
 元横綱
の北富士勝昭さん(81)が、今場所初日のNHK解説を休んだ。
 
 幕内土俵入り後のNHKのテレビ中継で、実況の佐藤洋之アナウンサーが「解説は、北の富士さんがご都合でお休み、今場所、初日は正面は舞の海秀平さん、向正面は元若の里の西岩親方です」と説明した。    [日刊スポーツ 20235141614]

 4場所連続休場から復帰の横綱照ノ富士は逆転のすくい投げで白星 かど番大関貴景勝も白星発進 ――<大相撲夏場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館
 途中休場した昨年秋場所を含め4場所連続休場から復帰の横綱照ノ富士は、小結正代に押し込まれながら、土俵際で逆転のすくい投げを決めた。

 かど番の大関貴景勝は、東前頭筆頭の阿炎を左おっつけから押し出し、初日を白星で飾った。

 先場所、12勝3敗で初優勝を飾り、今場所大関とりがかかる関脇霧馬山は、西前頭筆頭の翠富士を肩すかしで破り、白星発進した。

 幕内に復帰の朝乃山は、千代翔馬を得意の右四つから力強く寄り切った。
     
日刊スポーツ 2023514183]


 

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